ワールドレポート

パリ

ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Paris <パリ>

パリの記事一覧

エトワールたちとともにマッキントッシュ、サン=マルタン、ルガサ、デュボスク、ムーセーニュなど次を担う世代も注目を集めた、パリ・オペラ座『うたかたの恋』

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris  パリ・オペラ座バレエ団"Mayerling" Kenneth MacMillan『うたかたの恋』ケネス・マクミラン:振付ケネス・マクミラン振付『うたかたの恋(マイヤリング)』が10月29日から11月16日までガルニエ宮で上演された。2022年10月25

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2025/02/14掲載

遊びが彩るガルニエ宮――パリ・オペラ座バレエ団『Play』、今年7月に来日公演が決定!

ワールドレポート/パリBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団" Play" by Alexander Ekman
『プレイ』アレクサンダー・エクマン:振付ガルニエ宮を緑色のボールと笑い声が彩る。噂の光景を一目見ようと、パリ・オペラ座に集まった観客たちもどこか愉しそうにみえた。あの『Play』が3年ぶりに帰ってきたのだ。輝かしい歴史と伝統を誇る

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2025/01/30掲載

マルティネス舞踊監督の推薦によりネーフ総監督がマリーヌ・ガニオ、ホヤン・カンをプルミエールに、アンドレア・サーリをプルミエに任命

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi Sankoパリ・オペラ座は1月22日にコミュニケを発表し、プルミエール・ダンスーズ2名、プルミエ・ダンスール1名、女性のスジェ2名、男性のスジェ3名を任命した、と伝えた。2025年1月9日にダンサーの代表との話し合いにより、今シーズンの昇進は舞踊監督の推薦に従い、総監督が任命することが決まっていた。プルミエール・ダンスーズ:マリーヌ・

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2025/01/27掲載

ルビンシテインによるニジンスカ版、ギエムが踊るベジャール版などの貴重な資料や映像が展示されている「ラヴェルの『ボレロ』展」

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoExposition « Ravel Boléro » au Musée de la musique (Cité de la musique)音楽博物館「ラヴェルの『ボレロ』展」フィルハーモニー・ド・パリに近接したシテ・ドゥ・ラ・ミュジック(音楽都市)にある音楽博物館で6月15日まで「ラヴェルの『ボレロ』展」が開催されている

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2025/01/09掲載

パリ・オペラ座の華やかな舞台を彩った美しい「宝石」たちの展覧会がガルニエ宮で開催されている

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoExposition : Bijouex de scène de l'Opéra de Paris展覧会「パリ・オペラ座の舞台を飾った宝石たち」11月28日から2025年3月28日までガルニエ宮で「パリ・オペラ座の舞台を飾った宝石たち」展が開かれている。今回の展示された約70点の「宝石」は、19世紀後半の第2帝政時代からオペ

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2024/12/10掲載

パリ・オペラ座バレエのコンクール(昇進試験)の今後について――「フィガロ」紙バレエ評論家、アリアーヌ・バヴリエに聞く

ワールドレポート/パリインタビュー=三光 洋フランスを代表する日刊紙「フィガロ」のバレエ評論家、アリアーヌ・バヴリエさんに昇級試験をめぐる、一連のオペラ座バレエ団の動向についてお話を伺った。 ――昇級試験が11月16日土曜日に行われました。午前11時から男性、午後1時半から女性で、男性5名と女性6名がコリフェに昇進することが決まりました。前回までと異なり、今回はカドリーユだけだったのですね。アリア

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2024/12/03掲載

オニール 八菜 インタビュー「パリ・オペラ座バレエ団のエトワールとして踊って」

ワールドレポート/パリインタビュー=三光 洋ガルニエ宮での『マイヤリング』出演が終わった11月16日にオニール 八菜さんにお話を伺った。インタビューは、父親のクリス・オニールさんがメンバーだったニュージーランドのナショナルチーム、オール・ブラックス(八菜さんはこのチームの熱狂的なファン)とフランス代表とのラグビーの試合が始まる前の時間帯に、パリ市内のカフェで行った。――前回エトワールに昇進された時

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2024/12/02掲載

パリ・オペラ座ダンサー・インタビュー:ニンヌ・セロピアン

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURANine Seropian ニンヌ・セロピアン(スジェ)昨年末のコール・ド・バレエ昇級コンクールの結果、今年からスジェのニンヌ・セロピアン。パリ・オペラ座バレエ学校を2016年に卒業した彼女は、契約団員を3年経験した後、2019年に正式団員として採用された。今年2月に東京文化会館で行われた『白鳥

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2024/11/11掲載

IMAXによるパリ・オペラ座バレエ団『白鳥の湖』はどのように制作され、どのように観られたか

ワールドレポート/パリインタビュー・構成=三光洋© Natalia VoronovaIMAXによる初めてのバレエ映画『白鳥の湖』が、パリ市郊外のパテ映画会社で試写された。この映画について、制作したパテ映画社長と、この日、試写を見たフランスの有力ジャーナリスト二人に、素直な感想ををうかがった。「この『白鳥の湖』はパテ映画にとって破天荒なチャレンジでした。パリ・オペラ座に「大胆な新たな挑戦をしませんか

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2024/11/02掲載

IMAXによる『白鳥の湖』でシークフリートを踊ったポール・マルクへのインタビュー

ワールドレポート/パリインタビュー=三光 洋© Opéra national de Paris/ Julien Benhamou――ポールさんは IMAXの『白鳥の湖』はまだご覧になっていないのですね。ポール・マルク:明日の朝、見ます。――この映像作品を見たジャーナリストたちはみんな大変強い印象を受けました。表情、視線、細かな指先の動き、足先の動きも手に取るように見えたのです。ポール:なるほど。―

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2024/11/02掲載

IMAXによる『白鳥の湖』でロットバルトを踊ったパブロ・レガサへのインタビュー

ワールドレポート/パリインタビュー=三光 洋――IMAXの映像ではダンサーをクローズアップで見られます。表情、視線、指、足の甲、といったディテールのすべてが映像では緻密で、今までにない迫真的な体験でした。パブロ・レガサ:ニキビも見えちゃってました。(笑)――試写室に一緒にいたフランス人バレエ評論家も「劇場の一列目より良い」といっていました。パブロさんのIMAX『白鳥の湖』をご覧になった印象を教えて

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2024/11/02掲載

速報! エトワールのローラ・エケがガルニエ宮の10月10日公演、フォーサイスとインガーの夕べでアデューへ

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoAdieux de Laura Hequet : le 10 octobreローラ・エケ 10月10日アデュー公演9月20日、パリ・オペラ座はコミュニケを発表し、10月10日の「ウィリアム・フォーサイスとヨハン・インガーの夕べ」ガルニエ宮公演が、エトワールのローラ・エケのアデューとなることを発表した。ローラ・エケは2000年

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2024/09/21掲載

パリ・オペラ座ダンサー・インタビュー:ロレンツォ・レッリ

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURALorenzo Lelli ロレンツォ・レッリ(コリフェ)前シーズンにパリ・オペラ座バレエ団に入団したロッレンツォ・レッリ。イタリア南部のアブルッツォ州に生まれた彼は、ロベルト・ボッレやアレクサンドラ・フェリたちが学んだミラノのスカラ座バレエ学校の出身だ。パリ・オペラ座のバレエ学校では全く学んで

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2024/09/16掲載

ミカエル・ラフォンとシャルロット・ランソン、タケル・コストとレオノール・ボーラックが踊った『青髭 ベラ・バルトークのオペラ「青髭公の城」の録音を磁気テープで聴きながら』

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"Barbe-Bleue En écoutant un enreigistrement sur bande magnétique de l'opéra de Béla Bartok, Le Château de Barbe-Bleu

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2024/09/10掲載

オニール 八菜&ジェルマン・ルーヴェ、セウン・パク&ポール・マルク、ブルーエン・バッティストーニ&ユーゴー・マルシャンほかが華やかに競演したヌレエフ版『白鳥の湖』

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"LE LAC DES CYGNES" Rudolf NOUREEF『白鳥の湖』ルドルフ・ヌレエフ:振付パリ・オペラ座バレエ団は『白鳥の湖』を6月21日から7月14日にかけて16回にわたり上演した。当初予定されていたローラ・エケとふ

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2024/08/13掲載

パリ・オペラ座ダンサー・インタビュー:ミリアム・ウルド=ブラーム

ワールドレポート/パリ大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURAMyriam Ould-Braham ミリアム・ウルド=ブラーム(エトワール)5月18日、ポール・マルクをパートナーに『ジゼル』を踊ってパリ・オペラ座バレエ団を去ったエトワールのミリアム・ウルド=ブラーム。優れたクラシック作品の踊り手である彼女の繊細で感動的なステージをもう二度と見ることはできな

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2024/08/13掲載

パリ・オペラ座がジュニア・バレエ団の創設を発表

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi Sankoパリ・オペラ座は7月16日にコミュニケを発表し、ジュニア・バレエ団を創設したことを明らかにした。7月2日と3日に行われたコンクールの結果、17歳から22歳までの男性9名、女性9名のダンサーが採用され、パリ・オペラ座ジュニア・バレエ団という有望な若手の養成所のメンバーとなる。コンクールにはパリ・オペラ座バレエ学校の生徒、その他

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2024/07/17掲載

トマ・ドキールとジャック・ガストットがプルミエール・ダンスールに昇級、パリ・オペラ座バレエ団

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi Sankoパリ・オペラ座バレエ団は7月12日にコミュニケを発表し、トマ・ドキールとジャック・ガストットの二人をプルミエール・ダンスールに任命したことを明らかにした。昨年秋にマルティネス舞踊監督が打ち出した昇級試験改革により、今シーズンはスジェのコンクールは行わず、舞台の実績により舞踊監督が適宜任命するという方針。二人の昇級は2024年

  • #ワールドレポート
  • #パリ

2024/07/13掲載

ページの先頭へ戻る