ワールドレポート

2011年1月

2011年1月の記事一覧

名古屋のコンテンポラリー・ダンスの四つのユニットの実験作

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri KaratsuOMDAC/DANE JUKU シアター Series3オクダモダンダンスクラスター名古屋を代表する老舗の現代舞踊団、オクダモダンダンスクラスターの主催する「DANE JUKU シアター」が3回目の公演を行った。 主宰の倉知によるこの公演の趣旨は「作品のための「動き」は、コレオグラファーによって創造開発され、ダンサーによ

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2011/01/11掲載

「愛と生」と「死の暗示」を際立たせた吉見ゆうこ引退『ロメオとジュリエット』

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu演出・振付:ベン飯田『ロメオとジュリエット』ゆうこ・バレエスタジオ創立15周年記念公演吉見ゆうこの現役引退記念にして、バレエスタジオ創立15周年記念のバレエ公演が開催された。『ロメオとジュリエット』の上演での引退が夢だったと語る吉見の意気込みに負けない、配慮の行き届いた舞台を繰り広げた。 シェークスピアの同題名のこの作品

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2011/01/11掲載

関西のコンテンポラリーダンスの先駆、ヤザキタケシの3作品

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna演出・振付:ヤザキタケシDANCE BOX関西のコンテンポラリーダンスの先駆、ヤザキタケシの初期の作品2つと新作1つを組み合わせた公演が行われた。 どれもソロ作品で、興味深いのは、A、B、C、3つのプログラムが用意され、AとBでは、若いダンサーが作品を踊り分けたこと。イム・ジョンミ、下村唯、佐藤健大郎、森山未來、

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2011/01/11掲載

繊細な表現をみせた康村和恵の金平糖の精

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna演出・振付:原田高博主催:バレエスタジオミューズ今年のバレエスタジオミューズの『くるみ割り人形』、金平糖は康村和恵、この団体で育ったダンサーが里帰りしての出演だ。王子役の佐々木大も、オープンスタジオとしてのこのスタジオでよくレッスンしていたと聞く。その他、現在、このスタジオに集うダンサーたちと、同じ主催者が指導す

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2011/01/11掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:フローリアン・マニュネ

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURAFlorian Magnenet フローリアン・マニュネ (プルミエ・ダンスール)2011年、プルミエ・ダンスールとしての成長が楽しみ2010年11月に開催された昇級コンクールで、男性プルミエ・ダンスールの1席をフローリアン・マニュネが射止めた。12月は『アポロ』と『白鳥の湖』の2つの

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2011/01/11掲載

オペラ座ダンサーが踊ったバランシン、ブラウン、バウシュの鮮烈な3作品

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet de l'Opera national de Paris パリ・オペラ座バレエ団BALANCHINE/BROWN/BAUSCH 「バランシン/ブラウン/バウシュの夕べ」最初は1928年ディアギレフのバレエ・リュスによって初演され、1947年にパリ国立オペラ座バレエ団のレパートリーに入ったジョージ・バランシンの『

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2011/01/11掲載

意外な結末になったルテステュとマルティネスの『白鳥の湖』

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet de l'Opera national de Paris パリ・オペラ座バレエ団Rudolf Nureyev LE LAC DES CYGNES『白鳥の湖』パリ国立オペラ座バレエ団のクリスマス公演は『白鳥の湖』だった。会場のバスチーユ・オペラにはかなり年少の子供を連れた家族が目立った。開演前にちょうど後ろに座っ

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2011/01/11掲載

新しい世代のダンサーたちも挑戦した松岡伶子バレエ団『白鳥の湖』

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu振付:ナターリャ・ボリシャコーワ『白鳥の湖』松岡伶子バレエ団松岡伶子バレエ団の『白鳥の湖』が6年ぶりに上演された。今回は主役も大きく代替わり。2日公演の初日はオデットとオディール役は日替わりで同バレエ団の若手が主役デビューを飾り、2日目はすでにバレエ団の看板・伊藤優花と王子は碓氷悠太の登場となった。 私は初日を観賞。オデ

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2011/01/11掲載

ページの先頭へ戻る