ワールドレポート

2019年7月

2019年7月の記事一覧

カザフスタンでユーラシア・ダンスフェスティバルが開催され、ジャパン・インターナショナルバレエがロマンティック・バレエからコンテンポラリー・ダンスまで上演

ワールドレポート/その他フリューラ ムーシナ(バレエ評論家)カザフスタン共和国の首都アスタナのアスタナ・バレエ劇場で、6月4日から16日まで、第3回ユーラシア・ダンスフェスティバルが開催された。マリインスキー・バレエ、チェコ国立バレエ、アスタナ・バレエ、ウクライナ国立民俗舞踊団などとともに、日本からはジャパン・インターナショナルバレエ(JIBC)が参加した。ジャパン・インターナショナルバレエ(JI

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2019/07/30掲載

フェリ&ボッレ 公演直前インタビュー「時間のすべてを、愛するダンスに捧げること。それが、私たちの喜びです」

ワールドレポート/東京インタビュー:坂口 香野44歳で惜しまれながら引退、50歳で見事な復活を果たし、歴史に残る女優バレリーナとして、今ますます充実の時を迎えているアレッサンドラ・フェリと、世界中のプリマ・バレリーナから相手役に望まれる美しきダンスール・ノーブル、ロベルト・ボッレ。2人のイタリアン・スターが座長として共演し、M・ゴメスやM・ハミルトン、上野水香、S・アッツォーニ、A・リアブコなどが

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2019/07/30掲載

篝火を焚いた野外能舞台で森山開次『雨ニモマケズ』を上演する、第41回小金井薪能

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi東京・小金井市在住の能楽師・津村禮次郎と、リンボー先生の愛称で知られる作家・林望の2人が発案し、1979年より毎年行われてきた小金井薪能。第40回の節目となった昨年は、小尻健太振付・酒井はなら出演による創作舞「THE KUMANO-2018」が話題となった。今年は、森山開次振付による新作創作舞『雨ニモマケズ』を上演。舞人

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2019/07/24掲載

ボリス・エイフマンが21年ぶりに来日『ロダン〜魂を捧げた幻想』と『アンナ・カレーニナ』を上演する

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiボリス・エイフマン率いるエイフマン・バレエが21年ぶりに来日し、琵琶湖ホールと静岡市のグランシップ 中ホール・大地での公演を終え、東京公演に向けてロシア大使館で記者会見を開いた。東京公演では『ロダン〜魂を捧げた幻想』(7月18、19日)と『アンナ・カレーニナ』(20日、21日)が東京文化会館で上演される。記者会見の登

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2019/07/18掲載

茶谷正純が今年のニューヨーク公演を最後に、アルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンスシアターの副監督職を引退

ワールドレポート/ニューヨーククリスマス前の12月22日に茶谷正純の50年に渡るエイリーへの貢献を祝して特別公演開催アルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンスシアターの芸術監督ロバート・バトル(Robert Battle)は、7月9日、同カンパニーで半世紀の間親しまれ愛されてきた副芸術監督の茶谷正純が、12月のニューヨーク公演が終了後の来年1月5日に引退する意向であることを発表した。茶谷は1972年

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2019/07/18掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:エレオノーラ・アバニャート

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURAEleonora Abbagnato エレオノーラ・アバニャート(エトワール)オペラ座のシーズン2018/19年の話題の1つは引退宣言をしたマッツ・エクの復活だった。その公演に際してレパートリー入りした『カルメン』でイタリア生まれらしくラテン女の炎を燃やし、情熱的ヒロイン役を踊ったエレオノーラ。

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2019/07/17掲載

東京バレエ団・ウィーン国立歌劇場公演『ザ・カブキ』開幕! 欧州ツアー帰国後の展開にも注目

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi東京バレエ団は現在、約1か月間にわたる大規模な欧州ツアー中だ。6月19日に日本を出発し、ポーランドのウッチ劇場、ローマのカラカラ野外劇場での公演を成功裡に終え、7月2日より、世界最高峰のオペラハウスのひとつであるウィーン国立歌劇場で3回公演を開催した。ウィーン国立歌劇場公演初日の第一報とともに、ツアーに先立つ6月4日、東

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2019/07/12掲載

NYCBとパリ・オペラ座バレエの若手中心のダンサーたちによる活発な舞台が観客の喝采を浴びた

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoPARIS DE LA DANSE 第2回パリ・ダンス・フェスティヴァル"De New-York à Paris" Stars of American Ballet & Les Italiens de l'Opera de Paris「ニューヨークからパリへ」スターズ・オブ・アメリカン・バレエ & オペラ座のイタリア

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2019/07/10掲載

アレクセイ・ラトマンスキーのABTへの振付10周年記念を祝うガラ公演が行われた

ワールドレポート/ニューヨークブルーシャ 西村 Text by BRUIXA NISHIMURAAmerican Ballet Theatre アメリカン・バレエ・シアターSpring GALA "Serenade after Plato's Symposium" "The Seasons" by Alexey Ratmanskyスプリング・ガラ『セレナード(プラトンの「饗宴」による)』『ザ・シー

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2019/07/10掲載

ラトマンスキーがプティパ作品をリメイクした『アレルキナーダ』をシムキン、ヒー・セオなどが華やかに踊った

ワールドレポート/ニューヨーク三崎 恵里  Text by Eri MisakiAmerican Ballet Theatre アメリカン・バレエ・シアター"Harlequinade" by Alexei Ratmansky after Marius Petipa『アレルキナーダ』 アレクセイ・ラトマンスキー:振付(マリウス・プティパに基づく)今年のアメリカン・バレエ・シアター(ABT)の春のシー

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2019/07/10掲載

ジョイス・シアターで行われたオーストラリア・バレエの優れたテクニックで描かれた3作品

ワールドレポート/ニューヨーク三崎 恵里  Text by Eri MisakiThe Australian Ballet オーストラリア・バレエ"Chairman Dances" by Tim Harbour, "Unspoken Dialogues" by Stephen Baynes, "Aurum" by Alice Topp『チェアマン・ダンス』 ティム・ハーバー:振付、『言葉にならない

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2019/07/10掲載

オーストラリア・ダンス・シアターが見事なテクニックで描いた『自然の始まり』

ワールドレポート/ニューヨーク三崎 恵里  Text by Eri MisakiAustralian Dance Theatre オーストラリア・ダンス・シアター"The Beginning of Nature" by Garry Stewart and the dancers of Australian Dance Theatre.『自然の始まり』ギャリー・スチュアート及びオーストラリア・ダンス

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2019/07/10掲載

ヌニェスのキトリとムンタギロフのバジルがリアルに、動く装置と一体化して素晴らしい舞台を展開した

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki英国ロイヤル・バレエ団『ドン・キホーテ』カルロス・アコスタ:改訂振付(マリウス・プティパの原版に基づく)主役のキトリとバジルが軽快にステップを踏むと、街の人々が和するように手拍子を取り、掛け声ではやしたてた。舞台上のダンサーたちの一体感が客席にまで広がってきて、見ている側までつり込まれて手を叩きそうになった。3年振りに来

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2019/07/10掲載

新作『hananoiroha...』に至るまでの40年間にわたる5曲が活き活きと踊られた、堀内 充 BALLET COLLECTION 2019

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi堀内 充BALLET COLLECTION 20192013年に始まった堀内充のバレエコレクション2019を観た。7回目にあたる今回は、1979年に初演された父・堀内完の振付を充が改訂振付した『小組曲』、1983年初演のやはり堀内完振付の『ジャズコンポとオーケストラの対話』、1998年初演の『ダンススイート』、201

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2019/07/10掲載

法村圭緒改訂振付『くるみ割り人形』と創立者・友井唯起子の『スペイン交響曲』を大力小百合が改訂して上演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna法村友井バレエ団『くるみ割り人形』法村圭緒:改訂振付、『スペイン交響曲』大力小百合:改訂振付『スペイン交響曲』神木遥、春木友里沙、今村泰典、今井大輔撮影:尾鼻文雄(OfficeObana)(すべて)いつも、ロシア・バレエのクラシック全幕をレベル高く上演する法村友井バレエ団。ここ数年は、それに加えて、創立者の一人

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2019/07/10掲載

オニール 八菜が「ル・グラン・ガラ 2019」でフォーサイスの『ヘルマン・シュメルマン』を踊る

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi日本人の母とニュージーランド人の父を持ち、8歳まで日本でバレエを習い、日本語を自在に話すパリ・オペラ座バレエのプルミエール・ダンスーズ、オニール 八菜。彼女は日本は言うに及ばずヨーロッパでもたいへん人気が高く、次のエトワール有力候補であり、パリ・オペラ座バレエの次代を担うダンサーとして大きな期待を寄せられている。オニ

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2019/07/09掲載

ローザンヌ国際バレエコンクール入賞者 佐々木、脇塚、住山のその後、そして次回開催モントルーへの予選について

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki今年2月に開催された第47回ローザンヌ国際バレエコンクールの決選の模様が6月16日NHK Eテレで放映されたが、あらためてご覧になった方も多いだろう。第3位となった佐々木須弥奈は英国ロイヤル・バレエ、第4位の脇塚優はサンフランシスコ・バレエ・スクール、第8位の住山美桜は英国バーミンガム・ロイヤル・バレエの研修生に決まった。そのほ

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2019/07/01掲載

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