ワールドレポート

2020年9月

2020年9月の記事一覧

ローザンヌ国際バレエコンクール2020でトップ受賞し、英国ロイヤル・バレエに入団したマルコ・マシャーリに聞く

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazukiローザンヌ国際バレエコンクール2020『眠れる森の美女』PDL2020 © Gregory Batardon――第48回ローザンヌ国際バレエコンクール2020に参加された経緯を教えてください。マシャーリ 学校(プリンセス・グレース・アカデミー)の校長先生(ルカ・マサラ)によって選ばれました。校長先生からはバレエ界の荒波に飛び込ん

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2020/09/28掲載

イングリッシュ・ナショナル・バレエの新星たちをクローズアップする「エマージング・ダンサー2020」

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazukiイングリッシュ・ナショナル・バレエの優れた新人ダンサーたちにスポットライトを当てる「エマージング・ダンサー・アワード Emerging Dancer Award」。2010年から始まったカンパニー内のコンペティションは2013年に加瀬栞、2017年に金原里奈が優勝し、今年で11回目を迎える。エマージング・ダンサー2020ファイナ

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2020/09/26掲載

森山未來の新感覚朗読パフォーマンス『「見えない/見える」ことについての考察』の全国ツアー

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi森山未來が、声と身体表現による新感覚朗読パフォーマンス『「見えない/見える」ことについての考察』の全国ツアーを行う。ソロ公演としては初の全国ツアーで、10月14日の横浜赤レンガ倉庫1号館を皮切りに、長野、愛知、長崎など7か所38公演を敢行する予定だ。これに先立ち、9月16日に都内で合同取材会が行われた。本作は、2017年

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2020/09/24掲載

バレエを愛する方にこそ観てほしい映画です 『ミッドナイトスワン』内田英治監督インタビュー

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi9月25日に全国公開される映画『ミッドナイトスワン』。故郷を離れ、東京で女性として生きるトランスジェンダーの凪沙(なぎさ)と、育児放棄にあっていた少女・一果(いちか)との間に生まれる愛情を描いたふしぎな疑似家族の物語であり、本格的なバレエ映画でもある。主演は草彅剛。心身に葛藤を抱える凪沙を、透明感あふれる存在感で演じてい

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2020/09/19掲載

オーストラリア・バレエ団の振付家育成プログラム "ボディトーク"より新作『カプリッチョ』

ワールドレポート/オーストラリア岸 夕夏 Text by Yuka KishiAUSTRALIAN BALLET オーストラリア・バレエ団"CAPRICCIO" Choreographed by François-Eloi Lavignac『カプリッチョ』 フランソワーエロイ・ラビニャック:振付2020年のオーストラリア・バレエ団の演目は、20年間務めた芸術監督の座を今年末に退くデヴィッド・マカリ

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2020/09/10掲載

飯島望未のトーク&ダンスを身近に感じた「ダンサー 言葉で踊る」レポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi8月27日、横浜・馬車道のダンスハウスDance Base Yokohama(DaBY)で、ヒューストン・バレエ団のプリンシパルであり、シャネルのビューティ・アンバサダーを務めるなどファッションの世界でも活躍する飯島望未をゲストに迎えたトークイベント「ダンサー 言葉で踊る」が開催された。「ダンサー 言葉で踊る」は国内外で

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2020/09/10掲載

プッチーニによるイタリアオペラの傑作『トゥーランドット』をヴェロネージが指揮し、大島早紀子が演出・振付ける!

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiイタリアオペラの名匠、アルヴェルト・ヴェロネージが指揮し、H・アール・カオス率いる大島早紀子が演出・振付を行うプッチーニの傑作『トゥーランドット』が上演される!新型コロナ禍で活力を失っている劇場芸術界に、久しぶりにビッグニュースが伝えられた。10月17日より順次行われるこの公演は、国内の複数の団体が総力を上げて取り組

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2020/09/10掲載

シェイクスピア『じゃじゃ馬馴らし』のバレエ、シュツットガルト・バレエのクランコ版とモンテカルロ・バレエのマイヨー版について

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasakiシェイクスピアの戯曲の幾つかはオペラなど音楽作品にもなって親しまれており、またバレエ化された作品もある。最も多くの振付家によってバレエ化されているのは『ロミオとジュリエット』で、次が『真夏の夜の夢』ではないだろうか。モナコ公国モンテカルロ・バレエ団の芸術監督、ジャン=クリストフ・マイヨーは、この両方をバレエ化しているが、

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2020/09/10掲載

"The Legat Legacy" ペンで綴られたレガートのバレエ

ワールドレポート/その他矢沢 ケイトもし、新型コロナウイルス感染拡大によるステイホーム期間に映像技術が発展していなかったら、私たちはどのようにしてバレエに触れ続けただろうか。現代のテクノロジーは、オンラインでのレッスン受講や過去の公演映像の鑑賞を当たり前に実現してくれたが、もし紙とペンに頼るしかないとしたら、どうしただろうか。ここでご紹介する一冊には、イラストや文章そして楽譜を使って伝えられたバレ

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2020/09/10掲載

新型コロナ禍のなかで、"カンパニーでこぼこ"らしい演出が楽しかった

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzunaカンパニーでこぼこ『リーズの結婚』脇塚力:演出・振付本来ならば4月に行われる予定だったカンパニーでこぼこの『リーズの結婚』。新型コロナ禍でかなわず、もともとは別演目を上演予定だった8月22日に延期されて開催された。検温やアルコール消毒と言った対策はもちろんだが、行列を作る際のソーシャル・ディスタンスの目印はバレ

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2020/09/10掲載

岡田兼宜プロデュースによる緊急公演「Deesses」、山田ことみ、岡田兼宜による『パキータ』他

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna岡田兼宜プロデュース公演「Deesses」新型コロナ・ウィルス感染拡大の影響で関西のバレエ公演の多くが中止や延期に追い込まれる中、ダンサーでもある岡田兼宜が、主要バレエ団の経験豊かなダンサーからプロを目指して頑張っているジュニアなどが出演する緊急公演『Deesses(女神たち)』を行った。一定レベル以上の踊り手

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2020/09/10掲載

パリ・オペラ座バレエ団が新シーズン早期に再開! 10月5日の「パリ・オペラ座のエトワール」で再スタートする!

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoReprise avancée de spectacles du Ballet de l'Opéra de Paris à partir du 5 octobre par « Etoiles de l'Opéra »パリ・オペラ座のアレクサンダー・ネーフ総監督は、オペラ座バレエ団が新シーズンを前倒しで再開すると発表。新型コロ

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2020/09/08掲載

英国ロイヤル・バレエスクールに留学する松岡海人に聞く、ローザンヌ国際バレエコンクールでの挑戦

ワールドレポート/その他インタビュー=香月 圭今年、開催された第48回ローザンヌ国際バレエコンクールで、唯一人日本人として決選に進んだ松岡海人。この模様は2020年8月にテレビ放映されたので、彼の踊りをあらためてご覧になった方も多いことだろう。英国ロイヤル・バレエスクールに留学するために、渡英を間近に控えた彼にこれまでの歩みやローザンヌ国際バレエコンクール、今後のことについて話を聞いた。――新型コ

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2020/09/07掲載

新国立劇場バレエ団、吉田都芸術監督就任初公演『ドン・キホーテ』の舞台、リハーサルなどの有料配信が決まった!

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi© Tamaki Yoshida新型コロナ禍の中でバレエ公演も入場制限が行われている中、NHKエンタープライズ他により、新国立劇場バレエ団公演『ドン・キホーテ』が、10月1日(木)より11月30日(月)まで有料で配信される。これはNHKの番組でお馴染みの「チコちゃんといっしょに課外授業 芸術の日」として行われる特別企

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2020/09/04掲載

新国立劇場の『イヌビト』、新型コロナ禍の深刻な現実を洒脱なステージングで見事に描いた舞台

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi『イヌビト〜犬人〜』長塚圭史:作・演出、近藤良平:振付新国立劇場の演劇が「こどもも大人も楽しめるシリーズ」として、7月に上演した『願いがかなうぐつぐつカクテル』に続いて、長塚圭史の作・演出『イヌビト〜犬人〜』を上演した。新国立中劇場の客席はソーシャルディスタンスを守っているので、かつての満員とは少々表情は異なっていた

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2020/09/02掲載

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