ワールドレポート

2021年12月

2021年12月の記事一覧

ビリー・エリオットを演じたトム・ホランドとジェイミー・ベルがそれぞれ主演するフレッド・アステアの伝記映画が進行中!

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazukiシルク・ハットに燕尾服を着た端正な紳士の出で立ちがトレードマークで、爽やかに華麗なステップを次々と繰り出すスーパースター、フレッド・アステア。『トップハット』『イースター・パレード』などの作品でハリウッド・ミュージカル映画の黄金時代に君臨したアステアの伝記映画プロジェクトが2本進行中だ。1作目は俳優トム・ホランドがアステアを演じ

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2021/12/27掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:ブルーエン・バティストーニ

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURABleuenn Battistoni ブルーエン・バティストーニ(スジェ)2017年に入団したブルーエン・バティストーニ。昨年の秋から今年の春に延期されたコール・ド・バレエ昇級コンクールで、彼女はカドリーユからコリフェに上がった。そして11月末に行われたコンクールでは、コリフェからスジェへと昇級

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2021/12/22掲載

訃報 新国立劇場バレエ団が上演したピーター・ライト版『白鳥の湖』を共同演出したガリーナ・サムソワが逝った

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki過日、新国立劇場で上演された『白鳥の湖』をピーター・ライト卿と共同で演出を行ったガリーナ・サムソワが12月11日ロンドンで亡くなった。84歳だった。バーミンガム・ロイヤル・バレエの元プリンシパル、現アシスタント・ディレクターのマリオン・テイト他が追悼文を寄せている。「サドラーズ・ウェルズ・ロイヤル・バレエ(バーミンガム・ロイヤル

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2021/12/22掲載

タマラ・ロホ新演出版『ライモンダ』が来年早々に初演される、イングリッシュ・ナショナル・バレエ

ワールドレポート/ロンドン香月 圭 text by Kei Kazukiイングリッシュ・ナショナル・バレエ芸術監督タマラ・ロホが、1850年代のクリミア戦争で活躍した看護師ナイチンゲールを題材に、初めて振付・演出した新版『ライモンダ』が2022年1月、ロンドン・コリシアムほかで上演される。1898年にマリインスキー劇場で初演以来踏襲されてきた従来の『ライモンダ』では、中世を舞台に十字軍の騎士ジャン

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2021/12/15掲載

デヴィッド・ホールバーグ芸術監督の2年目、オーストラリア・バレエ団の年間プログラムが発表された

ワールドレポート/オーストラリア岸 夕夏 Text by Yuka KishiArtistic Director David Hallberg announced the Australian Ballet 2022 season programオーストラリア・バレエ団はデヴィッド・ホールバーグ芸術監督の2年目となる2022年のシーズンプログラムを10月26日に発表した。メインステージにラインナッ

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2021/12/10掲載

東京の追加公演が決まった、モスクワ・クラシック・バレエの愛らしくて楽しい『くるみ割り人形』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiロシア国立モスクワ・クラシック・バレエ『くるみ割り人形』ウラジーミル・ワイノーネン、ナタリア・カサトキナ、ウラジーミル・ワシリョーフ:振付モスクワ・クラシック・バレエが2017年から4年ぶりに来日、『くるみ割り人形』の公演を行った。このカンパニーからは、かつてはイレク・ムハメドフやガリーナ・ステパネンコなどが巣立ち、

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2021/12/10掲載

自然に囲まれた農村から雅な都会へ向かうまでを繊細に描いた金森穣振付『かぐや姫』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団『中国の不思議な役人』モーリス・ベジャール:振付、『ドリーム・タイム』イリ・キリアン:振付、『かぐや姫』(第1幕)金森穣:振付気鋭の振付家、金森穣が、東京バレエ団のために、日本最古の物語といわれる『竹取物語』に想を得て創作した『かぐや姫』第1幕が世界初演された。東京バレエ団の斎藤友佳理・芸術監督が、海外ツアー

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2021/12/10掲載

越智久美子とワディム・ソロマハの主演で、このバレエ団オリジナルの『ロミオとジュリエット』を再演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna越智インターナショナルバレエ『ロミオとジュリエット』『ロミオとジュリエット』越智久美子:演出振付創立70周年記念公演として、2019年に越智久美子の演出・振付で初演された『ロミオとジュリエット』。その折に名古屋市民芸術賞特別賞を受賞したこの作品を再演した。当初、今回の公演は、コロナ禍で昨年の上演がままならなかっ

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2021/12/10掲載

101歳の本城ゆりも出演──京都の振付家、ダンサーが集った「オータム・ダンス・フェスティバル in 京都」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna全京都洋舞協議会「オータム・ダンス・フェスティバル in 京都」2年前には創立60周年記念公演として石井潤振付『カルミナ・ブラーナ』などを上演し、文化庁芸術祭優秀賞を受賞した全京都洋舞協議会。京都のバレエ、モダンダンスの団体が会員となっている協議会だ。新型コロナ禍で昨年の公演は中止となってしまったが、今回、多彩

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2021/12/10掲載

KIRARI SHOW ACT☆「夜想曲〜ノクターン〜」ゲネプロレポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi卓越したダンス・テクニックで艶やかな存在感を放つ俳優・東山義久をリーダーとし、2003年に結成されたダンス・ボーカルユニットDIAMOND☆DOGS。同ユニットが、脚本・演出に宇治川まさなり、ゲストに元宝塚トップスターの北翔海莉を迎えておくる「夜想曲〜ノクターン〜」が、東京の博品館劇場で上演中だ。1920年代アメリカの裏

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2021/12/08掲載

ウラジーミル・マラーホフ=インタビュー

ワールドレポート/東京インタビュー=関口紘一、翻訳=針山愛美2014年にベルリン国立バレエ団の芸術監督を退任した後、ヨーロッパだけでなくロシア、キエフ、キューバ、モナコ、スロヴァキア、クロアチアなどでバレエに関わる多様な活動を展開しているウラジーミル・マラーホフ。今年の年末から来年にかけて日本の3つの舞台に登場する。新型コロナの新しい株の出現で、厳しい入国制限が実施される中、スロヴァキアで『ヌレエ

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2021/12/06掲載

ボリショイ・バレエ in シネマの2021-22シーズンは、12月16日より『くるみ割り人形』の上映で始まる

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi宙空に聳える円柱の上に4頭立ての馬車をいただくボリショイ劇場を拠点として、雄大なスケールと優美なバレエの世界を描いてきたボリショイ・バレエ。その歴史と格調高い伝統を大スクリーンで見ることができるボリショイ・バレエinシネマ。2021-22シーズンのラインアップは、『くるみ割り人形』(チャイコフスキー、グリゴローヴィチ

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2021/12/01掲載

第16回〈世界バレエフェスティバル〉の有料配信が決定

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki2021年8月、コロナ禍の危機を乗り越えて開催された3年に一度のバレエの祭典、第16回〈世界バレエフェスティバル〉。海外からの参加に厳しい制約が課される中、パリ・オペラ座バレエ団をはじめ世界有数のバレエ団から選び抜かれた23人のトップダンサーが集まり、珠玉のステージを繰り広げた。いつもより規模が縮小されたとはいえ、コロナ

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2021/12/01掲載

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