ワールドレポート

2006年1月

2006年1月の記事一覧

矢上恵子のコンテンポラリー作品など、有馬龍子バレエ団のタイプの異なる3演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna クラシックを中心に活動している有馬龍子バレエ団、今回はコンテンポラリーも取り入れて、3演目が上演された。まず、安達哲治振付指導による『ライモンダ~第3幕より~』、『騎兵隊の休止』、タイプはまったく違うが、どちらもハンガリアン・ダンス--チャルダッシュが含まれた演目、そして矢上恵子振付のコンテンポラリー作品『To

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2006/01/10掲載

アート・バレエ難波津バレエ・バレエスクール10周年公演『リーズとコーラスの恋』

ワールドレポート/大阪・名古屋桜井 多佳子text by Takako Sakurai アート・バレエ難波津バレエ団は、法村友井バレエ団でプリマ、さらに名指導者として長く活躍した石川惠己が平成7年に設立。その10周年記念特別公演が11月27日、大阪厚生年金会館大ホールで行われた。プログラムは『ラ・フィユ・マルガルテ』をもとにした『リーズとコーラスの恋』(演出・改訂振付=石川愉貫)。 物語の中心は、

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2006/01/10掲載

関西のダンサーが集ったクラシカルバレエシアターの『白鳥の湖』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna 田中規子が代表をつとめるクラシカルバレエシアター。第4回目となる今回の公演は『白鳥の湖』全幕。演出振付は山本成伸。 オデット・オディールを踊ったのは、今回初主役の池田麻由子。背が高く手足も長い彼女、その好条件を生かして伸びやかに踊っていた。特に高めに上げるアチュチュードに彼女の魅力が出ていて印象に残っている。オ

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2006/01/10掲載

後藤千花ステップ・ワークスバレエが受賞記念公演で2作品を上演

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu ステップ・ワークスバレエが、平成16年名古屋市芸術奨励賞を受賞した記念公演が開催された。常に古典と創作の両面から取り組んできた後藤千花が、この記念公演に選んだのは、平成13年度名古屋市民芸術祭受賞作の『智恵子~わが愛』と新作『パリの喜び』の2作品だ。 『智恵子~わが愛』は、このバレエ団に作品を提供し続けている上田遥の振

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2006/01/10掲載

佐々智恵子バレエ団がバレエ・リュスの名作『レ・シルフィード』 『プルチネラ』

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu 小牧正英に学んだ佐々智恵子が昭和24年に創設して以来、長い歴史をもつ愛知を代表する佐々智恵子バレエ団が、バレエ・リュスの名作2作品に取り組んだ。 バレエ団の中心的な存在だった佐々良子氏の他界から1年。こういったときこそ、バレエ団が一丸となって作品に取り組まなければならない、という団員たちの強い結束力を感じる気合に満ちた

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2006/01/10掲載

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