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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Osaka and Nagoya <大阪・名古屋>

大阪・名古屋の記事一覧

日本初演の『竹取物語』そして『騎兵隊の休息』『ボレロ』──法村友井バレエ団のトリプルビル

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna法村友井バレエ団『騎兵隊の休息』ユーリー・ペトゥホフ:振付、マリウスプティパ:原振付、『竹取物語』法村牧緒・宮本東代子:振付、『ボレロ』法村牧緒:振付2003年に法村友井バレエ団がロシア3都市(サンクトペテルブルグ、プスコフ、ノブゴロド)で公演し大好評を得た時と同じ3演目の公演。そのロシア公演ではスタンディング

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2023/06/12掲載

地主薫バレエ団、橋本幸代バレエスクールによる解説付『眠れる森の美女』、いばらきバレエへの誘いVol.1

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzunaいばらきバレエへの誘いVol.1『眠れる森の美女』地主薫:振付『眠れる森の美女』オーロラ姫:奥野亜衣、デジレ王子:宗近匠 撮影:尾鼻文雄(OfficeObana)大阪府茨木市の茨木クリエイトセンターで「はじめてバレエを観る方でも、気軽に楽しんでいただけるような解説付きのバレエ公演を」とご相談いただいたことから実

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2023/06/12掲載

「SWAN SONG 新たな羽ばたき」について、元ノルウェー国立バレエ団プリンシパルの西野麻衣子にインタビュー

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna2016年に日本でも公開されたドキュメンタリー映画『Maiko ふたたびの白鳥』で話題になったノルウェー国立バレエ団の元プリンシパル、西野麻衣子。彼女は20年以上の在籍を経て2021年に引退した。コロナ禍前、彼女の引退に合わせてノルウェー国立バレエ団のダンサーたちとともに踊る日本公演が企画されていたが、コロナの

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2023/06/12掲載

ウィットに富んだ一柳麗作品の数々に松浦景子も出演した

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko SuzunaREI*ISM第4回公演「Catch Me If You Can 4」一柳麗:振付最近、さまざまなコンサートで観て、そのセンスが気になっていた一柳麗の振付作品を中心に、クラシックのグラン・パ・ド・ドゥも踊られた舞台。関西を中心に活躍するダンサーたちが所属を超えて出演し、バレリーナ芸人・松浦景子もコミカルな役柄の

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2023/05/10掲載

オデッサ・バレエから避難したダンサーたちがウクライナの現状と重ねた『ラ・ペリ』を上演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna『ラ・ペリ』ユリヤ・コズロヴァ:振付ウクライナのオデッサ歌劇場出身で、2004年に来日、現在神戸で活躍するユリヤ・コズロヴァ。戦禍のウクライナから、彼女の元に避難してきたダンサーを中心に上演された『ラ・ペリ』だ。男性主役である皇帝イスカンダルを芦屋大学バレエコースの深見瑛斗が踊るなど、芦屋大学バレエコースの卒業

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2023/05/10掲載

泉ポール&下森瑞の振付によるオリジナルの『カルミナ・ブラーナ』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna泉・下森バレエ団「iSバレエ・フェスティバル」『カルミナ・ブラーナ』泉ポール、下森瑞:振付『run through』小泉杏(振付:酒井亜衣良)撮影:古都栄二(テス大阪)第1部がバレエ・コンサート、第2部が泉ポール&下森瑞振付、このバレエ団オリジナルの『カルミナ・ブラーナ』という構成。まず、第1部のバレエ・コンサ

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2023/05/10掲載

第36回こうべ全国洋舞コンクール速報

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko SuzunaGW恒例の「こうべ全国洋舞コンクール」。コロナ禍で2年開催出来なかったが、昨年、3年ぶりに再開、続いての今回となった。関西でもっとも歴史があるとともに、このコンクールを経て世界的なバレエ団のプリンシパルになるなど目覚ましい活躍をしているダンサーも数多いレベルの高いコンクール。ちなみに、このコンクールには「特に優

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2023/05/09掲載

貞松・浜田バレエ団がオハッド・ナハリン振付を日本初演──「創作リサイタル34」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna貞松・浜田バレエ団「創作リサイタル34」『Kamuyot』オハッド・ナハリン:振付文化庁芸術祭大賞を受賞した『DANCE』、武藤天華が同新人賞を受賞した『BLACK MILK』といったオハッド・ナハリン作品を上演してきた貞松・浜田バレエ団。今回、ナハリンの本拠地イスラエルで、学校公演としてよく上演されているとい

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2023/04/10掲載

ミルウォーキー・バレエ団 II から戻った荻野あゆ子のキトリ、今井大輔のバジルで──法村友井バレエ団『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna法村友井バレエ団『ドン・キホーテ』法村圭緒:振付キトリ:荻野あゆ子  撮影:尾鼻文雄実力派ダンサー多数のこのバレエ団に、また主役を堂々と担うダンサーが増えたことを実感させた舞台。それは、キトリを踊った荻野あゆ子だ。法村友井バレエ学校で学び、アメリカ、ジョフリー・バレエアカデミー・シカゴの研修生を経てミルウォーキ

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2023/04/10掲載

野間景の進行でマイム体験や音楽解説もまじえて──野間バレエ団「バレエを楽しもう!in フェニーチェ堺」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna野間バレエ団「バレエを楽しもう!in フェニーチェ堺」野間景:進行『Streams』(振付:正富黎)佐野紀子撮影:二井内辰俊(OfficeObana)「バレエが初めてでも楽しめる! バレエが大好きになる2時間!」と、キャッチコピーが付けられた野間バレエ団プレゼンツ「バレエを楽しもう in フェニーチェ堺」が今年

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2023/04/10掲載

松岡伶子原振付の『シンデレラ』を松岡璃映、市橋万樹の再振付で──第43回中部バレエフェスティバル

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna日本バレエ協会中部支部『シンデレラ』松岡伶子:原振付、松岡璃映・市橋万樹:再振付コロナ禍で延期になっていた日本バレエ協会中部支部の『シンデレラ』全幕公演が実現した。松岡伶子原振付の作品、松岡璃映と市橋万樹が再振付を担い、中部支部の総力を結集。バレエに丁寧に向き合う稲垣宏樹指揮、中部フィルハーモニーの演奏に乗せて

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2023/04/10掲載

ウクライナから淡路島に避難したダンサーとともに、箏、太鼓とのコラヴォレーション──針山愛美プロデュース公演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna「Awaji World Balletハイライト公演 Vol.3」針山愛美:構成・演出ウクライナのリヴィウ国立歌劇場から日本に避難しているダンサー、バレエ教師とともに淡路島を拠点に活動している針山愛美。昨年8月にはバレエ上演のためのテントシアター「Pasona world ballet tent theater

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2023/04/10掲載

岡田兼宜のプロデュースで、タップダンサー・吉野寧浩とともに──TAP DANCE With BALLET

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko SuzunaTAP DANCE With BALLET『Affection』『夕日の彼方へ』岡田兼宜、吉野寧浩:振付、『アイリッシュリールセット・ジョンライアンズポルカ』『夕日の彼方へ』吉野寧浩:振付『パ・ド・カトル』タリオーニ:坂田麻由美、グラーン:針山真実、グリジ:太田紫乃、チェリート:牧野カレン撮影:BalletGe

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2023/04/10掲載

『ボレロ』で終わった〈上野水香 オン・ステージ〉、スタンディングオベーションは鳴りやまなかった

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki東京バレエ団〈上野水香 オン・ステージ〉『白鳥の湖』第2幕より レフ・イワーノフ:振付/『ボレロ』モーリス・ベジャール:振付/ほか東京バレエ団が、上野水香の令和3年度(第72回)芸術選奨文部科学大臣賞受賞記念公演の第2弾として、〈上野水香 オン・ステージ〉と題した特別公演を行った。上野がバレエ団の定年である45歳を迎え、

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2023/03/10掲載

青柳いづみこ・藤井快哉のピアノデュオに乗せて、関典子が『パラード』を新作初演──ダンスとピアノ・デュオの競演「踊る牧神」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzunaダンスとピアノ・デュオの競演「踊る牧神」『牧神とニンフの午後』『パラード』関典子:振付『牧神とニンフの午後』ダンス:関典子ピアノ:青柳いづみこ、藤井快哉  撮影:植村耕司ドビュッシー研究の第一人者と言われるピアニストで文筆家の青柳いづみこと藤井快哉のピアノ・デュオに乗せて、関典子が自作を2つ踊ってくれた。開演し

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2023/03/10掲載

30回目の節目に『眠れる森の美女』全幕を山田梨央と豊永太優の主演で上演──北山大西バレエ団

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna北山大西バレエ団 第30回公演『眠れる森の美女』山田香、山田梨央:振付、他「ねずみ小僧」をバレエにするなど、独特の作品をオリジナリティ豊かに生み出してきた北山大西バレエ団。30回目を迎えた今回の公演は、クラシック・バレエの原点を追求することにかえったように『眠れる森の美女』全幕がメイン演目だった。幕開けの1部は

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2023/03/10掲載

京都の豊かな季節感と恐ろしい祭りの夜を堪能した、京都バレエ団「La Fusion」公演

ワールドレポート/京都関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi京都バレエ団「La Fusion」『京の四季』有馬えり子:振付・指導、『屏風』有馬龍子、安達哲治:原構成・演出・振付、有馬えり子:再振付・指導京都には高層ビルがない。京都五山の送り火は市内から見ることができるし、仁和寺の五重塔が見えたら、京都のどこにいるのかおおよその見当がつく。北野天満宮の梅、平安神宮の桜、貴船の森

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2023/02/11掲載

越智久美子、ワディム・ソロマハ主演により恒例の『くるみ割り人形』をクリスマス・イブに上演、越智インターナショナルバレエ

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna越智インターナショナルバレエ『くるみ割り人形』スペシャル 越智久美子、ワディム・ソロマハ:主演越智インターナショナルバレエでは、2021年末はコロナ禍の中、秋に『ロミオとジュリエット』は上演されたものの、毎年恒例のクリスマスの『くるみ割り人形』公演は中止になってしまった。2022年のクリスマス・イブには、久し振

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2023/02/10掲載

河森睦生のゾベイダ、佐々木大の金の奴隷、山口章のシャリアール王での『シェヘラザード』ほか、先人達への「HOMAGE」

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko SuzunaX-LAB PRESENTS VOL.1「HOMAGE」『ソワレ・ド・バレエ』深川秀夫:振付、『シェヘラザード』法村牧緒:監修ほか『マーラーよりアダージェット』山本悦子、山本隆之 撮影:岡村昌夫(テス大阪)長年、法村友井バレエ団で活躍して来た河森睦生(旧姓:西尾睦生)が企画した公演。彼女は、今、50歳。かつての

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2023/02/10掲載

堀川美和振付のコロナ禍をテーマにした『パンデミック』他に加え、田中月乃、樋上諒、成田紗弥、大巻雄矢の注目ダンサーたちも踊った

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko SuzunaSensational Ballet Company「堀川美和Choreographic performance2022」『パンデミック』堀川美和:振付、他『運命の女神』撮影:尾鼻文雄(OfficeObana)堀川美和率いるSBC(Sensational Ballet Company)の公演。歌も入る『命』で幕

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2023/02/10掲載

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