ワールドレポート

2007年5月

2007年5月の記事一覧

なんとなく「4月は劇場公演が少ないな」、って・・・

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu なんとなく「4月は劇場公演が少ないな」、って思われたことはないでしょうか? 日本での新年度のはじまりは4月。だから公共ホールの関わる公演は、人事異動やなんのかのと、新学期が始まったばかりの4月には開催しにくい。そんなわけで、今月は、いち早く東海地域で今年開催される公演の先取り情報を、大人気の男性アーティストにフォーカス

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2007/05/10掲載

花のワルツが秀逸---ISバレエ・フェスティバル

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna誕生して6年とフレッシュな教室ISバレエ・アカデミア。今回、1日にピッコロ・シアター、15日に千里中央のよみうり文化センターと、キャストを変えて2つの舞台が行われ、15日の方を観た。  1部はバレエ・コンサート。『白鳥の湖』より王子のヴァリエーションを踊った木村琢馬は、脚が長く良いスタイル。日本にはまだまだ少ない

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2007/05/10掲載

黒沢美香&大阪ダンサーズによる「jazzzzzzz - danse」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna黒沢美香は横浜出身、決して大阪の人ではない。でも不思議なことに、この舞台には"大阪クササ"が、ぷんぷんしていた。毎年、このDANCE BOXで行われるワークショップ「夏塾」に集った生徒たちとともに行った公演だ。 プログラムによると「jazzzzzzz - danse」というタイトルは、けっしてジャズダンスというこ

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2007/05/10掲載

牧阿佐美バレエ団などからゲストを招いてオオカワ・バレエアーツ公演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna西宮市内、兵庫県立芸術文化センターから1駅の場所に本部を置くバレエ教室、オオカワ・バレエアーツ。主宰の大川律子は、このホールの着工前からここでの発表会開催を楽しみにしていたそうだ。そんな念願かなった今回は、教室初期からの生徒・大川きづなが現在、牧阿佐美バレエ団に在籍していることもあり、同バレエ団より逸見智彦、京當

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2007/05/10掲載

[中国]上海のバレエを訪ねて

空港から市内までリニアモーターカーが走る最先端都市の上海にも、様々のバレエの歴史が刻まれている。亡命ロシア人が活躍した外国租界の時代から、今日活発な活動を展開する上海バレエまで、21世紀の大国の最新のバレエ事情の一端をお伝えしよう。マーゴ・フォンテーンが上海でバレエを学んでいたことは良く知られている。  フォンテーンは、1930年代、10代の前半を父親の勤務地の中国で過ご し、上海ではゴンチャロフ

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2007/05/10掲載

DANCE BOX Vol.138 one - dance 花沙の『hana』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna DANCE BOXが定期的に行っている主催公演の中で、"DANCE CIRCUS"というのは選考の ない開かれた公募企画で、先着順で受付けたグループ がそれぞれ12分間の作品を上演するもの。そこから優れた作品をピックアップして20分の作品を上演するのが" DANCE BOX Selection"、そしてさらに今

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2007/05/10掲載

日本とウクライナの若きアーティスト達2007『くるみ割り人形』

ワールドレポート/大阪・名古屋桜井 多佳子text by Takako Sakurai 主催はNPO法人子供の城アートセンター。長年にわたってキエフと交流を続けている寺田バレエ・アートスクール(京都)が、昨年秋に立ち上げた。今回は法人設立第一回目の記念公演。それに相応しい熱意が感じられ、盛り上がりを見せていた(3月30日びわ湖ホール、4月1日なら100年会館。奈良公演を所見)。守山俊吾指揮、関西フ

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2007/05/10掲載

「バレエ&オーケストラの饗宴」~矢上恵子振付『展覧会の絵』ほか

ワールドレポート/大阪・名古屋桜井 多佳子text by Takako Sakurai 振付家矢上恵子が、ムソルグスキー作曲『展覧会の絵』全曲に取り組んだ。  コンクール出演者へのソロや、彼女率いるK★チェンバーカンパニーが踊る中規模以上の群舞など、見ごたえたっぷりの作品を多く発表している矢上。振付作品はすべて、衣裳や美術プランはもちろん、音楽構成も彼女自身が手がけている。そして、その音楽構成こそ

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2007/05/10掲載

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