ワールドレポート

2023年6月

2023年6月の記事一覧

バレエピアニスト蛭崎あゆみインタビュー「優れた音感を持つダンサーたちの舞台を楽しんでほしい」

ワールドレポート/東京インタビュー=香月 圭撮影:津留崎徹花新国立劇場バレエ団のバレエクラスやリハーサルなどの現場で、カンパニー・ピアニストとして活躍中の蛭崎あゆみに、どのようにダンサーと音楽を通して緊密なコミュニケーションを取っているのか、ピアニストの視点からたっぷりと語ってもらった。また、8月開催の「The Artists - バレエの輝き ‐」の出演についても話を聞いた。―― 「the Ar

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2023/06/30掲載

ギャリー・エイヴィスを迎えて行われたロイヤル・バレエ来日公演&『シンデレラ』公開記念トークショー・レポート

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazuki英国ロイヤル・バレエでは、カンパニーの創設振付家フレデリック・アシュトン振付の名作『シンデレラ』が初演75周年を迎え、それを記念しておよそ10年ぶりの上演が行われた。日本では「英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2022/23」で6月16日(金)〜6月22日(木)に公開され、歴代のシネマシーズンの中でも最大のヒットを記録。

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2023/06/29掲載

開幕直前!KAATキッズ・プログラム2023 伊藤郁女振付『さかさまの世界』試演会@幼稚園レポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchiヨーロッパを中心に活躍し、高い評価を得ている伊藤郁女(いとうかおり)振付・演出の『さかさまの世界』が、7月1日よりKAAT神奈川芸術劇場で開幕する。この作品は、2021年にフランスで子どもたちの想像力を集めて創作した作品の日本版。日本の子どもたちの協力を得て、新たに再構成したものだ。開幕直前の6月16日、KAATの近くに

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2023/06/29掲載

ピーター・ライトの綿密な演出とオデット/オディール デビューを果たした吉田朱里の軽やかな踊り、新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』マリウス・プティパ、レフ・イワノフ、ピーター・ライト:振付、ピーター・ライト、ガリーナ・サムソワ:演出ピーター・ライト版『白鳥の湖』(1981年初演)は、新国立劇場バレエ団では吉田都芸術監督のもとコロナ禍の試練を経て2021年10月に初演され、レパートリーにとり入れられた。吉田監督の舞踊

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2023/06/28掲載

速報! 日本人がダブル金賞受賞を果たしたジャクソン国際バレエコンクール 2023、受賞者ガラを鑑賞しました

ワールドレポート/ニューヨーク針山真実 Text by Mami Hariyama世界三大バレエコンクールの1つと言われるジャクソン国際バレエコンクール 2023の受賞者ガラを鑑賞しました。このコンクールには2010年と2014年の過去2度ピアニストとして、また生徒の引率としても参加したことがあり、姉の針山愛美も1998年に特別賞を受賞しました。過去に参加した際に、ジャクソンの皆さんやコンクールの

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2023/06/26掲載

「The Artists ‐バレエの輝き‐」に出演する英国ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団ヴァイオリニスト山田薫インタビュー

ワールドレポート/その他インタビュー=香月 圭8月に開催される「The Artists ‐バレエの輝き‐」で英国ロイヤル・バレエ団ソリストのベンジャミン・エラ振付による世界初演作が上演される。この作品でシベリウスの音楽を、ヴァイオリニストの山田薫とピアニストの松尾久美が舞台上で生演奏する。山田は英国ロイヤル・オペラハウス管弦楽団の第一ヴァイオリンのサブ・プリンシパルを務めている。オペラ・ハウスのオ

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2023/06/24掲載

「The Artists -バレエの輝き-」でNYCBのタイラー・ペックと共演するピアニスト滑川真希が語る、フィリップ・グラスの音楽

ワールドレポート/東京インタビュー=香月 圭8月に開催されるガラ公演「The Artists -バレエの輝き-」で、ニューヨーク・シティ・バレエのプリンシパル、タイラー・ペックの振付による世界初演作に、国際舞台で活躍するピアニストの滑川真希がフィリップ・グラスとチック・コリアの作品を生演奏する。今回の公演やグラスの音楽などについて彼女に話を聞いた。―― 「The Artists -バレエの輝き-」

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2023/06/22掲載

Noism0/Noism1 「領域」公演で二見一幸振付作品に挑む 浅海侑加、中尾洸太、坪田光、庄島さくら インタビュー

ワールドレポート/その他インタビュー=香月 圭りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館を拠点に活動するNoism Company Niigataでは、19年目のシーズンとなる夏の公演で金森穣、二見一幸によるダブルビル「領域」を上演する。Noism 芸術総監督・金森穣は今回Noism0 のための新作『Silentium』で、自身と井関佐和子によるデュエット作品を披露することになっている。一方、Noism1

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2023/06/22掲載

ジュニアのための「バレエ予備校」とは? アーキタンツ・トレーニング・プログラム(ATP)期末試験レポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi数多くのオープンクラス・レッスンを提供している東京のスタジオアーキタンツは、2020年9月より海外のバレエ学校やカンパニーを目指す若手のための育成プログラム「アーキタンツ・トレーニング・プログラム」(ATP)を開講している。地元のバレエスクールをバレエの「母校」とすれば、ATPの位置づけは、いわば「予備校」だという。3月

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2023/06/22掲載

オリジナルのキャラクターを登場させてテンポ良く進行した金森穣による『かぐや姫』第2幕

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団『スプリング・アンド・フォール』ジョン・ノイマイヤー:振付/『イン・ザ・ナイト』ジェローム・ロビンズ:振付/『かぐや姫』第2幕 金森穣:振付4月末に開催された〈上野の森バレエホリデイ2023〉の一環として、東京バレエ団が趣向の異なる現代の作品によるトリプル・ビルの公演を行った。メインは、金森穣が、日本発のグラ

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2023/06/12掲載

秋山瑛のジゼルと秋元康臣のアルブレヒトの魂と魂が響き合うようなデュエット、東京バレエ団『ジゼル』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団『ジゼル』レオニード・ラヴロフスキー:振付(パ・ド・ユイットはウラジーミル・ワシーリエフによる改訂振付)東京バレエ団がレオニード・ラヴロフスキー版『ジゼル』を2年ぶりに上演した。東京バレエ団は、この7月にオーストラリア・バレエ団の招きにより、メルボルンで『ジゼル』を上演することが決まっており、それに先駆けての

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2023/06/12掲載

阿部裕恵と水井駿介が踊った牧阿佐美バレヱ団『白鳥の湖』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団『白鳥の湖』三谷恭三:演出・改訂振付(テリー・ウェストモーランド:演出・改訂振付に基づく)牧阿佐美バレヱ団の『白鳥の湖』は、英国ロイヤル・バレエ団で踊り、教師や振付家としても活動したテリー・ウェストモーランド版に基づき、芸術監督の三谷恭三が改訂振付している。周知のように今日上演されている『白鳥の湖』は

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2023/06/12掲載

パリ・オペラ座バレエ団によるベジャールの『火の鳥』『さすらう若者の歌』『ボレロ』、マチアス・エイマンが舞台に復帰し、アリス・ルナヴァンも踊った

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris  パリ・オペラ座バレエ団「L'Oiseau de feu」「Le Chant du compagnon érrant」「Boléro」Maurice Béjart『火の鳥』『さすらう若者の歌』『ボレロ』モーリス・ベジャール:振付「火の鳥」© Opéra

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2023/06/12掲載

オーストラリア・バレエ団とオーストラリア・ダンス・シアターが初共演。心に響くダイヤモンド・ジュビリーにふさわしい世界初演2作品

ワールドレポート/オーストラリア岸 夕夏 Text by Yuka KishiThe Australian Ballet & Australian Dance Theatre 「IDENTITY」オーストラリア・バレエ団 & オーストラリア・ダンス・シアター(ADT)「アイデンティティー」"THE HUM" Choreographed by Daniel Riley、 "PARAG

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2023/06/12掲載

日本初演の『竹取物語』そして『騎兵隊の休息』『ボレロ』──法村友井バレエ団のトリプルビル

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna法村友井バレエ団『騎兵隊の休息』ユーリー・ペトゥホフ:振付、マリウスプティパ:原振付、『竹取物語』法村牧緒・宮本東代子:振付、『ボレロ』法村牧緒:振付2003年に法村友井バレエ団がロシア3都市(サンクトペテルブルグ、プスコフ、ノブゴロド)で公演し大好評を得た時と同じ3演目の公演。そのロシア公演ではスタンディング

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2023/06/12掲載

地主薫バレエ団、橋本幸代バレエスクールによる解説付『眠れる森の美女』、いばらきバレエへの誘いVol.1

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzunaいばらきバレエへの誘いVol.1『眠れる森の美女』地主薫:振付『眠れる森の美女』オーロラ姫:奥野亜衣、デジレ王子:宗近匠 撮影:尾鼻文雄(OfficeObana)大阪府茨木市の茨木クリエイトセンターで「はじめてバレエを観る方でも、気軽に楽しんでいただけるような解説付きのバレエ公演を」とご相談いただいたことから実

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2023/06/12掲載

「SWAN SONG 新たな羽ばたき」について、元ノルウェー国立バレエ団プリンシパルの西野麻衣子にインタビュー

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna2016年に日本でも公開されたドキュメンタリー映画『Maiko ふたたびの白鳥』で話題になったノルウェー国立バレエ団の元プリンシパル、西野麻衣子。彼女は20年以上の在籍を経て2021年に引退した。コロナ禍前、彼女の引退に合わせてノルウェー国立バレエ団のダンサーたちとともに踊る日本公演が企画されていたが、コロナの

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2023/06/12掲載

金子扶生、アクリ瑠嘉ほか、日本人ダンサーが活躍した英国ロイヤル・バレエのアシュトン版『シンデレラ』が映画館で上映される

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン『シンデレラ』英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2022/23では、アシュトン版『シンデレラ』を6月16日から全国の映画館で1週間限定公開する。周知のように『シンデレラ』は、『眠れる森の美女』とともに17世紀フランスの宮廷人であったシャルル・ペローの童話を原作と

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2023/06/12掲載

8月に来日するABT新プリンシパルのキャサリン・ハーリンに聞く

ワールドレポート/ニューヨークインタビュー=香月 圭8月に開催される英米のスター・ダンサーたちによるガラ公演「The Artists -バレエの輝き‐」に出演するアメリカン・バレエ・シアター(ABT)のプリンシパル、キャサリン・ハーリンにオンラインで話を聞いた。彼女はABTの付属校ジャクリーン・ケネディ・オナシス・スクール(JKOスクール)の顔として在学中からその名を知られてきた。昨年9月にABT

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2023/06/11掲載

パリ・オペラ座ダンサー・インタビュー:エンゾ・ソガール

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURAEnzo Saugar エンゾ・ソガール(カドリーユ)4月21日からオペラ・バスチーユで始まった公演「モーリス・ベジャール」。『火の鳥』『さすらう若者の歌』『ボレロ』のトリプル・ビルで、5月10日には『ボレロ』でマチアス・エイマンがオペラ座の舞台に復帰した。また、5月28日の公演最終日には『ボレ

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2023/06/08掲載

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