ワールドレポート／パリ

三光 洋　Text by Hiroshi Sanko

9月20日、パリ・オペラ座はコミュニケを発表し、10月10日の「ウィリアム・フォーサイスとヨハン・インガーの夕べ」ガルニエ宮公演が、エトワールのローラ・エケのアデューとなることを発表した。

ローラ・エケは2000年にパリ地方コンセルヴァトワールの１等賞を取り、パリ・オペラ座バレエ学校に入学した。2002年にパリ・オペラ座バレエ団に入団しコール・ド・バレエの一員となった。2015年にプルミエール・ダンスーズに昇級した後、2015年3月23日にヌレエフ振付『白鳥の湖』のオデット/オディールを初めて踊ってエトワールに任命された。クラシックとコンテンポラリーの両方を踊ったが、不幸にして怪我に見舞われ、舞台から遠ざかっていた期間が長かったのが惜しまれる。

「ジゼル」© Julien Benhamou/ Opéra national de Paris

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