ワールドレポート

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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Tokyo <東京>

東京の記事一覧

「反戦」をテーマとする不穏な名作『緑のテーブル』をスターダンサーズ・バレエ団が14年ぶりに再演する!

ワールドレポート/東京坂口 香野スターダンサーズ・バレエ団 小山久美総監督にきくクルト・ヨースの名作『緑のテーブル』を、スターダンサーズ・バレエ団が14年ぶりに再演する。ヨースはドイツ表現主義ダンスの草分け的存在で、ピナ・バウシュの師としても知られ、この作品はナチス政権誕生直前の1932年にパリで初演された。舞踊史に残る名作とされながら、上演条件の厳しさから、世界的にも上演回数は決して多くなく、日

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2019/02/15掲載

『ラ・バヤデール』を新たに改訂し活き活きとしたヴァージョンとして上演、谷桃子バレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi谷桃子バレエ団『ラ・バヤデール』高部尚子:演出・改訂振付、マリウス・プティパ:原振付谷桃子バレエ団の新春公演2019『ラ・バヤデール』原振付、マリウス・プティパ、演出・改訂振付、高部尚子を観た。それは谷桃子バレエ団の伝統となっている、スラミフィ・メッセレルがボリショイ・バレエ版を持ち込み、谷桃子、望月則彦が改訂を加え

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2019/02/12掲載

造形力に富んだ素晴らしいイマジネーションに感心した、中村恩恵の新作『火の鳥』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団ニューイヤー・バレエ 『レ・シルフィード』ミハイル・フォーキン:振付、『火の鳥』中村恩恵:振付、『ペトルーシュカ』ミハイル・フォーキン:振付恒例となっている新国立劇場バレエ団の「ニューイヤー・バレエ」は、『レ・シルフィード』『ペトルーシュカ』のフォーキン振付作品と、中村恩恵の新作『火の鳥』の世界初演

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2019/02/12掲載

楽しく、アメージングな『くるみ割り人形』を演出した、NBAバレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi SekiguchiNBAバレエ団『くるみ割り人形』久保綋一:演出・芸術監督NBAバレエ団は独自のヴァージョンの『くるみ割り人形』を、毎年年末に上演している。2018年も拠点を持つ所沢市と東京、池袋の芸術劇場で上演した。冒頭に、ドロッセルマイヤー(マシモ・アクリ)の甥クリストフと、彼に憧れを抱いているクララ(大島淑江)の前年のパーティー

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2019/02/12掲載

渡辺謙主演、トニー賞4部門受賞『王様と私』のウエストエンド上演の映像が3日間特別上映される

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi©Matthew Murphy渡辺謙が1860年代初頭のシャム(タイ)の王様に扮して歌って踊る『The King and I 王様と私』は、2015年にブロードウェイで上演されトニー賞4部門を受賞した。さらに2018年にはミュージカルの聖地とも言われるロンドン、ウエストエンドで上演されて喝采を博している。そのパラディ

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2019/02/08掲載

始動! 東京バレエ団コレオグラフィック・プロジェクト2019 スタジオ・パフォーマンス鑑賞記

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi「ダンサー出身の振付家」はたくさんいるけれど、ダンス経験なしで振付家になれる人はまずいない。つまり、「動ける体」をもつダンサーに、創作の機会と発表の場が与えられなければ、振付の才能の芽は育ちにくいといえるだろう。東京バレエ団では、ダンサーたちが創作に取り組む「The Tokyo Ballet Choreographic

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2019/01/29掲載

<白井晃さん・首藤康之さんの開幕直前対談> サルトルの『出口なし』、白井晃演出、首藤康之、中村恩恵、秋山菜津子の出演により間も無く開幕

ワールドレポート/東京----『出口なし』初日は1月25日ですが、稽古はいかがですか。白井 12月に集中的に稽古して、年末年始、ちょっとインターバルがあったんですが、また昨日から再開して、もう一気呵成に。首藤 昨日からでしたね、じゃあ意外と進みましたね。----白井さんはダンサーの方とのお仕事も多いですね。白井 そうですね。80年代くらいから日本のコンテンポラリー・ダンスや海外から招聘されたダンス

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2019/01/24掲載

ダンスという強烈な「呪い」、やはり、ひとりでは見ないほうが......。ルカ・グァダニーノ監督による再構築版『サスペリア』がまもなく公開!

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi「決してひとりでは見ないでください」1977年、このキャッチコピーで一世を風靡した、ダリオ・アルジェント監督の『サスペリア』。ショッキングで忘れがたい美しさをもつホラーの名作として『エクソシスト』『オーメン』などと並び称されてきた。前作『君の名前で僕を呼んで』で高い評価を受けたルカ・グァダニーノ監督によるリメイク版『サス

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2019/01/19掲載

新国立劇場オペラ、バレエ、演劇 3部門の2019 /20シーズンのラインナップが発表された

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi小川絵梨子演劇芸術監督、大野和士オペラ芸術監督、大原永子舞踊芸術監督新国立劇場オペラ、バレエ、演劇 3部門の2019 /20シーズンのラインナップが1月17日に発表された。オペラ芸術監督の大野和士に続いて、大原永子バレエ芸術監督がマイクを取って新シーズンの予定を説明した。大原芸術監督は、これまで<ダンサーの育成><観

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2019/01/19掲載

ナタリア・マカロワ版『ラ・バヤデール』のライヴビューイングがいよいよ上映される!

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi英国ロイヤル・バレエの2018/19シネマシーズンは、昨年の『うたかたの恋』から始まっており、1月18日より『ラ・バヤデール』の上映が全国で順次始まる。周知のように、英国ロイヤル・バレエの『ラ・バヤデール』はナタリア・マカロワ版で、最後の寺院崩壊まで描かれている希少ヴァージョンである。セルゲイ・ヴィハレフが2002年

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2019/01/12掲載

生き生きとした人々、闊達な踊り、渾然とした艶やかな色彩、この上なく楽しい『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiマリインスキー・バレエ『ドン・キホーテ』マリウス・プティパ:振付、アレクサンドル・ゴールスキー:改訂振付マリインスキー・バレエ団が3年ぶりに来日公演を行った。今回は、「日本におけるロシア年」の中枢イベントであり、マリウス・パウティパ生誕200年に当たり、ロシアでもこのクラシック・バレエの巨匠に関する様々にベントが行わ

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2019/01/10掲載

選りすぐりのレパートリーを堪能した―マリインスキー・バレエ「マリインスキーのすべて〜スペシャル・ガラ〜」

ワールドレポート/東京梶 彩子 text by Ayako KajiThe Mariinsky Galaマリインスキー・バレエ「マリインスキーのすべて〜スペシャル・ガラ〜」東京文化会館でマリインスキー・バレエのガラ公演「マリインスキーのすべて〜スペシャル・ガラ〜」を鑑賞した。マリインスキー・バレエのレパートリーの中から、プティパやフォーキン、バランシンらの傑作から、マーネンやゴーティエらのヨーロッ

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2019/01/10掲載

永久メイの踊りの美しい流れに思わず感じ入ってしまった『白鳥の湖』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiマリインスキー・バレエ『白鳥の湖』マリウス・プティパ、レフ・イワノフ:振付、コンスタンチン・セルゲイエフ:改訂振付・舞台監督マリインスキー・バレエの『白鳥の湖』は、プティパ、イワノフ版に基づいて1950年に初演されたものが受け継がれている。おそらくこのヴァージョンが一つのスタンダードと目されて、世界中で多く上演されて

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2019/01/10掲載

プロコフィエフの名曲と共鳴する振付・演出、愛の奇蹟を見事に表した『シンデレラ』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiキエフ・バレエ ータラス・シェフチェンコ記念ウクライナ国立バレエー『シンデレラ』ヴィクトル・リトヴィノフ:振付・演出キエフ・バレエータラス・シェフチェンコ記念ウクライナ国立バレエーが来日し、『シンデレラ』『くるみ割り人形』『白鳥の湖』という3作の全幕バレエを全国21公演を行なった。中でも『シンデレラ』は、1990年と

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2019/01/10掲載

技法やスタイルの異なる作品を見事に踊り分けたダンサーたちに感心、東京バレエ団<20世紀の傑作バレエ 2>

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団〈20世紀の傑作バレエ 2〉『スプリング・アンド・フォール』ジョン・ノイマイヤー:振付、『イン・ザ・ナイト』ジェローム・ロビンズ:振付、『小さな死』イリ・キリアン:振付、『ボレロ』モーリス・ベジャール:振付古典名作だけでなく優れた現代作品の上演にも定評のある東京バレエ団が、20世紀後半にバレエの世界を刷新した

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2019/01/10掲載

歌舞伎や文楽の技法を巧みに採り入れバレエと融合させたベジャールの傑作『ザ・カブキ』、初演の「香り」を大切に上演された

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団『ザ・カブキ』モーリス・ベジャール:演出・振付東京バレエ団がモーリス・ベジャールの『ザ・カブキ』を2年振りに上演した。東京バレエ団から委嘱を受けたベジャールが、「仮名手本忠臣蔵」を基に、作曲家の黛敏郎とコラボしながら、歌舞伎や文楽の技法や所作を巧みに採り入れて創り上げた傑作で、1986年の初演以来、日本の伝統

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2019/01/10掲載

木村優里と渡邊峻郁による素晴らしいグラン・パ・ド・ドゥ、イーグリング版『くるみ割り人形』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『くるみ割り人形』ウエイン・イーグリング:振付2017年11月に初演した新国立劇場バレエのウエイン・イーグリング振付『くるみ割り人形』が、今年も上演された。初演は小野絢子、福岡雄大のペアで観たので、今回は木村優里(クララ・こんぺい糖の精)と渡邊峻郁(ドロッセルマイヤーの甥、くるみ割り人形、王子)のコ

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2019/01/10掲載

太田朱音、山本達史、中川郁が踊った楽しく明快な物語、牧阿佐美バレヱ団『くるみ割り人形』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団『くるみ割り人形』レフ・イワーノフ:振付、三谷恭三:演出・改訂振付牧阿佐美バレヱ団の『くるみ割り人形』は、レフ・イワノフの振付に基づいて、芸術監督の三谷恭三が演出・改訂振付を行なっている。私は金平糖の精/太田朱音、王子/山本達史、雪の女王/中川郁というキャストで観た。(他日は織山万梨子・清滝千晴・青山

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2019/01/10掲載

米沢唯と渡邉峻郁が踊った二つのパ・ド・ドゥが印象に残った、新国立劇場バレエ団の『不思議の国のアリス』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『不思議の国のアリス』クリストファー・ウィールドン:振付バレエ『不思議の国のアリス』は2011年にルイス・キャロルの同名の小説(1865年)に基づいて、クリストファー・ウィールドンが英国ロイヤル・バレエ団に振付けたもので、作曲はジョビー・タルボット、台本はニコラス・ライトだった。このバレエは少女の夢

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2018/12/10掲載

切なく甘美なデュットとともにジークフリート王子の悲劇を描いたクランコ版『白鳥の湖』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko SasakiTHE STUTTGART BALLET シュツットガルト・バレエ団"Swan Lake" John Cranko 『白鳥の湖』ジョン・クランコ:振付ドラマティック・バレエの名門、シュツットガルト・バレエ団が、3年振り11度目の日本公演を行った。同団は、この9月、長年にわたってプリンシパルとして活躍したタマシュ・デートリ

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2018/12/10掲載

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