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パリ・オペラ座バレエ団コール・ド・バレエ昇級コンクール

ワールドレポート/パリ

大村 真理子(在パリ・フリーエディター) Text by Mariko OMURA

前回のコール・ド・バレエ昇級コンクールは開催時期が通常より遅れて、3月に開催された。今回は例年と同じ時期に戻り、11月9日(男性)、10日(女性)にオペラ・ガルニエで開催された。苗字の頭文字が、アルファベットのEからのスタート。今回のコンクールの昇級決定者は、2019年1月1日から新しい階級に上がる。
以下に各クラスの6位までの席次と昇級者、およびその自由曲を紹介しよう。

男性カドリーユ(コリフェ空席2 / 参加者12名):
課題曲『パキータ』(ピエール・ラコット)、グラン・パよりリュシアン・デルヴィリィのヴァリエーション

1 レオ・ドゥ・ブースロル(昇級)
自由曲『ラ・シルフィード』(ピエール・ラコット)第二幕よりジェームスの第一ヴァリエーション
2 アンドレア・サーリ(昇級)
自由曲 『ドニゼッティ』(マニュエル・ルグリ)パ・ド・ドゥ
3 シュン・ウィン・ラム
4 ミロ・アヴェック
(残り2名は該当者なし)

1レオ・ドゥ・ブースロールLéo de Busserolles - Photo Sébastien Mathé -0178.jpeg

レオ・ドゥ・ブースロール
© Sébastien Mathé/ Opéra national de Paris

2アンドレア・サーリAndrea Sarri - Photo Sébastien Mathé - ONP-0192.jpeg

アンドレア・サーリ
© Sébastien Mathé/ Opéra national de Paris

前回のコンクールでは女性コリフェの課題曲がピエール・ラコットの『パキータ』のグラン・パで大勢が泣かされたが、今回は男性カドリーユが泣く番となった。その中で健闘したのが1位、2位で上がったレオとアンドレア、そして3位のシュンである。さらに発表順位内には入れなかったが、外部からの入団試験で今年カンパニーに加わったばかりのニコラウス・チュドランも、ラコットの振付を伸びやかに踊ったのが印象的だった。自由曲の『ナポリ』では空間を余すことなく使って踊り、存在感も充分に発揮していた。彼は2012年のローザンヌ国際バレエコンクールの入賞者で、オペラ座バレエ団の前はライプチヒ・バレエ団で踊っていたそうだ。経験のある新人といっていいだろう。クラシック作品での活躍が見てみたいこの若者の、次回のコンクールに期待しよう。

2位のアンドレアはとりわけ複雑で細かいステップが盛り込まれたルグリ振付の『ドニゼッティ』を、難なく軽快にこなし、見る者の目に快適な出来だった。DVD化されたので、彼の『プレイ』での大活躍を知る人も多いだろう。コンテンポラリー作品に配されることが多い彼だが、クラシック・バレエが大好きだという。ガラで『ドニゼッティ』を踊りこんでいるのだろうか、音楽と一体となり見事なテクニシャンぶりを発揮した。

1位で昇級を決めたレオは2016年の入団で、今回が2回目のコンクール。前回は自由曲に『白鳥の湖』からジークフリードのスロー・ヴァリエーションが美しかったが、課題曲で安定を欠いていたのが災いしたのか6位内にも入れなかった。それが今回は1位で昇級。自由曲の『ラ・シルフィード』のヴァリエーションでは、手足の先まで気を配りエレガントなジェームスであった。彼にはどことなく"悪ガキ"といった雰囲気があり、今後どのように配役されてゆくのか興味深い。

男性コリフェ(スジェ空席2 / 参加者9名):
課題曲『眠れる森の美女』(ルドルフ・ヌレエフ)より、第三幕宝石のパ・ド・サンクのヴァリアション

1 アクセル・マリアーノ(昇級)
自由曲 『白鳥の湖』(ルドルフ・ヌレエフ)第一幕、ジークフリードのスロー・ヴァリエーション
2 アントワーヌ・キルシェール(昇級)
自由曲『ダンシーズ・アット・ザ・ギャザリング』(ジェローム・ロビンズ)ブラウン・ボーイの第一ヴァリエーション
3 トマ・ドキール
4 シモン・ル・ボルニュ
5 フロラン・メラック
6 アレクサンドル・ガス

3アクセル・マリアーノAxel Magliano -Photo Sébastien Mathé - ONP-0361.jpeg

アクセル・マリアーノ
© Sébastien Mathé/ Opéra national de Paris

4アントワーヌ・キルシェールAntoine Kirscher - Photo Sébastien Mathé - ONP-0237.jpeg

アントワーヌ・キルシェール
© Sébastien Mathé/ Opéra national de Paris

前回のコンクールでコリフェに上がったアクセルが、今回も続けての昇級である。課題曲では舞台に登場したときから、存在感を発揮し、踊り出しの何十秒かで "昇級するのは彼!" と思わせる説得力があった。後半では回転後少し乱れがあったが、自由曲の『白鳥の湖』はそれを補うに十分な出来。落ち着きのあるスロー・ヴァリエーションだった。

アントワーヌは彼が1位でも昇級しても誰も文句をいわないだろうというほど、課題曲も自由曲も素晴らしいパフォーマンスを見せた。課題曲の軽やかさ、ソー、バロンもさることながら、自由曲の『ダンシーズ・アット・ザ・ギャザリング』が終わったときには、まるで公演本番を見たかのような充実感が得られた。この作品の稽古に際して、彼はマチュー・ガニオの踊るビデオを繰り返し参考にしたそうだ。アントワーヌは振付だけでなく、マチューが彼だけのブラウン・ボーイをいかに作り上げたのかも、ビデオから学んだようだ。内側から出てくる思いをこめ、アントワーヌだけしか踊れない自身のブラウン・ボーイをみつけ、芸術面での成長も審査員に示して見せた。今シーズン開幕作品の『デカダンス』では華奢な体ながら、驚くほどパワーを感じさせた彼。クラシック作品、ネオ・クラシック作品でも彼のこれからの舞台を楽しみにしたい。

3位のトマ・ドキールは課題曲、自由曲ともに指先、つま先まで気を配り、安定したパフォーマンス。前回に比べ大きな成長が見られ、空席が3席なかったのが本当に残念だ。4位のシモン・ル・ボルニュはコンテンポラリー系で活躍するダンサーである。自由曲にはコンテンポラリー作品を選ぶかと思いきや、『ラ・バヤデール』から第二幕のソロルのヴァリエーションを選んだ。テクニック的にも申し分なく、クラシック作品の中から自分に似合うものをうまく見つけたという賢さがオペラ座の上層部にも伝わったことだろう。

男性 スジェ(プルミエの空席1 / 参加者7名):
課題曲『ライモンダ』(ルドルフ・ヌレエフ)第三幕 ジャン・ド・ブリエンヌのヴァリエーション

1 マルク・モロー(昇級)
自由曲『マンフレッド』(ルドルフ・ヌレエフ)
2 フランチェスコ・ムーラ
3 パブロ・ルガザ
4 フロリモン・ロリユゥ
5 ダニエル・ストークス
6 ヤン・シャイユー

5マルク MOREAU M_D4D_3136.jpeg

マルク・モロー
photo Julien Benhamou/Opéra national de Paris

5マルク・モローMarc Moreau - Photo Sébastien Mathé - ONP 0496_.jpeg

マルク・モロー
© Sébastien Mathé/ Opéra national de Paris

年長1名、中堅4名、若手2名といった7名によるスジェのコンクール。入団以来快進撃を続けているフランチェスコとパブロという若者を差し押さえ、中堅組のマルク・モローが1席を勝ち得た。課題曲においてはフランチェスコがあらゆる技をやすやすとこなし、かつ力強い回転をみせ、大いなるテクニシャンぶりを発揮した。自由曲には『泉〜ラ・スルス』から第二幕のジェミルのヴァリエーションを彼は選んだ。これは短い中にテクニック満載のヴァリエーション。1つ1つステップを決める度に、会場で見ている他のダンサーたちがため息をつくのが聞こえてくるほどの出来栄えなのだが、プルミエ・ダンスールへのコンクールで見せるべき芸術面がもりこめる選択ではなかったのが災いしたのだろう。今年ヴァルナ国際バレエコンクールの銅メダル、さらにカルポー賞受賞に恵まれ、下馬評が高かった彼だが、今年の昇級は叶わなかった。パブロは自由曲の『ラ・シルフィード』のジェームスのヴァリエーションをとても綺麗に踊り、3位に。
マルクは課題曲の出来もさることながら、自由曲に選んだ『マンフレッド』が昇級の決め手となった。プルミエ・ダンスールに求められる芸術性を存分に発揮。マチアス・エイマンの見事なパフォーマンスが大勢の記憶に残る『マンフレッド』だが、この作品を自由曲に果敢にも選んだことからもマルクのコンクールにかける意気込みが感じられた。ルグリの「スーパー•レッスン」で日本のバレエファンの前に彼がおめみえしてから、早12年。オペラ座では常に配役に恵まれ、ソリストとしての活躍も少なくなかった彼だ。これでやっとタイトルが追いついたということだろう。
次回のコンクールでは今回不参加だったファビアン・レヴィヨン、アクセル・イボ、ジェレミー=ルー・ケール、ヤニック・ビタンクールにもぜひ参加して欲しいものだ。

女性カドリーユ(コリフェの空席2 / 参加者16名):
課題曲『パキータ』(オレグ・ヴィノグラードフ)、グラン・パより第二ヴァリエーション

1 ヴィクトワール・アンクティル(昇級)
自由曲 『ドン・キホーテ』(ルドルフ・ヌレエフ)より第三幕、キトリのヴァリエーション
2 ナイス・デュボスク(昇級)
自由曲『グラン・パ・クラシック』(ヴィクトール・グゾフスキー)
3 ブルーアン・バティストーニ
4 セイホー・ユン
5 カミーユ・ドゥ・ベラフォン
6 セリア・ドゥロイ

6ヴィクトワール・アンクティルVictoire Anquetil Photo Sébastien Mathé - ONP -0838.jpeg

ヴィクトワール・アンクティル
© Sébastien Mathé/ Opéra national de Paris

7ナイス・デュボスクNaïs Duboscq - Photo Sébastien Mathé - ONP -0883.jpeg

ナイス・デュボスク
© Sébastien Mathé/ Opéra national de Paris

女性のカドリーユは16名という参加者最多数のコンクールとなった。もっとも男性カドリーユ同様に、不参加者は10名以上と少なくない。難易度が高い課題曲で、スローながらその中にみせるべきテクニックが満載されているもの。ほぼ全員が苦戦といった結果だった。

1位のヴィクトワールは前回3月のコンクールでは6位にも入っていなかった。8か月の間の成長ぶりがなんとも頼もしい。自由曲の課題曲では優美な腕とつま先が印象的で、昇級を確信させる出来栄えだった。強い個性を感じさせるタイプではないけれど、エレガンスという点ではオペラ座の舞台で踊るのにふさわしいダンサーといえる。
2位で昇級したナイスは、2017年の入団である。その数ヶ月後にカドリーユながら『オネーギン』でオルガ役に抜擢されていることからもわかるように、オペラ座の上層部の期待を大きく担ったダンサーである。もっとも3月のコンクールではコリフェ2席のところ彼女は3位だったために上がれず。今回は格別な出来ではないにしても、課題曲も自由曲もそつなくこなして昇級。これで彼女も肩の荷を下ろせたことだろう。どこか儚げな雰囲気がある彼女が、経験を積んで今後どのように成長してゆくのか。オペラ座が彼女にどのような配役をするかに注意していると、見えてくるだろう。
3位となったブルーアンは2017年の入団。姿形も美しく、また強いキャラクターの持ち主といった印象だ。課題曲では一瞬危うところもあったがしっかりとこなし、また自由曲の『シルヴィア』では、きりっとした個性を満開させた。いろいろなタイプの役をうまく演じる可能性を秘めているようなので、次回のコンクールでの昇級を待とう。

女性コリフェ(スジェの空席1 / 参加者9名):
課題曲『白鳥の湖』(ヴラジーミル・ブルメイステル) 第一幕パ・ド・カトルより第一ヴァリエーション

1 ビアンカ・スクダモール(昇級)
自由曲『フォー・シーズンズ』(ジェローム・ロビンズ)より、春のヴァリエーション

8ビアンカ・スクダモールBianca Scudamore - Photo Sébastien Mathé - ONP -1011.jpeg

ビアンカ・スクダモール
© ébastien Mathé/ Opéra national de Paris

以下該当者なし

空席1つ。会場でコンクールを見ている団員たちからもビアンカの名前が漏れ聞こえるように、開始前から結果が見えているようなコンクールだった。学校公演の際にすでに将来の活躍を感じさせる頼もしい舞台を見せた彼女。2017年9月の入団後に初参加した3月のコンクールでコリフェに昇級し、とんとん拍子で上がっている。大変優れた技巧の持ち主であることは知られているが、このコンクールではテクニックだけではなく芸術面でも優れていることを見せられる『フォー・シーズンズ』を課題曲に選んだ。賢い戦略である。来年のプルミエール・ダンスーズへの昇級をかけたコンクールまで、若い彼女がどのように人間的に成長するかが次の鍵を握っているのだろう。
自由曲で『ダンシーズ・アット・ザ・ギャザリング』を自信と余裕で踊ったジェニファー・ヴィゾッキ、『ワルプルギスの夜』をしっかりとしたテクニックの持ち主であることを再確認させたキャロリーヌ・オスモン、そして『ラ・バヤデール』で上半身と腕の美しい仕事を見せたカミーユ・ボン。次回のコンクールでは、今回上がったヴィクトワールとナイスがこのクラスに加わることになるが、ビアンカほどの強敵とは思えず。次回のコンクールでの、この3名の健闘を祈りたい。

女性スジェ(プルミエールの空席2 / 参加者13名):
課題曲『くるみ割り人形』(ジョン・ノイマイヤー)、第二幕よりルイーズのヴァリエーション

1 マリオン・バルボー(昇級)
自由曲『眠れる森の美女』(ロゼラ・ハイタワー)より、第二幕のオーロラのヴィジョンのヴァリエーション
2 エロイーズ・ブルドン(昇級)
自由曲『アザー・ダンシーズ』(ジェローム・ロビンズ)より、第二ヴァリエーション
3 シルヴィア・サン・マルタン
4 イダ・ヴィキンコスキー
5 ロクサーヌ・ストヤノフ
6 マリーヌ・ガニオ

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マリオン・バルボー
hoto Julien Benhamou/Opéra national de Paris

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エロイーズ・ブルドン
photo Julien Benhamou/Opéra national de Paris

マリオンMario Barbeau - Photo Sébastien Mathé - ONP- 1118.jpeg

マリオン・バルボー
© Sébastien Mathé/ Opéra national de Paris

エロイーズHéloïse Bourdon - Photo Sébastien Mathé - ONP-1261.jpeg

エロイーズ・ブルドン
© Sébastien Mathé/ Opéra national de Paris

3月のコンクールでプルミエール・ダンスーズの1席に該当者がなかったため、今回の空席は2席。13名による熾烈な争いで、このクラスの層の厚さが確認できる、男子スジェに比べて実に見応えのあるコンクールだった。今年サバティカルをとっているエレオノール・ゲリノーが参加していたら、なおさらのものだったろう。
1位で昇級を決めたマリオンは、課題曲ではしっかりとした技術を見せ、表情に欠けていたものの舞台空間を満たす存在感があった。自由曲は短いものだったが、フェテを含めパーフェクトにこなして、プルミエール・ダンスーズへの準備ができていることを示した。彼女は2008年に17歳で入団し、2013年にコリフェ、2016年にスジェに昇級。この間に、バンジャマン・ミルピエの『Clear, Loud, Bright, Froward』、ヒロイン役でシェルカウイ/ピタ/ロックの『イオランタ/くるみ割り人形』、アレクサンダー・エクマンの『Play』などの創作に参加した。クラシック作品では、『ラ・バヤデール』のガムゼッティ、『オネーギン』のオルガに配役されている。
2位で昇級したエロイーズ・ブルドンは、マリオンより1年先、2007年に16歳で入団し、2008年にコリフェ、2009年にスジェと上がり、そこから今日まで9年という長い歳月が流れた。もっともこの間、『ラ・バヤデール』のニキヤとガムゼッティ、『くるみ割り人形』のクララ、『白鳥の湖』のオディール/オディールと、エトワールと並んで主役を踊る機会に恵まれている。これまでのコンクールでは課題曲、自由曲のどちらかで失点をしていた彼女だが、今回のコンクールでは2つの作品でダンサーとしての成熟ぶりを発揮。とりわけ自由曲の『アザー・ダンシーズ』は貫禄すら感じさせた。オペラ座の上層部は、''機は熟した''と感じたのだろう。彼女にとって、ファンにとっては ''やっと'' のプルミエール・ダンスーズ昇級である。
ロクサーヌ・ストヤノフは安定した課題曲の出来で、自由曲の『白の組曲』では力強さを発揮。マリーヌ・ガニオは課題曲では表現力を、自由曲の『ドン・キホーテ』のキトリの第一ヴァリエーションでは細部に配慮を行き届かせつつ溌剌とした踊りを見せた。
次回のコンクールは今回の充実の顔ぶれに、エレオノール・ゲリノーとビアンカが加わることになる。プルミエール・ダンスーズの空席数次第だが、またも見応えのあるコンクールを展開してくれることだろう。


最後に審査員を以下に。前回同様、バレエ団員の審査員は抽選によって選ばれた5名。彼らはコンクールに参加せず、参加者の指導に関わらないのが条件となっている。

審査員

ステファン・リスネール/パリ・オペラ座総裁
オレリー・デュポン/パリ・オペラ座バレエ団芸術監督
クロティルド・ヴァイエ/パリ・オペラ座バレエ団バレエ・マスター
クロード・ベッシー/1973〜2004年のバレエ学校長、エトワール
カール・バーネット/ケネス・マクミラン作品のバレエ・マスター
ヴァランティーヌ・コラサント/パリ・オペラ座バレエ団エトワール
アリス・ルナヴァン/パリ・オペラ座バレエ団エトワール
アルチュス・ラヴォー/パリ・オペラ座バレエ団プルミエ・ダンスール
マチュー・ボト/パリ・オペラ座バレエ団コリフェ
ソフィー・ペルソン/パリ・オペラ座バレエ団カドリーユ

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