ワールドレポート

2022年7月

2022年7月の記事一覧

勅使川原三郎がヴェネチア・ビエンナーレ・ダンス部門授賞式で金獅子功労賞を授与された

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazukiヴェネチア・ビエンナーレ・ダンス部門授賞式で金獅子功労賞を手にした勅使川原三郎© la biennale di Venezia photo by Andrea Avezzù7月23日、イタリア・ヴェネチアのテアトロ・ピッコロ・アルセナーレで、勅使川原三郎がヴェネチア・ビエンナーレ・ダンス部門授賞式に出席し、ディレクターのウェイン

  • #ワールドレポート
  • #ワールドレポート(その他)

2022/07/29掲載

小林十市、モーリス・ベジャール・バレエ団のバレエ・マスターに就任

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki小林十市現代バレエの革命児として名高いモーリス・ベジャールの没後15年にあたり、東京バレエ団による〈ベジャール・ガラ〉がスタートした7月22日、モーリス・ベジャール・バレエ団(BBL)の元ダンサーで、ベジャール作品の振付指導のため来日中の小林十市が、2022/23のシーズンからBBLのバレエ・マスターに就任するというニュ

  • #ワールドレポート
  • #東京

2022/07/25掲載

SNSでも大いに注目を集める本田千晃(スロバキア国立バレエ)にインタビュー

ワールドレポート/東京インタビュー=坂口香野7月26日の「堀内元バレエ・フューチャー2022」に出演する本田千晃は、スロバキア国立バレエのドゥミ・ソリストとして活躍中。YouTube「ちあこちゃんねる」では、プロのダンサーとしての日常からダンス動画、ダイエットに役立つレシピまで、様々な角度からバレエの魅力を発信している。https://www.youtube.com/channel/UC3ksN_

  • #ワールドレポート
  • #東京

2022/07/23掲載

オニール八菜に聞く「パリ・オペラ座バレエの今シーズン後半を振り返って」

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi Sanko革命記念日7月15日の午後、バスチーユ・オペラ『真夏の夜の夢』のハーミア役でシーズンを終えるオニール八菜さんに今シーズンを振り返っていただき、来シーズンへの期待も話していただいた。© 三光洋――今回、ミルタを踊られた『ジゼル』のリハーサルはいかがでしたか。八菜 ミルタのリハーサルはオペラ座ではサブリナ・マレム、それといつも通

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2022/07/22掲載

鬼が憑依した演奏と踊りの衝撃波を観客が全身で感じた、Noism × 鼓童『鬼』

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei KazukiNoism × 鼓童『鬼』『お菊の結婚』金森穣:演出振付Noism × 鼓童『鬼』金森穣:演出振付、原田敬子:音楽、太鼓芸能集団 鼓童新潟のりゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館の専属舞踊団として活動するNoismと、佐渡を拠点とする太鼓芸能集団 鼓童の共演が初めて実現した。舞台は二部構成になっており、第一部ではディアギレフ生誕150

  • #ワールドレポート
  • #東京

2022/07/21掲載

「パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂」展が今秋アーティゾン美術館にて開催される

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazukiエドゥアール・マネ《オペラ座の仮装舞踏会》1873年、石橋財団アーティゾン美術館美術展「パリ・オペラ座−響き合う芸術の殿堂」がアーティゾン美術館にて11月5日(土)から開催される。パリ・オペラ座が1669年に創立されて以来、その上演史を振り返ると、創作を委嘱された台本作家や作曲家、美術家、振付家の創意工夫によって芸術的な進展や技術

  • #ワールドレポート
  • #東京

2022/07/21掲載

速報!アリス・ルナヴァンがアデュー公演『ジゼル』第2幕で負傷、アデュー公演は次シーズンに延期された

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi Sankoエトワールのアリス・ルナヴァン(1980年7月19日パリ郊外サン・クルー生)は、42歳の誕生日目前の7月13日夜『ジゼル』でアデューする予定だった。貴賓席(オーケストラ席後方の高くなったバルコンの一列目)にはブリジット・ルフェーヴル元舞踊監督、アリス・ルナヴァンが2013年12月20日にエトワールに任命された時に踊った『ル・

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2022/07/17掲載

「キエフ・バレエ・ガラ2022」の開催に際して、フィリピエワ芸術監督、寺田副芸術監督、プリンシパルダンサーが記者会見を行った

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi「キエフ・バレエ・ガラ2022」およびウクライナ国立歌劇場の冬の日本公演の記者会見が、7月14日群馬県前橋市ベイシア文化ホールで開催された。ここ前橋市が、「キエフ・バレエ・ガラ2022」の初日の開催地となったこともあって、キエフ・バレエのダンサーたちと前橋市長が面会し、ウクライナへの支援を表明。市を挙げて支援しようと

  • #ワールドレポート
  • #東京

2022/07/16掲載

「堀内元バレエ・フューチャー」で『タランテラ』を踊る、スターダンサーズ・バレエ団の塩谷綾菜にインタビュー

ワールドレポート/東京インタビュー=関口紘一――スターダンサーズ・バレエ団のピーター・ライト版『コッペリア』では、塩谷さんがスワニルダを踊られていましたが、とても良い舞台でしたね。特にラストシーンには驚かされました。素晴らしいアイデアだと思いました。ピーター・ライト版「コッペリア」第3幕 スワニルダ塩谷 ありがとうございます。英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団でも、もうこのラストシーンは上

  • #ワールドレポート
  • #東京

2022/07/14掲載

美しいエスメラルダをめぐって凄絶な愛の情熱が交錯するプティの傑作『ノートルダム・ド・パリ』、牧阿佐美バレヱ団が6年ぶりに上演

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団『ノートルダム・ド・パリ』ローラン・プティ:振付牧阿佐美バレヱ団がローラン・プティの振付・台本による『ノートルダム・ド・パリ』全2幕を、日本初演(1998年)以来8回目となる上演を行った。2020年3月に上演する予定だったが新型コロナ禍のために延期されて、6年ぶりの上演である。(初演は1965年パリ・

  • #ワールドレポート
  • #東京

2022/07/11掲載

トップ・バレリーナとしての揺るぎない存在感を見せた上野水香、東京バレエ団『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団『ドン・キホーテ』ウラジーミル・ワシーリエフ:振付(マリウス・プティパ/アレクサンドル・ゴールスキーによる)東京バレエ団が、ウラジーミル・ワシーリエフの演出・振付による人気の演目『ドン・キホーテ』を2年振りに上演した。宿屋の娘キトリと床屋のバジルがめでたく結婚にこぎつけるまでの顛末を、人物描写も巧みに、エネル

  • #ワールドレポート
  • #東京

2022/07/11掲載

平和を祈念するダンサーたちは最高の演技を披露、会場は満場の喝采に包まれた「キエフ・バレエ支援チャリティー BALLET GALA in TOKYO」

ワールドレポート/東京香月 圭 Text by Kei Kazuki「キエフ・バレエ支援チャリティー BALLET GALA in TOKYO」草刈 民代:芸術監督草刈民代は、かつて共演したアレクセイ・ラトマンスキーのウクライナ支持の声明に共感し、日本でもキエフ・バレエを救うための慈善公演の企画を4月下旬に本格的に立ち上げた。わずか2ヶ月後の7月5日に、昭和女子大学人見記念講堂にて「キエフ・バレエ

  • #ワールドレポート
  • #東京

2022/07/11掲載

ダンサー・原田薫の魅力を味わい尽くすパワフルな舞台

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi原田薫ソロ公演「ダラハオルカ」原田薫:出演・振付、安倍康律:作・演出ダンサー、女優、振付家として活躍する原田薫のソロ公演『ダラハオルカ』が、5月5日〜14日、東京の浅草九劇にて行われた。撮影:平萌花「ダラハオルカ」とは誰だろう?もちろん、ミュージカル、ストレートプレイ、映画、コンサートやPVの振付・出演など幅広い分野で活

  • #ワールドレポート
  • #東京

2022/07/11掲載

シーザー・アブレウ Cesar Abreu メトロポリタン・オペラ、ダンサーに聞く

ワールドレポート/ニューヨークインタビュー=ブルーシャ西村――以前、友人からあなたをご紹介された時に、キューバ出身で元々有名な少年アイドル・グループのスターだったと聞きました。歌手からプロのダンサーへ転身したなんて、並大抵ではないですね。お名前はスペイン語でセサール、英語ではシーザーですか。© Van TruongCesar:はい、私の名前はセサールで、英語読みではシーザーといいます。キューバでは

  • #ワールドレポート
  • #ニューヨーク

2022/07/11掲載

若手注目株の2人、春木友里沙と今井大輔を主役に──法村友井バレエ団『シンデレラ』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna法村友井バレエ団『シンデレラ』法村牧緒:演出、法村圭緒:振付スター性のあるダンサーが育っている、そう実感できる公演だった。2020年6月に予定されていた法村友井バレエ団の『シンデレラ』。前年、2019年秋の『海賊』の主役メドーラで文化庁芸術祭新人賞を受賞した春木友里沙がタイトルロールということで、とても楽しみに

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2022/07/11掲載

藤井泉、上杉真由、宮原由紀夫、3名それぞれの感性で表現した力作のトリプルビル

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko SuzunaniconomielVol.3「Synergy2」『やまわらう』藤井泉:振付、『Ma déesse』上杉真由:振付、『MEME.』宮原由紀夫:振付『やまわらう』(振付:藤井泉)撮影:樋口尚徳経験を積み重ね、若手から中堅へと着実に進んでいる──そんな時を迎えていることが感じられる実力派振付家3人によるトリプルビル

  • #ワールドレポート
  • #大阪・名古屋

2022/07/11掲載

カスバートソンとプレイスウェルが踊ったスカーレット版『白鳥の湖』が上映される、英国ロイヤル・オペラ・ハウス・シネマシーズン

ワールドレポート/その他photo/Bill Cooper英国ロイヤル・オペラ・ハウス・シネマシーズン2021/2022のラストを飾るのは、リアム・スカーレット版『白鳥の湖』。スクリーンからも伝わる荘厳な世界は、新たなキャリアを歩み出した2人のダンサーの門出を祝うにふさわしい舞台となっている。ジークフリート王子を踊るのはウィリアム・ブレイスウェル。主演を多く務めたバーミンガム・ロイヤル・バレエ時代

  • #ワールドレポート
  • #ワールドレポート(その他)

2022/07/09掲載

「堀内元バレエ・フューチャー」に出演する、プリモルスキー・ステージの矢野まどかにインタビュー

ワールドレポート/東京インタビュー=坂口香野「ラ・バヤデール」初演後カーテンコール Photo by Alexander Filkine7月26日、東京で「堀内元バレエ・フューチャー2022」が開催される。ウラジオストクにあるマリインスキー劇場分館プリモルスキー・ステージで活躍中の矢野まどかは、ロシアのウクライナ侵攻による厳しい国際情勢によりやむをえず帰国し、出演を決定。堀内元公演には16歳で

  • #ワールドレポート
  • #東京

2022/07/06掲載

ページの先頭へ戻る