ワールドレポート

2018年6月

2018年6月の記事一覧

ブランカ・リー『Solstice----夏至/冬至』に出演する日本人ダンサー、菅野由衣からのメッセージが届いた

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi東京芸術劇場がTACT/FESTIVAL2018の目玉公演として、パリを拠点に活発な舞台活動を行っているブランカ・リーとそのダンスグループを招聘。昨年9月にパリの国立シャイヨー劇場で発表して多くの話題を集めた『Solstice(ソルスティス)----夏至/冬至』を日本初演する。ブランカ・リーはスペインのグラナダ生まれ

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2018/06/28掲載

ワガノワ・バレエ・アカデミーの卒業コンサートのゲネプロを観劇 未来のスターたちが煌めく舞台をレポート

ワールドレポート/その他梶 彩子 text by Ayako Kaji6月9日、サンクト・ペテルブルクのマリインスキー劇場にて、ワガノワ・バレエ・アカデミーの卒業コンサートのゲネプロが行われた。衣装もメイクも本番さながらで、入場も全席指定のチケット制。アカデミー関係者や父母で客席はいっぱいだった。本番と違うのは、時折、校長であるニコライ・ツィスカリーゼがマイクでダメ出しをする点くらいである。お辞儀

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2018/06/25掲載

第11回ジャクソン国際バレエコンクール結果 清沢飛雄馬 ジュニア男子の部で銀メダル(本年度最高位)、大賀千沙子 シニア女子の部で銅メダル受賞!!

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazukiアメリカ合衆国南部ミシシッピ州ジャクソンで2018年6月10〜23日の2週間に渡って開催された第11回ジャクソン国際バレエコンクールで、サンフランシスコ在住の清沢飛雄馬(17歳)がジュニア男子の部で銀メダルを受賞した。この部門の金メダル該当者は選出されなかったため、清沢が実質1位となった。長野県安曇野市のMOMOKOバレエスクー

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2018/06/24掲載

1年間に450回ほどショーを行いますが、その日に一番美しい『キュリオス』を作ります

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi『キュリオス』アーティスティック・ディレクター:レイチェル・ランカスター=インタビュー――イギリスのラバン・センターでダンスを学ばれたそうですが、卒業するとすぐ現場で仕事ができるものですか。ランカスター もちろん、個人によって違います。トレーニングはカンパニーに入るためのものですが、カンパニーとしてはもっと経験のある

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2018/06/24掲載

第11回ジャクソン国際バレエコンクール 日本人7名が最終決戦へ

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazukiアメリカで行われているジャクソン国際バレエコンクールでコンテンポラリー2次審査の結果、以下の32名が最終審査へと進出した。日本人・日系参加者からはシニア男子3名、シニア女子3名、ジュニア男子1名の合計7名が決戦に臨む。2017年第13回モスクワ国際バレエコンクールでジュニア女子ソロの部および2018年ユース・アメリカ・グランプリ

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2018/06/20掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:オニール 八菜

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURAHannah O'Neill オニール 八菜 (プルミエール・ダンスーズ)今年7月にアメリカ・ツアーが予定されていたパリ・オペラ座バレエ団。それがキャンセルとなったため、ツアーに配役されていた半数近くのダンサーたちが今シーズンはとても早い時期にパリでの仕事を終えている。オニール 八菜のパリでの最

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2018/06/19掲載

第11回ジャクソン国際バレエコンクール一次予選結果-日本人参加者11名が通過!

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazukiヴァルナ、モスクワと並ぶ三大バレエコンクールの一つといわれるジャクソン国際バレエコンクールの第11回目が2018年6月10日から、ミシシッピー州ジャクソンで開催されている。17カ国92名が6月11〜14日の一次審査(クラシック)に臨んだ。第一次予選を通過したのは以下の44名だった。シニア男子(19〜28歳)4名、シニア女子4名、

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2018/06/17掲載

東京バレエ団の上野・柄本、川島・秋元、新プリンシパの沖・宮川が踊るブルメイステル版『白鳥の湖』-----開幕直前レポート

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 text by Mieko Sasaki東京バレエ団が、ドラマティックな演出で評価が高いブルメイステル版の『白鳥の湖』を2年振りに再演する。公演まであと2週間少しという6月12日、初めてオデット/オディールとジークフリート王子を務める沖香菜子と宮川新大のペアによる第3幕のリハーサルを公開した。熱のこもったリハーサルの後、二人は斎藤友佳理・芸術監督に伴われて記者

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2018/06/16掲載

優れた音楽と見事に共鳴するムーヴメントによるケースマイケルの素晴らしいダンス3作品

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoBallet de l'Opera national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"Quatuor N°4" "Die Grosse Fuge""Verklärte Nacht" Anne Teresa de KEERSMAEKER 『弦楽四重奏曲第4番』『大フーガ』『浄夜』アンヌ=テレサ・ドゥ・ケースマイケル:

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2018/06/11掲載

華やかなベル・エポックのパリを背景に踊る『メリー・ウィドウ』オーストラリア・バレエ団

ワールドレポート/オーストラリア岸 夕夏 Text by Yuka KishiAUSTRALIAN BALLET オーストラリア・バレエ団"THE MERRY WIDOW" Choreographed by Ronald Hynd『メリー・ウィドウ』ロナルド・ハインド:振付オーストラリア・バレエ団の今年2つめの演目『メリー・ウィドウ』。今回のシドニー公演で404回目の上演となる。この作品は1905

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2018/06/11掲載

ルグリが目指す舞台をダンサーたちが理解し、華やかで統一感のある『海賊』全幕、ウィーン国立バレエ

ワールドレポート/東京関口 紘一 text by Koichi SekiguchiWIENER STAATSBALLET ウィーン国立バレエ団"LE CORSAIRE" Choreography Manuel Legris after Marius Petipa, et al.『海賊』マニュエル・ルグリ:振付(マリウス・プティパに基づく)2012年に続いてマニュエル・ルグリ率いるウィーン国立バレエ

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2018/06/11掲載

伝説のダンサーヌレエフの芸術とスピリットをマニュエル・ルグリが継承発展させたガラ・コンサート

ワールドレポート/東京関口 紘一 text by Koichi SekiguchiWIENER STAATSBALLET ウィーン国立バレエ団NUREYEV GALA『ヌレエフ・ガラ』その精悍な容貌と動物的とも言える瞬発力から「黒豹」とも言われた20世紀の伝説的ダンサー、ルドルフ・ヌレエフ。彼は旧ソ連から亡命した後、オーストリア国籍を取得し、1964年、ウィーン国立バレエ団(当時はウィーン歌劇場バ

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2018/06/11掲載

平田桃子の精緻なステップと入念なマイム、エイマンのしなやかなジャンプ、見応えあった『リーズの結婚』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 text by Mieko SasakiBirmingham Royal Ballet 英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団『La Fille mal gardee』Choreography by Frederick Ashton『リーズの結婚』フレデリック・アシュトン:振付英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団(BYB)が3年振りに来日した。演目は、BYBの看

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2018/06/11掲載

木村優里がオデット/オディールを踊って見事なコントラストを見せた、新国立劇場バレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一 text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』マリウス・プティパ、レフ・イワノフ:振付、牧阿佐美:演出・改訂振付(コンスタンチン・セルゲーエフ版による)新国立劇場バレエ団の2017 - 18シーズンでは、『白鳥の湖』が4月30日より5月6日まで7公演が行われた。コンスタンチン・セルゲーエフ版による牧阿佐美のヴァージョンである。オデッ

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2018/06/11掲載

身体の活力が鳴動し、その極限が見えてくる黒田育世の2作品、BATIKレパートリーズ公演

ワールドレポート/東京関口 紘一 text by Koichi SekiguchiBATIKレパートリーズvol.3『テトラへドロン』『ラストパイ』黒田育世:振付・演出黒田育世のダンスグループ、BATIKが3回目のレパートリーズ公演を行い、2014年に初演した『テトラへドロン』と、2005年初演の『ラストパイ』を上演した。『テトラへドロン』は、前半は二人のダンサーがライヒの曲に力み返った子どもが何

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2018/06/11掲載

遠藤康行、中村恩惠、西島数博、笹原進一など今日の舞台で活躍する振付家の4作品が上演された

ワールドレポート/東京関口 紘一 text by Koichi Sekiguchi「REJOICE」Melos Dance Experience『Les Mots de Silence』遠藤康行:振付、『Black Tulip』中村恩惠:振付・出演、『流れる風』西島数博:演出・振付・主演、『Rejoice』(改訂版)笹原進一:振付遠藤康行による『Les Mots de Silence』(沈黙の言葉

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2018/06/11掲載

こうべ全国洋舞コンクール2018 を振り返って──踊る作品をよく知ること

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ text by Atsuko Suzuna第31回こうべ全国洋舞コンクールこうべ全国洋舞コンクール実行委員会:主催ゴールデンウィークの5月3日〜6日に、神戸文化ホールを会場に行われた「第31回こうべ全国洋舞コンクール」。直後にスナップ写真とともに速報(https://www.chacott-jp.com/news/worldreport/osaka/d

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2018/06/11掲載

第26回ブノワ賞はボリショイ・バレエの『ヌレエフ』が主要4部門を独占!!

ワールドレポート/ロシア香月 圭 text by Kei Kazukiバレエ界のアカデミー賞とも称される第26回ブノワ賞の結果が発表された。世界中の13のバレエ・カンパニーから選ばれた26名の候補者のなかから2017年12月にボリショイ劇場で世界初演された話題作『ヌレエフ』が振付・作曲・舞台美術・男性ダンサーの主要4部門を独占するという、ブノワ賞始まって以来初めての結果となった。2017年7月に世

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2018/06/08掲載

今年のロシアは「バレエ年」!!プティパ生誕200年を記念したイベントで賑わうサンクト・ペテルブルクで、ロシア国立歴史文書館を見る

ワールドレポート/その他梶 彩子 text by Ayako Kajiフランス出身の振付家で、ロシアで活躍したマリウス・プティパ(1818-1910)は、チャイコフスキー三大バレエをはじめとする傑作の数々を生み出し、今日のクラシック・バレエの礎を築いた。ロシアでは、プティパ生誕200年を記念し、今年2018年は『バレエの年』と銘打たれ、プティパ関連の数々のイベントが行われている。プティパが活躍した

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2018/06/07掲載

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