ワールドレポート

2021年4月

2021年4月の記事一覧

イングリッシュ・ナショナル・バレエが5月より劇場で公演を再開、タマラ・ロホ振付・演出『ライモンダ』世界初演ほか

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki英国では2020年12月からワクチン接種が開始され、全国民のおよそ半分が第一回目のワクチンを接種したと伝えられているが、その結果、新型コロナウィルス感染者が激減し、明るい兆しが見えつつある。イングリッシュ・ナショナル・バレエ English National Ballet (ENB)では昨年春パンデミックが起きて以来、「バレエ・

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2021/04/30掲載

Kバレエカンパニー 2021-22シーズンラインアップ決定!飯島望未入団、『クラリモンド〜死霊の恋〜』全幕の世界初演ほか

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya SakaguchiKバレエカンパニーの、2021-2022シーズンのラインナップが発表された。その皮切りとなるのが、2021年10月2日に札幌文化芸術劇場hitaruで開幕する『シンデレラ』。北海道でのKバレエ公演は8年ぶりとなる。その後、東京・Bunkamuraオーチャードホールで10月7日〜10日、計7公演が行われる。注目したいのは、

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2021/04/30掲載

パリ・オペラ座バレエ団 2021年昇級コンクールの結果

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURA毎年開催されるパリ・オペラ座バレエ団コール・ド・バレエの2021年度昇級コンクール。2020年12月に開催予定だったが延期され、4月15日に男性ダンサー、4月17日に女性ダンサーという日程で開催された。今回は男女ともにプルミエ・ダンスールに空席がなかったため、スジェのダンサーは参加していない。空

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2021/04/28掲載

英国ロイヤル・バレエが待望の公演再開!「21世紀の振付家によるバレエ小品集」「バランシンとロビンズ小品集」他、演目・配役が発表された

ワールドレポート/ロンドンアンジェラ・加瀬  Text by Angela Kase世界に先駆けて国民に新型コロナ・ワクチンの無料接種を始めたイギリスでは、4月25日現在、全国民中1,258万人が接種を終え、3,366万人が2度目にして最後の接種を待っている。未だに特効薬こそ無いものの、変異種蔓延を阻止するため、昨年クリスマスに急遽施行した都市封鎖の結果が実を結び、この疾患の入院患者数は激減した。

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2021/04/27掲載

オンライン・プログラムで楽しむ<上野の森バレエホリデイ 2021>

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi<上野の森バレエホリデイ 2021>は、4月29日から5月2日まで開催されることが予定されていたが、緊急事態宣言が発令され、東京文化会館が臨時休館となったために一部の中止を含め変更になった。東京文化会館公演『カルメン』『スプリング・アンド・フォール』『ドン・キホーテの夢』は、6月18日から20日に延期された。そのほか

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2021/04/26掲載

セルゲイ・ポルーニン出演の『シンプルな情熱』がまもなく全国ロードショー

ワールドレポート/その他関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiセルゲイ・ポルーニンが主演して話題となっている映画『シンプルな情熱』の試写を見ることができた。ポルーニンは、周知のように英国ロイヤル・バレエ団史上最年少のプリンシパルに昇進を果たしたが、そのわずか二年後の人気沸騰時に突然退団し、BBCなどが世界中にニュースを流した。またタトゥーを入れたダンサーとしても話題を集めた。

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2021/04/26掲載

ローザンヌ入賞者の進路、YAGP2021インターナショナル・ファイナルがジェノヴァで7月開催、国際コンクール最新情報

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki第49回ローザンヌ国際バレエコンクール入賞者の進路が明らかになった。淵山隼平はアシュリー・クパルと共に英国イングリッシュ・ナショナル・バレエへの入団が決まった。・アントニオ・カサリーニョ António Casalinho(ポルトガル)(確認中)・ルカ・アブデル=ヌール Luca Abdel-Nour(エジプト)オランダ国立バレ

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2021/04/15掲載

堀内元がニューヨークの風を運んでくる "Ballet Future 2021" が7月に大阪で開催される

ワールドレポート/大阪関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiセントルイス・バレエの芸術監督で元ニューヨーク・シティ・バレエのプリンシパル、堀内元による"Ballet Future 2021" が7月に大阪で開催される。堀内元は、アメリカのバレエの父、ジョージ・バランシンに認められて直接薫陶を受け、ニューヨーク・シティ・バレエのプリンシパルとして、またブロードウェイの『キャッツ

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2021/04/15掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:ジェレミー=ルー・ケール

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURAJérémy-Loup Quer ジェレミー=ルー・ケール(スジェ)長身ですらりとした体型のジェレミー=ルー。プリンス役が似合いそうなダンサーだが、現在オペラ座でリハーサルが進んでいるローラン・プティの『ノートル・ダム・ド・パリ』では、ステファン・ブリヨン、フランソワ・アリュといった比較的体躯の

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2021/04/12掲載

トーマス・フォースター(ABTプリンシパル・ダンサー)=インタビュー

ワールドレポート/ニューヨークブルーシャ 西村 Text by BRUIXA NISHIMURAThomas Forster ABT Principal Dancerトーマス・フォースター:アメリカン・バレエ・シアター プリンシパル・ダンサーQ:Covid-19の影響で昨年3月から、ABTでもすべての公演がキャンセルになり、ダンサーたちは仕事を失っていますが、あなたはオンラインで何かクラスを教えて

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2021/04/12掲載

オーストラリア・バレエ団が1年ぶりに舞台復帰 ― ホールバーグ新芸術監督がカンパニーの歴史をたどり、未来へのヴィジョンを示した

ワールドレポート/オーストラリア岸 夕夏 Text by Yuka KishiAUSTRALIAN BALLET "SUMMERTIME AT THE BALLET" Gala Performance with nine diverse works from Petipa to Balanchine, Nureyev and three resident choreographersオーストラリア

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2021/04/12掲載

牧阿佐美バレヱ団「プリンシパル・ガラ 2021」、古典バレエの美しさを改めて感じさせてくれた舞台

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団「プリンシパル・ガラ 2021」『パキータ』第3幕より マリウス・プティパ:振付、『フォー・ボーイズ・ヴァリエーション』牧阿佐美:振付、『ル・コンバ』ウィリアム・ダラー:振付、『ライモンダ』第3幕 テリー・ウエストモーランド:振付(マリウス・プティパによる)「パキータ」光永百花  撮影/山廣康夫(すべ

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2021/04/12掲載

スターダンサーズ・バレエ団「Diversity」、フォーサイス、チューダー、バランシンの三つのステップを堪能することができた

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiスターダンサーズ・バレエ団「Diversity」『ステップテクスト』ウィリアム・フォーサイス:振付・舞台装置・照明・衣裳、『火の柱』アントニー・チューダー:振付、『ウェスタン・シンフォニー』ジョージ・バランシン:振付「ステップテクスト」渡辺恭子、林田翔平「Diversity」と題されたスターダンサーズ・バレエ団のトリ

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2021/04/12掲載

今年は『シンデレラ』を中心に──解説付きで楽しめる野間バレエ団「バレエを楽しもうinフェニーチェ堺」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna野間バレエ団「バレエを楽しもうinフェニーチェ堺」野間康子:総監督、野間景:演出・振付バレエを初めて観る人も気軽に楽しめるようにと、比較的安価な料金設定で、マイム講座や青島広志をスペシャルゲストに招いての楽しいおしゃべりの音楽解説も取り入れた舞台。昨年からは、新たにオープンしたフェニーチェ堺を会場に行われている

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2021/04/12掲載

セルゲイ・ポルーニンの日本単独公演開催が決まった!

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi昨年、5月に予定されながら新型コロナ感染拡大の影響により延期になっていた、セルゲイ・ポルーニンの日本公演の開催が決まった。昨年予定されていたロス・フレディ・レイ振付『偽りの微笑み』、大石裕香の振付による「SACRÉ『春の祭典』」に、新たに『ラスプーチン』(大石裕香振付)が加わったプログラムで、「セルゲイ・ポルーニン

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2021/04/10掲載

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