ワールドレポート

2021年3月

2021年3月の記事一覧

ローザンヌ国際バレエコンクール入賞、淵山 隼平=インタビュー「オンライン審査で参加者一人一人の踊りをじっくり観察できて勉強になった」

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazuki2019年16歳のときローザンヌ国際バレエコンクールに初挑戦した淵山隼平は、ファイナリストに選出された。それから2年後2021年にオンライン開催となった第49回ローザンヌ国際バレエコンクールに再び挑み、見事5位に入賞した。物静かな物腰ながらその奥に秘められたバレエへの情熱は熱い。淵山隼平にローザンヌ国際バレエコンクールやアメリカ留

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2021/03/30掲載

Kバレエカンパニー『白鳥の湖』ゲネプロレポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya SakaguchiKバレエカンパニー『白鳥の湖』が、東京のBunkamuraオーチャードホールで上演されている。開幕前夜、3月23日に行われたゲネプロの模様をレポートする。この日の配役はオデット/オディール・成田紗弥、王子・堀内將平、ロットバルト・栗山廉。© Hidemi Seto(すべて)芸術監督・熊川哲也の持論どおり、「ライブに勝る芸

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2021/03/25掲載

熊川哲也『カルミナ・ブラーナ』2021特別収録版がまもなく配信開始!

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi2019年、東急Bunkamura30周年記念作品として初演され、再演は不可能ともいわれた総出演者250名を超える熊川哲也の大作『カルミナ・ブラーナ』が、新たな映像作品としてよみがえった。3月29日、オンライン配信開始に先立ち、都内で行われた4K試写会の模様をレポートする。© Makoto Nakamori「ライブを超え

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2021/03/23掲載

Kバレエカンパニーの新プリンシパル、日髙世菜インタビュー

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchiワガノワ・バレエ・アカデミーを経てルーマニア国立バレエ、アメリカのタルサ・バレエでプリンシパルとして活躍してきた日髙世菜。今年1月、Kバレエカンパニーにプリンシパルとして入団、3月24日(水)開幕の『白鳥の湖』がKバレエカンパニーの初舞台となる。3月2日、バレエと向き合ってきたこれまでの日々やKバレエカンパニーへの思い、

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2021/03/18掲載

ダンスベースヨコハマ DaBYトライアウト[ダブルビル]

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya SakaguchiダンスベースヨコハマDaBYトライアウト[ダブルビル]2月9日〜11日、横浜・馬車道のダンスハウス、ダンスベースヨコハマ(DaBY)で、2つの作品のトライアウト(試演)が行われた。1つめの作品は『never thought it would』。鈴木竜を中心に、異ジャンルのクリエイターが共同制作を行う、DaBYコレクティブ

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2021/03/15掲載

オペラ座の元エトワール、パトリック・デュポンが61歳で逝去

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoLa mort de Patrick Dupond, danseur étoile d'exceptionパトリック・デュポンが3月5日病死した。(パートナーのレイラ・ダ・ロシャがフランス国営通信AFPで発表した病因は仏語の「雷に打たれたような病気」で、これは通常は急性の癌を意味する)「第9交響曲」© Jacques Moa

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2021/03/13掲載

東京バレエ団×金森穣「かぐや姫」を題材とした新作世界初演の記者会見が行われた

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団が、昨年の勅使川原三郎の『雲のなごり』に続く日本人振付家への委嘱作品の第2弾として、金森穣の『かぐや姫』を11月に世界初演する。金森は17歳で渡欧し、ルードラ・ベジャール・ローザンヌでモーリス・ベジャールに師事し、イリ・キリアンのNDT2をはじめヨーロッパのカンパニーでダンサー・振付家として活躍した後、帰国。

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2021/03/10掲載

パリ・オペラ座はオペラ『アイーダ』上演後再び公演中止。ジャレとシェルカウイ演出の『ペレアスとメリザンド』がジュネーブ歌劇場で上演された

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoDamien Jalet et Side Larbi Cherkaoui : Debussy ≪Pelléas et Mélisande≫ au Grand Théâtre de Genève & la situation en France sous Covidダミアン・ジャレとシディ・ラルビ・シェルカウイ振付・演

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2021/03/10掲載

存在の儚(はかな)さともろさ、そして「アナザーワールド」。深い余韻を残してシドニー・ダンス・カンパニー の『無常』が世界初演された

ワールドレポート/オーストラリア岸 夕夏 Text by Yuka KishiSYDNEY DANCE COMPANY シドニー・ダンス・カンパニー" IMPERMANENCE" Choreography : Rafael Bonachela『無常』ラファエル・ボナチェラ:振付海外公演も多いオーストラリアの現代舞踊団、シドニー・ダンス・カンパニーの1年ぶりメインステージ復帰公演を見た。オリジナルの

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2021/03/10掲載

木村優里のオーロラ姫はかけがえの無い美しさを踊った、新国立劇場バレエ団『眠れる森の美女』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『眠れる森の美女』ウエイン・イーグリング:振付オーロラ姫=木村優里新国立劇場バレエ団の『眠れる森の美女』は、ウエイン・イーグリング振付で2014年11月に初演され、その後、再演を重ねている。今回公演は新型コロナ禍もあって、小野絢子・福岡雄大、木村優里・奥村康祐、米沢唯・渡邊峻郁のトリプル・キャストに

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2021/03/10掲載

美しいコール・ド・バレエ、そしてドラマと踊りが一体となった舞台。初演から180年を記念するのにふさわしい『ジゼル』、東京バレエ団

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団『ジゼル』レオニード・ラヴロフスキー:振付(ジュール・ペロー/ジャン・コラーリ/マリウス・プティパの原振付による。"パ・ド・ユイット"はウラジーミル・ワシーリエフによる改訂振付)東京バレエ団が、現存する最古のバレエ『ジゼル』が今年初演180年を迎えるのを記念して、このロマンティック・バレエの名作を上演した。同

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2021/03/10掲載

オデット・オディールに松岡梨絵を迎えた岡田兼宜プロデュース公演『白鳥の湖』全幕

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko SuzunaTOMOTAKA BALLET PRODUCE『白鳥の湖』岡田兼宜:演出・構成・企画関西を拠点にダンサーとして活躍する岡田兼宜がプロデュースした公演。新型コロナ禍で舞台が減るなか、昨年8月にはコンサート形式の公演「Deesses」を、そして今回は『白鳥の湖』全幕公演。それぞれが所属するバレエ団の公演は中止や延期

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2021/03/10掲載

チェケッティ・メソッドの6つの原理を紹介するドキュメンタリー・フィルム 『Ballet's Code (バレエの暗号)』

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazukiチェケッティ、1920年© Livia Brillarelli on TheCecchettiConnection.comお気に入りのダンサーや好きなバレエ団について語るとき、どのバレエ・メソッドを採用しているのかを知ることはバレエについての理解をより深めることにつながる。ロシアのワガノワ・メソッドやRAD(ロイヤル・アカデミー

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2021/03/09掲載

吉田都舞踊芸術監督がピーター・ライト版『白鳥の湖』ほか、新シーズンのラインアップを発表した、新国立劇場バレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団の21-22シーズンの公演プログラムを吉田都舞踊芸術監督が、記者たちをオペラパレスのフォワイエに招いて発表した。まず、吉田都は新舞踊芸術監督として、前監督がいつ来日できるかわからないという厳しい状況からスタートしたのだが、未だそれから6ヶ月しか経過していない、とはとても思えないほど濃い時間を過ごして

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2021/03/04掲載

永久メイがジュリエットをフィリップ・スチョーピンと踊り、マリインスキーならではの美を現した

ワールドレポート/その他梶 彩子 text by Ayako KajiThe Mariinsky Theatre マリインスキー劇場"Romeo and Juliet" choreographed by Leonid Lavrovsky『ロミオとジュリエット』レオニード・ラヴロフスキー:振付20世紀、クランコ、マクミラン、ノイマイヤー、グリゴローヴィチといった巨匠たちが手がけてきたシェイクスピア原

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2021/03/01掲載

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