ワールドレポート

2019年11月

2019年11月の記事一覧

パリ・オペラ座バレエ団コール・ド・バレエ昇級コンクール詳報

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURAパリ・オペラ座バレエ団コール・ド・バレエの昇級コンクールが11月6日(女性)、8日(男性)にオペラ・ガルニエで開催された。今年は苗字のアルファベット J からのスタート。コンクールの昇級決定者は、2020年1月1日に新しい階級に上がる。以下に各クラスの6位までの席次と昇級者、および自由曲を紹介し

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2019/11/16掲載

シューベルトの音楽によりそい細やかな感情の移ろいを鮮やかに描いた、プレルジョカージュの『冬の旅』

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoTransce en Danses トランサン・ダンス・シリーズBallet Preljocaj プレルジョカ―ジュ・バレエ団"Winterreise" Angelin Preljocaj 『冬の旅』アンジュラン・プレルジョカージュ:振付シャンゼリゼ歌劇場で行われているトランサン・ダンス・シリーズの2019・20年シーズンの

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2019/11/11掲載

自由な発想で明るく楽しい闊達な踊りが繰り広げられた、マーク・モリス・ダンスグループの公演

ワールドレポート/ニューヨークブルーシャ 西村 Text by BRUIXA NISHIMURAMark Morris Dance Group Mostly Mozart Festivalマーク・モリス・ダンス・グループ「モストリー・モーツァルト・フェスティバル」"Sport" "Empire Garden" "V" by Mark Morris『スポート』、『エンパイア・ガーデン』、『V』 マー

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2019/11/11掲載

「モストリー・モーツァルト・フェスティバル」にヤン・リーピンが登場、見事なヴィジュアルと気鋭のダンスで圧倒した

ワールドレポート/ニューヨークブルーシャ 西村 Text by BRUIXA NISHIMURAYang Liping Contemporary Danceヤン・リーピン・コンテンポラリー・ダンス"Under Siege" by Yang Liping『アンダー・シージュ(十面埋伏)』 ヤン・リーピン:振付ヤン・リーピン・コンテンポラリー・ダンスが今回、「モストリー・モーツァルト・フェスティバル」

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2019/11/11掲載

日本とアメリカの文化の中を生きた一人の女性の美しい死を鮮明に描いた、熊川哲也の『マダム・バタフライ』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi SekiguchiK バレエカンパニー『マダム・バタフライ』熊川哲也:演出・振付・台本熊川哲也の演出・振付・台本による『マダム・バタフライ』が、K バレエカンパニーの設立20周年記念公演として世界初演された。熊川版『マダム・バタフライ』は、ジョン・ルーサー・ロングの原作、ジャコモ・プッチーニのオペラに基づき、新たなシーンを加えバレエ舞

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2019/11/11掲載

武満徹の音楽により自然の営みを身体の動きで繊細に綴った一篇の美しい詩、勅使川原三郎『雲のなごり』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki〈東京バレエ団×勅使川原三郎〉『雲のなごり』勅使川原三郎:演出・振付・照明・美術/『セレナーデ』ジョージ・バランシン:振付/『春の祭典』モーリス・ベジャール:振付東京バレエ団が、創立55周年記念委嘱作品として勅使川原三郎による『雲のなごり』を世界初演した。これまでモーリス・ベジャールやイリ・キリアンら世界的な巨匠に新作を

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2019/11/11掲載

木村優里がジュリエット、井澤駿がロメオを踊った鮮烈な若者の死、マクミラン版『ロメオとジュリエット』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『ロメオとジュリエット』ケネス・マクミラン:振付令和元年の文化庁芸術祭主催、新国立劇場バレエ団『ロメオとジュリエット』公演を観た。ジュリエットは小野絢子、米沢唯、木村優里、ロメオは福岡雄大、渡邊峻郁、井澤駿というトリプルキャスト。マキューシオは奥村康祐、木下嘉人、ティボルトは貝川鐵夫、福岡雄大、中家

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2019/11/11掲載

貞松・浜田バレエ団が3年ぶりにドラマティック・バレエ―貞松正一郎版『ロミオとジュリエット』を再演

ワールドレポート/大阪・名古屋原 桐子 Text by Tohko Hara貞松・浜田バレエ団『ロミオとジュリエット』貞松正一郎:振付貞松・浜田バレエ団が『ロミオとジュリエット』を上演した。2016年にバレエ団創立50周年記念として初演され、それ以来3年ぶりの再演となる。演出、振付は同バレエ団の貞松正一郎、美術・衣装は二村周作によるもの。ジュリエット:上山榛名、ロミオ:水城卓哉 撮影:金原優美(テ

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2019/11/11掲載

ハチャトリアンの『ガイーヌ』よりなど、ダンサーたちの個性が光った──大阪バレエカンパニー

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna大阪バレエカンパニー『パキータ』『ガイーヌ』他 田上世津子:再振付大阪バレエカンパニーの今年の公演は、全幕ではなく3部構成。1部『パキータ』、2部はバレエ・コンサート、そして3部は日本での上演は珍しい『ガイーヌ』よりの抜粋で、とても興味深く観た。『パキータ』のパキータとリュシアンは、大川杏菜と青木崇、ここのとこ

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2019/11/11掲載

2019年11月・12月パリダンス公演案内

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団☆Crystal PITE クリスタル・パイト振付 Body and Soul 『身体と魂』振付 クリスタル・パイト音楽 オーウェン・ベントン装置 ジェイ・ガウワー・テイラー衣装 ナンシー・ブライアント照明 トム・ヴィッサ公演日 1

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2019/11/11掲載

【国際コンクール・ニュース】2020年ローザンヌ国際バレエコンクール出場者/YAGP 2020日本予選結果/吉田都が2020年ヘルシンキ国際バレエコンクール審査員に

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki2019年度ローザンヌ国際バレエコンクールでのエリザベット・プラテルのクラスレッスン © Rodrigo Buas2019年度ローザンヌ国際バレエコンクール・ファイナリスト淵山隼平(写真右)© Gregory Batardon2020年2月2日〜9日スイスのモントルーで開催される第48回ローザンヌ国際バレエコンクール出場者が発表

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2019/11/09掲載

Noism、新体制へ。森優貴・金森穣のダブルビルを12月より上演

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi日本初の公共劇場専属ダンスカンパニーとして、2004年に誕生したNoism。3年ごとの契約更新を経て15年間にわたり、りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館を拠点に活動してきた。2022年8月末までの契約更新を受け、10月21日、芸術監督の金森穣らがNoismの新体制と今後の公演について、都内で記者会見を行った。Noismの

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2019/11/06掲載

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