ワールドレポート

2021年8月

2021年8月の記事一覧

ベジャール・バレエを継承する芸術監督ジル・ロマンが今年10月の来日公演を語った

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新型コロナ感染拡大のため、2回にわたって延期されてきたモーリス・ベジャール・バレエ団の来日公演がいよいよ10月9日(土)より始まる。世界バレエフェスティバル出演のために来日していた、芸術監督のジル・ロマンが登壇し、上野精養軒で8月23日に記者会見が開かれた。今回の公演は『ボレロ』『人はいつでも夢想する』『ブレルとバル

  • #ワールドレポート
  • #東京

2021/08/30掲載

リード・プリンシパルとして活躍する高橋絵里奈を始め、イングリッシュ・ナショナル・バレエの新シーズンを彩る日本人ダンサーたち

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazukiイングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)でリード・プリンシパルとして活躍する高橋絵里奈は、今年カンパニー在籍25年目を迎える。この機会に、ENB公式サイトでは彼女のキャリアを振り返っている。高橋は2007年リード・プリンシパル昇進。新人ダンサー、振付家、音楽家、アーティストへの支援を提唱するNew English Balle

  • #ワールドレポート
  • #ワールドレポート(その他)

2021/08/12掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:マチュー・ガニオ

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURAMathieu Ganio マチュー・ガニオ(エトワール)8月29日、NHK BS プルミエシアターにて午後11時20分からアンジュラン・プレルジョカージュ作の『ル・パルク』が放送される。今年3月にオペラ・ガルニエで収録されたもので、配役はこの作品を踊って2013年にエトワールに任命されたアリス

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2021/08/11掲載

パリ・オペラ座のブルメイステル版を継承する京都バレエ団のドラマティックな『白鳥の湖』

ワールドレポート/京都関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi京都バレエ団『白鳥の湖』有馬えり子:再振付・指導、安達哲治:監修京都バレエ団『白鳥の湖』の公演は8月1日に開催された。この日は八朔(旧暦8月1日)にあたり、「京都では芸妓さんや舞妓さんが黒紋付を着て、日頃、お世話になっているお師匠さんやお茶屋さんに挨拶回りをする姿が見られます」と劇場でもアナウンスが流れた。京都では浴

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2021/08/11掲載

新型コロナの深刻な影響を乗り越える試み、心を揺さぶったベジャールによる4作品〈HOPE JAPAN 2021〉

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団 全国ツアー〈HOPE JAPAN 2021〉『ギリシャの踊り』『舞楽』『ロミオとジュリエット』パ・ド・ドゥ『ボレロ』 モーリス・ベジャール:振付東京バレエ団が、東日本大震災から10年を経て、今度は新型コロナ禍の復興プロジェクトとして、〈HOPE JAPAN 2021〉と銘打って全国ツアーを行った。2011年

  • #ワールドレポート
  • #東京

2021/08/10掲載

20世紀舞踊史の傑作を生んだストラヴィンスキーの『春の祭典』を金森穣が新たに演出振付けた

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi SekiguchiNoism0+Noism1+Noism2『春の祭典』『夏の名残のバラ』映像舞踊『BOLERO 2020』『Fratres III』『春の祭典』金森穣:演出振付新型コロナ感染拡大は劇場芸術にさまざまな形で大きな影響を及ぼしている。この公演では、昨年8月に入場者数を制限してプレビュー公演を行わざるを得なかった『春の祭典』

  • #ワールドレポート
  • #東京

2021/08/10掲載

ニューヨークの主要カンパニーが、今の危機を乗り越えるために同じ舞台で踊るBAAND Together Dance Festival

ワールドレポート/ニューヨークブルーシャ 西村 Text by BRUIXA NISHIMURA現在、ニューヨークでも新型コロナウイルスのデルタ株の感染が広がってきています。最新情報によると、ニューヨーク市の劇場ではダンス・パフォーマンスの観劇に際して、9月13日から全米で初めて新型コロナウイルス・ワクチン接種が義務化されます。つまり、新型コロナウイルス・ワクチン接種証明を提示しなければ、劇場でパ

  • #ワールドレポート
  • #ニューヨーク

2021/08/10掲載

神原ゆかりが踊った望月則彦振付『マルグリットの告白』など──ゆかりバレエ公演2021

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzunaゆかりバレエ公演2021『マルグリットの告白』望月則彦:振付、『バレエ組曲』佐多達枝:振付、『遊びの流儀』神原ゆかり:振付、『dateless costoms』依田久美子:振付、他『ジゼル』第2幕よりグラン・パ・ド・ドゥ斉藤耀、牧村直紀© エー・アイ 撮影:山崎光彦(すべて)神原ゆかりが主宰するゆかりバレエの今

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2021/08/10掲載

瀬島五月が振付けた新作『運命』を西宮きらきら母交響楽団の演奏で上演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna第1回 T-raumダンスクリエーション『運命』瀬島五月:振付、『夢境』三崎彩:振付、『a wake in my sleep』(映像)ユーリ・ン:振付西宮きらきら母交響楽団の指揮者である田村ゆう子が、自らが観たいバレエ公演を創りたいと立ち上げたT-raumダンスクリエーション。コロナ禍で様々な変更を余儀なくされ

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2021/08/10掲載

「堀内元 バレエ・フューチャー 2021」のBalletとJazzによって、大阪に夢の一夜が生まれた!

ワールドレポート/大阪関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi「堀内元 バレエ・フューチャー 2021」"Balanchivadze" "Le Sentiment" "Jazz à la française" 堀内元:振付、"Tschaikovsky Pas de Deux" ジョージ・バランシン:振付2010年の「堀内元バレエUSA」以来、毎年開催されてきた堀内元芸術監督によ

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2021/08/10掲載

国宝級のダンサーたちが織りなす壮大なごちゃまぜの深淵、完全版『マハーバーラタ』稽古場レポート&インタビュー

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi2013年からアジア各国で世界最長の叙事詩「マハーバーラタ」シリーズの共同制作を行い、高い評価を受けてきた小池博史が、その集大成として取り組む「完全版マハーバーラタ」が、8月20日より東京・なかのZEROホールで上演される。各国を代表するダンサーが集結、リハーサル真っ最中の稽古場にお邪魔し、演出・振付の小池博史とバレエ・

  • #ワールドレポート
  • #東京

2021/08/10掲載

YAGP 2021 インターナショナル・バーチャル・ファイナル、そしてガラ公演はネルヴィ・フェスティバル

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei KazukiYAGP 2021 インターナショナル・バーチャル・ファイナルが7月9日から19日までオンラインで開催された。インターナショナル・ファイナル出場者の演技はYAGP公式Facebook、YouTubeで公開中。日本からYAGP 2021 インターナショナル・バーチャル・ファイナルへ進出したのは51名とアンサンブル4団体だった。プリ

  • #ワールドレポート
  • #ワールドレポート(その他)

2021/08/01掲載

ネルヴィ音楽バレエフェスティバルでストラヴィンスキー没後50年記念公演が行われた

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki今年7月には、YAGPのガラ公演が行われたイタリアのネルヴィ音楽バレエフェスティバル。7月8日にはストラヴィンスキーの没後50年を記念して「Stravinsky's Love(ストラヴィンスキーの愛)」と題したガラ公演が行われた。注目は、ジョン・ノイマイヤーの『ピーター(ピヨトール)とイゴール』とセルヒオ・ベルナル振付の新作『兵

  • #ワールドレポート
  • #ワールドレポート(その他)

2021/08/01掲載

ページの先頭へ戻る