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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Tokyo <東京>

東京の記事一覧

「キエフ・バレエ・ガラ2022」の開催に際して、フィリピエワ芸術監督、寺田副芸術監督、プリンシパルダンサーが記者会見を行った

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi「キエフ・バレエ・ガラ2022」およびウクライナ国立歌劇場の冬の日本公演の記者会見が、7月14日群馬県前橋市ベイシア文化ホールで開催された。ここ前橋市が、「キエフ・バレエ・ガラ2022」の初日の開催地となったこともあって、キエフ・バレエのダンサーたちと前橋市長が面会し、ウクライナへの支援を表明。市を挙げて支援しようと

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2022/07/16掲載

「堀内元バレエ・フューチャー」で『タランテラ』を踊る、スターダンサーズ・バレエ団の塩谷綾菜にインタビュー

ワールドレポート/東京インタビュー=関口紘一――スターダンサーズ・バレエ団のピーター・ライト版『コッペリア』では、塩谷さんがスワニルダを踊られていましたが、とても良い舞台でしたね。特にラストシーンには驚かされました。素晴らしいアイデアだと思いました。ピーター・ライト版「コッペリア」第3幕 スワニルダ塩谷 ありがとうございます。英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団でも、もうこのラストシーンは上

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2022/07/14掲載

美しいエスメラルダをめぐって凄絶な愛の情熱が交錯するプティの傑作『ノートルダム・ド・パリ』、牧阿佐美バレヱ団が6年ぶりに上演

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団『ノートルダム・ド・パリ』ローラン・プティ:振付牧阿佐美バレヱ団がローラン・プティの振付・台本による『ノートルダム・ド・パリ』全2幕を、日本初演(1998年)以来8回目となる上演を行った。2020年3月に上演する予定だったが新型コロナ禍のために延期されて、6年ぶりの上演である。(初演は1965年パリ・

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2022/07/11掲載

トップ・バレリーナとしての揺るぎない存在感を見せた上野水香、東京バレエ団『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団『ドン・キホーテ』ウラジーミル・ワシーリエフ:振付(マリウス・プティパ/アレクサンドル・ゴールスキーによる)東京バレエ団が、ウラジーミル・ワシーリエフの演出・振付による人気の演目『ドン・キホーテ』を2年振りに上演した。宿屋の娘キトリと床屋のバジルがめでたく結婚にこぎつけるまでの顛末を、人物描写も巧みに、エネル

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2022/07/11掲載

平和を祈念するダンサーたちは最高の演技を披露、会場は満場の喝采に包まれた「キエフ・バレエ支援チャリティー BALLET GALA in TOKYO」

ワールドレポート/東京香月 圭 Text by Kei Kazuki「キエフ・バレエ支援チャリティー BALLET GALA in TOKYO」草刈 民代:芸術監督草刈民代は、かつて共演したアレクセイ・ラトマンスキーのウクライナ支持の声明に共感し、日本でもキエフ・バレエを救うための慈善公演の企画を4月下旬に本格的に立ち上げた。わずか2ヶ月後の7月5日に、昭和女子大学人見記念講堂にて「キエフ・バレエ

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2022/07/11掲載

ダンサー・原田薫の魅力を味わい尽くすパワフルな舞台

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi原田薫ソロ公演「ダラハオルカ」原田薫:出演・振付、安倍康律:作・演出ダンサー、女優、振付家として活躍する原田薫のソロ公演『ダラハオルカ』が、5月5日〜14日、東京の浅草九劇にて行われた。撮影:平萌花「ダラハオルカ」とは誰だろう?もちろん、ミュージカル、ストレートプレイ、映画、コンサートやPVの振付・出演など幅広い分野で活

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2022/07/11掲載

「堀内元バレエ・フューチャー」に出演する、プリモルスキー・ステージの矢野まどかにインタビュー

ワールドレポート/東京インタビュー=坂口香野「ラ・バヤデール」初演後カーテンコール Photo by Alexander Filkine7月26日、東京で「堀内元バレエ・フューチャー2022」が開催される。ウラジオストクにあるマリインスキー劇場分館プリモルスキー・ステージで活躍中の矢野まどかは、ロシアのウクライナ侵攻による厳しい国際情勢によりやむをえず帰国し、出演を決定。堀内元公演には16歳で

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2022/07/06掲載

アートの先鋭たちがジャンルを超え結集した伝説的オペラ『浜辺のアインシュタイン』、10月に上演

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi今年から始まる「神奈川県民ホール開館50周年記念オペラシリーズ」の第1弾として、音楽+舞踊をテーマに、オペラ『浜辺のアインシュタイン』が10月8日・9日に上演される。振付・演出は平原慎太郎、Kバレエカンパニー名誉プリンシパルの中村祥子をはじめ選りすぐりのダンサー25名が出演するなど、バレエファンにも注目の舞台となりそうだ

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2022/06/27掲載

「ダンサーとして今何ができるか」キエフ・バレエ支援チャリティーガラ公演ーー草刈民代ほかが記者会見

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazuki「キエフ・バレエ支援チャリティー BALLET GALA in TOKYO」が、7月5日、昭和女子大学人見記念講堂で開催される。6月17日には芸術監督の草刈 民代、ウクライナ国立バレエ(キエフ・バレエ)副芸術監督の寺田 宜弘、出演者として元バーミンガム・ロイヤル・バレエの厚地 康雄、そしてRENAISSANCE CLASSICSプ

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2022/06/20掲載

バレエで描く日常とその先の希望、第5回Melos Dance Experience

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya SakaguchiMelos Dance Experienceは、ダンサー・アートプロデューサーの土井由希子による、コンテンポラリーやネオクラシック作品を中心とした公演プロジェクト。2018年の立ち上げ以来、振付家の中村恩恵、遠藤康行、ダンサーの八幡顕光、三木雄馬ら一線で活躍するアーティストを迎え、小空間で質の高い作品を発信してきた。「M

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2022/06/17掲載

10回目を迎えた堀内充 バレエコクレクションは、新作3作品とストラヴィンスキーの『カード遊び』が上演された

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi「堀内充 バレエコクレクション 2022」『金と銀』『胡蝶』『EPISODE/エピソード』堀内充:振付、『カード遊び』堀内完:振付今回で10回目となる「堀内充 バレエコレクション2022」が開催された。2013年に「堀内元・堀内充 バレエコレクション」として始まり、コロナ禍などの厳しい状況もあったのだが、10年間にわ

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2022/06/10掲載

激しく生き抜き燃え尽きた恋人たちをドラマティックに描いた傑作、クランコ版『ロミオとジュリエット』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団『ロミオとジュリエット』ジョン・クランコ:振付東京バレエ団が、シュツットガルト・バレエ団の創設者で、物語バレエの巨匠とうたわれるジョン・クランコによる『ロミオとジュリエット』を日本のバレエ団として初めて上演した。クランコの作品としては、2010年に上演した『オネーギン』に続くものだが、『ロミオとジュリエット』

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2022/06/10掲載

ジゼルの悲恋を村の悲劇として描いたピーター・ライト版の優れた演出、スターダンサーズ・バレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiスターダンサーズ・バレエ団『ジゼル』マリウス・プティパ(ジャン・コラリ、ジュール・ペローの原振付に基づく):振付、ピーター・ライト:追加振付、演出渡辺恭子・林田翔平 © Kiyonori Hasegawaスターダンサーズ・バレエ団がカンパニーの芸術顧問を務めている、サー・ピーター・ライト振付の『ジゼル』を上演した。キ

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2022/06/10掲載

『ノートルダム・ド・パリ』とローラン・プティ

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団がローラン・プティの代表作『ノートルダム・ド・パリ』を、6月11日、12日に上演する。この華麗な色彩が乱舞する壮大なドラマティック・バレエは、日本では唯一、牧阿佐美バレヱ団のレパートリーとなっており、今回が6年ぶりの上演となる。振付スーパーバイザーのルイジ・ボニーノも来日して、今、リハーサルが熱くなっ

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2022/06/06掲載

熊川哲也版『カルメン』三者三様のラストシーンと圧巻の「ハバネラ」!リハーサルレポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi熊川哲也 © Ayumu Gombi熊川哲也版『カルメン』が、6月1日〜5日に東京・オーチャードホールで上演される。2014年の初演以来、数多くの観客を熱狂させてきたドラマティック・バレエの傑作だ。開幕2週間前の5月18日、東京・小石川のKバレエカンパニー本拠地で、主要4キャスト全員参加による公開リハーサルが行われた。「

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2022/05/26掲載

勅使川原三郎演出のオペラ『オルフェオとエウリディーチェ』ゲネプロレポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi勅使川原三郎が演出するバロック・オペラの傑作『オルフェオとエウリディーチェ』が、5月19日、新国立劇場で開幕した。指揮は、バロック奏者・指揮者・プロデューサーとして活躍する鈴木優人。「カウンターテナーの王者」と評されるローレンス・ザッゾらの美しい歌声と、ハンブルク・バレエのアレクサンドル・リアブコら、勅使川原の信頼厚いダ

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2022/05/19掲載

「堀内充バレエコレクション」でストラヴィンスキーの『カード遊び』を復刻する堀内充に聞く

ワールドレポート/東京インタビュー=関口紘一堀内充インタビュー――「堀内充バレエコレクション」が10回目を迎えます。今回は1982年11月にお父様の堀内完先生が初演されたストラヴィンスキーのバレエ音楽『カード遊び』を復刻上演されますね。初演後、初めての上演となりますか。「胡蝶」リハーサル堀内充 初演の半年後の1983年に再演をしましたが、その後は再演の機会がなく、一時は封印していました。初演の時、

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2022/05/16掲載

小野絢子の動きと気持ちと音楽が一体となった素晴らしいシンデレラ

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『シンデレラ』フレデリック・アシュトン:振付<シンデレラ・ストーリー>という言葉を生んだシャルル・ペローの童話『シンデレラ』は、バレエの題材に適しており、しばしばバレエとして上演されてきた。近年では1944年にセルゲイ・プロコフィエフのバレエ音楽が作曲され、45年にボリショイ劇場でロスチスラフ・ザハ

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2022/05/11掲載

Noism×鼓童『鬼』記者発表ーー鬼伝説の里、新潟から世界へ向けて発信する

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki金森穣率いるりゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館の専属舞踊団 Noism Company Niigata と佐渡を拠点として活動する太鼓芸能集団 鼓童が、作曲家・原田敬子による新曲で共演を果たす。この公演は7月1日から新潟を皮切りに埼玉、京都、愛知、山形と巡回する。4月22日にりゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館にて行われた記者発表

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2022/04/28掲載

クランコ版『ロミオとジュリエット』でジュリエットを踊る足立真里亜(東京バレエ団)に開幕直前インタビュー

ワールドレポート/東京インタビュー=坂口香野東京バレエ団が4月29日より、ジョン・クランコ版『ロミオとジュリエット』を初演する。同団にとって、2010年に初演した『オネーギン』に続き2作目のクランコ作品だ。子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』、金森穣振付『かぐや姫』主演に続き、今回、ジュリエット役に挑戦する足立真里亜に聞いた。痛いほど純粋な愛。選択肢がないゆえの勇敢さ――『かぐや姫』でのみずみ

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2022/04/22掲載

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