ワールドレポート

2017年1月

2017年1月の記事一覧

アバニャート率いるローマ歌劇場バレエ団がパリのシャンゼリゼ歌劇場で『こうもり』を上演

Ballet de l'Opéra de Rome ローマ歌劇場バレエ団『こうもり』ローラン・プティ:振付 " La Chauve-Souris " Roland Petitレオノーラ・アバニャートが2015年から舞踊監督を務めているローマ歌劇場バレエ団がパリのシャンゼリゼ歌劇場に登場した。演目は1979年にこの劇場で初演され、ヒロインをジジ・ジャンメール(1924年生)が踊ったローラン・プティ(

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2017/01/16掲載

『スターズ & ストライプス』と平山素子他の新作、バラエティに富んだトリプルビル、NBAバレエ団

NBAバレエ団「Stars abd Stripes」『Essence of the Enlightened』ダレル・グランド・ムールトリー:振付、『あやかしと縦糸』平山素子:振付、『Stars abd Stripes』ジョージ・バランシン:振付NBAバレエ団の「スターズ & ストライプス」公演を見た。多くのバレエ団が、レパートリーの定期公演を中心に活動しているが、ここのバレエ団は、常に新し

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2017/01/10掲載

川端康成の『眠れる美女』をオペラ化し、エロスと死が共鳴する鮮烈な舞台を創った

東京文化会館(東京文化会館55周年・日本ベルギー友好150周年記念)オペラ『眠れる美女〜House of the Sleeping Beauties』 川端康成:原作、クリス・デフォート:作曲、ギー・カシアス:演出、シディ・ラルビ・シェルカウイ:振付ノーベル賞受賞作家、川端康成の1960年の小説『眠れる美女』。川端が61〜62歳の作家として充実した時期に書いたこの小説は、特異な設定のもとに描かれた

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2017/01/10掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:パブロ・レガサ

Pablo Legasa パブロ・レガサ(コリフェ)2016〜17年期、経験豊かなダンサーたちに混じって、ウィリアム・フォーサイスの『Blake Works』、イリ・キリアンの『ベラ・フィギュラ』と『詩篇交響曲』の舞台にたつ幸運に恵まれたパブロ。11月に開催された昇級コンクールでは課題曲も自由曲も素晴らしい出来栄えだったが、スジェの空きは1席しかなく、二位の彼は昇級を果たせなかったのが、とても残念

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2017/01/10掲載

シムキンの様々な魅力見せる卓越したテクニック、沖香菜子の見事な演技が光った、東京バレエ団『くるみ割り人形』

東京バレエ団『くるみ割り人形』ワシリー・ワイノーネン:振付東京バレエ団による『くるみ割り人形』。ワイノーネンの振付に基づき古典の伝統を継承しながら、前回からファンタスティックなプロジェクション・マッピングを導入するなど、演出面で新しさを打ち出している。今回の東京公演の話題は、キュートな王子さまとして人気抜群のダニール・シムキンがゲスト出演し、実力派の若手、沖香菜子と踊ることだった。初手合わせながら

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2017/01/10掲載

小野絢子のシンデレラの劇場空間全体を和ませる優しい表現が見事だった、新国立劇場バレエ団『シンデレラ』

新国立劇場バレエ団『シンデレラ』フレデリック・アシュトン:振付新国立劇場バレエ団は2016年末に、フレデリック・アシュトン版『シンデレラ』を上演した。主演は小野絢子のシンデレラ、福岡雄大の王子。義理の姉たちは小口邦明、宝満直也、仙女は本島美和、春の精は柴山紗帆、夏が木村優里、秋は奥田花純、冬は細田千晶、父親は輪島拓也、道化が福田圭吾、王子の友人は奥村康佑、木下嘉人、中家正博、渡邊峻郁というキャスト

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2017/01/10掲載

デイヴィッド・ホールバーグがオーストラリア・バレエ団の『コッペリア』で本格舞台復帰

AUSTRALIAN BALLET オーストラリアバレエ団"COPPELIA" After Saint- Léon, Revised by Marius Petipa , Additional choreography and reproduced by Peggy van Praagh 『コッペリア』ペギー・ヴァン・プラフ:再演出と補足振付、サン・レオン原振付、プティパ改訂振付オーストラリア・バ

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2017/01/10掲載

洗練されたヴィジュアル、繊細な動き、音楽と一体化したダンス、オーレリー・デュポン監督によるキリアンの3作品

Ballet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"Bella Figura" "Tar and Feathers" "Symphony of Psalms" Jiri KYLYAN 『ベラ・フィギュラ』『タールと羽』『詩篇交響曲』 イリ・キリアン振付年末のガルニエ宮の公演は、年間プログラムで発表されていたアントニー・チューダーの作品とバルバラのシャンソ

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2017/01/10掲載

ルーヴェとボーラックが見事な踊りでエトワール昇格を果たした『白鳥の湖』、パリ・オペラ座バレエ団

Ballet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"Le Lac des cygnes" Rudolf NUREYEV 『白鳥の湖』ルドルフ・ヌレエフ:振付バスチーユ・オペラのクリスマス公演は『白鳥の湖』だった。12月7日のプルミエから12月31日の最終公演まで18公演というロングランだったが、クリスマスを過ぎた28日にジェルマン・ルーヴェ、大晦日の最終

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2017/01/10掲載

『ナイト・クリエーチャー』『リイベレーションズ』、ウィールドン、インガー作品を上演、アルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアター

Alvin Ailey American Dance Theaterアルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンス・シアター毎年恒例のアルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンスシアターの公演が今年もニューヨーク・シティ・センターで行われた。 この日の公演はアルヴィン・エイリー(Alvin Ailey)振付の『ナイト・クリエ―チャー(夜の生物/Night Creature)』でオープンした。デューク・エリン

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2017/01/10掲載

クラシック・テクニックを使った動きも身体も美しい、ネザーランド・ダンスシアターのニューヨーク公演

Nederlands Dans Theater ネザーランド・ダンス・シアター"Safe as Houses" 、"Stop Motion" by Sol León & Paul Lightfoot)、"Woke up Blind" by Crystal Pite 『セーフ・アズ・ハウス』オランダのコンテンポラリー・バレエ・カンパニーのネザーランド・ダンス・シアターがニューヨーク公演を行っ

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2017/01/10掲載

ダンサーとイルミネーションの究極のコラボレーション、限りない変幻を彩った舞台、オフ・ブロードウェイ『イルミネート』

iLuminate (Off Broadway) イルミネート(オフ・ブロードウェイ)"iLuminate" by Miral Kotb 『イルミネート』 ミラル・コトゥブ:演出、芸術監督ニューヨークのオフ・ブロードウエイに期間限定で上演された、ダンスとイルミネーション技術のコラボレーションの舞台、「イルミネート(iLuminate)」を見た。イルミネーションをダンサーの体に取りつけて、コンピュー

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2017/01/10掲載

素直で優しい山下実可のシンデレラ、気品と高いバレエテクニックの碓氷悠太の王子、松岡伶子バレエ団『シンデレラ』

松岡伶子バレエ団『シンデレラ』松岡伶子;演出・振付、市橋万樹;追加振付松岡伶子演出・振付の『シンデレラ』、このバレエ団では、もう何度もこの作品を上演しているといい、団員みんなが愛着を持つ作品のようだ。ちなみに、ちょうどこの公演の少し前、11月15日に松岡伶子は東海テレビ文化賞を受賞し、東海テレビの特別番組で広くこれまでの実績が紹介されたばかり、そんな喜びのなかでの舞台だった。シンデレラ役の山下実可

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2017/01/10掲載

オーディションで選ばれた京都ゆかりのダンサーたちが踊った深川秀夫版『白鳥の湖』

ロームシアター京都『白鳥の湖』深川秀夫;構成・演出・振付ロームシアター京都のオープニング事業の一環として、所属を超えてオーディションで選ばれたダンサーたちが踊る深川秀夫版『白鳥の湖』が上演された。演奏は、園田隆一郎指揮、京都市交響楽団。公共的な劇場で、地元を中心に活躍するダンサーたちと地元の交響楽団が力を合わせてバレエを上演するというのは、バレエの故郷・ヨーロッパでは当たり前のことだろうけれど、日

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2017/01/10掲載

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