ワールドレポート

2017年10月

2017年10月の記事一覧

弦楽四重奏の美しいメロディとともにバレエの豊かなイメージが踊られた、スタジオ・パフォーマンス

THE バレエ・ミュージアム Studio de Danse Fusion vol.6藤野 暢央:構成・振付・演出「THE バレエ・ミュージアム」というタイトルで、チャコットのダンスキューブ勝どきスタジオで定期的にスタジオ・パフォーマンが行なわれている。今回の出演者はゲストとして富村京子、西田佑子、森本由布子、藤野暢央、他にアンサンブルが10名出演した。 オープニングはヨハン・パッヘルベルの『カノ

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2017/10/10掲載

ひばりの歌が作った情感豊かな音楽を見事にダンスで表した、楽しさが心に沁み入った舞台

NBAバレエ『THE RIVER』アルヴィン・エイリー:振付、『HIBARI』リン・テイラー・コーベット:振付2015年6月に初演されたNBAバレエの『HIBARI 』が、美空ひばりの生誕80年を迎えて再演された。私は初演の舞台を見逃していたが、評判が良かったので楽しみだった。だが、その一方で少し不安でもあった。ブロードウェイ・ミュージカル『スウィング!』やABTに振付けた『ガチョーク賛歌』などで

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2017/10/10掲載

刺激的で魅力的だった20世紀の傑作『アルルの女』『小さな死』『春の祭典』、東京バレエ団公演

東京バレエ団〈20世紀の傑作バレエ〉『アルルの女』ローラン・プティ:振付、『小さな死』イリ・キリアン:振付、『春の祭典』モーリス・ベジャール:振付〈20世紀の傑作バレエ〉と題して、東京バレエ団が20世紀のバレエに革新的な影響を与えた3人の振付家の作品による公演を行った。演目は、バレエ団として初演になるローラン・プティの『アルルの女』とイリ・キリアンの『小さな死』の2作品と、バレエ団が得意とするモー

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2017/10/10掲載

吉田都と堀内元がバレエの尊い美しさを伝達していく、Ballet for the Future 2017

吉田都×堀内元 Ballet for the Future 2017『Haydn Cello Concerto』堀内元:振付、『And My Beloved』エメリー・ルクローン:振付、『タランテラ』ジョージ・バランシン:振付、『ライモンダ』〜第3幕(結婚の祝典)より〜 マリウス・プティパ:振付、『Passage』堀内元:振付吉田都と堀内元、と言う世界に誇る日本人ダンサーを中心にして、古典からコン

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2017/10/10掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:ジュリエット・イレール

Juliette Hilaire ジュリエット・イレール(コリフェ)前シーズンの最終公演となったアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルの『ドラミング・ライヴ』で、1時間近く舞台上で踊り続けるエネルギッシュな姿で観客に強い印象を残したジュリエット。9月21日に開催されたオペラ座の2017〜18年シーズン開幕ガラでは、シディ・ラルビ・シェルカウイの『フォーン』に配役された。マルク・モローとともに床を這わ

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2017/10/10掲載

オペラ座が『ジュエルズ』で開幕、プジョルのアデュー公演、ガニオ、ジルベール、ウルド=ブラーム、アバニャート、オニール 他が華やかに踊った

Ballet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"Joyaux" George BALANCHINE 『ジョワイヨー』(ジュエルズ)ジョージ・バランシン:振付パリ・オペラ座バレエ団の新シーズンがバランシン振付の『ジョワイヨー(ジュエルズ)』で始まった。1967年4月13日にニューヨーク・シティ・バレエ団がニューヨーク・ステート・シアターで初演した。フラ

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2017/10/10掲載

抽象画を使ったニューヨークらしい美術と充実したダンサーたちによる見事なマーティンス版『白鳥の湖』

New York City Ballet ニューヨーク・シティ・バレエ"Swan Lake" by Peter Martins (after Marius Petipa, Lev Ivanov and George Balancine) 『白鳥の湖』ピーター・マーティンス:振付(マリウス・プティパ、レフ・イワノフ、ジョージ・バランシンに基づく)9月19日から10月15日までニューヨーク・シティ・バ

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2017/10/10掲載

あたたかい優しさが伝わるオリジナル作品『飛べない鳥』や実力派ダンサーのコンテンポラリー作品他、iSバレエ・アカデミア・リサイタル

iSバレエ・アカデミア『飛べない鳥』下森瑞:振付、『Sphere』宮原由紀夫:振付泉ポールと下森瑞が主催するiSバレエ・アカデミアの舞台。全体に出演者全員への指導者のあたたかい視線が感じられる舞台だった。特に印象に残ったものを挙げると、泉ポール振付で岡田和香葉が踊った『Que he o Que Vejo』。打楽器が重なる民族音楽に乗せて、滑らかによく動く身体を観ていて、これからのダンサーとしての成

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2017/10/10掲載

ドイツ、レーゲンスブルグ歌劇場バレエ芸術監督森優貴振付の『Macbeth マクベス』、暗い感情を描いた

神戸文化ホールダンス×文学シリーズVol.1『Macbeth マクベス』森優貴:構成・演出・振付神戸の貞松・浜田バレエで学び、ハンブルク・バレエ学校に留学。ニュールンベルグ・バレエ、シュテファン・トス率いるトス・タンツカンパニーを経て、2012年秋からレーゲンスブルク歌劇場バレエの芸術監督を務める森優貴。西欧の歌劇場のバレエ芸術監督就任は、彼が日本人初だろう。そんな彼は、日本でも、出身の貞松・浜田

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2017/10/10掲載

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