ワールドレポート

2012年7月

2012年7月の記事一覧

オペラ座ダンサー・インタビュー:マリーヌ・ガニオ

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURAMarine Ganio マリーヌ・ガニオ(コリフェ)この夏、東京でフローリアン・マニョネと『タイス』を踊る。溌剌とした動き、繊細な脚さばき、見事な跳躍、表情豊かな演技...舞台上にフレッシュな魅力を振りまく彼女は、コール・ド・バレエにあっても抜き出るように観客の眼をひきつける。7月半

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2012/07/10掲載

マイムも楽しかったウルド=ブラームとオファルトの『ラ・フィーユ・マル・ガルデ』

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団Frederick Ashton ¨LA FILLE MAL GARDÉE¨フレデリック・アシュトン振付『ラ・ フィーユ・マル・ガルデ』『ラ・フィーユ・マル・ガルデ』の第1キャストを見た。このタイトルは『リーズの結婚』とされることもあ

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2012/07/10掲載

デュポンと復帰したモローが踊ったサシャ・ヴァルツの『ロメオとジュリエット』

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団Sasha Waltz ¨ROMÉO ET JULIETTE¨ サシャ・ヴァルツ振付『ロメオとジュリエット』2007年10月にガルニエ宮で世界初演されたサシャ・ヴァルツ振付の『ロメオとジュリエット』が再演された。 舞台上には客席に向か

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2012/07/10掲載

魅力的で忘れ難い女性的なセンスが光るプロジェクト大山の新作『みんなしってる』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchiプロジェクト大山古家優里 構成・演出・振付『みんなしってる』ダンサー全員がお茶の水女子大学卒業のキャリアを持ち、独特の水着とキャップを冠った衣裳で踊ることで知られるダンス・グループ、プロジェクト大山の新作『みんなしってる』を観た。構成・演出・振付はこのグループの主宰者、古家優里。プロジェクト大山の特徴は、その奇妙で強烈

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2012/07/10掲載

ナポリの陽光を感じたマシモ・アクリ振付『Tarantella Napolitana』ほか

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi東京シティ・バレエ団ラフィネ・バレエコンサート 2012東京シティ・バレエ団は東京都江東区と芸術提携を結び、年4回、テイアラこうとうでバレエ公演を行っている。それに基づき「ラフィネ・バレエコンサート2012」も公益財団法人江東区文化コミュニティ財団が主催する公演となっている。今回のラフィネ・バレエコンサートは、ゲスト振

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2012/07/10掲載

ヴァーチャルな映像を駆使したシュールな舞台

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko SasakiSysteme Castafiore "Stand Alone Zone"システム カスタフィオール『スタンド・アローン・ゾーン』精巧なCG映像と舞台上のパフォーマンスを巧みに交錯させたファンタスティックな作品で知られる、フランスの実験的なカンパンニー「システム カスタフィオール」が初来日。行き過ぎた産業開発や環境破壊への

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2012/07/10掲載

色彩豊かなコメディ・バレエの傑作『コッペリア』をプティパ原典版より復元

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiNBAバレエ団セルゲイ・ヴィハレフ復元のマリウス・プティパ原典版による安達哲治:演出・振付『コッペリア』『コッペリア』全3幕は1870年に、振付がアルチュール・サン=レオン、音楽はレオ・ドリーブ、原作はE.T.A.ホフマン『砂男』、台本はシャルル=ニュイッテルにより、パリ・オペラ座で初演された。1884年にはマリウス・

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2012/07/10掲載

悲劇の中の一瞬の救い、プリセツキー&牧阿佐美版『ロメオとジュリエット』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団アザーリ・プリセツキー、牧阿佐美 演出・振付『ロメオとジュリエット』牧阿佐美バレヱ団の『ロメオとジュリエット』は、1995年にアザーリ・プリセツキーと牧阿佐美が振付けた。プリセツキーはロシアの芸術家を輩出している一家の出身で、名バレリーナとして知られるマイヤ・プリセツカヤの弟である。牧阿佐美バレヱ団は『

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2012/07/10掲載

リアルで説得力があったフォーゲルのジークフリート、クランコ版『白鳥の湖』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko SasakiStuttgart Ballet シュツットガルト・バレエ団John Cranko "Swan Lake" ジョン・クランコ振付『白鳥の湖』『白鳥の湖』は、クランコが1961年にシュツットガルト・バレエ団の芸術監督に就任して間もない1963年の作品である。ちなみに『じゃじゃ馬馴らし』は1969年の作品。クランコ版は原作の大

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2012/07/10掲載

笑いの中に人生の教訓も盛り込まれた絶妙の振付『じゃじゃ馬馴らし』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko SasakiStuttgart Ballet シュツットガルト・バレエ団John Cranko "The Taming of the Shrew" ジョン・クランコ振付『じゃじゃ馬馴らし』ドラマティック・バレエの巨匠、ジョン・クランコの遺産を継承するドイツの名門、シュツットガルト・バレエ団が4年振りに来演した。来日は9回目だが、クラン

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2012/07/10掲載

微妙な女性の心理と一途な男の愛を小野絢子と福岡雄大が熱演した大作『マノン』

ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団ケネス・マクミラン振付『マノン』新国立劇場が初めて上演したケネス・マクミラン振付の『マノン』全幕を観た。2003年新国立劇場は『マノン』を当時の芸術監督牧阿佐美の下に初演している。その際は、美術と衣裳はニコラス・ジョージアディスだったが、今回はピーター・ファーマー。出演者も初演時は、アレッサンドラ・フ

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2012/07/10掲載

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