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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Paris <パリ>

パリの記事一覧

パリエロ、ジルベール、ガニオ、ブザールが競演、プルミエ昇級のマルクも加わった『オネーギン』の華麗な舞台

Ballet de l'Opera national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"Onéguine" John CRANKO 『オネーギン』 ジョン・クランコ:振付2009年に引退したマニュエル・ルグリの要望でオペラ座バレエ団のレパートリーに入ったジョン・クランコ振付の『オネーギン』が2月10日から3月7日まで上演された。 2009年にはルグリの引退公演で、マチアス・エイマンとイザベ

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2018/03/12掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:ヴァランティーヌ・コラサンテ

Valentine Colasante ヴァランティーヌ・コラサンテ(エトワール)1月5日、怪我で降板したアマンディーヌ・アルビッソンに代わって、一公演だけ『ドン・キホーテ』のキトリ役を踊ることになったヴァランティーヌ。文句のつけようのない舞台を務め、その晩エトワールに任命された。感極まった声で任命を発表した芸術監督オーレリー・デュポン。その彼女に駆け寄ったヴァランティーヌがしっかりと抱き上げられ

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2018/02/13掲載

身体能力の優れたダンサーたちと工夫を凝らした照明や小道具により華麗なエンターティンメントを展開したモミックス

"Viva Momix Forever" Moses PENDLETON「ヴィヴァ・モミックス・フォーエヴァー」 モーゼス・ペンドルトン:振付クリスマスから正月明けまでのパリではアメリカのダンス・グループ、モミックスがシャンゼリゼ歌劇場で公演を行った。 「ヴィヴァ・モミックス・フォーエヴァー」と銘打たれたスペクタクルは1980年に創設されたモミックスによる数多い作品のハイライトを並べたもの。前半に

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2018/02/13掲載

【ニュース】パリ・オペラ座創立350周年となる2018・19年シーズンのプログラムがガルニエ宮の特別夜会で発表

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi Sanko1月29日の夜、ガルニエ宮で定期会員、若者会員、メディア関係者を対象に開かれた特別夜会でパリ・オペラ座創立350周年となる2018 -19年プログラムが発表された。冒頭で挨拶するリスナー総監督(C) Opéra national de Paris/ E Bauer 冒頭舞台に登場したステファン・リスナー総監督は創立350周年

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2018/02/09掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:ジェルマン・ルーヴェ

Germain Louvet ジェルマン・ルーヴェ(エトワール)1月11日から13日まで、東急シアターオーブで開催される「ル・グラン・ガラ」に参加するジェルマン・ルーヴェ。世界初演となるジョルジオ・マンチーニの創作『ヴィーゼンドンク歌曲集』を、オペラ座内の親しい仲間であるユーゴ・マルシャン、オニール 八菜と3人で踊る。2016年12月28日、オペラ・バスチーユで『白鳥の湖』を踊り、エトワールに任命

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2018/01/10掲載

「今シーズンひとつ見るならこの作品」とデュポン監督が推奨した、アレクサンダー・エクマン振付『プレイ』

Ballet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団" Play" Alexander Ekman 『プレイ』アレクサンダー・エクマン:振付 (世界初演)師走に入ったガルニエ宮でスウェーデンの振付家アレクサンダー・エクマン(33歳)の新作『プレイ』が上演された。エクマンはスウェーデン王立バレエ団、ネーザーランド・ダンス・シアターII とクルべリー・バレエで

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2018/01/10掲載

ウルド=ブラームとパケット、パリエロとエイマンが闊達に踊り、ジルベール、オニールなどが舞台を彩った『ドン・キホーテ』

Ballet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団" Don Quichotte" Rudolf NOUREEV 『ドン・キホーテ』ルドルフ・ヌレエフ:振付ガルニエ宮でアレクサンダー・エクマン振付『プレイ』が上演されている間、バスチーユ・オペラでは『ドン・キホーテ』がクラシック・バレエのファンを集めた。12月11日のプルミエから1月6日の最終公演までの1

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2018/01/10掲載

ヴァランティーヌ・コラサントが代役でヌレエフ版『ドン・キホーテ』のキトリを踊ってエトワールに任命された

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi Sanko1月5日のパリ・オペラ座バレエ団の『ドン・キホーテ』公演は、当初、ヒロインのキトリにアマンディーヌ・アルビッソンが予定されていたが、年が明けてから怪我したために、急遽降板した。代役のうちの一人に選ばれていたヴァランティーヌ・コラサントが二日前になって起用され、終演後エトワールに任命された。この公演は、来年引退する41歳のベテ

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2018/01/08掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:マチュー・ガニオ

Mathieu Ganio  マチュー・ガニオ(エトワール)12月25日と28日にオペラ・バスチーユで『ドン・キホーテ』をゲストのイザベラ・ボイルストン(ABT)と踊るマチュー・ガニオ。来年1月の上旬には、東京の東急シアターオーブにて開催される「ル・グラン・ガラ 2018」で『トリスタンとイゾルデ』を日本で初めて踊るため、久々に来日する。オペラ座で勅使川原三郎の創作『Grand Miroir』に参

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2017/12/15掲載

エサ=ペカ・サロネンの指揮によりバランシン『アゴン』、勅使川原三郎『大きな鏡』、ピナ・バウシュ『春の祭典』が上演された

Ballet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"Agon"  George BALANCHINE "Grand Miroir " Saburo TESHIGAWARA " Le Sacre du Printemps" Pina BAUSCH 『アゴン』ジョージ・バランシン:振付、『大きな鏡』勅使川原三郎:振付、『春の祭典』 ピナ・バウシュ:振付10月

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2017/12/11掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:ユーゴ・マルシャン

Hugo Marchand ユーゴ・マルシャン(エトワール)彼が前回このインタビューに登場したのは、今から2年半前のこと。スジェの時代だった。その後、順調にオペラ座のピラミッドを登ってゆき、今年3月、『ラ・シルフィード』の来日公演の際に彼はエトワールに任命された。日本生まれの初のエトワールだ。23歳の若く頼もしいダンサーは、今、フランスのメディアからも多いに注目を浴びている。新シーズン2017〜1

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2017/11/10掲載

アリュを始めとするパリ・オペラ座のダンサー5人が、「枠」から「外」れたユーモア溢れるパフォーマンスを披露した

3e Etage  Théâtre Antoine アントワーヌ劇場"Hors Cadre(枠外)" François ALU、Samuel MUREZ フランソワ・アリュ、サミエル・ミュレーズ:振付 他2014年12月11日にフランスの有力日刊紙『フィガロ』は「パリ・オペラ座バレエ団の8人のホープ」と題したバレエ評論家アリアーヌ・バヴリエの記事を掲載した。将来のエトワール候補としてフランソワ・ア

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2017/11/10掲載

稀有のダンサー、ニジンスキーの生々しい内面を身体によって表現したダンサーたちの渾身の演技が素晴らしかった『ニジンスキー』

Ballet National de Canada カナダ国立バレエ団Théâtre des Champs-Elysées Tacnsceen Danses シャンゼリゼ歌劇場 トランサンダンス・シリーズ " Nijinsky" John NEUMEIER 『ニジンスキー』ジョン・ノイマイヤー:振付シャンゼリゼ歌劇場で毎年開催されている「トランサンダンス」シリーズがカナダ国立バレエ団のジョン・ノイ

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2017/11/10掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:ジュリエット・イレール

Juliette Hilaire ジュリエット・イレール(コリフェ)前シーズンの最終公演となったアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルの『ドラミング・ライヴ』で、1時間近く舞台上で踊り続けるエネルギッシュな姿で観客に強い印象を残したジュリエット。9月21日に開催されたオペラ座の2017〜18年シーズン開幕ガラでは、シディ・ラルビ・シェルカウイの『フォーン』に配役された。マルク・モローとともに床を這わ

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2017/10/10掲載

オペラ座が『ジュエルズ』で開幕、プジョルのアデュー公演、ガニオ、ジルベール、ウルド=ブラーム、アバニャート、オニール 他が華やかに踊った

Ballet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"Joyaux" George BALANCHINE 『ジョワイヨー』(ジュエルズ)ジョージ・バランシン:振付パリ・オペラ座バレエ団の新シーズンがバランシン振付の『ジョワイヨー(ジュエルズ)』で始まった。1967年4月13日にニューヨーク・シティ・バレエ団がニューヨーク・ステート・シアターで初演した。フラ

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2017/10/10掲載

ダンスに対するあふれんばかりの想いが伝わってきた、キューバ国立バレエ団『ジゼル』

Ballet national de Cuba キューバ国立バレエ団"Giselle" Alicia ALONSO 『ジゼル』アリシア・アロンソ:振付フィルハーモニー・ド・パリ開場までパリのクラシック音楽の殿堂だったサル・プレイエルで、7月6日から20日までキューバ国立バレエ団が引越し公演を行った。 同バレエ団を率いるアリシア・アロンソはまずダンサーとして、それから振付家として『ジゼル』の再生に力

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2017/09/11掲載

若手ダンサーたちが汗を飛び散らせながら音楽から横溢するエネルギーと一体になって踊った

Ballet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"Drumming Live" Anne-Teresa De KEERSMAEKER 『ドラミング・ライブ』アンヌ=テレサ・ドゥ・ケースマイケル:振付昨シーズンの最後は当初バンジャマン・ミルピエとフィリップ・パレーノが共同して振付ける新作の世界初演が予定されていたが、ミルピエ前バレエ監督が退任した結果キ

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2017/09/11掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:セバスチャン・ベルトー

Sébastien Bertaud セバスチャン・ベルトー(スジェ)6月中旬にオペラ・ガルニエで公演のあった『ベルトー、ヴァラストロ、ブーシェ、ポール』で、振付けアカデミーの4名のダンサー・コレグラファーの一人として作品を発表したセバスチャン。ファッション界で注目を浴びているバルマンのオリヴィエ・ルスタンが衣装デザインをしたこともあり、彼の作品『ルネッサンス』は大きな話題を呼んだ。この公演では、シ

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2017/08/10掲載

詩情をたたえた儚さと消え入るような佇まいを表したウルド=ブラームのシルフィード

Ballet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"La Sylphide " Pierre LACOTTE Adaptation et chorégraphie  d'après Philippe Taglioni 『ラ・シルフィード』ピエール・ラコット:改訂振付 (フィリッポ・タリオーニに基づく)パリ・オペラ座バレエの2016・2017年シーズンの最

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2017/08/10掲載

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