インタビュー & コラム

コラム 針山愛美

針山愛美 〜バレリーナのベルリン日記〜 ヨーロッパのダンス事情をバレエダンサー目線でご紹介します。

コラム 針山愛美の記事一覧

今回はヨーロッパからの情報もお伝えしたいと思います。

『Awaji World Ballet ウクライナチャリティーイベント』6月18、19日は公演、ワークショップ、オーディションと盛りだくさんの2日間でした。ウクライナからリビウ国立バレエ団出身のスベトラーナとネリアが無事避難してから1ヵ月で、キエフ国立バレエ学校のマルガリータ先生は到着からは2週間という期間の中で企画、構成、演出、リハーサル、日々のサポートをしながら母になった気分で当日を迎えました

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2022/08/10掲載

ウクライナから日本に避難のため無事到着したダンサーと先生の事など、お伝えいたします。

今月は、ウクライナから日本に避難のため無事到着したダンサーと先生の事など、お伝えいたします。コロナ禍でベルリンに戻れなくなり、ご縁を頂き淡路島に拠点を移し、バレエを通じて芸術の普及、若手の育成、そして世界と日本をつなぐ活動を続けてきました。1991年に初めて行った海外が旧ソビエト連邦でした。モスクワのボリショイバレエ学校に留学した直後に起こった10月政変の際には戦車をこの目で見たり、明日はどうなる

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2022/06/10掲載

世界は、ウクライナで起こっている事、世界情勢により激変してしまいました。

各地でバレエ団を自ら離れるダンサーも後を立たず、ダンサーだけではなく音楽家を含め辞任や移籍、公演のキャンセルが相次ぎ、世界状況がここまで芸術活動にまで及ぶとは思っていませんでした。思い起こせば1991年の春、初めて行った海外が旧ソビエト連邦の第2の都市、当時のレニングラードでした。当時13歳、ワガノワ・バレエ・アカデミーへの短期留学でした。その当時はウクライナをはじめ、現ジョージア、カザフスタン、

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2022/04/14掲載

この3年間何度延期しただろうか・・・

この3年間何度延期しただろうか・・・。だけどこの状況ではマラーホフさんを招聘するわけにはいかない・・・。オリンピックも無観客になった2021年の夏、9月に予定していた公演『With love from Malakhov 』も2022年1月に再延期すると決断せざるを得ませんでした。10月ごろ、コロナの状況が少し落ち着き、14日間隔離から10日間になるという知らせを受けました。その知らせを聞いて、12

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2022/02/10掲載

今年もあっという間に12月を迎えました。

思い返せば、コロナ禍から2年。様々な事を考えた2年でした。いま、ウラジーミル・マラーホフさんを中心に、今年を締めくくる公演、そして来年を迎える公演をプロデュースしています。そのウラジーミル・マラーホフさんは政府の全ての外国人入国禁止措置になる直前に入国が叶いました。11月までヨーロッパにいらっしゃったので現地の様子を聞かせていただきました。ヨーロッパやロシアでは、オミクロン株の感染者が確認されるま

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2021/12/14掲載

今月は「ヌレエフ」初演、ヨーロッパと日本からのレポートをお届けいたします。

スロバキア国立コシシェ州立歌劇場【ダンスの世界を変えたアーティストの伝記的ストーリー。犠牲を払ってでも、自由のためには常に戦わなければならないという事実について。ルドルフ・ヌレエフは、20世紀を代表する舞踊家の一人、彼の一生を描いています。】(バレエ団のウェブサイトから引用)photo. Joseph Marčinskýphoto. Joseph Marčinskýphoto. Jose

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2021/10/11掲載

まずロシアのソチで毎年行われているバレエ教育プロジェクトについてお伝えします。

日本では緊急事態宣言が発令され、まだコロナ禍の状況は厳しい状況にあります。そんな中でも、様々なところでパフォーマンスが開催されている事は喜ばしく思います。まずロシアのソチで毎年行われているバレエ教育プロジェクトについてお伝えします。7月に開催されたプロジェクトには、ロシア国内の6つのバレエ学校から105名のダンサーが参加しました。参加したダンサー達が所属した6つのバレエ学校は以下の通りです。モスク

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2021/08/11掲載

6月5日にドイツオペラにて、お客さまを入れて公演が行われました。

ドイツから(ベルリン国立バレエ団)6月5日にドイツオペラにて、お客さまを入れて公演が行われました。クラスは今までと同じくグループに分けて行っていますが、以前より1グループ毎の人数が多くなっています。また来シーズンに向けて、「オネーギン」のリハーサル中だそうです。リハーサルに参加するダンサーは、週に2回コロナの検査をしなければならず、もし検査を忘れた場合はリハーサルに参加出来ないそうですが、公演が再

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2021/06/10掲載

コロナ禍から1年以上が過ぎました。

ワクチン接種が始まりましたが、芸術界でも世界各地まだまだ厳しい状況が続きます。現在海外で活動している方々に世界各地からレポートしていただき、引用させてもらってまとめました。ベルリンからウラジーミル・マラーホフ氏を招き、9月12日に「With Love from Malakhov 」を開催予定でそちらも準備を進めています。クロアチア(ザグレブ)クロアチア国立バレエ団では現在(2021年4月上旬)クラ

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2021/04/12掲載

今月のヨーロッパの情報、『ヌレエフ』のオンライン配信等について触れたいと思います。

1月22日(金)、日本時間午前4時からの配信でしたが、「ヌレエフ」のオンライン配信を見ました。この配信の映像は2020年12月に撮影されました。Photo:Joseph Marčinskskýサイトがスロバキア語のみでわかりにくかったですが、チケットはオンライン上で10ユーロで購入しました。スロバキア語を想像しながら、入力するとすんなりと無事に視聴することができました。「ヌレエフ」は、スロバキアの

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2021/02/11掲載

2020年も残す日々が僅かになりました。

世界中今年は激動の年でした。新型コロナ禍の中、あらゆることを考え、感じ、過ごした1年でした。私自身、今まで作り出せなかった時間を持つことが出来、本当に大切な事に気付き様々な事を勉強出来た時間となりました。今後の人生において、役立てていきたいと思っています。今回も、ヨーロッパなどの様子等をお伝えします。◎クロアチア国立バレエ団からバレエ団は、11月7日に無事『プライドと偏見』の初演を終え、4公演

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2020/12/10掲載

今月は、ヨーロッパからの状況、日本での活動についてお伝えいたします。

まずはベルリン国立バレエ団の状況を少しお伝えします。現在(10月1週目)、公演も始まり以前とは少し違う形でクラスやリハーサルをしています。クラスは基本的にはコンテンポラリーのグループも含め、5グループに分かれてレッスンしています。ダンサー達はレッスン中やリハーサル中は、マスクは外して踊っています。しかしバレエマスターの先生方はマスクをして指導されています。ダンサーは、踊っている時はマス

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2020/10/12掲載

今月も、様々な話題をお伝えしたいと思います。

海外のカンパニー、劇場等は現在(8月)夏休みシーズンオフのところが殆どですが、2020-2021年のシーズンがそろそろ始動します。現在ヨーロッパは、比較的一般的な生活、また舞台活動などにおいても制限が緩やかになっている様です。バレエ団、劇場等は予定通りシーズンを始めるところが多く無事パフォーマンスできるかどうか、私も見守っているところです。ヨーロッパ国内では行き来が自由にできるようになりました。先

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2020/08/11掲載

前回記事をアップしてからも、世界状況は目まぐるしく変化しています。

新型コロナの影響で、各地の劇場は閉鎖を余儀なくされ、ヨーロッパ、ロシア、アメリカはじめ世界中各地のバレエ団は夏までの公演をほぼキャンセルしています。4月から今に至るまでの各地の近況をご報告いたします。まず、現在はアメリカニューヨークのABT(アメリカンバレエシアター)でバレエミストレスを務める元キーロフ劇場の名プリマバレリーナ、イリーナ・コルパコワ先生と話をしました。夏に予定されていたメトロポリタ

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2020/06/10掲載

今世界は、新型コロナウィルスの影響で今までにはなかった状況に置かれています。

世界中のアーティスト、ダンサーも影響を受け、自宅待機している方々がほとんどです。そんな中、一人一人が今できることを考え、活動しています。今まで、私が2004年から過ごしてきたドイツ。3月にドイツでは、メルケル首相が国民に訴えかける素晴らしいテレビ演説をされました。厳しい政策を打ち出しましたが、国民が理解できるようしっかり、はっきり、わかりやすい語り口調で、国民の理解を求めました。そんな中、打ち出さ

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2020/04/10掲載

日本全国、そして世界中がコロナ感染症の影響を受けています。

今回、海外から来日予定だった団体も公演の延期もしくはキャンセルが決定されています。またミラノ・スカラ座も劇場を閉鎖しパフォーマンスをキャンセルするなど今までになかったような状況が続いています。私自身も、3月に予定していた公演、携わっていたパフォーマンスやイベントは全てキャンセル、もしくは延期になりました。今回は、今までに私が実際にヨーロッパ、アメリカ、ロシアなど経験した公演キャンセルにまつわるエピ

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2020/03/10掲載

今月はベルリンからの話題などをお届けいたします。

ベルリン国立歌劇場現在ベルリン国立バレエ団の芸術監督であるヨハネス・オーマン氏とサーシャ・ワルツ氏が、1年後に辞任するというニュースが入ってきました。私が2004年から2014年まで所属していたバレエ団で、当時はウラジーミル・マラーホフ氏が芸術監督兼ディレクターでした。マラーホフ氏はディレクターとして、またダンサーとして10年間活躍し、その後ナチョ・ドゥアトが芸術監督に就任しました。ナチョ氏は5年

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2020/02/10掲載

今回は、アジアのバレエ事情などをお伝えします。

今回は、アジアのバレエ事情などをお伝えします。シンガポールで行われたインターナショナルワークショップの講師として、指導する機会がありました。シンガポール本国のほかマレーシア、インドネシア、タイなどからたくさんの生徒たちが訪れました。参加した生徒たちは、普段は一緒にレッスンすることのないダンサーたちとレッスンを重ねることで、刺激を受け日々ヘトヘトになるまで頑張っていました。講師は、シンガポール、香港

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2020/01/14掲載

今回はクロアチアからお届けいたします。

2019年11月29日、クロアチア国立歌劇場でウラジーミル・マラーホフ演出・振付・台本による『くるみ割り人形』が世界初演されました。私は、前回2017年3月に同じクロアチア国立歌劇場で初演された『白鳥の湖』に引き続き、演出・振付補佐を務めさせて頂きました。バレエ団は幅広い年齢層のダンサーたちで成り立っています。最近は国際色も豊かになり、ヨーロッパだけではなくブラジル、オーストラリア、日本などからの

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2019/12/10掲載

今回は、ロシア、サンクトペテルブルクとペルミからお届けいたします。

今回は、ロシア、サンクトペテルブルクとペルミからお届けいたします。ボリス・エイフマンは、力強くダイナミックな独自のスタイルを用いた作品を手掛けるロシアのバレエ振付家です。1977年、サンクトペテルブルクに自身の国立バレエ団、ボリス・エイフマン・バレエを設立しました。ロシア以外の海外公演にもよく行っており、今年2019年には日本にも来日し大成功を収めました。そのエイフマンが数年前に設立したバレエ学校

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2019/11/11掲載

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