ワールドレポート

2006年4月

2006年4月の記事一覧

"カンパニーでこぼこ"の若い感覚を生かした瑞々しい『ジゼル』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna 日本では公演というと、バレエ教室を基盤とした団体によるものが多いが、ここは少し違う。関西の多くのバレエ団公演や発表会にゲストとして出演している脇塚力が、知人である男女ダンサーに声をかけて集まったメンバーによるカンパニー。それぞれバレエ団などに在籍しながら、またはフリーで参加している。活動の形態はいわゆる小劇場演

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2006/04/10掲載

地方発信のさまざまなオリジナル企画が行われた

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu 今月は東海地域で開催された地域劇場独自の、企画性の高い自主公演を紹介したい。3月初めの週末、愛知県名古屋市の中心から約40~50分ほどの郊外、長久手町と知立市で開催されたのは、その場所に関わりの深いアーティストをメインに、独自に企画されたダンス公演であった。それらはいずれも地方にある劇場が、どのようにその場所に存在する

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2006/04/10掲載

『くるみ割り(人形)と二十日(ぐらい)ねずみの戦争(キャー!!)』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzunaやすなみずほが代表を務める "Ca ballet"の公演。バレエ『くるみ割り人形』を再構成したもので振付は北村成美。バレエ・ファンにとっては聞き慣れたチャイコフスキーの音楽をアトランダムに使って、まったく違う現代的なダンスに仕上げている。 思いっきりポテトチップスの筒をたくさん散らかしたり、声を上げたり、「妙齢の

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2006/04/10掲載

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