ワールドレポート

2010年3月

2010年3月の記事一覧

[ベルリン] マラーホフによって21世紀に甦った素晴らしい雰囲気のロマンティック・バレエ

STAATSBALLET BERLIN ベルリン国立バレエ団Vlaimir Malakhov : LA PERI ウラジーミル・マラーホフ『ラ・ペリ』去る2月25日、パリからロンドンを経てベルリンに入った。猛威を振るった寒波は去ったのか、肌寒いが穏やかな気候。パリは華やかだが人間が多く、観光客とともに何をしているのかわからない意味なく佇んでいる人々が目についた。逆にロンドンは人々が機能していて、無

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2010/03/12掲載

ムッサン/ペッシュ、デュポン/ブベニチェク、オスタ/ガニオ『椿姫』を踊ったダンサーたち

ワールドレポート/パリ秀 まなかtext by Manaka ShuBallet de l'Opera national de Paris パリ国立オペラ座バレエ団Jhon Neumeier:La Dame aux Camélia  ジョン・ノイマイヤー振付『椿姫』ジョン・ノイマイヤー振付の『椿姫』は、新しい。口にするのも憚れるほどの鑑賞回数を重ねても、見る度に新鮮な発見があるのだ。 2月2日から

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2010/03/10掲載

円熟したエトワールの力量を見せたオーレリー・デュポンのマルグリット

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet de l'Opera national de Paris パリ国立オペラ座バレエ団Jhon Neumeier:La Dame aux Camélia  ジョン・ノイマイヤー振付『椿姫』ガルニエ宮の客席に足を踏み入れると開演前から幕が上がっている。舞台左袖に「1847年3月16日の競売」と札が掲げられている。肺結核

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2010/03/10掲載

バレエグループあすなろ『ドン・キホーテ』『マダム・バタフライ』ほか

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna川口節子:演出・振付『マダム・バタフライ』岡田真千代:振付『序曲「1812年」~戦争と平和~』太田一葉:振付『スパゲティウェスタンズ』バレエグループあすなろ15年前から2年に一度公演を行ってるグループあすなろ。現在、岡田純奈と川口節子が中心となって活動しているグループだ。今回の公演の幕開けは、岡田の指導で上演され

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2010/03/10掲載

まことクラブが名古屋市の円頓寺商店街でパフォーマンス

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna「まことクラブかけぬけ下町商店街」まことクラブ「あいちトリエンナーレ2010」に向けて、愛知県6か所を会場にさまざまなアートに触れる機会をと企画された「あいちアートの森」。100名以上の現代美術作家の展覧会の他に、それぞれの"場"を活かしての演奏やダンスが昨年12月~今年2月に渡って催された。そのうちの一つが、こ

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2010/03/10掲載

都会の喧騒を離れた一夜限りのパフォーマンス

ワールドレポート/大阪・名古屋亀田 恵子text by Keiko Kameda岡登志子・中村恩恵・垣尾優:『即興45min無の地点』あいちアートの森 広小路プロジェクト/ダンス&ミュージック即興セッション愛知県内では、2010年8月からはじまるあいちトリエンナーレに向けて、プレ企画がいろいろと企画されている。今回行われたあいちアートの森 広小路プロジェクト/ダンス&ミュージック即興セッション『即

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2010/03/10掲載

LEDを全身に纏って・・・充実した平山素子のダンス

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu平山素子:振付『After the lunar eclipse/月食のあと』ダンス・アンソロジー 新作ソロダンス公演約一ヶ月間で同時代のダンスを様々な角度から紹介している愛知芸術文化センターの企画<ダンス・アンソロジー>。そのなかででも、地元愛知出身の平山素子による新作はこれまでとは一線を画した新たな挑戦に充ちた作品であ

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2010/03/10掲載

全京都洋舞協議会が石井潤作品をメキシコ、グアダラハラで上演する

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna石井潤:振付『ララバイ』『インタープレイ』『シャンソネッタ・テデスカ』全京都洋舞協議会京都市とグアダラハラ市の姉妹都市提携30周年記念事業、日本とメキシコの交流400周年の記念事業として、全京都洋舞協議会がグアダラハラ公演を行った。私は17日に、京都で行われた公開リハーサルを鑑賞。石井潤振付の3作品を、全京都洋舞

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2010/03/10掲載

岡田兼宜プロデュースによる創作と古典のパ・ド・ドゥ

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna岡田兼宜:演出・振付『Mother Road』『BE REAL』ほか岡田兼宜Ballet&Modern Dance「BE REAL」バレンタイン・デーに行われた岡田兼宜プロデュースの舞台。彼の仲間たちと言えるダンサーたちと共に、クラシックのパ・ド・ドゥから彼自身が振付けた創作作品までを見せてくれた。幕開け

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2010/03/10掲載

様々の滋賀のダンサーたちがびわ湖ホールの舞台で踊った

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzunaびわ湖から未来へ~飛翔するバレエダンサー達振付:望月則彦、エレーナ・レレンコワ他滋賀洋舞協会に属する団体からオーディションでダンサーを選び上演された公演。びわ湖ホールでは世界トップクラスのバレエ団が度々公演を行っているわけだが、それと同じ大ホールの舞台に、地元滋賀でバレエに取り組むダンサーや子供たちが出演する機会

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2010/03/10掲載

『韃靼人の踊り』の群舞、自然な物語の流れ『ジゼル』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna田上世津子:演出・振付『韃靼人の踊り』、石川愉貴:演出・振付『ジゼル』日本バレエ協会関西支部バレエ芸術劇場37回目を迎えた日本バレエ協会関西支部主催のバレエ芸術劇場。今年の演目は『韃靼人の踊り』と『ジゼル』、ガラっと雰囲気の変わる2演目だ。まず上演されたのは、オペラ『イゴール公』からのバレエシーン『韃靼人の踊り』

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2010/03/10掲載

法村珠里のオーロラ姫と奥村康祐のデジレ、喜びの溢れる『眠れる森の美女』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna法村牧緒:演出・振付法村友井バレエ団法村珠里と奥村康祐が、オーロラ姫とデジーレ王子を踊った『眠れる森の美女』。フロレスタン24世を法村牧緒、王妃を宮本東代子と現実の父母が演じていたのも微笑ましい。プロローグ、6人の妖精はそれぞれ適材適所で個性が出ていて良かった。特にリラの精の松岡愛は、物語の雰囲気を作ることが出来

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2010/03/10掲載

ユニークなプログラム、日本を題材としたバレエほか

ワールドレポート/大阪・名古屋桜井 多佳子text by Takako Sakurai大西縁振付『女ねずみ小僧』、『パキータ』ほか北山大西バレエ団午後2時からの〔第18回大西縁バレエスクールの発表公演〕にそのまま引き続いての〔北山大西バレエ団第9回リサイタル〕。終演は午後8時前と長丁場だったが、舞台上のダンサーたちは元気そのもの。タフな集団だ。発表公演最後のプログラムは『須佐之男』(再演)。バレエ

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2010/03/10掲載

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