ワールドレポート

東京

ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Tokyo <東京>

東京の記事一覧

クリスタル・パイトが語るキッドピボット『リヴァイザー/検察官』オンライン記者会見「劇場で観客の皆様と共に考える場を」

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki演出・振付:クリスタル・パイト Crystal Pite© Rolex by Anoush Abrarクリスタル・パイト率いるカナダの舞踊団キッドピボット(KIDD PIVOT)が5月に初来日し、『リヴァイザー(REVISOR)/検察官』を上演する。この公演に先立ち、パイトをゲスト・スピーカーに迎えてオンライン記者会見が行われた

  • #ワールドレポート
  • #東京

2023/05/07掲載

クイーン×トップバレエダンサー、再び!「ロックバレエ2023」リハーサルレポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi2021年に7月に初演され、大きな反響を呼んだ『ROCK BALLET with QUEEN』が、5月17日東京のなかのゼロホールにて再演される。演出・振付は、新国立劇場バレエ団のファースト・ソリストの福田圭吾。出演は、井澤駿(新国立劇場バレエ団プリンシパル)、今井智也(谷桃子バレエ団プリンシパル)、菊地研(牧阿佐美バレ

  • #ワールドレポート
  • #東京

2023/04/30掲載

東京バレエ団金森穣振付『かぐや姫』第2幕、間もなく開幕! リハーサルレポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi東京バレエ団と振付家の金森穣が3年がかりで取り組む新作グランドバレエ『かぐや姫』。その第2幕が、「上野の森バレエホリデイ」期間中、4月27日より世界初演される。開幕直前の4月21日、東京バレエ団でプレス向けの公開通し稽古が行われた。スタジオの奥では、かぐや姫役の秋山瑛と姫の初恋の人・道児役の柄本弾が、和やかな雰囲気でリフ

  • #ワールドレポート
  • #東京

2023/04/26掲載

パリ・オペラ座のエトワール6人が一挙に来日して〈オペラ座ガラ〉―ヌレエフに捧ぐ― が7月に開催される

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki不世出のダンサー、ルドルフ・ヌレエフの没後30年を記念して、〈オペラ座ガラ〉ーヌレエフに捧ぐ―と題したガラ公演が、かつて彼が芸術監督を務めたパリ・オペラ座バレエ団の精鋭たちにより、7月26日から30日にかけて、東京文化会館で行われる。パリ・オペラ座バレエ団で彼の薫陶を受けた"ヌレエフ世代"の元エトワール、フロランス・クレ

  • #ワールドレポート
  • #東京

2023/04/12掲載

新国立劇場バレエの『マクベス』がまもなく世界初演される、 米沢唯×福岡雄大のリハーサルをレポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi野心に身を滅ぼす男の運命を描いた『マクベス』は、シェイクスピア劇の中でもきわめて人気が高い作品のひとつだ。黒澤明監督の『蜘蛛巣城』をはじめ、翻案や映像化も数多い。その『マクベス』を、英国ロイヤル・バレエ団出身の気鋭の振付家ウィル・タケットが新国立劇場バレエ団のために振付ける。4月29日開幕の「シェイクスピア・ダブルビル」

  • #ワールドレポート
  • #東京

2023/04/11掲載

バレエ・リュスの栄光が今日のダンサーによって甦る『レ・シルフィード』『アポロ』『ダッタン人の踊り』、NBAバレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi SekiguchiNBAバレエ団「Ballets russes gala バレエ・リュス・ガラ」『レ・シルフィード』ミハイル・フォーキン:振付、『アポロ』ジョージ・バランシン:振付、『ダッタン人の踊り』ミハイル・フォーキン:振付NBAバレエ団が「バレエ・リュス・ガラ」として、『レ・シルフィード』『アポロ』『ダッタン人の踊り』の3作品を

  • #ワールドレポート
  • #東京

2023/04/11掲載

ノイマイヤーのハンブルク・バレエ団芸術監督として最後の日本公演『シルヴィア』〈ジョン・ノイマイヤーの世界〉

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasakiハンブルク・バレエ団〈ジョン・ノイマイヤーの世界〉Edition 2023『シルヴィア』ジョン・ノイマイヤー:振付・ステージングバレエ界の巨匠、ジョン・ノイマイヤーの率いるハンブルク・バレエ団が5年振り9度目の来日公演を行った。ノイマイヤーにとって2022/23のシーズンはバレエ団の芸術監督在任50周年という記念すべき年

  • #ワールドレポート
  • #東京

2023/04/10掲載

生と死の鮮烈なイメージが踊られた黒田育世の『波と暮らして』『ラストパイ』、シアターコクーン休館直前公演

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi黒田育世 再演譚 vol.2『波と暮らして』『ラストパイ』黒田育世:振付黒田育世は谷桃子バレエ団からイギリスのラバン・センターへ渡ってコンテンポラリー・ダンスを学んだ。2002年にはBATIKを設立し、「バレエテクニックを基礎に、身体を極限まで追いつめる過激でダイナミックな振付」の作品を数多く発表してきた。そして昨年

  • #ワールドレポート
  • #東京

2023/04/10掲載

牧阿佐美バレヱ団芸術監督 三谷恭三に聞く、『白鳥の湖』『三銃士』「ダンス・ヴァンドゥ」ほか、これからの公演について

ワールドレポート/東京インタビュー=関口紘一――牧阿佐美バレヱ団の次回公演は4月29日、30日に、ウエストモーランド版を三谷さんが改訂された『白鳥の湖』ですね。三谷 私はウエストモーランド版『白鳥の湖』を、牧阿佐美バレヱ団で初演した時にジークフリートを踊っています。その後、少し手を加えた部分もありますが、今回の公演では、できるだけ元のヴァージョンを尊重して上演しようと思っています。振付をいただいと

  • #ワールドレポート
  • #東京

2023/04/09掲載

令和4年度(第73回)芸術選奨大臣賞を唐津絵理、福岡雄大が受賞した

ワールドレポート/東京すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna3月9日(木)の夕刻、東京・新宿で令和4年度(第73回)芸術選奨贈呈式及び祝賀会が開催された。今回、バレエ、ダンス関係の受賞は、舞踊部門の大臣賞に新国立バレエ団プリンシパルの福岡雄大さん、新人賞に舞踏家の田村一行さん、そして、芸術振興部門の大臣賞にこの「DANCE CUBE」でもお馴染みの舞台芸術プロデューサー・唐津絵

  • #ワールドレポート
  • #東京

2023/03/24掲載

バレエを育んだロマン派の時代とは? リサイタル直前! シアターオーケストラトーキョー ソロコンサートマスター、浜野考史インタビュー

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchiシアター・オーケストラ・トーキョーのコンサートマスターとして熊川哲也芸術監督の信頼篤い浜野考史が、3月29日、ソロリサイタルを行う。『白鳥の湖』をはじめ、多くのバレエ作品では、主人公の心情がヴァイオリン・ソロによって語られる。演奏とは「音で語ること」と考える浜野が選んだのは、古典バレエを育んだロマン主義時代の名曲の数々だ

  • #ワールドレポート
  • #東京

2023/03/24掲載

スターダンサーズ・バレエ団「MISSING LINK」、鈴木稔と蓜島邦明が構築するノイズの嵐の中で乱舞する身体

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazukiスターダンサーズ・バレエ団「MISSING LINK」第一部『01』第二部『Degi Meta go-go』鈴木稔:振付スターダンサーズ・バレエ団による「MISSING LINK」を観た。カンパニーの常任振付家、鈴木稔と映画やテレビドラマ、ゲームなど多彩なジャンルの楽曲を手がける蓜島邦明のコラボレーションによるコンテンポラリー・バ

  • #ワールドレポート
  • #東京

2023/03/23掲載

シューベルトの歌曲に乗せて愛と死を紡いだ Noism『Der Wanderer―さすらい人』

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei KazukiNoism Company Niigata『Der Wanderer―さすらい人』演出・振付:金森 穣 音楽:シューベルトNoism Company Niigataでは、昨年9月に新潟市が新たに定めたレジデンシャル制度に基づく活動が始まった。井関佐和子が国際活動部門芸術監督、山田勇気が地域活動部門芸術監督となり、金森穣が芸術総監督

  • #ワールドレポート
  • #東京

2023/03/20掲載

キトリもバジルも、そしてドン・キホーテもキューピッドの祝福を受ける、心温まる物語 牧阿佐美バレヱ団『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団『ドン・キホーテ』アザーリ・M・プリセツキー、ワレンティーナ・サーヴィナ:演出・振付(M・プティパ、ゴルスキー版に基づく)光永百花、水井駿介  撮影/鹿摩隆司コロナ禍の公演の厳しい規制が少し緩和されてきてから、『ドン・キホーテ』全幕の上演が相次いだ。エンタテインメントとしても大変に優れているグランド・

  • #ワールドレポート
  • #東京

2023/03/15掲載

ローラン・プティが創った、コッペリウスの至上のダンスタイム、新国立劇場バレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『コッペリア』ローラン・プティ:振付ローラン・プティは古典名作バレエのいくつかを新たに振付けて上演している。その中で『コッペリア』は最も成功したバレエと言えるだろう。新国立劇場バレエ団はプティの『コッペリア』をレパートリーとしており、人気演目である。2021年には新型コロナ禍のために急遽、無観客上演

  • #ワールドレポート
  • #東京

2023/03/10掲載

生と死が隣り合わせになっている「母」の鮮烈なイメージがさまざまに描かれ圧巻だった、ピーピング・トム『マザー』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi SekiguchiPEEPING TOM 『MOEDER』ピーピング・トム『マザー』ピーピング・トムは、ベルギーのダンス・カンパニーで<フレミッシュ・ウェーヴ>として注目を集めたアラン・プラテルのLes Ballets C de la B のメンバーだった二人(ガブリエラ・カルーソ/アルゼンチン、フランク・シャルティエ/フランス)が2

  • #ワールドレポート
  • #東京

2023/03/10掲載

異国の影絵芝居のような幻想的な舞台ー勅使川原三郎『月に憑かれたピエロ』

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazuki『月に憑かれたピエロ』アップデイト・ダンスNo.95勅使川原三郎:演出 照明 勅使川原三郎 佐東利穂子;出演勅使川原三郎のアップデイトダンスNo.95『月に憑かれたピエロ』をカラス・アパラタスで観た。天井から吊るされた月と勅使川原三郎、佐東利穂子の流麗な動き、それらを照らし出す照明によって様々なシルエットが舞台に映し出され、異国で

  • #ワールドレポート
  • #東京

2023/03/10掲載

日本、中央アジア、アイルランドとの国際協働制作プロジェクト最終章へ! クリエイションレポート&北村明子インタビュー

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchiダンサー、振付家の北村明子が2020年に立ち上げた、日本、中央アジア、アイルランドとの長期国際共同制作プロジェクト『Echoes of Calling』が、3月10日〜12日、いよいよ最終章を迎え、『Echoes of Calling- rainbow after-』を上演する。1990年代からヨーロッパで活躍し、アジア

  • #ワールドレポート
  • #東京

2023/03/08掲載

マシュー・ボーンの『くるみ割り人形』公開直前チャコット代官山本店インスタライブ・レポート

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazuki鎌田 真梨3月10日からTOHOシネマズ日本橋ほかで1週間限定上映されるマシュー・ボーン の『くるみ割り人形』の公開を記念して、チャコット代官山本店でインスタライブが行われた。マシュー・ボーン率いるニュー・アドベンチャーズに所属し、同カンパニーの凱旋公演『眠れる森の美女』で日本人初となる主役のオーロラ姫や2011年版『くるみ割り人

  • #ワールドレポート
  • #東京

2023/03/07掲載

ジョン・ノイマイヤーがハンブルク・バレエ団の芸術監督としては最後となる記者会見を行った

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasakiバレエ界の巨匠、ジョン・ノイマイヤーがハンブルク・バレエ団を率いて来日。自身の芸術監督50周年を記念する日本ツアーを開始するに当たり、注目の若手プリンシパルたちと共に記者会見に臨んだ。バレエ団にとっては5年ぶり9度目の来日だが、ノイマイヤーは、1973年に就任した芸術監督のポストを2024年で退くことが決まっているため、

  • #ワールドレポート
  • #東京

2023/03/02掲載

ページの先頭へ戻る