ワールドレポート

2022年4月

2022年4月の記事一覧

ローザンヌ国際バレエコンクール2023の概要、そして田中月乃はノルウェー国立バレエへ

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazukiローザンヌ国際バレエコンクール2022入賞者の進路が明らかになった。2位の田中月乃はノルウェー国立バレエへ、1位のダリオン・セルマンは英国ロイヤル・バレエ研修生に、3位のルシアナ・サジオロはパリ・オペラ座バレエ学校への留学を選択した。1位 ダリオン・セルマン SELLMAN Darrion (アメリカ):英国ロイヤル・バレエ研修

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2022/04/29掲載

Noism×鼓童『鬼』記者発表ーー鬼伝説の里、新潟から世界へ向けて発信する

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki金森穣率いるりゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館の専属舞踊団 Noism Company Niigata と佐渡を拠点として活動する太鼓芸能集団 鼓童が、作曲家・原田敬子による新曲で共演を果たす。この公演は7月1日から新潟を皮切りに埼玉、京都、愛知、山形と巡回する。4月22日にりゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館にて行われた記者発表

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2022/04/28掲載

YAGP2022 タンパ・ファイナルで原明日香が最優秀賞、渡部出日寿・中島尚・山田優七が第1位に入賞!

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki原明日香『卒業舞踏会』© LKstudio世界最大の奨学金バレエコンクールYAGPの2022年シーズン・ファイナルがアメリカ・フロリダ州タンパのストラズ舞台芸術センターで4月11〜19日に開催され、原明日香がプリコンペティティブ部門の最優秀賞「ホープ・アワード」を受賞した。また、プリコンペティティブ部門クラシック 女性の部で山田

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2022/04/22掲載

クランコ版『ロミオとジュリエット』でジュリエットを踊る足立真里亜(東京バレエ団)に開幕直前インタビュー

ワールドレポート/東京インタビュー=坂口香野東京バレエ団が4月29日より、ジョン・クランコ版『ロミオとジュリエット』を初演する。同団にとって、2010年に初演した『オネーギン』に続き2作目のクランコ作品だ。子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』、金森穣振付『かぐや姫』主演に続き、今回、ジュリエット役に挑戦する足立真里亜に聞いた。痛いほど純粋な愛。選択肢がないゆえの勇敢さ――『かぐや姫』でのみずみ

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2022/04/22掲載

菊池健太郎(メトロポリタン・オペラ ダンサー)インタビュー

ワールドレポート/ニューヨークインタビュー:ブルーシャ西村Q;現在36歳ですか、ニューヨークで現役のプロのダンサーとして踊り続けていらっしゃるなんて、すごいですね。Photo : Nobuyuki Narita菊池:はい、長く続けているほうです。僕がやっているダンスの種類がクラシック・バレエではなくて、コンテンポラリー・ダンスで、いわゆる創作ですので、あまりバレエのようにジャンプとかターンとか技が

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2022/04/18掲載

ダンスの「いま」に触れる、DaBY(ダンスベース横浜)4月〜5月ラインナップ

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchiダンサー・振付家、異分野・異業種のアーティストと観客の交流拠点として、刺激的な活動を展開してきたダンスハウス、Dance Base Yokohama(ダンスベース横浜、DaBY)が、4〜5月のラインナップを発表した。3組のアーティストがワークショップやショーイングを展開。誰でも無料でクリエイション風景を鑑賞できるオープン

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2022/04/16掲載

オリヴィエ賞 2022は『キャバレー』が最多7部門独占、クリスタル・パイトと新人アリエル・スミスが舞踊部門を受賞した

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazukiイギリス演劇界の優れた作品や人材を表彰するオリヴィエ賞の授賞式が、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催された。世界中がCovid-19の感染拡大に見舞われて以来、劇場に観客を迎えた通常形態でのセレモニーは前回の2020年以来、実に3年ぶりとなった。世界の視聴者はロンドン演劇協会YouTubeでライブ配信を見ることができた

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2022/04/15掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:ルー・マルコー=ドゥルアール

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURALoup Marcault-Derouard ルー・マルコー=ドゥルアール(カドリーユ)3月15日の初演から4月3日まで13公演が行われたホフェッシュ・シェクターの『Uprising 』 と『In your rooms』の2作品で、エネルギーが爆発するようなダンスを見せ観客の視線をひきつけたルー

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2022/04/12掲載

衝撃的な『うたかたの恋』そして『ボレロ』、「シュツットガルト・バレエ団の輝けるスターたち」はスタンディングオベーションで幕を下ろした

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki「シュツットガルト・バレエ団の輝けるスターたち」Aプログラム『うたかたの恋』(第2幕のパ・ド・ドゥ)ケネス・マクミラン:振付、『ボレロ』モーリス・ベジャール:振付ほか〈シュツットガルト・バレエ団の輝けるスターたち〉と銘打って、ドイツの名門バレエ団のトップスターや期待の新鋭ら11人によるガラ公演が開催された。3月に予定され

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2022/04/11掲載

グリジやエルスラー、チェリートが踊ったロマンティック・バレエの黄金時代を彷彿させたバレエ協会公演『ラ・エスメラルダ』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi2022都民芸術フェスティバル 日本バレエ協会公演『ラ・エスメラルダ』ユーリ・ブルラーカ:復元振付・演出2022都民芸術フェスティバルのバレエ協会公演は、ユーリ・ブルラーカ復元振付・演出による『ラ・エスメラルダ』全幕だった。林田翔平、川島麻美子 撮影/staff TES『ラ・エスメラルダ』の原作は、周知のようにヴィク

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2022/04/11掲載

『緑のテーブル』『マラサングレ』『セレナーデ』が踊られたDance Speaks 2022、スターダンサーズ・バレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiスターダンサーズ・バレエ団「Dance Speaks 2022」『セレナーデ』ジョージ・バランシン:振付、『マラサングレ』カィェターノ・ソト:振付、『緑のテーブル』クルト・ヨース:台本・振付「Dance Speaks」ダンスは何を語るのか、という命題を掲げたスターダンサーズ・バレエ団の今回の公演はトリプルビルだった。

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2022/04/11掲載

美しい軌跡を描いて踊る勅使川原の動きを観客は固唾を飲んで見守った、アップデイトダンス『ペトルーシュカ』

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazukiアップデイトダンス No.92『ペトルーシュカ』勅使川原三郎:演出・照明・出演、佐東利穂子:出演勅使川原三郎がこの作品の原型としたバレエ『ペトルーシュカ』は、フォーキンの振付により1911年パリ・シャトレ座でバレエ・リュスが初演した。ニジンスキーが演じたペトルーシュカ、カルサーヴィナが扮したバレリーナのほかに彼女と恋仲になるムーア

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2022/04/11掲載

日本初演カィェターノ・ソト振付『Malasangre』ほか3作品──貞松・浜田バレエ団「創作リサイタル33」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna貞松・浜田バレエ団「創作リサイタル33」『Malasangre』カィェターノ・ソト:振付、『波(NAMI)』稲尾芳文:振付、『囚われの国のアリス』森優貴:振付毎回、世界の"今"のダンスを垣間見せてくれる貞松・浜田バレエ団の「創作リサイタル」。33回目の今回は、日本初演のカィェターノ・ソト振付『Malasangr

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2022/04/11掲載

垣尾優&岡登志子、2人が "空" をテーマに創ったゾネ独特の作品を上演した

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzunaアンサンブル・ゾネ「2022 空 そこはかとなく刻々に」垣尾優・岡登志子:振付冒頭、「タマゴ」「レモン」「手ぬぐい」「アサヒ?」......と、どうも関係のないように思える単語をつぶやく女の子。その後、舞台に現れる"モノ"も、スーツケース、水差し、小さな加湿器?、ペットボトル、赤い毛糸玉......と脈絡なく見

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2022/04/11掲載

第9回ヘルシンキ国際バレエコンクールの出場者が発表され、日本人出場者は13名

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki© Ofer Amir HIBC20225月31日〜6月6日に開催される第9回ヘルシンキ国際バレエコンクールの出場者が発表され、151名の応募のなかから20か国81名が選ばれた。日本人出場者は13名、またアメリカから日系の2名が選ばれた。国別ではアメリカが24名と最多で、日本は13名とそれに次ぐ人数となっている。その他、イタリア

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2022/04/08掲載

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