ワールドレポート

2019年3月

2019年3月の記事一覧

熊川哲也×バッティストーニ、Kバレエ×東京フィルハーモニー管弦楽団! 新作『カルミナ・ブラーナ』記者会見レポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya SakaguchiBunkamuraオーチャードホール30周年を記念し、同ホール芸術監督の熊川哲也が2019年9月に新作を発表する。音楽はオルフ作曲『カルミナ・ブラーナ』。指揮は世界が注目するイタリアの新星アンドレア・バッティストーニが務めるという。3月14日、オーチャードホールロビーで行われた記者会見の模様をレポートする。© Bunka

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2019/03/28掲載

海賊も美女も大活躍の冒険活劇! 東京バレエ団『海賊』公開リハーサルレポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi東京バレエ団のアンナ=マリー・ホームズ版『海賊』(バレエ団初演)が、いよいよ3月15日に初日を迎える。ホームズ版は、アメリカン・バレエ・シアター(ABT)、イングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)、ミラノ・スカラ座などが採用しており、各キャラクターの魅力的な見せ場はそのままに、物語がテンポよく展開するのが特徴だ。ホー

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2019/03/13掲載

シェルカウイ、マルコ・ゲッケ、リドベルクによる、コンテンポラリー・ダンスのトリプルビル

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoBallet de l' Opéra national de Pari パリ・オペラ座バレエ団"Faun" Sidi Larbi CHERKAOUI, "Dogs Sleep" Marco GOECKE , "Les Noces" Pontus LIDBERG『牧神』シディ・ラルビ・シェルカウイ:振付 『犬の眠り』マルコ・ゲ

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2019/03/11掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:アントワーヌ・キルシェール

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURAAntoine Kirscher アントワーヌ・キルシェール(スジェ)昨年11月に開催されたコール・ド・バレエ昇級コンクールの結果、今年1月1日からスジェとなったアントワーヌ。2月半ばから3月にかけて、トリプル・ビル「シェルカウイ、ゲッケ、リドベルグ」でポンチュス・リドベルグの『 婚礼』の第一キ

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2019/03/11掲載

楽しい演出と機知に富んだ振付をスピード感のあるダンスで見せた、『くるみ割り人形』

ワールドレポート/ニューヨークブルーシャ 西村 Text by BRUIXA NISHIMURAPeridance Contemporary Dance Companyペリダンス・コンテンポラリー・ダンス・カンパニー"The Nutcracker" by Igal Perry『くるみ割り人形』イガール・ペリー:振付12月14日から16日まで、ペリダンス・カペッツィオ・センターのサルバトーレ・カペッ

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2019/03/11掲載

古典名作『白鳥の湖』の物語の背景を深めた篠原聖一の新演出・振付、バレエ協会公演

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi日本バレエ協会 2019都民芸術フェスティバル『白鳥の湖』篠原聖一:新演出・振付2019都民芸術フェスティバルの日本バレエ協会公演は『白鳥の湖』。篠原聖一の新演出・振付によるものだった。オデット/オディールとジークフリードはトリプルキャストだったが、私は木村優里のオデット/オディールと秋元康臣のジークフリードでみた。

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2019/03/11掲載

表現の異なったジャンルがせめぎ合って激しいエネルギーが放たれた、KAAT神奈川芸術劇場『出口なし』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi SekiguchiKAAT神奈川芸術劇場『出口なし』J.P.サルトル:原作、白井晃:上演台本・演出、首藤康之、中村恩恵、秋山菜津子20世紀を代表する哲学者であり、小説家、戯曲家としても活動したジャン・ポール・サルトルの戯曲『出口なし』(1944年初演)が、神奈川芸術劇場芸術監督の白井晃の上演台本と演出により上演された。首藤康之、白井晃

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2019/03/11掲載

オペラとダンスをほどよくブレンドし、日本語で歌われた井上道義、森山開次による『ドン・ジョヴァンニ』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京芸術劇場シアターオペラVol.12モーツァルト『ドン・ジョヴァンニ』井上道義:総監督・指揮、森山開次:演出・振付東京芸術劇場シアターオペラVol.12として上演されたモーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』。今回は、総監督である指揮者の井上道義が、ダンサーで振付家の森山開次を演出・振付に起用したのが注目された。このシ

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2019/03/11掲載

オリジナル『女ねずみ小僧』や『ドン・キホーテ』より──北山大西バレエ団

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna北山大西バレエ団『女ねずみ小僧』振付:北山大介、大西縁;演出、大西縁:振付監修・総指揮を取る北山大介がボイス・トレーニング教室やミュージカル劇団での指導も手がけていることなどから、ミュージカルナンバーや、竹久夢二の詩に北山が曲をつけた歌が披露されたり、この教室でバレエを学んだ後にベリーダンスの世界に進んだ、イェ

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2019/03/11掲載

第18回マリインスキー国際バレエフェスティバル 2019のプログラムをどうぞ!

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki第18回目を迎えるマリインスキー国際バレエフェスティバルの概要が発表された。初日の「アメリカの振付作品の夕べ」ではバランシン、ロビンズといったマリインスキー・バレエのレパートリーに入っている振付家のほかに、トワイラ・サープが1976年にバリシニコフに振付けた『プッシュ・カムズ・トゥ・ショヴ』がロシアで初めて上演される(キミン・キ

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2019/03/10掲載

ニューヨーク・シティ・バレエとスクール・オブ・アメリカンバレエが新芸術監督 J.スタッフォード、副芸術監督 W.ウェランを発表

ワールドレポート/ニューヨーク三崎 恵里  Text by Eri Misakiニューヨーク・シティ・バレエ(NYCB)とその養成校のスクール・オブ・アメリカンバレエ(SAB)の理事会は2月28日、新芸術監督および副芸術監督を発表した。NYCBとSABの総芸術監督を30年以上務めたピーター・マーティンス(Peter Martins)が、昨年初めに団員や生徒へのセクハラやパワハラの弾糾を受けて辞任し

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2019/03/09掲載

永久メイがマリインスキー劇場で念願の『ジゼル』主役デビューを果たした!

ワールドレポート/ペテルブルク香月 圭 text by Kei Kazuki『ジゼル』 で主役デビューした永久メイ(C)Natasha Razina/State Academic Mariinsky Theatre昨年末のマリインスキー・バレエ来日公演で人気が沸騰中の永久メイ。正式入団前から『くるみ割り人形』のマーシャ(2018年4月)、入団後『ラ・シルフィード』のシルフィード(2018年10月)

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2019/03/09掲載

『Memory of Zero メモリー・オブ・ゼロ』開幕直前!小池ミモザ×遠藤康行 対談

ワールドレポート/東京進行/坂口香野「ダンスとは何か」「ダンスはどこへ向かうのか」――作曲家の一柳慧、演出家の白井晃がタッグを組み、振付に遠藤康行、ダンスにモナコ公国モンテカルロ・バレエ団プリンシパルの小池ミモザらを迎えた舞台『Memory of Zero』が間もなく開幕する。客席は神奈川県民ホールの舞台上にしつらえられ、劇場全体が「滅亡の街」と化すという。開幕直前の稽古場にお邪魔し、小池ミモザ・

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2019/03/08掲載

「Manuel Legris 『Stars in Blue』Ballet & Music」開幕直前記者会見レポート

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasakiマニュエル・ルグリ © 羽鳥直志ウィーン国立バレエ団の芸術監督で、元パリ・オペラ座バレエ団のトップスターだったマニュエル・ルグリを核に据えた「Manuel Legris 『Stars in Blue』Ballet & Music」と銘打った公演が、3月8日と9日の東京芸術劇場を振り出しに、大阪、宮崎、名古屋で開

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2019/03/07掲載

開幕直前!Kバレエ『カルメン』リハーサルレポート「恋に落ちてゆく<魔の瞬間>に立ち会う」

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi2014年に初演された熊川哲也振付『カルメン』が、Kバレエカンパニー設立20周年シリーズの一つとして、3月6日より上演される。矢内千夏×熊川哲也、中村祥子×宮尾俊太郎、荒井祐子×堀内將平、毛利実沙子×杉野慧の4組が主演。初日まで2週間を切った2月22日、東京・小石川のKバレエスタジオで公開リハーサルが行われた。まずは、遅

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2019/03/05掲載

ユース・アメリカ・グランプリ アメリカ予選(2月22日、23日)を見てきました

ワールドレポート/ニューヨーク針山 真実 Text by MAMI HARIYAMAPepsiCo Theater, SUNY Purchase Performing Arts Center1999年に創立され今年20周年を迎えるユース・アメリカ・グランプリではアメリカをはじめ世界有数のダンススクールで奨学生として学ぶ機会が与えられ、9〜19歳のダンスを学ぶ生徒が出場できます。日本では既に昨年10

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2019/03/02掲載

キューバ国立バレエ団がプリマバレリーナのヴァルデスを副芸術監督に任命。実質的な後継者に

ワールドレポート/ニューヨーク三崎 恵里  Text by Eri Misakiアメリカのダンス・マガジンの報道によると、盲目のプリマバレリーナ、アリシア・アロンソ(Alicia Alonso)率いるキューバ国立バレエ(Ballet Nacional de Cuba)は、地元で人気を博している同カンパニーのバレリーナ、ヴィエンセイ・ヴァルデス(Viensay Valdes) を副芸術監督に任命した

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2019/03/02掲載

エバ・ジェルバブエナ=インタビュー「素敵な物語を通じて分かち合い、旅をするために、子供になってください」

ワールドレポート/東京インタビュー=関口紘一(メールによる)/ 訳:志風恭子――あなたはマイヤ・プリセツカヤに「現在最高のフラメンコ舞踊家」と称されたり、ピナ・バウシュのフェスティバルに招聘されたり、英国ナショナル・ダンス・アワードにノミネートされるなど、フラメンコを超えて世界的に高い評価を受けています。他のジャンルのダンスで、特に興味を持たれているもの、影響を受けたものはどんなダンスでしょうか。

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2019/03/01掲載

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