ワールドレポート

2007年2月

2007年2月の記事一覧

現代舞踊公演(文化庁芸術家在外研修成果報告公演)

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu 若手芸術家に海外での実践的な研究の場を提供するために、文化庁が実施してきた「新進芸術家海外留学制度」。その研修終了者の発表の場として、昨年から開催されている成果公演の2回目が愛知で開催された。上演したのは、愛知県出身の平成6年度・倉知外子、13年度・平山素子、15年度・杉江良子、新潟県出身の平成10年度の増子浩介という

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2007/02/10掲載

踊りに行くぜ!vol.7公演

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu7回目となった「踊りに行くぜ!」の出演者は5組で、他の地域での上演を経た再演の作品もあり、いずれも興味深かった。 最初に登場したいとうみえは、長久手で開催された選考会から選出された地元出身の若手ダンサーだ。『set me free』というタイトルの作品では、派手な動きや表現こそないが、まっすぐに身体に向き合い、丁寧に動き

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2007/02/10掲載

ソリスト充実---貞松浜田バレエ団『くるみ割り人形』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna 毎年、定番になっている貞松浜田バレエ団の『くるみ割り人形』。クリスマスの神戸の街に『くるみ』は本当によく似合う。 23日には長年上演されている<お菓子の国ヴァージョン>、24日には、昨年新たに創られた<お伽の国ヴァージョン>が上演された。指揮&音楽監督は堤俊作、ロイヤルメトロポリタン管弦楽団の演奏。23日 23

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2007/02/10掲載

迫力と意外性の魅力---『イスラエル・ダンス・ナウ』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna しばらく前から世界中の注目を集めているイスラエル・ダンス。バットシェバ舞踊団での稲尾芳文の活躍など、日本に伝えられるニュースも多い。そんなイスラエル・ダンスの世界から、サハル・アジミと、レナナ・ラズという2人の振付家率いるグループが来日しての公演。順に『Asking For Stars』(レナナ)、『So sa

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2007/02/10掲載

霧島国際音楽祭で行われたみやまバレエ・ガラ・コンサート

ワールドレポート/大阪・名古屋桜井 多佳子text by Takako Sakurai 鹿児島県霧島市牧園町高千穂。緑豊かなこの地に建つ霧島国際音楽ホール=みやまコンセールは、今年第28回を迎える「霧島国際音楽祭」(毎年開催)のメイン会場として、特に音楽ファンに広く知られている。2006年12月28日、このホールで初めてバレエ公演が行われた。それは、やはり国際的で豪華なガラ・コンサートだった。「コ

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2007/02/10掲載

第31回宮下靖子バレエ団クリスマス公演『コッペリア』

ワールドレポート/大阪・名古屋桜井 多佳子text by Takako Sakurai 構成・演出・振付、そしてコッペリウスを演じたのは深川秀夫。黒い燕尾服に赤い蝶ネクタイ、裏が赤いマントという格好は、とてもスタイリッシュだが、かすかに不気味。『ファウスト』に登場する悪魔メフィストフェレスを連想した。コッペリウスは孤独のなかで研究にふけっている、「人嫌い」の博士のようだが、ドラマの展開のなかで、「

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2007/02/10掲載

[韓国] ソウルのユニバーサル・バレエ『くるみ割り人形』公演

昨年の暮れに、ソウルで上演されたユニバーサル・バレエ団の『くるみ割り人形』を観てきた。 成田・金浦空港間ではシャトル便が飛んでいるので、ほんの一飛び、機内食を食べるのも慌ただしい感じである。思ったよりは温かだったがソウルの街に立つ と、日本のように軽自動車が走っていないためだろうか、大通りの光景が異なって見え、大陸に来た、という感慨が沸いてくる。ユニバーサル・バレエの本拠地、世宗(セジョン)会館は

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2007/02/10掲載

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