ワールドレポート

2020年12月

2020年12月の記事一覧

草刈民代の動画配信から生まれた、ジャンルを超えたダンサーによる INFINITY DANCING TRANSFORMATION公演

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi草刈民代が引退を表明しラストダンスを踊ったのは2011年。ルイジ・ボニノと共演したローラン・プティ振付の「ダンシング・チャップリン」だった。それから10年。草刈民代は女優として映画、テレビ、舞台での活躍を経たのちダンスの舞台に戻ってくる。きっかけは新型コロナ禍の中、草刈が主宰し、今春、動画配信した「chain of

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2020/12/24掲載

エリック・カミーヨ=インタビュー「クラシック・バレエの価値を正くきちんと伝え、今後もしっかりと守っていきたい」

ワールドレポート/京都インタビュー=関口 紘一2021年1月9日びわ湖ホールで開幕する京都バレエ団の『眠れる森の美女』世界初演は、エリック・カミーヨ(国立パリ・オペラ座バレエ、バレエ学校教師)の構成・演出・振付。今年11月に来日して新制作に取り組むカミーヨ先生にパリ・オペラ座のスタイルに基づく古典バレエについてお聞きした。――今回『眠れる森の美女』を振付作品として選んだのはなぜですか。エリック・カ

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2020/12/22掲載

カミーヨ版『眠れる森の美女』初演を踊る、藤川雅子・カラボス、北野優香・オーロラ姫、鷲尾佳凛・デジレ王子が初役について語った

ワールドレポート/京都インタビュー=関口 紘一カラボスを踊る、藤川雅子=インタビュー――藤川さんは京都バレエ専門学校で学ばれて、フランスのコンクールなどで優秀な成績を収められています。また、ウィーンやドイツ、ハンガリーなどでも踊られていますが、フランス流のスタイルはどういう点が優れていると思いますか。藤川 フランスのスタイルはポール・ドゥ・ブラがすごく綺麗で、基本に忠実、絶対5番は5番でアン・ドゥ

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2020/12/22掲載

パリ・オペラ座の新プラットフォーム<ロぺラ・シェ・ソワ>がスタート、ヌレエフ版『ラ・バヤデール』を有料配信。そして観客公演再開は延期された

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団Démarrage de « L'Opéra chez soi » : Rudolf Noureev « La Bayadère » & le report de la réouverture des salles de s

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2020/12/21掲載

次回ローザンヌ国際バレエコンクール審査員長はリチャード・ウェアロック/ヤング・クリエーション・アワード5人の候補者決定した

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazukiリチャード・ウェアロック PDL2020 ©A. Isenegger2021年1月31日〜2月6日開催の第49回ローザンヌ国際バレエコンクールが「ビデオ・エディション」として動画による審査が行われることはすでにお伝えしたとおりだが、スイス北西部に位置するバーゼル劇場バレエのディレクター兼首席振付家リチャード・ウェアロックRich

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2020/12/17掲載

ポール・マルクが『ラ・バヤデール』のブロンズ・アイドルを踊ってエトワールに任命された

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi Sankophoto Julien Benhamou/ Opéra national de Paris12月13日にはバスチーユ・オペラで『ラ・バヤデール』のマチネ公演が無観客で行われた。この公演は、パリ・オペラ座のインターネットサイト、オペラ・シェ・ソワ(l'Opéra chez soi)で有料ストリーミング配信された。この公演でブ

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2020/12/15掲載

ABTのプリンシパルダンサー、コリー・スターンズに今日のダンサーについてロングインタビュー

ワールドレポート/ニューヨークインタビュー=ブルーシャ西村コリー・スターンズ(Cory Stearns):ABT(アメリカン・バレエ・シアター)プリンシパル・ダンサー1985年10月16日生まれ。ニューヨーク出身のアメリカ人。15歳の時にYouth America Grand Prixスカラシップを獲得し、英国ロイヤル・バレエ・スクールで3年間学び2004年に卒業。同年にニューヨークに戻り、ABT

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2020/12/11掲載

ボリショイ・バレエ in シネマ 2020-21シーズンは『くるみ割り人形』『椿姫』『ロミオとジュリエット』を上映

ワールドレポート/その他関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiボリショイ・バレエ団の舞台をライヴ・ビューイングするボリショイ・バレエ in シネマは、12月15日の『くるみ割り人形』より、全国の映画館で2020-21シーズンの上映を開始する。『くるみ割り人形』ユーリ・グリゴローヴィチ:振付まずは、クリスマスシーズンに合わせて、くるみ割り人形の王子の真っ赤な衣裳でお馴染みのユー

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2020/12/10掲載

バレエ・リュス・ド・モンテカルロの幻の名作『ベルキス』を小谷ちず子振付で吹奏楽とともに上演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzunaシバの女王ベルキス実行委員会『シバの女王ベルキス』小谷ちず子:振付バレエ・リュス・ド・モンテカルロにレオニード・マシーンが振付けた『ベルキス』。ダンサー、オーケストラ、合唱団合わせて総勢200名以上も必要で、規模が大き過ぎて再演が難しく幻の演目になっていた。現在、世界を見渡してもほとんど再演されていないようだ。

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2020/12/10掲載

パリ・オペラ座バレエのヌレエフ版『ドン・キホーテ』と『眠れる森の美女』の舞台映像が映画館で上映される

ワールドレポート/その他関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi2021年の「パリ・オペラ座バレエ シネマ」は、ヌレエフ版『ドン・キホーテ』と『眠れる森の美女』の再公開で始まることとなった。どちらの舞台にも、いまをときめくダンサーたちが多数出演しており、ヌレエフ版ならではの豪華絢爛の演出と華麗なテクニックの競演が夢のような境地へと誘ってくれる。© Julien Benhamou

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2020/12/09掲載

パリ・オペラ座バレエ団がいよいよ観客を入れた劇場公演を再開することを決定した!

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi Sanko© Opéra national de Parisフランスでは新型コロナウイルス禍のため、10月30日より二度目の外出禁止令が出され、劇場公演はすべて中止されていた。しかし、新規患者数が漸減してきたため、12月15日から公演を再開することが可能となった。この政府決定を受けて、パリ・オペラ座バレエ団は12月からの舞台活動を本格

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2020/12/05掲載

Kバレエ カンパニー『くるみ割り人形』開幕直前! 堀内將平インタビュー

ワールドレポート/東京インタビュー=坂口 香野今年も『くるみ』の季節がやってきた。Kバレエ カンパニー『くるみ割り人形』は12月2日に初日を迎える。10月にプリンシパルに昇格したばかりの堀内將平に、熊川版『くるみ』の魅力や現在の心境、観客へのメッセージをうかがった。――お会いできてうれしいです。今はまさにリハーサルの真っ最中ですよね。© Masayuki Ichinose堀内 そうですね。マリー姫

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2020/12/01掲載

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