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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Tokyo <東京>

東京の記事一覧

フェリ、ロマンからヌニェス、ムンタギロフ、八菜、ルーヴェ、ヴィシニョーワ、スミルノワ、ナグディ、ジルベール、フォーゲル他、34名の各国のトップダンサーが競演した

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki〈第17回世界バレエフェスティバル〉Aプログラム『空に浮かぶクジラの影』ヨースト・フルーエンレイツ:振付、『ドン・キホーテ』マリウス・プティパ:振付、他3年に一度のバレエの祭典、〈第17回世界バレエフェスティバル〉が東京文化会館で開催された。コロナ禍の影響で規模が縮小された2021年の前回と異なり、今回は世界各国から総勢

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2024/08/30掲載

一瞬を紡いでいく舞踊への献身と人生が巡る循環、Noism 20周年記念公演「Amomentof」

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei KazukiNoism Company Niigata 20周年記念公演「Amomentof」『Amomentof』金森穣:演出振付『セレネ、あるいは黄昏の歌』金森穣:演出振付2004年にりゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館の専属舞踊団として出発したNoism Company Niigataの20周年記念公演「Amomentof」が6月28日~

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2024/08/28掲載

〈第17回世界バレエフェスティバル〉が全幕特別プロ『ラ・バヤデール』で開幕

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団『ラ・バヤデール』ナタリア・マカロワ:振付・演出(マリウス・プティパの原振付による)世界のトップダンサーを招いて3年に一度開催される〈世界バレエフェスティバル〉が、順調に回を重ねて今年で第17回を迎えた。"順調"と書いたのは、2021年の前回はコロナ禍のあおりを受け、1年遅れで開催された東京五輪とパラリンピッ

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2024/08/14掲載

アリーナ・コジョカル、近藤亜香などとともに韓国バレエアカデミー、新国立劇場バレエ研修所のダンサーたちが踊ったバレエ・アステラス2024

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ・アステラス 2024~海外で活躍する日本人バレエダンサーを迎えて世界とつなぐ~Ballet Asteras 2024「バレエ・アステラス」も、今回で14回目となった。国外で活動している日本人ダンサーを中心とした公演を継続して開催していくことにより、今回でいえばフインランド、ポーランド、クロアチアの国

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2024/08/13掲載

多彩なジャンルのダンスと融合して進化を続けるスペイン舞踊、アントニオ・ナハーロ舞踊団 初来日公演

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazukiアントニオ・ナハーロ舞踊団Aプログラム:ALENTO『アレント』Bプログラム:QURENCIA『ケレンシア』アントニオ・ナハーロ:振付フィギュアスケートの振付や昨年のディズニー100周年記念映画『ウィッシュ』の冒頭のダンス・シーンの振付など、幅広い分野で活動するアントニオ・ナハーロ。スペイン国立バレエ団の芸術監督を退任した後、自身

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2024/08/13掲載

シュツットガルト・バレエ団が記者会見を開催、11月にフル・カンパニーで6年ぶりに日本公演を行う

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiシュツットガルト・バレエ団が11月にフル・カンパニーで6年ぶりに来日し日本公演を行う。上演演目は、今日のドラマティック・バレエの核心をなす、ジョン・クランコ振付の『オネーギン』(チャイコフスキー)とジョン・ノイマイヤー振付の『椿姫』(ショパン)。東京で6回の公演を行う。世界バレエフェスティバルに、フリーデマン・フォー

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2024/08/08掲載

モーリス・ベジャール・バレエ団が3年振りに来日、『バレエ・フォー・ライフ』『ボレロ』他を上演

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasakiバレエに革命をもたらした鬼才、モーリス・ベジャールの遺産を継承し、さらなる発展を目指すモーリス・ベジャール・バレエ団(Bejart Ballet Lausanne、以下BBL)が、この9月、3年振りに来日公演を行う。話題は、ベジャールが2007年に没した後、長く芸術監督を務めてきたジル・ロマンに代わり、今年3月に暫定的に

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2024/08/07掲載

ジョージア国立バレエが『くるみ割り人形』を上演、芸術監督就任20周年のアナニアシヴィリが記者会見

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazukiジョージア国立バレエが12月5日~12月27日に来日し、日本初演となるアレクセイ・ファジェーチェフ、ニーナ・アナニアシヴィリ振付/演出『くるみ割り人形』の上演を行う。東京・神奈川・埼玉、千葉、福島、山形、新潟、群馬、栃木、静岡ほかにて全19公演が予定され、バレエ団総勢65名での来日となる。7月22日に行われた来日公演の記者会見では

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2024/08/07掲載

救いようのない悲劇の中の一瞬の救い、牧阿佐美バレヱ団『ロミオとジュリエット』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団『ロメオとジュリエット』アザーリ・M・プリセツキー、牧阿佐美:演出振付牧阿佐美バレヱ団が『ロメオとジュリエット』を再演した。音楽はセルゲイ・プロコフィエフ、演出振付はアザーリ・M・プリセツキーと牧阿佐美である。公演パンフレットの故薄井憲二氏の文章にもあるように、シェイクスピアの『ロメオとジュリエット』

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2024/07/22掲載

新国立劇場バレエ団の人気作、デヴィッド・ビントレー振付『アラジン』が華やかに9公演開催された

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『アラジン』デヴィッド・ビントレー:振付新国立劇場バレエ団がデヴィッド・ビントレー振付の『アラジン』全3幕の再演を行った。初演は2008年で、当時、ビントレーは新国立劇場の芸術参与だったが、翌シーズンにはサドラーズ・ウェルズ・ロイヤル・バレエ団と兼任で、新国立劇場バレエ団の芸術監督に就任した。デヴィ

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2024/07/10掲載

秋山瑛のジュリエット、大塚卓のロミオ、宮川新大のマキューシオが表情豊かに踊り、見事にドラマに集約された、東京バレエ団『ロミオとジュリエット』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団『ロミオとジュリエット』ジョン・クランコ:振付東京バレエ団が、シュツットガルト・バレエ団の創設者で、物語バレエの巨匠とうたわれるジョン・クランコの傑作『ロミオとジュリエット』を再演した。2022年に、日本のバレエ団として初めて上演したばかりだが、シェイクスピアの戯曲を基に、言葉を話すように踊りで演じるダンサー

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2024/07/10掲載

5年ぶりにNDTが来日、モルナー芸術監督が記者会見。 フォーサイス、ゲッケ、パイト他による5作品を上演する

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazukiオランダのハーグを拠点に、国際的に活動するコンテンポラリーダンス・カンパニー、NDT(ネザーランド・ダンス・シアター)が5年ぶりに来日し、高崎芸術劇場、神奈川県民ホール、愛知県芸術劇場の3か所で公演を行っている。今回上演されるのは、日本で初公開となるシャロン・エイアールとガイ・ベハールによる『Jakie』、ウィリアム・フォーサイス

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2024/07/02掲載

アントニオ・ナハーロ インタビュー「私自身の舞踊団と来日できるのは、夢のようです」

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazukiスペイン舞踊の伝統を踏まえた鋭い現代感覚により、華やかにショーアップされた舞台を創って観客を魅了する振付家アントニオ・ナハーロが、7月に自身の舞踊団による初来日公演を行う。2002年に立ち上げたナハーロの舞踊団は、彼がスペイン国立バレエ団芸術監督を務めた(2011年~2019年)休止期間を経て、本格的に活動を再開した。スペイン国立

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2024/06/24掲載

愛知県芸術劇場の芸術監督に就任した唐津絵理にきく、「劇場は地域の発展を支える〈新しい広場〉。〈世界への窓〉として国際文化交流にも寄与する存在です」

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazuki4月1日付で愛知県芸術劇場の芸術監督(アーティスティック・ディレクター)に就任した唐津絵理。彼女は、日本発のダンス専門の学芸員として愛知芸術文化センターで活動を始め、一貫してずっと地域文化に貢献しつつ、ダンス公演の企画制作を行ってきた。舞踊の創作におけるより良い環境づくりを目指して、2020年にダンスハウス「Dance Base

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2024/06/19掲載

バレエ『セントルイス・ブルース』、堀内元のリードにより日本とアメリカのアーティストたちが力を合わせて創った唯一無二の舞台

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi堀内元 BALLET FUTURE 2024~バレエ『セントルイス・ブルース』by セントルイス・バレエ&フレンズ~バレエ『セントルイス・ブルース』堀内元:振付ほか周知のように堀内元は2000年にセトルイス・バレエの芸術家督に就任している。そして2010年に兵庫県立芸術文化センターで「堀内元 バレエ USA」を開催し

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2024/06/10掲載

表現力豊かなダンサーたちにより、踊りでドラマが綴られる完成度の高いブルメイスティル版『白鳥の湖』、東京バレエ団

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団〈上野の森バレエホリデイ2024〉『白鳥の湖』ウラジーミル・ブルメイステル:改訂振付東京バレエ団によるゴールデンウイーク恒例のイベント〈上野の森バレエホリデイ〉が、今年は4月25日から29日まで東京文化会館で開催された。子どもから大人まで幅広い層にバレエに親しんでもらおうと盛り沢山なプログラムが用意されたが、

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2024/06/10掲載

上野水香、町田樹、高岸直樹という傑出したキャリアを持つ三人による、バレエとフィギアを掛け合わせる素晴らしいパフォーマンス

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団〈上野の森バレエホリデイ2024〉" Pas de Trois"《バレエとフィギュアに捧げる舞踊組曲》〈上野の森バレエホリデイ2024〉で特別な注目を集めたのは、" Pas de Trois "《バレエとフィギュアに捧げる舞踊組曲》と題された特別公演だった。東京バレエ団ゲストプリンシパルの上野水香と、フィギュ

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2024/06/10掲載

「堀内元 BALLET FUTURE 2024」でバレエとブルースの融合を目指す『セントルイス・ブルース』を発表する堀内元にきく「ジャズのリズムにバレエのステップは結構ハマる」

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazuki5月31日、東京・めぐろパーシモンホール 大ホールにて「堀内元 BALLET FUTURE 2024~バレエ『セントルイス・ブルース』by セントルイス・バレエ&フレンズ~」が開催される。ニューヨーク・シティ・バレエやブロードウェイでの華々しい活躍を経て、アメリカ中西部のセントルイス・バレエの芸術監督として24年目を迎えた堀内元が

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2024/05/21掲載

ヤングケアラーのシンデレラを取り巻く狂気と錯乱、分断、そして崩壊する現実を鮮明に描いたK-BALLET Opto『シンデレラの家』

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei KazukiK-BALLET Opto『シンデレラの家』ジュゼッペ・スポッタ:演出・振付・舞台美術、クリストフ・リットマン/和田 永(S・プロコフィエフ「シンデレラ」):音楽小林美奈、森優貴©Hajime WatanabeK-BALLET TOKYOが2022年に東急文化村と共同で立ち上げた新たなダンスプロジェクトK-BALLET Optoは

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2024/05/20掲載

舞台『未来少年コナン』出演、宮尾俊太郎インタビュー

ワールドレポート/東京インタビュー=上村 奈巳恵宮崎駿氏が監督に抜擢され1978年に放映されたテレビアニメーションシリーズ「未来少年コナン」が舞台化される。(2024年5月28日~6月16日 東京芸術劇場 プレイハウス、6月28日~30日 梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ)躍動感あふれる描写や、世界観など、その後の宮崎駿作品へと受け継がれている要素がぎっしり詰まった名作として知られこの作品は、地

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2024/05/14掲載

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