ワールドレポート

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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Tokyo <東京>

東京の記事一覧

ボリショイ・バレエ in シネマの2021-22シーズンは、12月16日より『くるみ割り人形』の上映で始まる

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi宙空に聳える円柱の上に4頭立ての馬車をいただくボリショイ劇場を拠点として、雄大なスケールと優美なバレエの世界を描いてきたボリショイ・バレエ。その歴史と格調高い伝統を大スクリーンで見ることができるボリショイ・バレエinシネマ。2021-22シーズンのラインアップは、『くるみ割り人形』(チャイコフスキー、グリゴローヴィチ

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2021/12/01掲載

第16回〈世界バレエフェスティバル〉の有料配信が決定

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki2021年8月、コロナ禍の危機を乗り越えて開催された3年に一度のバレエの祭典、第16回〈世界バレエフェスティバル〉。海外からの参加に厳しい制約が課される中、パリ・オペラ座バレエ団をはじめ世界有数のバレエ団から選び抜かれた23人のトップダンサーが集まり、珠玉のステージを繰り広げた。いつもより規模が縮小されたとはいえ、コロナ

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2021/12/01掲載

バレエの系譜を未来へつなぐ、知的な魅力あふれる舞台――「ダンスの系譜学」安藤洋子×酒井はな×中村恩恵

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya SakaguchiDance Base Yokohama TRIAD DANCE PROJECT「ダンスの系譜学」 安藤洋子×酒井はな×中村恩恵『瀕死の白鳥』ミハイル・フォーキン原型、酒井はな:改訂 『瀕死の白鳥 その死の真相』岡田利規:演出・振付『BLACK ROOM』よりソロ イリ・キリアン:振付 『BLACK ROOM』中村恩恵:振

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2021/11/22掲載

米沢唯のオデット/オディール、福岡雄大のジークフリードが素晴らしかった、新国立劇場バレエ団のライト版『白鳥の湖』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『白鳥の湖』<新制作 > マリウス・プティパ、レフ・イワノフ、ピーター・ライト:振付、ピーター・ライト、ガリーナ・サムソワ:演出新国立劇場バレエ団は、古典作品の演出・再振付に定評のあるピーター・ライトの多くの作品の中でも最も重要な位置を占めると思われる『白鳥の湖』の上演を行った。この新制作のピーター

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2021/11/11掲載

日本の4つのバレエ団が気鋭のダンサーを起用して活力のある舞台を繰り広げた

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi SekiguchiNHKバレエの饗宴 2021 in 横浜新国立劇場バレエ団『パキータ』マリウス・プティパ:振付、牧阿佐美バレヱ団『アルルの女』ローラン・プティ:振付、東京シティ・バレエ団『Air!』ウヴェ・ショルツ:振付、谷桃子バレエ団『ジゼル』ジャン・コラーリ、ジュール・ペロー、マリウス・プティパ:原振付、谷桃子:演出毎年、国内の

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2021/11/11掲載

ローラン・プティ没後10年、牧阿佐美バレヱ団が『アルルの女』『デューク・エリントン・バレエ』を上演した

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団「ローラン・プティの夕べ」『アルルの女』『デューク・エリントン・バレエ』ローラン・プティ:振付牧阿佐美バレヱ団が20世紀の世界的振付家、ローラン・プティの没後10年にあたって「ローラン・プティの夕べ」を開催し、『アルルの女』と『デューク・エリントン・バレエ』を上演した。牧阿佐美バレヱ団とローラン・プテ

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2021/11/11掲載

『バレエ・フォー・ライフ』の最後の曲「ショー・マスト・ゴー・オン」では、観客は皆、スタンディングオベーションで応えた!

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasakiモーリス・ベジャール・バレエ団〈ミックス・プロ〉『人はいつでも夢想する』ジル・ロマン:振付、『ブレルとバルバラ』『ボレロ』モーリス・ベジャール:振付『バレエ・フォー・ライフ』モーリス・ベジャール:振付モーリス・ベジャール・バレエ団が4年振り18度目の日本公演を行った。もともとは昨年に来日の予定が新型コロナのために2度も延

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2021/11/10掲載

グランド・バレエの魅力が詰まった新作、間もなく開幕! 東京バレエ団「かぐや姫」リハーサルレポート

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi日本を代表する振付家の一人、金森穣による新作バレエ『かぐや姫』が、11月6日に開幕する。これに先立ち、10月27日に公開リハーサルと記者会見が行われた。通し稽古直前のスタジオでは、どこを見たらいいかわからないくらい様々なことが同時進行で行われていた。金森はていねいに動いてみせながらリフトのタイミングや振りのニュアンスを伝

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2021/11/01掲載

マイカ・成澤ガリムーリナ Maika Narisawa-Galimullina(モスクワ・クラシック・バレエ、ソリスト)=インタビュー

ワールドレポート/その他関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchiーー今年11月26日から全国公演を行うロシア国立モスクワ・クラシック・バレエ団は、2017年にも来日公演を行ってますね。マイカ・成澤ガリムーリンマイカ はい、私はその前の2013年の来日公演にも参加しています。今回はカンパニーとしては3回目の来日になります。ーー芸術監督はずっとナタリア・カサトキナさんですか。マイ

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2021/10/28掲載

牧阿佐美先生が10月20日、都内のご自宅で逝去された

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi舞踊家・振付家、牧阿佐美バレヱ団主宰の牧阿佐美先生が去る10月20日、都内のご自宅で永眠されました。近親の方々と団員たちにより密葬され、後日、お別れの会が開催される予定だそうです。牧 阿佐美いつも公演会場ではお見かけするのに、最近はお姿がなかったこともありましたが、活躍されている有り様が目に残っており、突然のことでし

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2021/10/25掲載

世界的振付家クリスタル・パイトとの出会いから始まったキャリア=鳴海令那×小㞍健太トークイベント

ワールドレポート/東京レポート=坂口香野 Text by Kaya Sakaguchiカナダ・バンクーバーを拠点に活動するクリスタル・パイトは、今、世界で最も注目される振付家の一人だ。パリ・オペラ座バレエ、英国ロイヤル・バレエをはじめ、各国のバレエ団に作品を提供している。8月29日、横浜・馬車道のダンスハウス、ダンスベースヨコハマ(DaBY)で、彼女のカンパニーで活躍する鳴海令那をゲストに、トーク

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2021/10/13掲載

男性ダンサーの多様なキャスティングにより様々な役作りを楽しむことができた、東京バレエ団『海賊』

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団『海賊』アンナ=マリー・ホームズ:振付(マリウス・プティパ、コンスタンチン・セルゲイエフに基づく)東京バレエ団が、2019年に初演して高い評価を得たアンナ=マリー・ホームズ版『海賊』を再演した。2年振りの公演で初演時の成果を確認し、さらに磨きをかけようと意図したのだろう。主役のメドーラ&コンラッドは、初演時は

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2021/10/11掲載

10月19日開催のワールド・バレエ・デー2021に新国立劇場バレエ団も参加決定!

ワールドレポート/その他香月 圭 text by Kei Kazuki英国ロイヤル・バレエ、ボリショイ・バレエ、オーストラリア・バレエが中心となり、世界各国のバレエ団のモーニング・クラスやリハーサル、関係者のインタビューの様子をリレー形式でつないでいくオンライン・イベント「ワールド・バレエ・デー」は2014年にスタートした。回を重ねるごとにバレエ・ファンの注目を集め、2019年には3億回再生された

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2021/10/11掲載

パリ・オペラ座バレエで活躍、二山治雄が世界的ギタリストichikaと共演!「Eclips」開幕直前 二山治雄インタビュー

ワールドレポート/東京インタビュー=坂口 香野バレエと、日本のポップミュージックとのコラボレーションは少ない。コロナ禍で活動の場が減ってしまったダンサーやミュージシャンのために、今しかできない企画を――制作サイドのそんな思いから、10月15日、一夜限りのコラボレーションが実現する。ダンスは、17歳でローザンヌ国際バレエコンクール第1位、YAGPシニアの部金賞を受賞、パリ・オペラ座バレエ団で契約ダン

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2021/10/10掲載

18歳以下限定で子どもを無料招待! モーリス・ベジャール・バレエ団日本公演『ボレロ』他、『バレエ・フォー・ライフ』の全日程

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi最近は特に、こども庁の設置など子ども対策が大きな話題となっているが、モーリス・ベジャール・バレエ団公演が18歳以下限定・子ども無料招待を募集している。これは新型コロナウイルス感染症の影響で、子どもたちが文化芸術の鑑賞や体験をする機会が失われていることから、劇場芸術の鑑賞や体験などを子どもたちに積極的に提供しようという

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2021/10/05掲載

新シーズンの開幕に上演するピーター・ライト演出『白鳥の湖』(新制作)の記者会見が開催された、新国立劇場バレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団 吉田都舞踊芸術監督、主演ダンサーたちが出席して、2021/22シーズン開幕に上演される新制作『白鳥の湖』(ピーター・ライト演出)の記者会見が、9月28日にオペラパレスのホワイエで行われた。この古典バレエの名作は、吉田都監督が2020年10月に就任第1作目として上演しようと企画していたが、新型コロナ

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2021/10/03掲載

国際バレエコンクール『オーチャード・グランプリ』(熊川哲也監修)誕生! エントリー受付中!

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei KazukiBunkamuraオーチャードホール芸術監督 熊川哲也 ©Koutarou Washizaki2022年8月、Bunkamuraオーチャードホール芸術監督 熊川哲也総合監修のもと、新たな国際バレエコンクール「オーチャード・グランプリ Asia Pacific Ballet Competition」が開催される。世界中が停滞している

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2021/10/03掲載

『アルルの女』で初役ヴィヴェットを踊る牧阿佐美バレヱ団トップダンサー、青山季可に聞く

ワールドレポート/東京<インタビュー=関口紘一――青山さんは英国ロイヤル・バレエのホワイトロッジからハンブルク・バレエのバレエスクールへ進まれました。これはどうしてですか。© Dance Cube青山 私は、ハンブルク・バレエ団の来日公演「幻想〜『白鳥の湖』のように」に子役で出演させていただきました。このバレエが本当に好きだったので、ハンブルクに行きました。とてもしっかりとしたバレエスクール

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2021/09/25掲載

危機の中にこそある凄惨な美しさ <勅使川原版「羅生門」>

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchi勅使川原三郎版『羅生門』勅使川原三郎:構成・演出・振付、芥川龍之介『羅生門』より勅使川原三郎 構成・演出・振付・照明・美術・音楽構成の新作ダンス『羅生門』が、8月6日〜8日、東京芸術劇場プレイハウスで上演された。出演は勅使川原三郎、佐東利穂子、そしてハンブルク・バレエ団のプリンシパル、アレクサンドル・リアブコ。芥川竜之介

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2021/09/13掲載

〈第16回 世界バレエフェスティバル〉が海外から23名ものスターダンサーを招いて開催され大きな喝采を浴びた

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki〈第16回 世界バレエフェスティバル〉Aプログラム『ゼンツァーノの花祭り』オーギュト・ブルノンヴィル:振付、オニール 八菜、マチアス・エイマン:出演ほか3年に一度のバレエの祭典、〈第16回 世界バレエフェスティバル〉が東京で開催された。新型コロナの感染拡大による緊急事態宣言が発令される中、1年遅れの東京五輪が閉幕し、パラ

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2021/09/10掲載

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