ワールドレポート

2023年8月

2023年8月の記事一覧

ヤスミン・ナグディとマシュー・ボールによる『眠れる森の美女』(英国ロイヤル・バレエ、シネマシーズン)が8月25日より1週間限定公開される

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2022/23は、平野亮一がルドルフ皇太子を踊った『うたかたの恋-マイヤリング-』で始まり、8月25日より上映される『眠れる森の美女』で終了する。今シーズンの最後に上映される『眠れる森の美女』は、言うまでもなくマリウス・プティパとピョートル・チャイコフスキーによる古典主義

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2023/08/20掲載

『STOMP ストンプ』出演の櫻井多美衣にきく「先輩タップダンサーに続いてストンパーへ」

ワールドレポート/東京インタビュー=香月 圭バケツやデッキブラシ、ゴミ箱のふた、マッチ箱、果ては新聞紙やビニール袋など身の回りのものを 楽器に見立てた、8人のアンサンブルによる迫力のリズム・パフォーマンス『STOMP ストンプ』が13 年ぶりに来日し、8月16日〜8月27日に東急シアターオーブで公演を行う。2代目日本人ストンパーと して今回の来日公演に出演する櫻井多美衣に話をきいた。―― NHK「

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2023/08/17掲載

パリ・オペラ座のエトワールとして活躍したアティリオ・ラビス振付『アルカード』が京都バレエ団により上演され、オマージュが捧げられた

ワールドレポート/京都関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi京都バレエ団 Triple Bill『ロゼット』堀内充:振付・指導、『卒業舞踏会』ダヴィット・リシーン:原振付、エリック・カミーヨ:指導、『アルカード Arcades』アティリオ・ラビス:振付、カール・パケット:指導京都バレエ団は、パリ・オペラ座バレエ団と長く深い交流を積み重ねて多くの舞台を作ってきた。私が知っている

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2023/08/10掲載

復帰を果たしたマチアス・エイマンを始め、6人のエトワールが華やかに踊った〈オペラ座ガラ〉―ヌレエフに捧ぐ―

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki〈オペラ座ガラ〉―ヌレエフに捧ぐ―『ライモンダ』より第3幕のグラン・パ、『白鳥の湖』より第3幕のパ・ド・トロワ ルドルフ・ヌレエフ:振付(マリウス・プティパに基づく)ほか20世紀後半にバレエ界を席巻した稀有のダンサー、ルドルフ・ヌレエフの没後30年に当たり、〈オペラ座ガラ〉―ヌレエフに捧ぐ―と題したガラ公演が、彼がかつて

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2023/08/10掲載

鳴り止まない拍手喝采と繰り返されるカーテンコール、大成功をおさめた東京バレエ団のオーストラリア・デビュー公演『ジゼル』

ワールドレポート/オーストラリア岸 夕夏 Text by Yuka KishiTHE TOKYO BALLET 東京バレエ団 オーストラリア公演"GISELLE" Choreography : Leonid Lavrovsky after Jean Coralli, Jules Perrot and Marius Petipa、Pas de huit adaption by Vladimir Va

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2023/08/10掲載

ジークフリート役のアラン・ベルの気品のある踊り、オデット/オディールを踊ったソ・ヒの美しさが際立った、ABT『白鳥の湖』

ワールドレポート/ニューヨーク針山 真実 Text by Mami HariyamaAmerican Ballet Theatre アメリカン・バレエ・シアター"Swan Lake" by Kevin McKenzie『白鳥の湖』ケヴィン・マッケンジー:振付アメリカン・バレエ・シアター(ABT)のサマーシーズンで『白鳥の湖』を鑑賞しました。この日のオデット/オディールはソ・ヒ(Hee Seo)、ジ

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2023/08/10掲載

禁じられた無意識の探求を続けるピーピング・トムの「三部作」がガルニエ宮で上演された

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoPEEPING TOM ピーピング・トム(パリ・オペラ座、招聘カンパニー)「Triptych」『The Missing Door』『The Lost Room』『The Hidden Floor』 Gabriela Carrizo & Franck Chartier 「三部作」『ザ・ミッシング・ドア』『ザ・ロスト・ル

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2023/08/10掲載

ペリダンスの40周年を記念して「レガシー・フェスティバル」を開催、イガール・ペリーが新作を上演した

ワールドレポート/ニューヨークブルーシャ 西村 Text by BRUIXA NISHIMURAPeridance "Legacy Festival" 40th Anniversary CelebrationIgal Perryペリダンス「レガシー・フェスティバル」40周年記念イガール・ペリー:芸術監督ペリダンスは40周年を記念して4月17日から24日まで、「レガシー・フェスティバル」を開催しまし

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2023/08/10掲載

上杉真由主宰niconomiel(ニコノミエル)の公演「地に還り 血は廻り」は、A、B、2つのプログラムで

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna『folia』村林楽穂:振付、『on』村林楽穂、高橋佑紀:振付、『Orb─ウチ⇄ソト─』宮原由紀夫:振付、幻想バレエ『組曲クロード・モネと私』上杉真由:振付、『脈々と〜音降る夜と遠い記憶〜』上杉真由:構成演出・一部振付"人"そのものだったり、"人と人との関係性"だったり、"社会と人"だったり──いつもそういった

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2023/08/10掲載

望月則彦没後10年の今年、山口陽子&河邉こずえによる新たな振付・演出による『カルミナ・ブラーナ』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzunaアルティ・アーティスト・プロジェクト『カルミナ・ブラーナ』山口陽子、河邉こずえ:振付京都府立府民ホール "アルティ" に実力派のダンサーや振付家たちが集って作品を創り発表する "アルティ・アーティスト・プロジェクト"。その芸術監督を務めていた望月則彦が2013年に他界してから10年が経とうとしている。2010年

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2023/08/10掲載

田川陽子のカルメン、野々山亮のホセ、水城卓哉のエスカミリオ、ピアノとパーカッションの演奏とともに上演された『カルメンを奏でる』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna田川陽子バレエアカデミー『カルメンを奏でる』堀登:振付ドイツのゲルセンキーシェン州立バレエ劇場で活躍後帰国し、各コンクール1位受賞など数々の優秀な生徒を育てている田川陽子。彼女が主宰する団体のサマーコンサートだ。『カルメンを奏でる』カルメン:田川陽子、ホセ:野々山亮撮影:田中 聡(テス大阪)1部、2部は、小作品

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2023/08/10掲載

今年の冬に来日するウクライナ国立バレエが『雪の女王』日本初演などについて記者発表を行った

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazuki2023年12月〜2024年1月の開催が決定した「ウクライナ国立バレエ(旧キエフ・バレエ)」の冬の来日公演に向けて、記者発表が行われた。夏のガラ公演で来日中のウクライナ国立バレエ芸術監督の寺田宜弘とプリンシパルのニキータ・スハルコフとアナスタシア・シェフチェンコ、ソリストのカテリーナ・ミクルーハの4名が出席した。寺田宜弘(ウクライ

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2023/08/09掲載

鈴木竜×大巻伸嗣×evala『Rain』開幕直前! 主演する米沢唯に話を聞いた

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi今年3月に愛知県芸術劇場で初演され、大きな反響を呼んだ愛知県芸術劇場×DaBYダンスプロジェクト『Rain』が、8月4日、東京の新国立劇場小劇場を皮切りに、愛知、福岡の3都市で上演される。振付家の鈴木竜、現代美術作家の大巻伸嗣、サウンドアーティストのevalaら、ジャンルを超えたアーティストがつくりあげた体感型の舞台だ。

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2023/08/03掲載

米沢唯が主演する『Rain』、演出・振付の鈴木竜に開幕直前インタビュー

ワールドレポート/東京インタビュー=坂口香野今年3月に愛知県芸術劇場で初演され、大きな反響を呼んだ愛知県芸術劇場×DaBYダンスプロジェクト『Rain』が、8月4日、東京の新国立劇場小劇場を皮切りに、愛知、福岡の3都市で上演される。振付家の鈴木竜、現代美術作家の大巻伸嗣、サウンドアーティストのevalaら、ジャンルを超えたアーティストたちがつくりあげた舞台だ。原作は、短編小説の傑作といわれるサマセ

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2023/08/03掲載

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