実況中継と解説で見せる裏方の仕事と本番
ワールドレポート/東京佐藤 円text by Madoka Sato遠田誠:構成・演出『re・re・re』まことクラヴ江戸川 卍丸や遠田 誠、中森下 真樹菜といった個性あふれるメンバーから構成されるまことクラブの公演。初めて彼らの舞台を観賞したが、なじみのお客様がいるようで開演前から「今回は何をやってくれるのだろう」といった期待に満ちた声が聞こえていた。イントロは舞台上のスクリーンに映像が映し出さ
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2010/01/12掲載
ワールドレポート
ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Tokyo <東京>
ワールドレポート/東京佐藤 円text by Madoka Sato遠田誠:構成・演出『re・re・re』まことクラヴ江戸川 卍丸や遠田 誠、中森下 真樹菜といった個性あふれるメンバーから構成されるまことクラブの公演。初めて彼らの舞台を観賞したが、なじみのお客様がいるようで開演前から「今回は何をやってくれるのだろう」といった期待に満ちた声が聞こえていた。イントロは舞台上のスクリーンに映像が映し出さ
2010/01/12掲載
ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi松崎すみ子:演出・振付『コッぺリア』バレエ団ピッコロバレエ団ピッコロがクリスマス公演に『コッペリア』を上演した。この公演は会場となっている練馬文化センターの開館以来、毎年開催され今回は27回目を迎えた。演出・振付は松崎すみ子、スワニルダには西田佑子、フランツには黄凱、コッペリウスには小泉孝司というキャスティングだった。
2010/01/12掲載
ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi小島章司『ラ・セレスティーナ〜三人のパブロ〜』古希を迎え、高野山の金剛峰寺壇上伽藍金堂に、フラメンコ奉納公演『聖なるいのち〜空海に捧ぐ〜』を、無事に終えた小島章司。09年には文化功労者に選ばれ、一昨年には舞踊批評家協会賞も受賞している。『ラ・セレスティーナ』は、ペネロペ・クルス主演で映画化されたこともあるが、15世紀末
2010/01/12掲載
ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiAnne Teresa De Keesmaeker/Rosas " Zeitug "アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル /ローザス『ツァイトゥング』舞台下手奥にグランド・ピアノが1台。袖には椅子が数脚ランダムに置かれ、壁面に剥き出しのドアが据え付けられ、幅広いベルト状の黒いリノリュウムがフロアを横切っている。舞台上空
2010/01/12掲載
ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko Sasaki清水哲太郎演出・振付:『くるみ割り人形』松山バレエ団『くるみ割り人形』は年末恒例の行事として定着しているだけに、各バレエ団は演出や装置で個性を競い合っている。松山バレエ団は清水哲太郎の構成・演出。クララが外見に惑わされずに人間や物事の本質を見極められる少女であることを強調し、クララとくるみ割り人形が変身した王子との純真な恋
2010/01/12掲載
ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiTHE NUTCRACKER 『くるみ割り人形』三谷恭三:振付『くるみ割り人形』/牧阿佐美バレヱ団牧阿佐美バレヱ団の『くるみ割り人形』を、金平糖の精/坂本春香、雪の女王/日高有梨、王子/清瀧千晴、クララ/大島栞奈、というまったくフレッシュなキャスティングで観た。まず、ボリショイ・バレエ団に研修に行っていた清瀧千晴がその
2010/01/12掲載
ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi SekiguchiTHE NUTCRACKER 『くるみ割り人形』牧阿佐美:振付『くるみ割り人形』/新国立劇場バレエ団新国立劇場バレエ団の『くるみ割り人形』は、芸術監督の牧阿佐美が新たに演出・改訂振付けを行った。装置・衣裳にオペラ部門で『タンホイザー』などを手掛けているドイツの美術家、オラフ・ツォンベックを起用し、モダンな感覚を採り入れ
2010/01/12掲載
ワールドレポート/東京佐々木 三重子text by Mieko SasakiSylvie Guillem & Akram Khan Companyシルヴィ・ギエム&アクラム・カーン カンパニーAkram Khan: "Sacred Monsters"シルヴィ・ギエム&アクラム・カーン・カンパニーアクラム・カーン振付『聖なる怪物たち』(ギエムのソロは林懐民、カーンのソロはガウリ・シャルマ・ト
2010/01/12掲載
ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi初来日ピーピング・トム『Le Sous Sol ル・ス・ソル/土の下』いわゆる<フレミッシュ・ウエーヴ>といわれて注目を集めるベルギーのコンテンポラリー・ダンスから、ピーピング・トムという新しいグループが来日した。アルゼンチン出身のガブリエラ・カリーソとフランス生まれのフランク・シャルティエが、アラン・プラテルのル・バ
2009/03/10掲載
ワールドレポート/東京関口 紘一text by Koichi Sekiguchi クラシック・バレエの名作の中でも、『ラ・バヤデール』はスケールが大きく、壮大なテーマを扱っている。それだけに新制作にあたる演出・振付家は、大き な意気込みをもって臨むことが多い。数々のクラシック・バレエの新制作を手掛けたヌレエフが、『ラ・バヤデール』だけは自身が踊っていた祖国のキーロフ・ バレエのヴァージョンを忠実に
2008/06/10掲載