ワールドレポート

2024年9月

2024年9月の記事一覧

マラーホフを淡路島に招いて、ウクライナと日本の文化をクラシック・バレエに融合させた素晴らしい舞台、Awaji World Ballet

ワールドレポート/大阪・名古屋関口 紘一 Text by Koichi SekiguchiAwaji World Ballet 2周年特別バレエ公演「Souls For PEACE」vol.3 ~世界を繋ぐ恩返しの心~ 針山愛美:構成・演出針山愛美 ©nodanaoki淡路島に拠点を置き、針山愛美が芸術監督を務めるAwaji World Ballet 。ウクライナから日本に避難してきた2名のバレエ

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2024/09/30掲載

『エチュード』から『ボレロ』まで、成長目覚ましいダンサーたちの見事な舞台が展開した、東京バレエ団〈ダイヤモンド・セレブレーション〉

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団60周年祝祭ガラ〈ダイヤモンド・セレブレーション〉『エチュード』ハラルド・ランダー:振付、『ドリーム・タイム』イリ・キリアン:振付、『かぐや姫』金森穣:振付、『ロミオとジュリエット』ジョン・クランコ:振付『ボレロ』モーリス・ベジャール:振付東京バレエ団が、今年8月30日に60回目の創立記念日を迎えるに当たり、

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2024/09/25掲載

10年目を迎え、ダンサーの成熟と新たな才能を発見した「横浜バレエフェスティバル2024」

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazuki2015年から始まった「横浜バレエフェスティバル」が今年、10年目を迎えた。2020年を除いて毎夏開催されてきたこの祭典では、国内外で活躍中のソリスト達から、若いダンサーたちまで勢揃いし、古典バレエの名場面から現代作品まで多彩なパフォーマンスを繰り広げる。芸術監督の遠藤康行が「10年間続けて来られたからこそ、そこから巣立ったダンサ

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2024/09/25掲載

速報! エトワールのローラ・エケがガルニエ宮の10月10日公演、フォーサイスとインガーの夕べでアデューへ

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoAdieux de Laura Hequet : le 10 octobreローラ・エケ 10月10日アデュー公演9月20日、パリ・オペラ座はコミュニケを発表し、10月10日の「ウィリアム・フォーサイスとヨハン・インガーの夕べ」ガルニエ宮公演が、エトワールのローラ・エケのアデューとなることを発表した。ローラ・エケは2000年

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2024/09/21掲載

パリ・オペラ座ダンサー・インタビュー:ロレンツォ・レッリ

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURALorenzo Lelli ロレンツォ・レッリ(コリフェ)前シーズンにパリ・オペラ座バレエ団に入団したロッレンツォ・レッリ。イタリア南部のアブルッツォ州に生まれた彼は、ロベルト・ボッレやアレクサンドラ・フェリたちが学んだミラノのスカラ座バレエ学校の出身だ。パリ・オペラ座のバレエ学校では全く学んで

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2024/09/16掲載

フランス革命を背景にヴァルジャン、ジャヴェール、コゼット、エポニーヌ、ファンティーヌなどの鮮烈な人生を描いた『レ・ミゼラブル』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi谷桃子バレエ団『レ・ミゼラブル』望月則彦:振付、髙部尚子:再演出谷桃子バレエ団の『レ・ミゼラブル』は2003年に望月則彦の振付により初演されている。望月は京都を中心に活動していたこともあり、私が彼の振付けたバレエを初めて観たのは、新国立劇場が2000年に上演した J バレエの1作の『舞姫』(森鴎外/原作)。しっかりし

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2024/09/14掲載

ミカエル・ラフォンとシャルロット・ランソン、タケル・コストとレオノール・ボーラックが踊った『青髭 ベラ・バルトークのオペラ「青髭公の城」の録音を磁気テープで聴きながら』

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"Barbe-Bleue En écoutant un enreigistrement sur bande magnétique de l'opéra de Béla Bartok, Le Château de Barbe-Bleu

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2024/09/10掲載

溌剌とした若手ダンサーたちが名作バレエの名場面を踊った「親子で楽しむ夏休みバレエまつり -ヨーロッパ名門バレエ団のソリストたち-」

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki「親子で楽しむ夏休みバレエまつり -ヨーロッパ名門バレエ団のソリストたち-」『眠りの森の美女』第1幕よりローズ・アダージョ M.プティパ:振付、『ラ・シルフィード』第2幕よりパ・ド・ドゥ  A.ブルノンヴィル:振付、他ヨーロッパの名門バレエ団ソリストによる、バレエの名場面を集めた「親子で楽しむ夏休みバレエまつり -ヨーロッパ名門

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2024/09/10掲載

19世紀のパリ・オペラ座の舞台に花開いた"夢"を21世紀の京都に蘇らせたロマンティックなプロジェクト、『ル・レーヴ "夢"』

ワールドレポート/大阪・名古屋関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi京都バレエ団「伝承の芸術 そして未来へ」『コンチェルト・アン・レ』クロード・ベッシー:振付、『Persona』矢上恵子:振付、『ボレロ』安達哲治:振付、『ル・レーヴ "夢"』ファブリス・ブルジョワ:構成・演出・振付・指導1949年に有馬バレエ学園を開校して以来、2024年、京都バレエ団は創立75周年を迎えた。

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2024/09/10掲載

"カンパニーでこぼこ"らしく気取らない岡田倖奈のシンデレラと脇塚優の王子を中心に──脇塚力振付『シンデレラ』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzunaカンパニーでこぼこ『シンデレラ』脇塚力:振付初めて観る人にも親しみやすいバレエを、とスタートしたカンパニーでこぼこが、誰もが知っているお話ということで、本当は旗揚げでやりたかったという『シンデレラ』。だがプロコフィエフの素晴らしい音楽に加え、世界中のさまざまな演出を思うと、旗揚げ時は力不足と感じた主宰の脇塚力は

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2024/09/10掲載

飯島望未&速水渉悟主役、末原雅広振付の『シンデレラ』全幕を中心に──ソウダバレエ50周年第25回記念公演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzunaソウダバレエ『シンデレラ』末原雅広:改訂振付プリンシパルなど主役級だけでも国内外で活躍するダンサーを、数え切れないほど育ててきた宗田静子が主宰するソウダバレエ。ドレンデンを経てK-BALLET TOKYOの初期に活躍した康村和恵、2000年のローザンヌ国際バレエコンクールで3人同時に受賞した坂地亜美、木田真理子

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2024/09/10掲載

浅野真奈&福永理王がフレッシュな魅力で主演、ヒラリオンの大巻雄矢の味のある演技も光った、Y.S.BALLET COMPANY山本庸督振付『ジゼル』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko SuzunaY.S.BALLET COMPANY『ジゼル』山本庸督:振付Y.S.BALLET COMPANYの16回目の公演は山本庸督振付『ジゼル』。オーソドックスな演出のなかに、物語に沿った納得の行くオリジナリティーを持った工夫が散りばめられており興味深く観た。ジゼル:浅野真奈、アルブレヒト(ロイス):福永理王 撮影:尾

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2024/09/10掲載

野間景&山本隆之主演により28年ぶり『みだれ髪...晶子賛歌』を再演した、野間バレエ団"Progressive Dance Part 9"

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna野間バレエ団"Progressive Dance Part 9"『クラシカル・シンフォニー』、『みだれ髪...晶子賛歌』他 野間康子:振付、『Symphony for 6』『ボレロ・フェニーチェ』野間景:振付、『Wingless soul』正富黎:振付振付や指導に専念していた野間景が9年ぶりに舞台に立った。28

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2024/09/10掲載

東京バレエ団創立60周年記念トーク『ザ・カブキ』を語ろう

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団が創立60周年記念シリーズの第10弾として、モーリス・ベジャールが『仮名手本忠臣蔵』をもとに創作した『ザ・カブキ』を、10月に6年振りに上演するにあたり、観客の関心を深めようと、毎夏恒例の〈めぐろバレエ祭り〉で「『ザ・カブキ』を語ろう」と題した記念トークを開催した。出席したのは、1986年の初演時に主役の大星

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2024/09/06掲載

モーリス・ベジャール・バレエ団芸術監督ジュリアン・ファヴローが日本公演を語る「ベジャールのDNAを繋いでいきたい」

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazukiモーリス・ベジャール・バレエ団(BBL)が9月から10月に日本公演を行う。Aプロ『バレエ・フォー・ライフ』(ベジャール振付/東京、西宮、北海道)と、東京公演のみのBプロではのベジャール振付『ボレロ』『2人のためのアダージオ』『コンセルト・アン・レ』と前芸術監督ジル・ロマン振付の『だから踊ろう... ! 』が上演される。コロナ禍の2

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2024/09/04掲載

〈第17回世界バレエフェスティバル〉の掉尾を飾って、1回限りの【ガラ・パフォーマンス】が開催された

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki〈第17回世界バレエフェスティバル〉ガラ・パフォーマンス『海賊』マリウス・プティパ:振付、『スプリング・アンド・フォール』より ジョン・ノイマイヤー:振付、他3年に一度のバレエの祭典、〈第17回世界バレエフェスティバル〉の掉尾を飾って、1回限りの【ガラ・パフォーマンス】が賑やかに開催された。コロナ禍の影響を受けた第16回

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2024/09/01掲載

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