ワールドレポート

2023年1月

2023年1月の記事一覧

パリ・オペラ座ダンサー・インタビュー:ジル・イゾアール

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURAGil Isoart ジル・イゾアール(元パリ・オペラ座ダンサー、現パリ・オペラ座教師)2009年にパリ・オペラ座を定年退職したジル・イゾアール。現在はパリ・オペラ座の教師であり、また2016年からパリ国立高等音楽・舞踏学校(CNSMDP)で最終年のクラスを受け持っている。クラシック・バレエの優

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2023/01/30掲載

昨年、ロンドンで開催された「ヌレエフ:伝説と遺産」が映画として東京と京都で2週間限定公開、配信される

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki2022年9月にロンドンのドルリー・レーン王立劇場で、「ヌレエフ:伝説と遺産」と題した"ヌレエフ・ガラ"が開催されて話題を呼んだ。この公演の模様を収録した映画が2023年2月10日よりアップリンク吉祥寺・京都で上映され、劇場公開後、2023年2月24日より〈DICE+〉にて配信が行われる。1961年6月にソビエト連邦から亡命した

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2023/01/25掲載

環境破壊へ警鐘を鳴らすシルヴェストリンと渡辺レイの意欲作 が上演された、K-BALLET Opto「プラスチック」

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei KazukiK-BALLET Opto「プラスチック」『ペットボトル迷宮』アレッシオ・シルヴェストリン:振付『ビニール傘小町』渡辺レイ:振付Bunkamuraオーチャードホール フランチャイズカンパニーであるK-BALLET COMPANYとBunkamuraが古典作品にとどまらないダンスの多彩な魅力を放つ新たな作品を共同プロデュースするK

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2023/01/23掲載

様々な世代の舞踊家たちの表現のコントラストが浮かび上がった興味深い公演、苫野美亜プロデュース Dance Performance LIVE #8「mid/point」

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei KazukiDance Performance LIVE #8「mid/point」苫野美亜:企画・制作・振付・プロデュース尾本 安代、松岡 大、高瀬 瑶子、横山 翼、片山 夏波ほか:出演コンテンポラリー・ダンス作品の創作を精力的に続けている振付家の苫野美亜が、八回目となるプロデュース公演を行った。テーマに掲げた「mid/point」とは「

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2023/01/23掲載

「ローザンヌ国際バレエコンクールの50年」展開催! スターダンサー誕生の瞬間を写真と映像で振り返る

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazuki2月3日(金)〜15日(水)、Bunkamura Galleryで「ローザンヌ国際バレエコンクールの50年」展が開催される。プロへの道を志す才能豊かな若いバレエダンサーを支援することを目的とするローザンヌ国際バレエコンクール (Prix de Lausanne)が今年50周年を迎えることを記念して、本拠地ローザンヌ歴史博物館で開催

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2023/01/13掲載

寺田宣弘が新芸術監督に就任したウクライナ国立バレエの『パキータ』、嵐のような喝采に迎えられた

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiウクライナウ国立歌劇場(国立バレエ、国立歌劇場管弦楽団、国立歌劇場)が来日し、オペラ『カルメン』バレエ『ドン・キホーテ』『第九』「新春オペラ・バレエ・ガラ」などの公演を23年1月15日まで行なった。1月3日に開催された「新春オペラ・バレエ・ガラ」を観ることができた。第1部は「名曲アリア・歓喜の歌」でウクライナ国歌「ウ

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2023/01/10掲載

豊かな詩情と飄逸で奥深い人間性、田中泯が造型した良寛が250年の時を跨いで命のリズムを刻んだ

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi東京芸術劇場『外は、良寛。』田中泯:踊り部開幕冒頭、客席で大声をあげて争う男たち、彼らが消えると、舞台には赤い着物の女性が一人、幻影ででもあるかのように漂っている。背景は冬の日本海が眩い白い光に照らされて輝いていたり、果てしなく暗い茫漠とした雪空が広がっていたり、モノトーンの世界が見える。越後の厳冬の山野に渡る音が微

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2023/01/10掲載

愛と死、憎しみと運命を語るダンスが胸を打つクランコ版『ロミオとジュリエット』オーストラリア・バレエ団が20年ぶりに上演

ワールドレポート/オーストラリア岸 夕夏 Text by Yuka KishiAUSTRALIAN BALLET オーストラリア・バレエ団"Romeo and Juliet" Choreography : John Cranko『ロミオとジュリエット』ジョン・クランコ:振付オーストラリア・バレエ団の2022年シーズン最後の演目は、パンデミックにより前年から持ち越されたクランコ版の『ロミオとジュリエ

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2023/01/10掲載

声明とともに想いをつむぐ『時の庭─交差する空間』ほか、向井華奈子モダンダンスリサイタル III

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna藤田佳代舞踊研究所モダンダンス公演・向井華奈子モダンダンスリサイタル III『雨』藤田佳代:作舞、『時の庭─交差する空間』向井華奈子:振付向井華奈子の3度目のリサイタル。まず、幕開けは師である藤田佳代作舞の『雨』。国内外で幅広く活躍する書家・和田彩が "雨" と書いた作品を背景に踊られる作品。降る雨を描いたよう

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2023/01/10掲載

ダニール・シムキンのアクロバティックな大技が拍手喝采に包まれた、ABT『ホイップクリーム』

ワールドレポート/ニューヨークブルーシャ 西村 Text by BRUIXA NISHIMURAAmerican Ballet Theatre アメリカン・バレエ・シアター"Whipped Cream" by Alexei Ratmansky『ホイップクリーム』アレクセイ・ラトマンスキー:振付10月20日から30日まで、ニューヨークのDavid H. Koch Theaterで、アメリカン・バレエ

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2023/01/10掲載

NYCBが恒例のバランシンの『くるみ割り人形』を上演、ミーガン・フェアチャイルドとジョセフ・ゴードンが踊って拍手喝采だった

ワールドレポート/ニューヨークブルーシャ 西村 Text by BRUIXA NISHIMURANew York City Ballet ニューヨーク・シティ・バレエ" George Balanchine's The Nutcracker " by George Balanchine『くるみ割り人形』ジョージ・バランシン:振付ホリデーシーズン恒例のニューヨーク・シティ・バレエ(NYCB)バランシン

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2023/01/10掲載

ミリアム・ウルド=ブラーム、ドロテ・ジルベールが好演し、スジェに昇進したばかりのギヨーム・ジョップが客席を沸かせたパリ・オペラ座『白鳥の湖』

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"Le Lac des Cygnes" Rudolf NOUREEV『白鳥の湖』ルドルフ・ヌレエフ:振付パリ・オペラ座バレエ団のクリスマス公演『白鳥の湖』がバスチーユ・オペラで12月10日から1月1日まで上演された。前回の2019年

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2023/01/07掲載

50周年を迎えたローザンヌ国際バレエコンクール2023 審査員に熊川哲也、ガラ公演に上野水香ら過去の入賞者が多数集結する

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazukiローザンヌ国際バレエコンクール2023は50周年を記念する大会として、2023年1月29日〜2月5日にわたってローザンヌのボーリュ劇場で開催される。2月3日にセレクション、翌2月4日に決選、2月5日に過去の入賞者・出場者を中心とした23名による「スター・ガラ」が行われる。日本からは熊川哲也が審査員に就任、そして上野水香がガラ公演

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2023/01/02掲載

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