ワールドレポート

2022年5月

2022年5月の記事一覧

熊川哲也版『カルメン』三者三様のラストシーンと圧巻の「ハバネラ」!リハーサルレポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi熊川哲也 © Ayumu Gombi熊川哲也版『カルメン』が、6月1日〜5日に東京・オーチャードホールで上演される。2014年の初演以来、数多くの観客を熱狂させてきたドラマティック・バレエの傑作だ。開幕2週間前の5月18日、東京・小石川のKバレエカンパニー本拠地で、主要4キャスト全員参加による公開リハーサルが行われた。「

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2022/05/26掲載

ローザンヌ国際バレエコンクール・日本予選2022が10月に開催される!

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazukiローザンヌ国際バレエコンクール・日本予選2022が10月1、2日の2日間に渡って兵庫で開催される。ビデオ選考の通過者が会場での日本予選に出場できる。日本予選で選ばれた2〜4名が2023年1月29日〜2月5日にローザンヌのボーリュ劇場で行われる本選に参加できる権利を授与される。日本予選は一般公開される。ローザンヌ国際バレエコンクー

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2022/05/26掲載

第35回こうべ全国洋舞コンクールの受賞たちの言葉

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna例年、GWに開催されている「こうべ全国洋舞コンクール」。コロナ禍で2回中止を余儀なくされたが、3年ぶりに約700人のエントリーを得て開催された。受賞後に世界的な活躍をしているダンサーも多く、レベルが高いとされるこのコンクール、今回も見応えのある踊りの数々が披露された。各部門1位、モダンダンス部門グループ、創作の

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2022/05/23掲載

勅使川原三郎演出のオペラ『オルフェオとエウリディーチェ』ゲネプロレポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi勅使川原三郎が演出するバロック・オペラの傑作『オルフェオとエウリディーチェ』が、5月19日、新国立劇場で開幕した。指揮は、バロック奏者・指揮者・プロデューサーとして活躍する鈴木優人。「カウンターテナーの王者」と評されるローレンス・ザッゾらの美しい歌声と、ハンブルク・バレエのアレクサンドル・リアブコら、勅使川原の信頼厚いダ

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2022/05/19掲載

「堀内充バレエコレクション」でストラヴィンスキーの『カード遊び』を復刻する堀内充に聞く

ワールドレポート/東京インタビュー=関口紘一堀内充インタビュー――「堀内充バレエコレクション」が10回目を迎えます。今回は1982年11月にお父様の堀内完先生が初演されたストラヴィンスキーのバレエ音楽『カード遊び』を復刻上演されますね。初演後、初めての上演となりますか。「胡蝶」リハーサル堀内充 初演の半年後の1983年に再演をしましたが、その後は再演の機会がなく、一時は封印していました。初演の時、

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2022/05/16掲載

『新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり』、未曾有の危機から新エトワール誕生までを追ったドキュメンタリーが公開される

ピアノが響くスタジオでゆっくりと身体を温めるダンサーたち。この見慣れた光景が、尊い特別な瞬間であると感じるようになったのは、今だからこそ抱く気持ちであろう。今年8月19日より日本全国各地で公開が予定されているドキュメンタリー映画『新章パリ・オペラ座 特別なシーズンの始まり(Une saison (très) particulière)』は、新型コロナウイルス感染症拡大によって閉鎖をよぎなくされたパ

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2022/05/12掲載

小野絢子の動きと気持ちと音楽が一体となった素晴らしいシンデレラ

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『シンデレラ』フレデリック・アシュトン:振付<シンデレラ・ストーリー>という言葉を生んだシャルル・ペローの童話『シンデレラ』は、バレエの題材に適しており、しばしばバレエとして上演されてきた。近年では1944年にセルゲイ・プロコフィエフのバレエ音楽が作曲され、45年にボリショイ劇場でロスチスラフ・ザハ

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2022/05/11掲載

パリ・オペラ座バレエ団がヌレエフ版『ラ・バヤデール』を6組の豪華キャストにより上演した

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団La Bayadère Rudolf Noureev『ラ・バヤデール』ルドルフ・ヌレエフ:振付ルドルフ・ヌレエフが1992年に振付けた『ラ・バヤデール』が、2017年、2020年に次いでバスチーユ・オペラで上演された。2年前はわずか

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2022/05/10掲載

生きることの意味を問うポソホフ版『アンナ・カレーニナ』、3年越しに実現したオーストラリア・バレエ団のシドニー公演

ワールドレポート/オーストラリア岸 夕夏 Text by Yuka KishiAUSTRALIAN BALLET:オーストラリア・バレエ団"ANNA KARENINA" Choreography : Yuri Possokhov『アンナ・カレーニナ』ユーリ・ポソホフ:振付『アンナ・カレーニナ』(ジョフリー・バレエとの共同制作、2019年シカゴ世界初演)は2020年にオーストラリア初演が予定されてい

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2022/05/10掲載

日本バレエ協会中部支部の実力派団体が集って──第42回中部バレエフェスティバル

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna「第42回中部バレエフェスティバル」日本バレエ協会中部支部日本バレエ協会中部支部の実力派団体が集ったフェスティバル。今回、10団体が、それぞれの持ち味を活かした演目を披露した。印象に残ったものを紹介したい。佐々智恵子バレエ団『エグランティーヌとその一座』振付:神戸珠利、曲:オッフェンバック『パリの喜び』より 撮

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2022/05/10掲載

ウクライナのためのファンドレイジング・ガラ公演を成功させたアレッシオ・カルボーネに聞く

ワールドレポート/その他インタビュー=関口紘一ウクライナのためのファンドレイジング・ガラ「Stand with Ukraine Ballet for Peace」のアーティスティック・コーディネーターを務め、無事公演を終えたアレッシオ・カルボーネ(元パリ・オペラ座プルミエール・ダンスール)。公演成立までの波瀾万丈の舞台裏を語った。(公演についてはhttps://www.chacott-jp.com

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2022/05/09掲載

ペルミ国際バレエコンクールで森井美陽がシニア部門女性第2位入賞を果たした!

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki4月19日〜30日まで第17回ペルミ国際バレエコンクール(正式名称:第17回エカテリーナ・マクシーモワ記念オープン・ロシア・バレエコンクール「アラベスク-2022」)が開催され、ペルミ国立バレエ学校に留学中の森井美陽がシニア女性部門の第2位となった。そのほかには、同じくペルミ国立バレエ学校で学ぶ福岡璃乃が最終決選となる第三次審査

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2022/05/03掲載

英国舞踊批評家協会賞に平田桃子、高橋絵里奈、鈴木絵美里がノミネートされた

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki第22回英国舞踊批評家協会賞(ナショナル・ダンス・アワード [NDA])のノミネートが4月21日発表され、最優秀女性ダンサーにバーミンガム・ロイヤル・バレエの平田 桃子とイングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)の高橋絵里奈、新人賞部門でENBの鈴木絵美里が候補に上った。平田は前回2020年に続いて2回目のノミネートとなった。

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2022/05/02掲載

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