ワールドレポート

2019年8月

2019年8月の記事一覧

「フラメンコと生きる」世界一に輝いた日本人フラメンコダンサー・SIROCOインタビュー

ワールドレポート/東京インタビュー:坂口 香野フラメンコの本場スペイン・アンダルシア地方で開催される国際コンクールのひとつ、「アニージャ・ラ・ヒターナ・デ・ロンダ」で、日本人男性として初の優勝を果たしたダンサー・SIROCO(シロコ)。11月には、現代フラメンコ界を代表する「貴公子」ことファン・デ・ファンと共に、東京・大阪で『私の地 アンダルシア』を上演する。京都に生まれ、「突然変異的に」フラメン

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2019/08/21掲載

ヤスミン・ナグディ =インタビュー「信じてくれる人の元でこそ、より良く力を発揮できます」

ワールドレポート/東京インタビュー=矢沢ケイト英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルを務めるヤスミン・ナグディ。6月のバレエ団来日公演、吉田都引退公演、英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン『ロミオとジュリエット』と、今年は舞台や映像でひっきりなしに来日し、日本のバレエファンを楽しませてくれている。7月末には、彼女自身をロイヤルへ導いたという、故ゲイリーン・ストック元英国ロイヤル・バレエスクー

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2019/08/18掲載

もう一度見直したいドラマとしての『ロミオとジュリエット』、英国ロイヤル・オペラ・ハウス・シネマ シーズン

ワールドレポート/東京矢沢ケイト英国ロイヤル・オペラ・ハウス2018/19 シネマシーズンを締めくくるのは、マクミラン版『ロミオとジュリエット』。シェイクスピア、プロコフィエフ、マクミランという巨匠たちの融合が生み出した名作と言える。バレエファンならばきっと一度は触れたことがあるこのバレエは、クラシック作品だけでもラヴロフスキー、クランコ、ノイマイヤー、ヌレエフ、グリゴローヴィッチほか、コンテンポ

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2019/08/18掲載

アルビッソンの『カルメン』デュポン&ブリヨンの新作『アナザー・プレイス』ほか、今シーズンの最後はマッツ・エックのトリプルビル

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoBallet de l'Opara national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"Carmen" "Another Place" "Bolero" Mats Ek『カルメン』『アナザー・プレイス』『ボレロ』マッツ・エック:振付ガルニエ宮の2018・19年シーズンの閉幕公演はマッツ・エック振付作品のトリプルビルで

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2019/08/13掲載

スピーディな動きと幻想的な演出、そしてメンデルスゾーンの音楽が素晴らしい舞台を創った、NYCB『真夏の夜の夢』

ワールドレポート/ニューヨークブルーシャ 西村 Text by BRUIXA NISHIMURANew York City Ballet ニューヨーク・シティ・バレエ"A Midsummer Night's Dream" by George Balanchine『真夏の夜の夢』ジョージ・バランシン:振付ニューヨーク・シティ・バレエの春のシーズン公演の『真夏の夜の夢』を観ました。シェイクスピア原作の

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2019/08/13掲載

パワフルな振付、壮大かつ叙情的な音楽、簡明な装置が融合された傑作『スパルタクス』をデニス・ロヂキンの超絶技巧が一際、輝かした

ワールドレポート/オーストラリア岸 夕夏 Text by Yuka KishiBOLSHOI BALLET ボリショイ・バレエ"SPARTACUS" choreographed by Yuri Grigorovichi『スパルタクス』ユーリー・グリゴローヴィチ:振付オーストラリア第3の都市ブリスベンにあるクイーンズランド・パフォーミング・アーツセンター、通称QPACが今年招聘したのはボリショイ・バ

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2019/08/13掲載

ゴメスとリアブコを加えて「椿姫」の悲劇をあますところなく描いた、フェリ、ボッレ&フレンズによる『マルグリットとアルマン』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki〈フェリ、ボッレ&フレンズ〉〜レジェンドたちの奇跡の夏〜【Aプログラム】『マルグリットとアルマン』フレデリック・アシュトン:振付ほか「マルグリットとアルマン」photo:Kiyonori Hasegawa"女優バレリーナ"として名声を博しながら44歳で惜しまれて引退し、50歳で見事に復帰を果たしたアレッサンドラ・フェリと

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2019/08/13掲載

華麗なダンス表現のテクニックと抽象的な美術の融合により、カミーユとロダンの愛の真実に迫った

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiエイフマン・バレエ『ロダン〜魂を捧げた幻想』ボリス・エイフマン:台本・振付・演出エイフマン・バレエの『ロダン〜魂を捧げた幻想』を観た。今回の久方ぶりのエイフマン・バレエ日本公演の初日は「ロシア文化フェスティバル2019 in Japan」のオープニングとなっていて、諸々の挨拶があり、芸術監督のボリス・エイフマンも登壇

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2019/08/13掲載

アンナ・カレーニナの凄絶な愛と死の真実を描いた、エイフマン・バレエ

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiエイフマン・バレエ『アンナ・カレーニナ』ボリス・エイフマン:振付・演出エイフマン・バレエのもう一つの作品は『アンナ・カレーニナ』。原作はロシアの国民的作家レフ・トルストイの同名の小説で、雑誌掲載ののち1876年に刊行された。日本語訳の文庫本は3巻で1,500ページに迫る長編小説。ただ「アンナ・カレーニナ」が表題ではあ

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2019/08/13掲載

クリエイティヴなスピリットが脈々と感じられる4作品が上演された、NDT13年ぶりの日本公演

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi SekiguchiNEDERLANDS DANS THEATER(NDT)"Singuliere Odyssee" 「サンギュリエール・オディセ」ソル・レオン、ポール・ライトフット:振付、"Woke up Blind" マルコ・ゲッケ:振付、"The Statement" クリスタル・バイト:振付、"Shoot the moon" ソ

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2019/08/13掲載

パリ・オペラ座バレエのカール・パケット引退公演として、京都バレエが『ジゼル』を上演した

ワールドレポート/京都関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi京都バレエ団『ジゼル』モニク・ルディエール、マニュエル・ルグリ:振付・指導・演出、安達哲治:監修ビアンカ・スクダモア、カール・パケット撮影/瀬戸秀美(すべて)京都バレエ団がパリ・オペラ座バレエのエトワール、カール・パケットの引退公演として『ジゼル』を上演した。パリ・オペラ座バレエの歴史に足跡を記した錚々たる舞踊家が様

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2019/08/13掲載

ヒューストン・バレエのプリンシパルに昇格した飯島望未のジゼル、ロサンゼルス・バレエ・ゲストプリンシパルの清水健太のアルブレヒトが共演──ソウダバレエ第20回記念公演『ジゼル』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzunaソウダバレエ『ジゼル』ウラジミール・デレヴィヤンコ:演出・振付宗田静子主宰で、世界各地で活躍する数々のトップダンサーを育てているソウダバレエ。同じ宗田の主宰で、プロダンサーなどが集うオープンクラスも、まだ関西ではそういったものがなかったかと思える早い時期から、"バレエスタジオミューズ"として行っているスタジオだ

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2019/08/13掲載

『ヨハン・シュトラウス・フェスティバル』を越智久美子&ワディム・ソロマハ主演で上演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna越智インターナショナルバレエ『ヨハン・シュトラウス・フェスティバル』越智久美子:再振付、ワレリー・コフトン:原振付ほか越智インターナショナル・バレエは、故・越智實が創立してから、今年で創立70周年を迎えるのだという。このフェスティバルは、亡くなった越智實から引き継いで代表に就任し3年が経つ越智久美子から、習い始

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2019/08/13掲載

公演直前インタビュー=中村恩恵 鮮烈なアーティストとして知られる、画家・鴨居玲と彫刻家・カミーユ・クローデルを語り、踊り、そして演奏する公演が間もなく開幕する

ワールドレポート/東京インタビュー・関口 紘一<音楽と語り>による『Rey Camoy 』そして<音楽とダンス>による『Camille カミーユ・クローデル』という二つのプログラムが、8月9日から12日まで表参道のスパイラルホールで首藤康之と中村恩恵が所属するサヤテイの主催により上演される。1960年代から80年代に自己と対決した独特の絵を描き、熱狂的ファンを持つ鴨居玲と、ロダンを師とする彫刻家と

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2019/08/05掲載

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