ワールドレポート

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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Tokyo <東京>

東京の記事一覧

バレエ・リュスの栄光が今日のダンサーによって甦る『レ・シルフィード』『アポロ』『ダッタン人の踊り』、NBAバレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi SekiguchiNBAバレエ団「Ballets russes gala バレエ・リュス・ガラ」『レ・シルフィード』ミハイル・フォーキン:振付、『アポロ』ジョージ・バランシン:振付、『ダッタン人の踊り』ミハイル・フォーキン:振付NBAバレエ団が「バレエ・リュス・ガラ」として、『レ・シルフィード』『アポロ』『ダッタン人の踊り』の3作品を

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2023/04/11掲載

ノイマイヤーのハンブルク・バレエ団芸術監督として最後の日本公演『シルヴィア』〈ジョン・ノイマイヤーの世界〉

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasakiハンブルク・バレエ団〈ジョン・ノイマイヤーの世界〉Edition 2023『シルヴィア』ジョン・ノイマイヤー:振付・ステージングバレエ界の巨匠、ジョン・ノイマイヤーの率いるハンブルク・バレエ団が5年振り9度目の来日公演を行った。ノイマイヤーにとって2022/23のシーズンはバレエ団の芸術監督在任50周年という記念すべき年

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2023/04/10掲載

生と死の鮮烈なイメージが踊られた黒田育世の『波と暮らして』『ラストパイ』、シアターコクーン休館直前公演

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi黒田育世 再演譚 vol.2『波と暮らして』『ラストパイ』黒田育世:振付黒田育世は谷桃子バレエ団からイギリスのラバン・センターへ渡ってコンテンポラリー・ダンスを学んだ。2002年にはBATIKを設立し、「バレエテクニックを基礎に、身体を極限まで追いつめる過激でダイナミックな振付」の作品を数多く発表してきた。そして昨年

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2023/04/10掲載

牧阿佐美バレヱ団芸術監督 三谷恭三に聞く、『白鳥の湖』『三銃士』「ダンス・ヴァンドゥ」ほか、これからの公演について

ワールドレポート/東京インタビュー=関口紘一――牧阿佐美バレヱ団の次回公演は4月29日、30日に、ウエストモーランド版を三谷さんが改訂された『白鳥の湖』ですね。三谷 私はウエストモーランド版『白鳥の湖』を、牧阿佐美バレヱ団で初演した時にジークフリートを踊っています。その後、少し手を加えた部分もありますが、今回の公演では、できるだけ元のヴァージョンを尊重して上演しようと思っています。振付をいただいと

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2023/04/09掲載

令和4年度(第73回)芸術選奨大臣賞を唐津絵理、福岡雄大が受賞した

ワールドレポート/東京すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna3月9日(木)の夕刻、東京・新宿で令和4年度(第73回)芸術選奨贈呈式及び祝賀会が開催された。今回、バレエ、ダンス関係の受賞は、舞踊部門の大臣賞に新国立バレエ団プリンシパルの福岡雄大さん、新人賞に舞踏家の田村一行さん、そして、芸術振興部門の大臣賞にこの「DANCE CUBE」でもお馴染みの舞台芸術プロデューサー・唐津絵

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2023/03/24掲載

バレエを育んだロマン派の時代とは? リサイタル直前! シアターオーケストラトーキョー ソロコンサートマスター、浜野考史インタビュー

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchiシアター・オーケストラ・トーキョーのコンサートマスターとして熊川哲也芸術監督の信頼篤い浜野考史が、3月29日、ソロリサイタルを行う。『白鳥の湖』をはじめ、多くのバレエ作品では、主人公の心情がヴァイオリン・ソロによって語られる。演奏とは「音で語ること」と考える浜野が選んだのは、古典バレエを育んだロマン主義時代の名曲の数々だ

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2023/03/24掲載

スターダンサーズ・バレエ団「MISSING LINK」、鈴木稔と蓜島邦明が構築するノイズの嵐の中で乱舞する身体

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazukiスターダンサーズ・バレエ団「MISSING LINK」第一部『01』第二部『Degi Meta go-go』鈴木稔:振付スターダンサーズ・バレエ団による「MISSING LINK」を観た。カンパニーの常任振付家、鈴木稔と映画やテレビドラマ、ゲームなど多彩なジャンルの楽曲を手がける蓜島邦明のコラボレーションによるコンテンポラリー・バ

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2023/03/23掲載

シューベルトの歌曲に乗せて愛と死を紡いだ Noism『Der Wanderer―さすらい人』

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei KazukiNoism Company Niigata『Der Wanderer―さすらい人』演出・振付:金森 穣 音楽:シューベルトNoism Company Niigataでは、昨年9月に新潟市が新たに定めたレジデンシャル制度に基づく活動が始まった。井関佐和子が国際活動部門芸術監督、山田勇気が地域活動部門芸術監督となり、金森穣が芸術総監督

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2023/03/20掲載

キトリもバジルも、そしてドン・キホーテもキューピッドの祝福を受ける、心温まる物語 牧阿佐美バレヱ団『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi牧阿佐美バレヱ団『ドン・キホーテ』アザーリ・M・プリセツキー、ワレンティーナ・サーヴィナ:演出・振付(M・プティパ、ゴルスキー版に基づく)光永百花、水井駿介  撮影/鹿摩隆司コロナ禍の公演の厳しい規制が少し緩和されてきてから、『ドン・キホーテ』全幕の上演が相次いだ。エンタテインメントとしても大変に優れているグランド・

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2023/03/15掲載

ローラン・プティが創った、コッペリウスの至上のダンスタイム、新国立劇場バレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi新国立劇場バレエ団『コッペリア』ローラン・プティ:振付ローラン・プティは古典名作バレエのいくつかを新たに振付けて上演している。その中で『コッペリア』は最も成功したバレエと言えるだろう。新国立劇場バレエ団はプティの『コッペリア』をレパートリーとしており、人気演目である。2021年には新型コロナ禍のために急遽、無観客上演

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2023/03/10掲載

生と死が隣り合わせになっている「母」の鮮烈なイメージがさまざまに描かれ圧巻だった、ピーピング・トム『マザー』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi SekiguchiPEEPING TOM 『MOEDER』ピーピング・トム『マザー』ピーピング・トムは、ベルギーのダンス・カンパニーで<フレミッシュ・ウェーヴ>として注目を集めたアラン・プラテルのLes Ballets C de la B のメンバーだった二人(ガブリエラ・カルーソ/アルゼンチン、フランク・シャルティエ/フランス)が2

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2023/03/10掲載

異国の影絵芝居のような幻想的な舞台ー勅使川原三郎『月に憑かれたピエロ』

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazuki『月に憑かれたピエロ』アップデイト・ダンスNo.95勅使川原三郎:演出 照明 勅使川原三郎 佐東利穂子;出演勅使川原三郎のアップデイトダンスNo.95『月に憑かれたピエロ』をカラス・アパラタスで観た。天井から吊るされた月と勅使川原三郎、佐東利穂子の流麗な動き、それらを照らし出す照明によって様々なシルエットが舞台に映し出され、異国で

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2023/03/10掲載

日本、中央アジア、アイルランドとの国際協働制作プロジェクト最終章へ! クリエイションレポート&北村明子インタビュー

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya Sakaguchiダンサー、振付家の北村明子が2020年に立ち上げた、日本、中央アジア、アイルランドとの長期国際共同制作プロジェクト『Echoes of Calling』が、3月10日〜12日、いよいよ最終章を迎え、『Echoes of Calling- rainbow after-』を上演する。1990年代からヨーロッパで活躍し、アジア

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2023/03/08掲載

マシュー・ボーンの『くるみ割り人形』公開直前チャコット代官山本店インスタライブ・レポート

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazuki鎌田 真梨3月10日からTOHOシネマズ日本橋ほかで1週間限定上映されるマシュー・ボーン の『くるみ割り人形』の公開を記念して、チャコット代官山本店でインスタライブが行われた。マシュー・ボーン率いるニュー・アドベンチャーズに所属し、同カンパニーの凱旋公演『眠れる森の美女』で日本人初となる主役のオーロラ姫や2011年版『くるみ割り人

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2023/03/07掲載

ジョン・ノイマイヤーがハンブルク・バレエ団の芸術監督としては最後となる記者会見を行った

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasakiバレエ界の巨匠、ジョン・ノイマイヤーがハンブルク・バレエ団を率いて来日。自身の芸術監督50周年を記念する日本ツアーを開始するに当たり、注目の若手プリンシパルたちと共に記者会見に臨んだ。バレエ団にとっては5年ぶり9度目の来日だが、ノイマイヤーは、1973年に就任した芸術監督のポストを2024年で退くことが決まっているため、

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2023/03/02掲載

大人は、子ども時代の自分と仲良くなれるか? 豊かに花開く森山版『星の王子さま』の世界

ワールドレポート/東京坂口 香野 Text by Kaya SakaguchiKAAT DANCE SERIES『星の王子さま サン=テグジュペリからの手紙』森山開次:演出・振付『星の王子さま』は、くっきりと明瞭でいて、余白の多い物語だと思う。読者の中で少しずつ異なる育ち方をし、様々な花を咲かせる"種"のような言葉が選ばれ、行間には風刺もたっぷりと含まれている。森山開次演出・振付『星の王子さま』(

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2023/02/27掲載

バランシン、ドウソン、ノイマイヤーなどが踊られた2023年「ニューイヤー・バレエ」、新国立劇場バレエ団

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi「ニューイヤー・バレエ」新国立劇場バレエ団『A Million Kisses to my Skin』デヴィッド・ドウソン:振付、『眠れる森の美女』より グラン・パ・ド・ドゥ マリウス・プティパ:振付、『ドン・ジュアン』(抜粋)ジョン・ノイマイヤー:振付、『シンフォニー・イン・C』ジョージ・バランシン:振付2023年、

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2023/02/10掲載

平田桃子と牧村直紀、馳麻弥と三木雄馬が踊った谷桃子バレエ団の『ドン・キホーテ』

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi谷桃子バレエ団『ドン・キホーテ』マリウス・プティパ/アレクサンドル・ゴルスキー、スラミフ・メッセレル:原振付、谷桃子:脚本・演出・振付、髙部尚子:再演出谷桃子バレエ団の2023年新春公演『ドン・キホーテ』全3幕を観た。バレエ『ドン・キホーテ』は、マリウス・プティパがボリショイ劇場からの依頼を受けて振付け、1869年に

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2023/02/10掲載

7組のスターダンサーが踊る『ロミオとジュリエット』、そしてウィールドン、ズゲッティ、アシュトン、バランシンの秀作を上演、英国ロイヤル・バレエ団来日公演

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki英国ロイヤル・バレエ団が、この夏、4年振りに来日し、伝統的なレパートリーに最新作を組み合わせた〈ロイヤル・セレブレーション〉と、ケネス・マクミランの代表作『ロミオとジュリエット』という二種のプログラムで公演を行う。英国ロイヤル・バレエ団の日本公演は、もともと2022年に予定されていたが、コロナ禍のためにバレエ団としての来

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2023/02/09掲載

選考から舞台までが体感できる「ローザンヌ国際バレエコンクールの50年」展が好評開催中!

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei KazukiBunkamuraとローザンヌ歴史博物館主催による「ローザンヌ国際バレエコンクールの50年」展が2月3日〜2月15日、Bunkamura Galleryで開催中だ。昨年2月から5月までローザンヌ歴史博物館にて「Envol(飛翔)」と題して開催されていた展覧会の日本巡回展となる。初日にはオープニング・セレモニーが行われ、冒頭に主催者

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2023/02/06掲載

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