ワールドレポート

2018年8月

2018年8月の記事一覧

マリインスキー・バレエの石井久美子インタビュー「マリインスキーで踊る私を母が見てくれたことが一番嬉しかった」

ワールドレポート/東京インタビュー/梶 彩子----石井久美子さんは、ワガノワを2013年に卒業後、マリインスキー・バレエに入団され、今年で5年目になります。そもそもどのようにバレエを始められましたか。 石井 8、9歳の時に、お友だちにつれられてバレエ教室の体験に行ったことがきっかけでした。 ----プロを目指すようになったのはいつ頃ですか? 石井 マリインスキーに入団してからです。 --

  • #ワールドレポート
  • #東京

2018/08/28掲載

英国ロイヤル・バレエ2017-18シーズン終盤に上演され、日本人ダンサーも活躍した『マノン』、リアム・スカーレット版新作『白鳥の湖』を観る

ワールドレポート/ロンドンアンジェラ・加瀬  Text by Angela KaseThe Royal Ballet 英国ロイヤル・バレエ"Manon" choreographed by Kenneth MacMillan 『マノン』ケネス・マクミラン・振付英国ロイヤル・バレエは3月29日〜5月16日までケネス・マクミラン振付『マノン』全幕を7配役16公演した。7配役の内、2配役にはロベルト・ボッ

  • #ワールドレポート
  • #ワールドレポート(その他)

2018/08/28掲載

吉田都×堀内元 Ballet for the Future が大阪で喝采に包まれて開幕!

ワールドレポート/大阪関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi吉田都×堀内元 Ballet for the Future 公演が大阪で開幕した。この公演は、日本人で初めて英国ロイヤル・バレエとニューヨーク・シティ・バレエのプリンシパル・ダンサーとして世界のヒノキ舞台で活躍した吉田都と堀内元が、自身の貴重なキャリアの真髄を、次世代のダンサーたちに伝えたい、という切実な想いを込めて

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2018/08/23掲載

吉田都=公演直前インタビュー「堀内元さんと日本で踊ることができるのは、本当に素晴らしいことです」

ワールドレポート/東京インタビュー/関口紘一日本バレエ界の至宝ともいうべき吉田都と堀内元がともに舞台に立つ公演【Ballet for the Future 2018】開幕直前、超ご多忙中の吉田都にお話を聞くことができた。そして英国ロイヤル・バレエのプリンシパルとして踊り、今、日本の舞台で踊ることの意味、これからの日本のバレエについて心おきなく語っていただいた。また、【Ballet for the

  • #ワールドレポート
  • #東京

2018/08/20掲載

中村恩惠インタビュー 舞踊活動を展開してゆくのはまるで大海原を旅するようなもの「中村恩恵コレオグラフィック・センター」はその港になります

ワールドレポート/東京インタビュー/関口紘一----中村さんはヨーロッパで活動されていた時から、ご帰国されて日本を拠点に活動をされて、おおよそ10年ですね。恩惠 そうですね、私は最初クラシック・ダンサーとしてヨーロッパに渡り、モナコのバレエ団などで踊りました。その後、ネザーランド・ダンス・シアターに移りました。キリアン作品はバレエから発生していますが、ダンスシアターでどんどん新しいものに接していく

  • #ワールドレポート
  • #東京

2018/08/18掲載

【コンクール速報】ジュネ国際バレエコンクール2018で佐藤慧乃花が第3位入賞!

ワールドレポート/香港香月 圭 text by Kei Kazuki香港で2018年8月3日から12日まで開催されていたジュネ国際バレエコンクール2018で佐藤慧乃花が第3位となる銅メダルを受賞した。ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス(The Royal Academy of Dance:RAD)主催のこの大会が香港で開催されるのは2006年以来12年ぶり。今年は13カ国から15〜19歳の51名が

  • #ワールドレポート
  • #ワールドレポート(その他)

2018/08/16掲載

気鋭の振付家、リアム・スカーレットが31年ぶりに『白鳥の湖』を新演出した! 英国ロイヤル・オペラ・ハウス2017/18シネマシーズン最後の上映

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi© ROH, 2018. Ph. by Bill Cooper英国ロイヤル・バレエが31年ぶりに新演出の『白鳥の湖』を上演した。プティパ/イワノフの振付に基づいて、アンソニー・ダウエルが演出したものが30年以上経過して、新しいジェネレーションのスタッフが作り、新たなダンサーたちが踊る舞台が必要だ(ケビン・オヘア芸術監

  • #ワールドレポート
  • #東京

2018/08/16掲載

あるバレリーナの悲劇 エイフマン・バレエ『赤いジゼル』をペテルブルクで観る

ワールドレポート/ペテルブルク梶 彩子 text by Ayako KajiEifman Ballet of St. Petersburg サンクトペテルブルク・エイフマン・バレエ"Red Giselle" Choreography by Boris Eifman 『赤いジゼル』ボリス・エイフマン:振付7月7日、ロシア・バレエの鬼才ボリス・エイフマンの『赤いジゼル』を鑑賞した。エイフマン作品は巧み

  • #ワールドレポート
  • #ワールドレポート(その他)

2018/08/10掲載

アリス・ルナヴァンとフランソワ・アリュが踊った『ラ・フィーユ・マル・ガルデ』、アリュのエネルギッシュな跳躍に客席が沸いた

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"La Fille mal gardée" Frederick ASHTON (Jean DAUBERVAL)『ラ・フィーユ・マル・ガルデ』(リーズの結婚)フレデリック・アシュトン:振付(ジャン・ドーベルヴァル:原振付パリ・オペラ座

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2018/08/10掲載

次々と難しいテクニックを見せつけたダニール・シムキンのバジリオ、ABTの『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/ニューヨーク三崎 恵里  Text by Eri MisakiAmerican Ballet Theatre / アメリカン・バレエ・シアター"Don Quixote" by Marius Petipa and Alexander Gorsky『ドン・キホーテ』 マリウス・プティパ、アレクサンダー・ゴルスキー:振付"ニューヨークのメトロポリタン・オペラハウスで毎年行われる恒例のア

  • #ワールドレポート
  • #ニューヨーク

2018/08/10掲載

2016年に創立したばかりの若いカンパニー、ディメンションズ・ダンスシアター・オブ・マイアミが踊った先鋭な4作品

ワールドレポート/ニューヨーク三崎 恵里  Text by Eri MisakiJoyce Ballet Festival, Dimensions Dance Theatre of Miami / ジョイス・バレエ・フェスティバル、ディメンションズ・ダンスシアター・オブ・マイアミ"Light Rain" by Gerald Arpino, "Stepping Into Blue" by Tara

  • #ワールドレポート
  • #ニューヨーク

2018/08/10掲載

ダンサーたちも楽しみかつエネルギッシュに踊ったバレエXの3作品、ジョイス・シアター・バレエ・フェスティバル

ワールドレポート/ニューヨーク三崎 恵里  Text by Eri MisakiJoyce Ballet Festival, BalletX / ジョイス・バレエ・フェスティバル、バレエX"VIVIR" by Darrell Grand Moultrie "Increasing" by Matthew Neenan, "The Boogeyman" by Trey McIntyre.『生きる』 ダ

  • #ワールドレポート
  • #ニューヨーク

2018/08/10掲載

エドガー・アラン・ポーの短編小説『赤死病の仮面』に基づく恐ろしいダンス、ムーブ・ザ・カンパニー

ワールドレポート/ニューヨーク三崎 恵里  Text by Eri MisakiJoyce Ballet Festival, Move:thecompany / ジョイス・バレエ・フェスティバル、ムーブ:ザ・カンパニー"The Masque of The Red Death" by Joshua Beamish『赤死病の仮面』 ジョシュア・ビーミッシュ:振付"振付家ジョシュア・ビーミッシュが率いる

  • #ワールドレポート
  • #ニューヨーク

2018/08/10掲載

ニューヨークで活躍中のバレエダンサーに聞く その1

ワールドレポート/ニューヨークインタビュー/平沢あやこ(バレエピアニスト) Ayako Hirasawaニューヨーク、人種のるつぼと言われるこの街にはとてもたくさんのダンサーたちが働いています。ダンス・スタジオは、バレエ、コンテンポラリー、ジャズ、タップはもちろん、カリビアンからミクロネシアンなど存在するすべてのジャンルが割拠しています。あらゆるダンスが自由闊達に24時間休むことなく踊られている街

  • #ワールドレポート
  • #ニューヨーク

2018/08/10掲載

ニューヨークで活躍中のバレエダンサーに聞く その2

ワールドレポート/ニューヨークインタビュー/平沢あやこ(バレエピアニスト) Ayako Hirasawaニューヨーク、人種のるつぼと言われるこの街にはとてもたくさんのダンサーたちが働いています。ダンス・スタジオは、バレエ、コンテンポラリー、ジャズ、タップはもちろん、カリビアンからミクロネシアンなど存在するすべてのジャンルが割拠しています。あらゆるダンスが自由闊達に24時間休むことなく踊られている街

  • #ワールドレポート
  • #ニューヨーク

2018/08/10掲載

日本の伝統工芸 "金継ぎ"に触発された『オーラム』ほかオーストラリア・バレエの現代作品トリプルビル

ワールドレポート/オーストラリア岸 夕夏 Text by Yuka KishiAUSTRALIAN BALLET「VERVE」 オーストラリア・バレエ団「ヴァーヴ」"CONSTANT VARIANTS" by Stephen Baynes, "AURUM" by Alice Topp, "FILIGREE AND SHADOW" by Tim Harbour『コンスタント・ヴァリアンツ』スティーブ

  • #ワールドレポート
  • #オーストラリア

2018/08/10掲載

極限的な環境の変化と人類の存在の対比が、ダンスのプリミティヴな動きよって客席に突きつけられた

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi東京芸術劇場 TACT/FESTIVAL 2018『Solstice―-夏至/冬至』ブランカ・リー:振付・演出冒頭に繰り広げられるプロジェクション・マッピングは、実に迫力があった。遠くで人間たちが熔けて行く映像、地球が猛烈な温暖化により燃え尽き、大寒波が襲来して氷河期となりすべてが氷結するまでの極限的変化が映される・

  • #ワールドレポート
  • #東京

2018/08/10掲載

世界バレエフェスティバルの開幕にふさわしいウルド=ブラームとエイマンによる『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki第15回世界バレエフェスティバル:全幕特別プロ東京バレエ団:『ドン・キホーテ』ウラジーミル・ワシーリエフ:振付第15回世界バレエフェスティバルの幕開けを飾るべく、全幕特別プロ『ドン・キホーテ』(ウラジーミル・ワシーリエフ版)が、フェスティバルに参加する2組のペアを招いて東京バレエ団により上演された。当初は、パリ・オペラ座

  • #ワールドレポート
  • #東京

2018/08/10掲載

中村恩恵、近藤良平、首藤康之と若い3人のダンサーが踊った「3」を廻る三つの物語

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi『Triplet in Spiral』『トリプレット・イン・スパイラル』中村恩恵:構成・演出、近藤良平、中村恩恵:振付中村恩恵の構成・演出による<「3」を廻る三つの物語>というサブタイトルが付された『トリプレット・イン・スパイラル』を見た。これは中村が立ち上げた、Nakamura Megumi Choreograph

  • #ワールドレポート
  • #東京

2018/08/10掲載

ページの先頭へ戻る