ワールドレポート

2006年10月

2006年10月の記事一覧

今岡頌子・加藤きよ子ダンススペース『STAGE 渦』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna 前後左右360度客席のある舞台を使っての、ダンス(ムーブメント)、ピアノ、歌、語りを、合わせて行った公演。演出・振付は、加藤きよ子。 谷川俊太郎の詩をモチーフにした『歩くうた』が、スーッと心にしみ入った。言葉では表せないことを表現する"ダンス"という世界で、"言葉"を取り入れるのは、とても難しいことだと思う。そ

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2006/10/10掲載

イベントークPart15 ジャパン・ミュージック・コネクション:ジャン・サスポータス&齋藤徹デュオ

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu ピナ・バウシュのソリストダンサーとして知られたジャン・サスポータスと、奇才コントラバス奏者、齋藤徹によるスペシャル・デュオに、愛知では、特別ゲストとして小鼓の久田舜一郎が加わった、豪華なコラボレーション公演が開催された。 既存のジャンルにとらわれることのない3人ならではの、ジャンルを超えた名作に立ち会った、そんな心地よ

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2006/10/10掲載

高岸直樹演出振付による、野間バレエ団『くるみ割り人形』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna とても独創的で見応えのある『くるみ割り人形』だった。2004年の野間バレエ団『ドン・キホーテ』で初めて演出振付に挑戦した高岸直樹。二年ぶりに手掛けたのは『くるみ割り人形』。 クララを野間景、王子を高岸直樹が踊り、音楽は稲垣宏樹指揮で大阪シンフォニカー交響楽団。 バレエファンには見慣れたこの物語を、最初から最後ま

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2006/10/10掲載

愛知県美術館の「愉しき「家」」展関連企画 <息づく家> パフォーマンス

ワールドレポート/大阪・名古屋唐津 絵理text by Eri Karatsu愛知県美術館で開催されている「愉しき「家」」展に合わせて、3つのダンス・パフォーマンスが開催された。展覧会場に設置された異なる3つの家の作品を、ダンサーの動きと音楽が関わることによって、いきいきとした、息づく家へと変貌させようという試みのこのパフォーマンス。入場無料ということもあって、午前、午後それぞれ90分の2回の公演

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2006/10/10掲載

蔵本誠子バレエスクール40周年記念公演、『ボレロ』ほか深川秀夫作品

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna 1966年、伊丹の地で開設された蔵本誠子バレエスクール。現在、尼崎市の武庫之荘を本部に、着実に良い生徒を育てており、バレエコンクールでの入賞者も増えてきている。いつもは発表会がメインの舞台だが、今回40周年ということで特別に公演が行われた。 最初に『表彰セレモニー』の幕が開くと、真ん中に小さな男の子。可愛らしく

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2006/10/10掲載

クラシカル・バレエ・シアター第5回公演『ジゼル』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこtext by Atsuko Suzuna 田中規子が代表をつとめるクラシカル・バレエ・シアター公演も5回目を迎えた。今回の演目は『ジゼル』。田中は以前、バレエスタジオミューズ公演で、ドレスデン・バレエのディレヴィヤンコ振付による『ジゼル』のベルタ(ジゼルの母親)役をしており、今回その時の経験がよく生きているように見えた。 主役ジゼルを踊ったのは長尾さや

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2006/10/10掲載

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