ワールドレポート

2011年3月

2011年3月の記事一覧

オペラ座ダンサー・インタビュー:フローラン・メラック

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURAFlorent Mélac フローラン・メラック(カドリーユ)入団4カ月後、「ダンサー・コレオグラファー」公演で創作を発表オペラ座バレエ団員として舞台で踊る傍ら、創作活動をするダンサーたちがいる。今年1月19〜21日、バスチーユ・オペラ座の地下ホールで数年ぶりに「ダンサー・コレオグラフ

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2011/03/10掲載

カリギュラの治世を四季になぞらえ、さらに死を描いたル・リッシュの振付

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet de l'Opera national de Paris パリ・オペラ座バレエ団Nicola Le Riche Caligula ニコラ・ル・リッシュ振付『カリギュラ』パリ・オペラ座バレエ団のエトワール、ニコラ・ル・リッシュは2003年秋にクラヴィーゴを踊った。この『クラヴィーゴ』はローラン・プティがゲーテの戯

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2011/03/10掲載

フレッシュな『パキータ』演技力が楽しい『卒業舞踏会』バレエ協会公演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna改訂振付:橘照代『パキータ』、指導:早川惠美子、石川惠己『卒業舞踏会』日本バレエ協会関西支部38回目を迎えたバレエ協会関西支部主催のバレエ芸術劇場、毎年1度、この季節に行われている。思えば、私が子どもの頃にバレエを習い始めて、初めて発表会ではなく公演と呼ばれる舞台を観たのもこの公演だった。今年の演目は『パキータ』

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2011/03/10掲載

独特の指導法の成果をみせた北山大西バレエ団公演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna芸術監督:大西縁北山大西バレエ団・大西縁バレエスクール小さな子供たちが眼にもとまらぬ速さの回転技を繰り返すなど、一種独特な指導法で注目を集める北山大西バレエの19回目の発表公演が行われた。 今回も、眼を引く子がやはりいた。オープニングやそのあとすぐの『エスメラルダ』よりダイアナのヴァリエーションを踊った高瀬海帆は

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2011/03/10掲載

狂った黒田育世、近藤良平を翻弄!?その懸け引きに終わりはない

ワールドレポート/大阪・名古屋小島 祐未子text by Yumiko Kojima構成・演出・振付・出演:近藤良平&黒田育世『私の恋人』〈パフォーミング・アーツ・ウェーブ〉男性集団コンドルズの主宰・近藤良平と、女性集団BATIKの主宰・黒田育世。人気・実力の両面で日本のコンテンポラリーダンス界を代表する存在にして、好対照のふたりが、デュオ作品『私の恋人』を愛知で初公演した。 同作は初コラボレーシ

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2011/03/10掲載

武藤天華が踊った市川透の新作『カルメン』ほか

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu振付:市川透『パキータ』『グラウンド』『カルメン』ほかBALLET NEXT2011「ROUTE1」名古屋を中心に活動しているダンサー誰もが参加できるオーディション・システムによる登録制カンパニーのBALLET NEXT。2005年の『ジゼル』から年一本のペースで芸術監督の市川透が振付けた新作を発表してきたが、今年は古典

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2011/03/10掲載

近藤良平や東野祥子が地元のダンサーや子供たちとダンス交流

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsuクリエイティブダンスフェスティバル2011灼熱オドリタイム国内外で活躍中のコンテンポラリー・ダンサーと地元のダンサーや子供たちと作品を創作して発表する「灼熱オドリタイム」も多治見市文化会館の恒例行事のひとつとなっている。今年は3組の舞踊家を招聘して、一般参加作品と講師作品で、合計6つの演目が上演された。 ひとつめの作品は

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2011/03/10掲載

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