ワールドレポート

2023年5月

2023年5月の記事一覧

バリシニコフと中谷美紀による"The Hunting Gun"(猟銃)がニューヨークの観客を魅了した

ワールドレポート/ニューヨークブルーシャ 西村 Text by BRUIXA NISHIMURA"The Hunting Gun" by François Girard『猟銃』フランソワ・ジラール:演出、中谷美紀、ミハイル・バリシニコフ:出演3月16日から4月15日まで、ニューヨークのオフ・ブロードウェイにあるバリシニコフ・アーツ・センターで、日本の女優、中谷美紀と伝説的なバレエ・ダンサー、ミハイ

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2023/05/31掲載

パリ・オペラ座ダンサー・インタビュー:アリス・ルナヴァン

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURAAlice Renavand アリス・ルナヴァン(エトワール)昨年7月13日、アリス・ルナヴァンのアデュー公演が行われた。彼女は初役で踊った『ジゼル』の第二幕目の途中で、あいにくと膝の怪我により退場。その晩、カーテンコールの際に2022〜23期中にオペラ座からの招待で彼女が再び舞台にたつことが、

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2023/05/25掲載

シェクスピアの悲劇と喜劇を繊細で濃密なバレエ表現によって表した、新国立劇場バレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団「シェイクスピア・ダブルビル」『マクベス』ウィル・タケット:振付、『夏の夜の夢』フレデリック・アシュトン:振付新国立劇場バレエ団が「シェイクスピア・ダブルビル」として、ウィル・タケット振付の新作『マクベス』とフレデリック・アシュトン振付『夏の夜の夢』を全7公演開催した。『マクベス』は新国立劇場バレエ

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2023/05/11掲載

ロンドンとニューヨークのダンサーが競演する「The Artistsーバレエの輝きー」、四つのブロックを組合せた四公演を行います。小林ひかる=インタビュー

ワールドレポート/東京インタビュー=関口紘一――公演のプログラムの内容を見せていただきましたが、すごいですね。普通の公演より複雑と言いますか、鑑賞日を選択するために観客としてはいろいろなことを考えさせられます。一般的に言って、海外バレエ団の日本公演は、パッケージツアーと言いますか、現地で組んできたプログラムに準じたものが多いと思います。ですから、プロデューサーと招聘元がこうした日本の観客に特化した

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2023/05/10掲載

オーストラリア・バレエ団60周年記念公演はヌレエフへのオマージュとなる『ドン・キホーテ』で幕開けした

ワールドレポート/オーストラリア岸 夕夏 Text by Yuka KishiAUSTRALIAN BALLET オーストラリア・バレエ団"Don Quixote" Choreography : Rudolf Nureyev『ドン・キホーテ』ルドルフ・ヌレエフ:振付20世紀の大スター、ルドルフ・ヌレエフ (1938~93) は、旧ソ連から西側に亡命をした翌年1962年に、創立したばかりのオーストラ

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2023/05/10掲載

ウィットに富んだ一柳麗作品の数々に松浦景子も出演した

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko SuzunaREI*ISM第4回公演「Catch Me If You Can 4」一柳麗:振付最近、さまざまなコンサートで観て、そのセンスが気になっていた一柳麗の振付作品を中心に、クラシックのグラン・パ・ド・ドゥも踊られた舞台。関西を中心に活躍するダンサーたちが所属を超えて出演し、バレリーナ芸人・松浦景子もコミカルな役柄の

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2023/05/10掲載

オデッサ・バレエから避難したダンサーたちがウクライナの現状と重ねた『ラ・ペリ』を上演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna『ラ・ペリ』ユリヤ・コズロヴァ:振付ウクライナのオデッサ歌劇場出身で、2004年に来日、現在神戸で活躍するユリヤ・コズロヴァ。戦禍のウクライナから、彼女の元に避難してきたダンサーを中心に上演された『ラ・ペリ』だ。男性主役である皇帝イスカンダルを芦屋大学バレエコースの深見瑛斗が踊るなど、芦屋大学バレエコースの卒業

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2023/05/10掲載

泉ポール&下森瑞の振付によるオリジナルの『カルミナ・ブラーナ』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna泉・下森バレエ団「iSバレエ・フェスティバル」『カルミナ・ブラーナ』泉ポール、下森瑞:振付『run through』小泉杏(振付:酒井亜衣良)撮影:古都栄二(テス大阪)第1部がバレエ・コンサート、第2部が泉ポール&下森瑞振付、このバレエ団オリジナルの『カルミナ・ブラーナ』という構成。まず、第1部のバレエ・コンサ

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2023/05/10掲載

第36回こうべ全国洋舞コンクール速報

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko SuzunaGW恒例の「こうべ全国洋舞コンクール」。コロナ禍で2年開催出来なかったが、昨年、3年ぶりに再開、続いての今回となった。関西でもっとも歴史があるとともに、このコンクールを経て世界的なバレエ団のプリンシパルになるなど目覚ましい活躍をしているダンサーも数多いレベルの高いコンクール。ちなみに、このコンクールには「特に優

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2023/05/09掲載

クリスタル・パイトが語るキッドピボット『リヴァイザー/検察官』オンライン記者会見「劇場で観客の皆様と共に考える場を」

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki演出・振付:クリスタル・パイト Crystal Pite© Rolex by Anoush Abrarクリスタル・パイト率いるカナダの舞踊団キッドピボット(KIDD PIVOT)が5月に初来日し、『リヴァイザー(REVISOR)/検察官』を上演する。この公演に先立ち、パイトをゲスト・スピーカーに迎えてオンライン記者会見が行われた

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2023/05/07掲載

英国ロイヤル・バレエ団が2023-24新シーズン・ラインアップを発表した

ワールドレポート/ロンドンアンジェラ・加瀬  Text by Angela Kase『ドン・キホーテ』© Andrej Uspenski4月26日、英国ロイヤル・バレエの次期シーズン演目発表が行われた。2023-24シーズンには、フレデリック・アシュトンとケネス・マクミランという2大振付家の作品を中心にカルロス・アコスタとリアム・スカーレットによる古典全幕の改作、クリストファー・ウィールドンやウェ

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2023/05/01掲載

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