ワールドレポート

2020年10月

2020年10月の記事一覧

英国ロイヤル・バレエがロックダウン後、7か月ぶりに観客を前に行った高田茜、金子扶生他の舞台とRBの最新情報

ワールドレポート/ロンドンアンジェラ・加瀬  Text by Angela Kase10月9日、英国ロイヤル・バレエがロックダウン後7か月ぶりに観客を招き入れ、全団員規模での本拠地公演を行った。新型コロナの感染拡大の影響で本拠地コベント・ガーデンのロイヤル・オペラ・ハウス(ROH)は、3月16日の夕刻に急遽声明を発表。同日夜から公演やバックステージ・ツアーおよびイベントのチケットを予約していた観客

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2020/10/29掲載

吉田都新国立劇場バレエ団舞踊芸術監督がシーズン開幕の前日に記者会見を行った

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi撮影:阿部章仁新型コロナ禍であらゆる劇場芸術の予定が断絶されたなか、少しづつ足どりは鈍いながらバレエ公演が開催されてきている。国立のオペラ劇場に所属する新国立劇場バレエ団も、新任の舞踊芸術監督吉田都の元いよいよグランド・バレエ『ドン・キホーテ』の幕を開ける。その初日を前日に控えて、吉田都監督が開幕直前記者会見を行い、

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2020/10/23掲載

森山未來『「見えない/見える」ことについての考察』初日レポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi森山未來による朗読+ダンスの新感覚パフォーマンス『「見えない/見える」ことについての考察』の全国ツアーが始まっている。10月14日、横浜赤レンガ倉庫で行われたゲネプロと初日の模様を取材した。©︎ RYUYA AMAO(すべて)©︎ RYUYA AMAO劇場を入ると、イヤホンガイドが配られる。観客は森山の肉声とスピーカーか

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2020/10/19掲載

いよいよ公演を再開するKバレエカンパニー、『海賊』のゲネプロをレポートする

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi熊川哲也芸術監督が率いるKバレエカンパニーが、コロナ禍による約半年の活動休止期間を経て『海賊』で公演を再開し、Bunkamuraオーチャードホールで10月15日に初日を迎えた。その前夜、映像収録を兼ねた公開ゲネプロが行われた。拍手も、もちろんブラボーもなしだったけれど、キャスト・スタッフ全員の熱い思いが形になり、見守る報

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2020/10/17掲載

「創作のプロセスに関わる」ダンスの新しい楽しみ、「DaBYコレクティブダンスプロジェクト」第1回トライアウト・レポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi横浜・馬車道のダンスハウスDance Base Yokohama(愛称DaBY、デイビー)では、異ジャンルのクリエイターが協働で新しい作品をつくる「DaBYコレクティブダンスプロジェクト」が動き出している。振付・演出を務めるのは、DaBYのアソシエイトコレオグラファーであり、振付家・ダンサーとして国際的に活躍する鈴木竜。

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2020/10/17掲載

踊る喜びとエネルギーが弾けるように踊られた、東京バレエ団ワシーリエフ版『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団『ドン・キホーテ』ウラジーミル・ワシーリエフ:演出・振付新型コロナの影響で公演の中止を余儀なくされていた東京バレエ団が、『ドン・キホーテ』で本格的な活動を再開した。東京バレエ団の『ドン・キホーテ』は、ボリショイ・バレエのトップダンサーとして活躍し、ボリショイ劇場の総監督も務めた大御所、ウラジーミル・ワシーリエ

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2020/10/12掲載

堀内充がインスピレーションを受けた芸術家にまつわる3作品を上演、「バレエ コレクション 2020」

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi堀内充バレエ コレクション2020『PAS DE SIX and TARANTELLA from NAPOLI act III』、WEST SIDE STORY「シンフォニック・ダンス」、『月光』堀内充:振付堀内充が主宰する「バレエ コレクション 2020」は、5月公演を予定していたが、新型コロナ禍により4ヶ月延期の

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2020/10/12掲載

ニューヨーク・シティ・バレエ団プリンシパル、ゴンサロ・ガルシア=インタビュー

ワールドレポート/ニューヨークブルーシャ 西村 Text by BRUIXA NISHIMURAGonzalo Garcia NYCB Principal dancerスペイン、サラゴサ生まれ。1995年にローザンヌ国際バレエコンクールで史上最年少の15歳で金賞受賞。その後サンフランシスコ・バレエ・スクールで学び、1998年3月にサンフランシスコ・バレエにコール・ドとして入団、2000年にソリスト

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2020/10/12掲載

フェニーチェ界のバレエ×オペラ×オーケストラによる舞台──野間バレエ団が中村祥子をゲストに迎えて

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko SuzunaTeatro Trinitario 2020 堺シティオペラ、野間バレエ団、大阪交響楽団『ボレロ・フェニーチェ』『カルメン』野間景:振付、『Sonata』ウヴェ・ショルツ:振付『ボレロ・フェニーチェ』フェニーチェ(不死鳥):中村祥子、「火」:今村泰典撮影:尾鼻文雄(OfficeObana)バレエ団、オペラ団体、

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2020/10/12掲載

昨年末に他界した環佐希子振付作品はじめ、サイトウマコト作品など──環バレエ団「初秋のバレエコンサート」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna環バレエ団「初秋のバレエコンサート」『ダフネ』『哀愁のジブラルタル』『サクロモンテ』『夕顔』『かぐや姫』環佐希子:振付、『鞄女』『恐怖と荘厳』サイトウマコト:振付昨年の大晦日に惜しくも他界した環佐希子は、日本の古典やギリシャ神話を題材にしたものから、社会的な問題意識を持った作品など、かなり多くの振付作品を遺して

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2020/10/12掲載

有馬えり子(有馬龍子記念京都バレエ団代表)=インタビュー

ワールドレポート/東京インタビュー=関口紘一有馬龍子記念京都バレエ団代表、京都バレエ専門学校校長として、パリ・オペラ座バレエ団と多くの交流を重ねてきた有馬えり子。1000年の都、京都の伝統文化とクラシック・バレエのコラボレーションにより、新しい日本のバレエの展望を開く試みを聞いた。――2018年11月の京都バレエ団公演で『屏風』を観せていただき、大変面白かったのですが、同時に上演されました『京の四

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2020/10/10掲載

全国に配信される『ドン・キホーテ』でキトリを踊る新国立劇場バレエ団プリンシパル、米沢唯=インタビュー

ワールドレポート/東京インタビュー=関口紘一――『竜宮 りゅうぐう』は久しぶりに観客を入れた公演でしたがとても良い舞台でした。新型コロナウイルス感染拡大により、バレエの舞台が中止になってからはいつ以来の本番でしたか。© Takuya Uchiyama米沢 お客様の前では今年2月末の『マノン』以来です。ただ、3月には無観客で「Dance to the Future」を上演しています。――一時は、これ

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2020/10/08掲載

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