第11回ジャクソン国際バレエコンクール一次予選結果-日本人参加者11名が通過!
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香月 圭 text by Kei Kazuki
ヴァルナ、モスクワと並ぶ三大バレエコンクールの一つといわれるジャクソン国際バレエコンクールの第11回目が2018年6月10日から、ミシシッピー州ジャクソンで開催されている。17カ国92名が6月11〜14日の一次審査(クラシック)に臨んだ。第一次予選を通過したのは以下の44名だった。
シニア男子(19〜28歳)4名、シニア女子4名、ジュニア男子(14〜18歳)2名、ジュニア女子1名、計11名もの日本人参加者が二次審査へ進出し、その割合は一次予選通過者全体の4分の1。その他、2016年第7回ワガノワ国際バレエコンクール(ワガノワ・プリ)でシニア男女ペア優勝した韓国のイ・スビンとイ・サンミンも二次審査に駒を進めている。
審査委員長のジョン・ミーハンによると、今大会は「これまで審査に参加してきた数々のコンクールのなかで屈指のレベルの高さ」だという。
6月16,17日の二次予選(準決勝)ではコンテンポラリー作品の審査となる。決勝の第三次審査は6月19〜21日に行われ、22日の受賞ガラはメダリストおよび他の受賞者たちが、各ダンサーについて審査員の評価が高かった演目を披露する予定となっている。 2週間に及ぶコンクールの締めくくりは6月23日メダリストたちによるアンコール・ガラとなる。
前回2014年の第10回大会では、イングリッシュ・ナショナル・バレエの加瀬栞が金賞、ワシントン・バレエの宮崎たま子が銀賞を受賞したが、今回も日本人の快挙なるか注目される。
◆第11回ジャクソン国際バレエコンクール一次予選結果
◇シニア男子Senior Males (19〜28歳)
Jorge Barani (Cuba)
Jorge Boza Cáceres (USA)
Albjon Gjorllaku (Great Britain)
林 高弘 Takahiro Hayashi (Japan)
上中 佑樹 Yuki Kaminaka (Japan)
北爪 弘文 Hirofumi Kitazume (Japan)
イ・サンミン Sangmin Lee (Republic of Korea)
宗像 亮 Ryo Munakata (USA)
David Schrenk (USA)
Keynald Vergara Soto (Cuba)
Sicong Wu (China)
◇シニア女子Senior Females(19〜28歳)
Veronica Atienza (Philippines)
Katherine Barkman (USA)
畑戸 利江子 Rieko Hatato (Japan)
石橋 沙也果 Sayaka Ishibashi (Japan)
Shin Jungyoon (Republic of Korea)
イ・スビン Subin Lee (Republic of Korea)
望月 理沙 Risa Mochizuki (Japan)
おが ちさこChisako Oga (USA)
Yunting Qui (China)
◇ジュニア男子Junior Males(14〜18歳)
Diego Altamirano (USA)
Dulgunn Battsengel (Mongolia)
清沢 飛雄馬 Hyuma Kiyosawa (Japan)
Joseph Markey (USA)
Razmik Marukyan (Armenia)
Harold Mendez (USA)
Isaac Mueller (USA)
Stephen Myers (USA)
徳山 琉一 Tokuyama Rui (Japan)
◇ジュニア女子Junior Females(14〜18歳)
Elizabeth Beyer (USA)
Nicole Klaudine Barroso (Philippines)
Vanessa Childress (USA)
Cassidy Daves (USA)
Carolyne Galvao (Brazil)
木村 楓音 Kanon Kimura (Japan)
Mya Kresnyak (Canada)
Liliana Lizalde (USA)
Jolie Rose Lombardo (USA)
Alexandra Manuel (USA)
Julia Rust (USA)
Rheya Shano (USA)
Avery Underwood (USA)
Tia Wenkman (USA)
Park Yujin (Republic of Korea)