ワールドレポート

2023年2月

2023年2月の記事一覧

初演から30年、マシュー・ボーン in Cinema『くるみ割り人形』がスクリーンに甦る!

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki2004年に来日公演が行われ話題を呼んだマシュー・ボーン振付『くるみ割り人形』が3月10日から全国の映画館で公開される。映像は2022年1月に上演されたロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場の公演を収録したもので、初演から30周年を記念したアンソニー・ウォードによる新しいセットと衣装による新制作版。マシュー・ボーンはローレンス・オリ

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2023/02/28掲載

大人は、子ども時代の自分と仲良くなれるか? 豊かに花開く森山版『星の王子さま』の世界

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya SakaguchiKAAT DANCE SERIES『星の王子さま サン=テグジュペリからの手紙』森山開次:演出・振付『星の王子さま』は、くっきりと明瞭でいて、余白の多い物語だと思う。読者の中で少しずつ異なる育ち方をし、様々な花を咲かせる"種"のような言葉が選ばれ、行間には風刺もたっぷりと含まれている。森山開次演出・振付『星の王子さま』(

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2023/02/27掲載

英国ロイヤル・バレエ 『くるみ割り人形』に主演した金子扶生に聞く「金平糖が床に落ちるクリスピーな感じを表現できたら」

ワールドレポート/ロンドン香月 圭 text by Kei Kazuki英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2022/23『くるみ割り人形』が2月24日よりTOHO シネマズ 日本橋 ほか全国公開される。金平糖の精を演じた英国ロイヤル・バレエのプリンシパル 金子扶生に話を聞いた。© 2020 ROH. Photograph by Lara Cappelli――英国ロイヤル・オペラ・ハウス

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2023/02/21掲載

追悼 ミカエル・ドゥナール(元オペラ座エトワール)が78歳で逝去 Décès du danseur Michael Denard

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi Sankoパリ・オペラ座は2月17日にコミュニケを発表し、元エトワールのミカエル・ドゥナールが同日に78歳で逝去したことを伝えた。パリ・オペラ座舞踊監督のジョゼ・マルティネスは「親愛なるミカ、テルプシコラー(ギリシャ神話に登場するダンスの女神)はあなたを自分の元に置いて満足しているでしょうが、私たちはあなたがいなくなって寂しい」とイン

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2023/02/20掲載

金子扶生、前田紗江の熱演がロンドンで絶賛されたロイヤルの シネマシーズン『くるみ割り人形』

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazukiロイヤル・オペラハウス シネマシーズン2022/23のバレエ第三弾、ピーター・ライト版『くるみ割り人形』が2月24日(金)から全国公開される。ロイヤル・バレエスクールの生徒たちがシュタルバウム家のクリスマス・パーティや、ねずみとおもちゃの兵隊の戦いのシーンに出演するフル・バージョンが三年ぶりに復活した。『くるみ割り人形』ねずみの

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2023/02/16掲載

ローザンヌ国際バレエコンクール2023決選結果、50周年を祝う「スター・ガラ」で歴代の入賞者・出場者たちが華麗に踊った

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki第8位 宮﨑圭介『白鳥の湖』©Gregory-Batardon2月5日にボーリュ劇場で行われたローザンヌ国際バレエコンクール2023の決選には、22名のファイナリストが挑み、最年少で出場した15歳の宮﨑圭介が第8位に入賞した。『白鳥の湖』第三幕よりジークフリート王子のヴァリエーションでは、彼は王子の高貴さと端正な踊りで観客を魅了

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2023/02/11掲載

京都の豊かな季節感と恐ろしい祭りの夜を堪能した、京都バレエ団「La Fusion」公演

ワールドレポート/京都関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi京都バレエ団「La Fusion」『京の四季』有馬えり子:振付・指導、『屏風』有馬龍子、安達哲治:原構成・演出・振付、有馬えり子:再振付・指導京都には高層ビルがない。京都五山の送り火は市内から見ることができるし、仁和寺の五重塔が見えたら、京都のどこにいるのかおおよその見当がつく。北野天満宮の梅、平安神宮の桜、貴船の森

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2023/02/11掲載

バランシン、ドウソン、ノイマイヤーなどが踊られた2023年「ニューイヤー・バレエ」、新国立劇場バレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi「ニューイヤー・バレエ」新国立劇場バレエ団『A Million Kisses to my Skin』デヴィッド・ドウソン:振付、『眠れる森の美女』より グラン・パ・ド・ドゥ マリウス・プティパ:振付、『ドン・ジュアン』(抜粋)ジョン・ノイマイヤー:振付、『シンフォニー・イン・C』ジョージ・バランシン:振付2023年、

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2023/02/10掲載

平田桃子と牧村直紀、馳麻弥と三木雄馬が踊った谷桃子バレエ団の『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi谷桃子バレエ団『ドン・キホーテ』マリウス・プティパ/アレクサンドル・ゴルスキー、スラミフ・メッセレル:原振付、谷桃子:脚本・演出・振付、髙部尚子:再演出谷桃子バレエ団の2023年新春公演『ドン・キホーテ』全3幕を観た。バレエ『ドン・キホーテ』は、マリウス・プティパがボリショイ劇場からの依頼を受けて振付け、1869年に

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2023/02/10掲載

越智久美子、ワディム・ソロマハ主演により恒例の『くるみ割り人形』をクリスマス・イブに上演、越智インターナショナルバレエ

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna越智インターナショナルバレエ『くるみ割り人形』スペシャル 越智久美子、ワディム・ソロマハ:主演越智インターナショナルバレエでは、2021年末はコロナ禍の中、秋に『ロミオとジュリエット』は上演されたものの、毎年恒例のクリスマスの『くるみ割り人形』公演は中止になってしまった。2022年のクリスマス・イブには、久し振

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2023/02/10掲載

河森睦生のゾベイダ、佐々木大の金の奴隷、山口章のシャリアール王での『シェヘラザード』ほか、先人達への「HOMAGE」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko SuzunaX-LAB PRESENTS VOL.1「HOMAGE」『ソワレ・ド・バレエ』深川秀夫:振付、『シェヘラザード』法村牧緒:監修ほか『マーラーよりアダージェット』山本悦子、山本隆之 撮影:岡村昌夫(テス大阪)長年、法村友井バレエ団で活躍して来た河森睦生(旧姓:西尾睦生)が企画した公演。彼女は、今、50歳。かつての

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2023/02/10掲載

堀川美和振付のコロナ禍をテーマにした『パンデミック』他に加え、田中月乃、樋上諒、成田紗弥、大巻雄矢の注目ダンサーたちも踊った

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko SuzunaSensational Ballet Company「堀川美和Choreographic performance2022」『パンデミック』堀川美和:振付、他『運命の女神』撮影:尾鼻文雄(OfficeObana)堀川美和率いるSBC(Sensational Ballet Company)の公演。歌も入る『命』で幕

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2023/02/10掲載

川口節子、松村一葉の創作作品を稲垣宏樹指揮のオーケストラで上演、川口節子バレエ団「舞浪漫 My Romann2023」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna川口節子バレエ団「舞浪漫 My Romann2023」『オー! マイリトルマエストロ』『奇跡の人』『心地よく眠るアリス』川口節子:振付、『エレメンツ』松村一葉:振付、他川口節子バレエ団の創作作品を上演する公演「舞浪漫 My Romann」。クラシック全幕の折はオーケストラ演奏で上演する同バレエ団だが、これまでの

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2023/02/10掲載

7組のスターダンサーが踊る『ロミオとジュリエット』、そしてウィールドン、ズゲッティ、アシュトン、バランシンの秀作を上演、英国ロイヤル・バレエ団来日公演

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki英国ロイヤル・バレエ団が、この夏、4年振りに来日し、伝統的なレパートリーに最新作を組み合わせた〈ロイヤル・セレブレーション〉と、ケネス・マクミランの代表作『ロミオとジュリエット』という二種のプログラムで公演を行う。英国ロイヤル・バレエ団の日本公演は、もともと2022年に予定されていたが、コロナ禍のためにバレエ団としての来

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2023/02/09掲載

選考から舞台までが体感できる「ローザンヌ国際バレエコンクールの50年」展が好評開催中!

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei KazukiBunkamuraとローザンヌ歴史博物館主催による「ローザンヌ国際バレエコンクールの50年」展が2月3日〜2月15日、Bunkamura Galleryで開催中だ。昨年2月から5月までローザンヌ歴史博物館にて「Envol(飛翔)」と題して開催されていた展覧会の日本巡回展となる。初日にはオープニング・セレモニーが行われ、冒頭に主催者

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2023/02/06掲載

50周年記念ローザンヌ国際バレエコンクールは、セレクション・ラウンドを22人が通過 日本人は4人がファイナルに出場

ワールドレポート/その他アンジェラ・加瀬  Text by Angela Kase2月3日、改装が済んだローザンヌ市ボーリュ劇場にて、第50回記念のローザンヌ国際バレエコンクールのセレクション・ラウンドが行われた。参加したのは世界18か国よりビデオ審査を通過したティーン82名。午前9時半から行われた15〜17歳以下のAグループには、15歳になったばかりの男女の多くに才能やスター性あふれる参加者が多

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2023/02/05掲載

スターダンサーたちが煌めく「ダイヤモンド・セレブレーション」が1週間限定で公開される、英国ロイヤル・オペラ・ハウス・シネマシーズン2022/23

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki英国ロイヤル・オペラ・ハウス・シネマシーズン 2022/23プログラム第二弾は、「ダイヤモンド・セレブレーション」(22年11月16日収録)と銘打ったオール・スター・キャストによる祝祭的公演。これはオペラハウスの友の会(フレンズ・オブ・コヴェント・ガーデン)の発足60年を祝したガラ・コンサートである。今回、この祝祭公演のライヴと

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2023/02/01掲載

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