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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Tokyo <東京>

東京の記事一覧

ダンサーたちの熱気が生んだ素晴らしい舞台、吉田都新舞踊芸術監督が就任した新国立劇場バレエ団『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『ドン・キホーテ』マリウス・プティパ、アレクサンドル・ゴルスキー:振付、アレクセイ・ファジェーチェフ:改訂振付ガマーシュは見事なずっこけが決まり、サンチョ・パンサは2度、3度と宙に舞い、キトリの父親ロレンツォは怒って娘と床屋の若者を引き離す、ドン・キホーテは幻のドゥルシネアをひたすら崇拝する・・・。

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2020/11/10掲載

文筆を通じて思考を深め、精神と拮抗するよう肉体を鍛え、究極の行動を起こした三島由紀夫を描いた『M』、ダンサーの意欲が溢れる充実した舞台だった

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団『M』モーリス・ベジャール:振付/美術・衣裳コンセプト© Kiyonori Hasegawa東京バレエ団が、三島由紀夫の没後50周年を記念して、モーリス・ベジャールが三島の生涯や文学、美学をモチーフに創作した『M』(1993年初演)を10年ぶりに上演した。『ザ・カブキ』(1986年)、『舞楽』(1988年)に

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2020/11/10掲載

中川郁と水井駿介というフレッシュな組み合わせによる『眠れる森の美女』、牧阿佐美バレヱ団

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団『眠れる森の美女』テリー・ウエストモーランド:演出振付(マリウス・プティパ版に基づく)水井駿介、佐藤かんな 撮影/鹿摩隆司(すべて)新型コロナ感染拡大のために3月に『ノートルダム・ド・パリ』、6月には『ロメオとジュリエット』の公演を中止せざる得なかった牧阿佐美バレヱ団が、テリー・ウエストモーランド版『

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2020/11/10掲載

KAAT『星の王子さま』開幕直前! 森山開次×酒井はな=インタビュー

ワールドレポート/東京インタビュー=坂口 香野優れたダンス作品を数多く世に送り出してきたKAAT 神奈川芸術劇場。コロナ後、劇場が再開して最初のダンス公演となるのが、11月11日に初日を迎える『星の王子さま‐サン=テグジュペリからの手紙‐』だ。コンテンポラリー・ダンスでは異例の大空間を駆使した新作となる。演出・振付+蛇役で出演する森山開次と、物語の鍵をにぎるバラ役の酒井はなに、作品のみどころや進行

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2020/11/09掲載

吉田都新国立劇場バレエ団舞踊芸術監督がシーズン開幕の前日に記者会見を行った

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi撮影:阿部章仁新型コロナ禍であらゆる劇場芸術の予定が断絶されたなか、少しづつ足どりは鈍いながらバレエ公演が開催されてきている。国立のオペラ劇場に所属する新国立劇場バレエ団も、新任の舞踊芸術監督吉田都の元いよいよグランド・バレエ『ドン・キホーテ』の幕を開ける。その初日を前日に控えて、吉田都監督が開幕直前記者会見を行い、

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2020/10/23掲載

森山未來『「見えない/見える」ことについての考察』初日レポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi森山未來による朗読+ダンスの新感覚パフォーマンス『「見えない/見える」ことについての考察』の全国ツアーが始まっている。10月14日、横浜赤レンガ倉庫で行われたゲネプロと初日の模様を取材した。©︎ RYUYA AMAO(すべて)©︎ RYUYA AMAO劇場を入ると、イヤホンガイドが配られる。観客は森山の肉声とスピーカーか

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2020/10/19掲載

いよいよ公演を再開するKバレエカンパニー、『海賊』のゲネプロをレポートする

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi熊川哲也芸術監督が率いるKバレエカンパニーが、コロナ禍による約半年の活動休止期間を経て『海賊』で公演を再開し、Bunkamuraオーチャードホールで10月15日に初日を迎えた。その前夜、映像収録を兼ねた公開ゲネプロが行われた。拍手も、もちろんブラボーもなしだったけれど、キャスト・スタッフ全員の熱い思いが形になり、見守る報

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2020/10/17掲載

「創作のプロセスに関わる」ダンスの新しい楽しみ、「DaBYコレクティブダンスプロジェクト」第1回トライアウト・レポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi横浜・馬車道のダンスハウスDance Base Yokohama(愛称DaBY、デイビー)では、異ジャンルのクリエイターが協働で新しい作品をつくる「DaBYコレクティブダンスプロジェクト」が動き出している。振付・演出を務めるのは、DaBYのアソシエイトコレオグラファーであり、振付家・ダンサーとして国際的に活躍する鈴木竜。

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2020/10/17掲載

踊る喜びとエネルギーが弾けるように踊られた、東京バレエ団ワシーリエフ版『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団『ドン・キホーテ』ウラジーミル・ワシーリエフ:演出・振付新型コロナの影響で公演の中止を余儀なくされていた東京バレエ団が、『ドン・キホーテ』で本格的な活動を再開した。東京バレエ団の『ドン・キホーテ』は、ボリショイ・バレエのトップダンサーとして活躍し、ボリショイ劇場の総監督も務めた大御所、ウラジーミル・ワシーリエ

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2020/10/12掲載

堀内充がインスピレーションを受けた芸術家にまつわる3作品を上演、「バレエ コレクション 2020」

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi堀内充バレエ コレクション2020『PAS DE SIX and TARANTELLA from NAPOLI act III』、WEST SIDE STORY「シンフォニック・ダンス」、『月光』堀内充:振付堀内充が主宰する「バレエ コレクション 2020」は、5月公演を予定していたが、新型コロナ禍により4ヶ月延期の

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2020/10/12掲載

有馬えり子(有馬龍子記念京都バレエ団代表)=インタビュー

ワールドレポート/東京インタビュー=関口紘一有馬龍子記念京都バレエ団代表、京都バレエ専門学校校長として、パリ・オペラ座バレエ団と多くの交流を重ねてきた有馬えり子。1000年の都、京都の伝統文化とクラシック・バレエのコラボレーションにより、新しい日本のバレエの展望を開く試みを聞いた。――2018年11月の京都バレエ団公演で『屏風』を観せていただき、大変面白かったのですが、同時に上演されました『京の四

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2020/10/10掲載

全国に配信される『ドン・キホーテ』でキトリを踊る新国立劇場バレエ団プリンシパル、米沢唯=インタビュー

ワールドレポート/東京インタビュー=関口紘一――『竜宮 りゅうぐう』は久しぶりに観客を入れた公演でしたがとても良い舞台でした。新型コロナウイルス感染拡大により、バレエの舞台が中止になってからはいつ以来の本番でしたか。© Takuya Uchiyama米沢 お客様の前では今年2月末の『マノン』以来です。ただ、3月には無観客で「Dance to the Future」を上演しています。――一時は、これ

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2020/10/08掲載

森山未來の新感覚朗読パフォーマンス『「見えない/見える」ことについての考察』の全国ツアー

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi森山未來が、声と身体表現による新感覚朗読パフォーマンス『「見えない/見える」ことについての考察』の全国ツアーを行う。ソロ公演としては初の全国ツアーで、10月14日の横浜赤レンガ倉庫1号館を皮切りに、長野、愛知、長崎など7か所38公演を敢行する予定だ。これに先立ち、9月16日に都内で合同取材会が行われた。本作は、2017年

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2020/09/24掲載

バレエを愛する方にこそ観てほしい映画です 『ミッドナイトスワン』内田英治監督インタビュー

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi9月25日に全国公開される映画『ミッドナイトスワン』。故郷を離れ、東京で女性として生きるトランスジェンダーの凪沙(なぎさ)と、育児放棄にあっていた少女・一果(いちか)との間に生まれる愛情を描いたふしぎな疑似家族の物語であり、本格的なバレエ映画でもある。主演は草彅剛。心身に葛藤を抱える凪沙を、透明感あふれる存在感で演じてい

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2020/09/19掲載

飯島望未のトーク&ダンスを身近に感じた「ダンサー 言葉で踊る」レポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi8月27日、横浜・馬車道のダンスハウスDance Base Yokohama(DaBY)で、ヒューストン・バレエ団のプリンシパルであり、シャネルのビューティ・アンバサダーを務めるなどファッションの世界でも活躍する飯島望未をゲストに迎えたトークイベント「ダンサー 言葉で踊る」が開催された。「ダンサー 言葉で踊る」は国内外で

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2020/09/10掲載

プッチーニによるイタリアオペラの傑作『トゥーランドット』をヴェロネージが指揮し、大島早紀子が演出・振付ける!

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiイタリアオペラの名匠、アルヴェルト・ヴェロネージが指揮し、H・アール・カオス率いる大島早紀子が演出・振付を行うプッチーニの傑作『トゥーランドット』が上演される!新型コロナ禍で活力を失っている劇場芸術界に、久しぶりにビッグニュースが伝えられた。10月17日より順次行われるこの公演は、国内の複数の団体が総力を上げて取り組

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2020/09/10掲載

シェイクスピア『じゃじゃ馬馴らし』のバレエ、シュツットガルト・バレエのクランコ版とモンテカルロ・バレエのマイヨー版について

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasakiシェイクスピアの戯曲の幾つかはオペラなど音楽作品にもなって親しまれており、またバレエ化された作品もある。最も多くの振付家によってバレエ化されているのは『ロミオとジュリエット』で、次が『真夏の夜の夢』ではないだろうか。モナコ公国モンテカルロ・バレエ団の芸術監督、ジャン=クリストフ・マイヨーは、この両方をバレエ化しているが、

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2020/09/10掲載

新国立劇場バレエ団、吉田都芸術監督就任初公演『ドン・キホーテ』の舞台、リハーサルなどの有料配信が決まった!

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi© Tamaki Yoshida新型コロナ禍の中でバレエ公演も入場制限が行われている中、NHKエンタープライズ他により、新国立劇場バレエ団公演『ドン・キホーテ』が、10月1日(木)より11月30日(月)まで有料で配信される。これはNHKの番組でお馴染みの「チコちゃんといっしょに課外授業 芸術の日」として行われる特別企

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2020/09/04掲載

新国立劇場の『イヌビト』、新型コロナ禍の深刻な現実を洒脱なステージングで見事に描いた舞台

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi『イヌビト〜犬人〜』長塚圭史:作・演出、近藤良平:振付新国立劇場の演劇が「こどもも大人も楽しめるシリーズ」として、7月に上演した『願いがかなうぐつぐつカクテル』に続いて、長塚圭史の作・演出『イヌビト〜犬人〜』を上演した。新国立中劇場の客席はソーシャルディスタンスを守っているので、かつての満員とは少々表情は異なっていた

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2020/09/02掲載

マリインスキー劇場の日本人舞姫・永久メイに聞く、<ロシアの舞台で踊る日々のこと>

ワールドレポート/東京インタビュー = 関口 紘一© Chacott――永久さんは2013年にYAGPでグランプリを受賞されて、モナコ王立グレースバレエ学校に行かれました。そして15歳の時にユーリー・ファテーエフ芸術監督にスカウトされてマリインスキー・バレエ団に入団されたわけですね。永久 そうです。2015年の夏にYAGP関連のガラ・コンサートがありました。その2週間前に行われたサマー・スクールに

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2020/08/22掲載

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