ワールドレポート

2018年7月

2018年7月の記事一覧

海外留学中の日本人4名入賞! 第28回ヴァルナ国際バレエコンクール結果

ワールドレポート/ヴァルナ香月 圭 text by Kei Kazuki7月15日から開催されていた第28回ヴァルナ国際バレエコンクール結果が発表になり、海外のバレエ学校に留学中の日本人4名が入賞した。ベルリン国立バレエ学校に留学中の五島温大と井関エレナがペア出場し、両名とも上位入賞を果たした(五島はジュニア男子第2位、井関はジュニア女子第3位)。そのほかジュニア男子第3位に大森一樹(リスボン国立

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2018/07/31掲載

世界バレエフェスティバル開幕直前に、東京文化会館の舞台上で開催された記者会見

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi第15回世界バレエフェスティバルの開幕を2日後に控えて、記者会見が東京文化会館大ホールの舞台上で開かれた。リハーサルたけなわの世界バレエフェスティバルに出演するダンサーたちを、一挙にこの記者会見に参加させるのには、最も近く移動が不要の場所、ということがその理由なのかもしれない。しかし、記者たちは普段は眺めている舞台上

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2018/07/31掲載

日本出身者5名が決戦へ! 第28回ヴァルナ国際バレエコンクール二次審査結果

ワールドレポート/ヴァルナ香月 圭 text by Kei Kazuki第28回ヴァルナ国際バレエコンクール二次審査が行われ、以下の5名が三次最終審査に進出した。屋外劇場が会場のため、悪天候を回避して日程が当初の予定より短縮され、7月21〜23日の3日間での審査となった。最終ラウンドとなる第三次審査でのダンサーたちの健闘に期待したい。《第28回ヴァルナ国際バレエコンクール二次審査を通過した日本出身

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2018/07/25掲載

第28回ヴァルナ国際バレエコンクール一次審査結果

ワールドレポート/ヴァルナ香月 圭 text by Kei Kazuki2018年7月15日〜19日の5日間に渡って第28回ヴァルナ国際バレエコンクールの一次審査が行われ、二次審査への通過者が発表された。20〜26歳のシニア・グループの参加者69名(日本出身の参加者は13名。応募総数は90名だった)と 15〜19歳のジュニア・グループ参加者51名 (日本出身者は11名。応募総数は59名だった)は主

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2018/07/23掲載

第28回ヴァルナ国際バレエコンクール開幕!

ワールドレポート/ヴァルナ香月 圭 text by Kei Kazuki国際バレエコンクールの中で最も古い歴史を誇るヴァルナ国際バレエコンクール第28回大会が2018年7月15日開幕した。このコンクールは隔年開催でモスクワ、アメリカのジャクソンと並び三大主要コンクールの一つに数えられる。これまでギエム、マラーホフ、バリシニコフ、パトリック・デュポン、森下洋子、ウラジーミル・ワシーリエフなどバレエ界

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2018/07/17掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:セ・ウン・パク

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURASae Eun Park(セ・ウン・パク) プルミエール・ダンスーズ2018年度のブノワ・ダンス賞に輝いたプルミエール・ダンスーズのセ・ウン・パク。彼女の名前はセ・ウンだが、オペラ座内では仲間たちからサエと呼ばれて愛されている。これまで日本であまり語られることがなかった彼女なので、この機会に紹介

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2018/07/14掲載

ロビンズ生誕100年記念フェスティバルのスプリング・ガラをニューヨーク・シティ・バレエが開催

ワールドレポート/ニューヨークブルーシャ 西村 Text by BRUIXA NISHIMURANew York City Ballet ニューヨーク・シティ・バレエSPRING GALA "ROBBINS 100" スプリング・ガラ「ロビンズ100」"The Four Seasons", "Circus Polka", "A Suite of Dances", "Something to Dan

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2018/07/14掲載

41周年を迎えた、全米最大のアフロ・アメリカンのダンスの祭典「ダンス・アフリカ2018」

ワールドレポート/ニューヨークブルーシャ 西村 Text by BRUIXA NISHIMURA" Dance Africa 2018 "「ダンス・アフリカ2018」" Remenbrance, Reconciliation, Renewal "「記憶、和解、再生」Artistic Director: Adel R. Salaam アデル・R.サラーム:芸術監督今年、第41回を迎えるダンス・アフリ

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2018/07/14掲載

アリスを踊ってブノワ賞にノミネートされたオーストラリア・バレエ団プリンシパル、近藤亜香(あこ)に聞く

ワールドレポート/オーストラリアインタビュー / 岸 夕夏----ブノワ賞にノミネートされた時、どのようなお気持ちでしたか。 近藤 最初に聞いたときは信じられませんでした。日本ではバレエ界のアカデミー賞って言われるくらい大きな賞というのはわかっていたので、まさか自分がノミネートされるなんて思ってもいませんでした。ここまで来たんだという思いと、ちょっとやったなという嬉しさと、信じられない気持ちがずっ

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2018/07/14掲載

小野絢子のオーロラ姫と福岡雄大のデジレ王子のグラン・パ・ド・ドゥが素晴らしかった

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『眠れる森の美女』ウエイン・イーグリング:振付(マリウス・プティパ原振付による)新国立劇場バレエ団は『眠れる森の美女』を再演した。キャストは米沢唯/井澤駿、小野絢子/福岡雄大、池田理沙子/奥村康祐、木村優里/渡邊峻郁の4組による5公演だった。イーグリング版の『眠れる森の美女』は2014年に初演され、

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2018/07/14掲載

舞踊とドラマが自然に融合した素晴らしい『ライモンダ』、牧阿佐美バレヱ団

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団『ライモンダ』テリー・ウエストモーランド:演出・振付(マリウス・プティパによる)三谷恭三:改訂演出振付英国ロイヤル・バレエやスウェーデン・ロイヤル・バレエなどで活躍したテリー・ウエストモーランドは、1979年、『ライモンダ』全3幕を牧阿佐美バレヱ団に初めて振付けた。彼はその後、牧阿佐美バレヱ団に『眠れ

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2018/07/14掲載

ブルメイステルの意図を尊重した完成度の高い舞台、東京バレエ団『白鳥の湖』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団『白鳥の湖』ウラジーミル・ブルメイステル:改訂振付東京バレエ団が、ブルメイステル版『白鳥の湖』を2年振りに再演した。2016年2月にバレエ団として初演し、極めて高い評価を得たプロダクションだが、この時は装置こそ東京で製作したものの、衣裳はこの版を初演したモスクワ音楽劇場から借りたものだった。レパートリー化を確

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2018/07/14掲載

踊る喜びに溢れるアメリカのバレエの楽しさを教えてくれたNBAバレエの「ショート・ストーリーズ 9」

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi SekiguchiNBAバレエ団「Short Stories 9 ー BALLET INCREDIBLE」『La Vita』佐藤圭:振付、『ケルツ』ライラ・ヨーク:振付、『11匹わんちゃん』宝満直也:振付、『ブルッフ ヴァイオリン交響曲第1番』クラーク・ティペット:振付 他NBA バレエ団の『ショート・ストーリズ 9 ー バレエ イン

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2018/07/14掲載

夏山周久演出・再振付で関西の実力派ダンサーたちが踊った全日本洋舞協会『ラ・バヤデール』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna全日本洋舞協会合同公演2018『ラ・バヤデール』夏山周久;演出・再振付パリを拠点に活躍する全日本洋舞協会会長の黒井治は、1992年、パリ・オペラ座ガルニエ宮で、ヌレエフが渾身の思いで創り上げた『ラ・バヤデー』の舞台を観て心が震え、今でも強烈に脳裡に焼き付いているという。その後、数え切れないほどの『ラ・バヤデール

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2018/07/14掲載

上杉真由率いる"niconomiel"の旗揚げ公演──ヘアショーのような、ファッションショーのようなダンス

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzunaniconomiel ニコノミエル『幸食い虫の涙』上杉真由;演出・振付岡本博雄バレエ出身で大阪芸術大学を卒業、現在、クラシック・バレエだけでなくコンテンポラリー・ダンスの振付でも光るものを見せる上杉真由が、プロダンサーと言える女性たちとともに旗揚げしたダンスカンパニー"niconomiel"="ニコノミエル"。

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2018/07/14掲載

web magazine "DANCE CUBE" postscript<2018. 07.>

ワールドレポート/その他web magazine "DANCE CUBE" 編集長 関口 紘一みなさまいつもご愛読ありがとうございます。web magazine "DANCE CUBE"は、ご覧の通り、6月更新号よりリニューアルいたしました。まだ、アーカイブとなっている過去記事の比較的古い部分は、移行中ですが順次完了していきます。今月は、ロシアのプティパ生誕200年記念や白夜祭ガラ、ワガノワ・バレ

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2018/07/14掲載

佐久間奈緒がバーミンガム・ロイヤル・バレエとの23年のキャリアに終止符

ワールドレポート/バーミンガム文・写真 アンジェラ・加瀬  Text by Angela Kase7月7日午後、イギリス西部ブリストル市ヒポドローム劇場にてバーミンガム・ロイヤル・バレエのプリンシパル佐久間奈緒のフェアウェル・パフォーマンス(さよなら公演)が行われた。佐久間は1995年にバーミンガム・ロイヤル・バレエ(BRB)の芸術監督に就任したデイヴィッド・ビントレーが、自らのバレエ団に入団させ

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2018/07/12掲載

厚地康雄が英国バーミンガム・ロイヤル・バレエのプリンシパルに昇進した!

ワールドレポート/バーミンガム文・写真 アンジェラ・加瀬  Text by Angela Kase7月7日にイギリス西部のブリストルで2017/18シーズンを締めくくったバーミンガム・ロイヤル・バレエ(BRB)よりダンサー昇進ニュースが寄せられ、ファースト・ソリストとして5月の日本公演でも活躍した厚地康雄が、秋からプリンシパルに昇進することが明らかになった。厚地は栃木県出身。5歳より石原千代先生の

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2018/07/12掲載

ポール・テイラーは自らの財団に芸術ポジションを増設。ダンサーのマイケル・ノヴァクを将来の芸術監督に指名

ワールドレポート/ニューヨーク三崎 恵里  Text by Eri Misaki現在、アメリカのモダンダンスの最高峰カンパニーの一つ、ポール・テイラー・ダンスカンパニーの創設者で振付家のポール・テイラー(Paul Taylor/87歳)は、ポール・テイラー・ダンス財団に芸術部門のポジションを増設し、カンパニー・ダンサーのマイケル・ノヴァク(Michael Novak/35歳)をカンパニーの指定芸術

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2018/07/10掲載

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