ワールドレポート

2018年3月

2018年3月の記事一覧

【ニュース】マリウス・プティパ生誕200年記念祭がマリインスキー劇場で開催中

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki2018年はクラシック・バレエの黄金時代を築いた振付家マリウス・プティパの生誕200年にあたり、これを記念する行事が世界各地で行われている。プティパが数々の名作を生み出した本拠地マリインスキー劇場では、プティパ生誕200年記念祭が3月8日から5月19日まで行われている。『眠れる森の美女』『白鳥の湖』などの全幕物の上演に加え、記念

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2018/03/27掲載

【ニュース】英国ロイヤル・バレエ『冬物語』の初日とライブシネマに平野亮一とムンタギロフが登場する

ワールドレポート/ロンドンアンジェラ・加瀬  Text by Angela Kase英国ロイヤル・バレエは2月13日より3月21日まで、クリストファー・ウィールドン振付『冬物語』をリバイバル上演中。これはシェイクスピアの戯曲を元に、ウィールドンが振付けた全3幕の物語バレエだ。2014年の世界初演以来、世界のバレエ関係者に大変高く評価されおり、初演の翌年にはバレエのアカデミー賞と言われるブノワ賞の振

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2018/03/23掲載

【ニュース】デイヴィッド・ビントレーが来シーズン末にバーミンガム・ロイヤル・バレエ芸術監督を退任する

ワールドレポート/ロンドンアンジェラ・加瀬  Text by Angela Kase3月6日、イギリスのバレエ関係者のもとにバーミンガム・ロイヤル・バレエ(BRB)広報部より、同バレエ団の芸術監督で振付家のデイヴィッド・ビントレーが、来シーズン限りでバレエ団を離れる旨のプレス・リリースが届き、英バレエ・ファンに衝撃を与えている。ビントレーはバレエ団の前芸術監督で振付家のサー・ピーター・ライトの指名

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2018/03/20掲載

【ニュース】K バレエ カンパニーのプリンシパル・ダンサー、浅川紫織が現役を引退!

ワールドレポート/その他関口 紘一 Text by Koichi SekiguchiK バレエ カンパニーのプリンシパル・ダンサー、浅川紫織が10月の『ロミオとジュリエット』公演を最後に現役引退を決意し、記者会見を開いた。2月末の熊川哲也監督の新作『死霊の恋』では、主役を熱演していただけに大いに驚いた。まだ32歳とこれからさらに成熟した演舞を見せてくれるのではないか、という期待感があった。本当に残

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2018/03/19掲載

バウシュ、ショルツ、フォーサイスのもとで踊ったダンサーたちが意欲的に振付けたトリプルビル

ARCHITANZ 2018『月の銀を噛み、太陽を口に』ジュリー・アン・スタンザック:振付、『ロミオとジュリエット』よりバルコニーのパ・ドゥ・ドゥ  ジョヴァンニ・ディ・パルマ:振付、『The edge of the circle』ホ・ヨンスン:振付国内外のネットワークを駆使して、リハーサルスタジオの運営のみならず、様々なクリエイションやプロジェクトを企画制作しているアーキタンツによる恒例のダンス

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2018/03/12掲載

ライヒの『ドラミング』を加藤訓子と平山素子がコラボレーションした、見事な舞台

愛知県芸術劇場プロデュース『DOPE』加藤訓子(パーカッション)✖️平山素子(ダンス) スティーヴ・ライヒ:音楽『DOPE』は、ロッテルダム音楽院を首席で卒業したという世界的に活躍しているパーカッショニストの加藤訓子と、ボリショイ・バレエのプリマ、ザハロワに振付けた『Revelation』やピアノ・デュオによる『春の祭典』の振付などで知られるコンテンポラリー・ダンスの平山素子のコラボレーションであ

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2018/03/12掲載

若々しいダンサーたちが躍動した「世界名門バレエ学校の饗宴」、オーチャード・バレエ・ガラ

「オーチャード・バレエ・ガラ〜世界名門バレエ学校の饗宴〜」オーストラリア・バレエ・スクール、ウィーン国立歌劇場バレエ学校、カナダ国立バレエ学校、ハーグ王立コンセルヴァトワール、ハンブルク・バレエ学校、ワガノワ・バレエ・アカデミー世界の名門バレエ学校では、かつてはボリショイ・バレエ・アカデミーやパリ・オペラ座バレエ学校などが日本公演を行っていた。英国ロイヤル・バレエ学校の公演が行われたことがある。ボ

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2018/03/12掲載

アントニアを踊った小野絢子が深い印象を残した、新国立劇場バレエ団の『ホフマン物語』

新国立劇場バレエ団『ホフマン物語』ピーター・ダレル:振付ピーター・ダレルの代表作『ホフマン物語』は、2015年10月に新国立劇場バレエ団が上演し、レパートリーとなった。これはドイツ生まれでパリで活躍した、19世紀の作曲家ジャック・オッフェンバックのオペラ『ホフマン物語』を、イギリスのバレエ音楽家ジョン・ランチベリーが編曲。スコティッシュ・バレエの創設家のひとりピーター・ダレルが振付けたプロローグ、

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2018/03/12掲載

様々なスペイン舞踊のエッセンスを修正した、スペイン国立バレエ団の『セビリア組曲』

Flamenco Festival 2018 Ballet Nacional De Espana 「フラメンコ・フェスティバル 2018」スペイン国立バレエ団" SUITE SEVILLA " by Antonio Najarro 『セビリア組曲』アントニオ・ナハーロ:振付今年で18回目のフラメンコ・フェスティバルは、3つのダンス・カンパニーがスペインから招聘されています。ニューヨークでも毎年好評

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2018/03/12掲載

音楽に乗って独特のスタイルのアフリカン・ムーヴメントを展開したロナルド・K・ブラウンのカンパニー、エビデンス

Ronald K. Brown EVIDENCE  ロナルド・K・ブラウン エビデンス"Come Ye", "Lessons: March", "Den of Dreams", "Dancing Spirit" by Ronald K Brown. 『汝ここに来たれ』、『レッスン:3月』、『夢の巣』、『踊る魂』 ロナルド・K・ブラウン:振付ニューヨークで長年活動するアフリカ系振付家、ロナルド・K・

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2018/03/12掲載

ブラジル人によるボサノヴァとタップダンスを融合した素晴らしいショーがニューヨークで開催された

Felipe Galganni & Company フェリペ・ガルガンニ & カンパニー"Tap & Tom" by Felipe Galganni「タップ&トム」フェリペ・ガルガンニ:プロデューサー、振付&コンセプト2月23日、24日に、14th Street Yにて、ニューヨーク・ベースで活動しているブラジル人タップダンサーの、フェリペ・ガルガンニ&カンパニーによる「タ

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2018/03/12掲載

NYCBが芸術監督マーティンス辞任後、最初の公演となる3人の振付家による小品集を上演

New York City Ballet ニューヨーク・シティ・バレエ"The Red Violin" by Peter Martins, "dance odyssey" by Peter Walker, "Russian Seasons" by Alexei Ratmansky. 『赤いバイオリン』 ピーター・マーティンス:振付、『ダンス放浪』 ピーター・ウォーカー:振付、『ロシアの季節』 アレ

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2018/03/12掲載

ニューヨーク・シティ・バレエが上演した、バランシンの美しく、音楽的で華やかな3作品

New York City Ballet ニューヨーク・シティ・バレエAll Balanchine 「バランシンの世界」"Apollo", "Mozartiana", "Cortége Hongrois" by George Balanchine. 『アポロ』、『モーツアルティアーナ』、『コルテージ・ホングロアス(ハンガリー風宮廷演舞)』 ジョージ・バランシン:振付ニューヨーク・シティ・バレエの「

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2018/03/12掲載

〈Co.山田うん〉の『モナカ』がヨーロッパ、中東、東京をめぐって、初めての京都公演を行った

Co,山田うん『モナカ』 山田うん:振付・演出1月26日(金)ロームシアター京都サウスホールにて、振付家・ダンサーの山田うんが主宰するカンパニー〈Co.山田うん〉のレパートリー『モナカ』(初演:2015年9月 KAAT神奈川芸術劇場)が上演された。この作品は2016年にイスラエル、2017年にはエストニアでも上演され、筆者が鑑賞した京都公演は、東京と福岡を経た国内三都市ツアーの千秋楽であった。『モ

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2018/03/12掲載

パリエロ、ジルベール、ガニオ、ブザールが競演、プルミエ昇級のマルクも加わった『オネーギン』の華麗な舞台

Ballet de l'Opera national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"Onéguine" John CRANKO 『オネーギン』 ジョン・クランコ:振付2009年に引退したマニュエル・ルグリの要望でオペラ座バレエ団のレパートリーに入ったジョン・クランコ振付の『オネーギン』が2月10日から3月7日まで上演された。 2009年にはルグリの引退公演で、マチアス・エイマンとイザベ

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2018/03/12掲載

クララを大谷美夢羽、金平糖の精を山田梨央、佐々木大、青木崇も踊った『くるみ割り人形』よりクララの夢 他、北山大西バレエ団

北山大西バレエ団第26回公演『くるみ割り人形』よりクララの夢 他北山大介と大西縁が主宰する北山大西バレエ団の舞台はいつもバレエ公演としては、ちょっと独特。北山が指導するミュージカルの出演者たちによる歌の披露があったり、この教室でバレエを学んだ後、ベリーダンスの世界に進んだダンサーの披露があったり、休憩中にはクラウンが登場したりと変化に富んでいる。そんな独特の舞台を、昨年末に惜しくも他界された薄井憲

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2018/03/12掲載

27年前にセルゲイエフを招いて上演した『シンデレラ』、藤本瑞紀、青木崇主演により第45回バレエ芸術劇場で上演

日本バレエ協会関西支部第45回バレエ芸術劇場『シンデレラ』コンスタンチン・ミハイロヴィッチ・セルゲイエフ:原振付、田上世津子:再振付バレエ協会関西支部が毎年この季節に行っているバレエ芸術劇場。45回目の今回は、27年前に当時のソ連、キーロフ劇場(現・マリインスキー劇場)からコンスタンチン・セルゲイエフと夫人のナタリア・ドゥジンスカヤを大阪に招いて創り上げた『シンデレラ』。なんと、この時、夫妻に振付

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2018/03/12掲載

石井潤追悼公演──山本隆之、吉田千智、佐々木大、石川真理子などレベルの高いダンサーたちによる『マニフィカト』『カルミナ・ブラーナ』

石井潤追悼公演『マニフィカト』『カルミナ・ブラーナ』石井潤:振付舞台を観た後、1週間以上、音楽が頭の中にうずまいて、そのシーンが目の前に繰り返し蘇る──そんな舞台はもう何年ぶりだろうか。石井潤の作品の素晴らしさをあらためて痛感する公演だった。 2015年に惜しまれながら他界した石井潤の追悼公演。永く作品を残していきたいという遺族の思いから、できるだけ多くのダンサーに作品に触れてほしいと、女性ダンサ

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2018/03/12掲載

【ニュース】ピーター・マーティンスがセクハラとパワハラ疑惑の追求でNYCBの芸術監督を引退 本人は疑惑を否定、NYCBとSABが独自調査を行ったが・・・・

ワールドレポート/ニューヨーク三崎 恵里  Text by Eri Misaki今年1月1日、アメリカ最大のバレエ団、ニューヨーク・シティ・バレエ(NYCB)の芸術監督として30年君臨してきたピーター・マーティンス(Peter Martins)(71)が、その職を引退した。原因となったのは、1ヶ月前の昨年12月上旬に発覚したマーティンスのセクシャルハラスメント及びパワーハラスメント疑惑であった。こ

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2018/03/04掲載

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