ワールドレポート

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ワールドレポート ~世界のダンス最前線~ From Paris <パリ>

パリの記事一覧

オペラ座ダンサー・インタビュー:ファニー・ゴルス

Fanny Gorse ファニー・ゴルス(スジェ)前シーズンでは『ジゼル』で大役ミルタを、そして今年3月の『真夏の夜の夢』ではレティシア・プジョルとともに準主役を踊ったファニー。オペラ座の2016〜17年度の締めとなる『ラ・シルフィード』では "3人のシルフィード" の一人として舞台にたち、その後はニューヨーク公演『ジュエルズ』に参加する。2015年、引退を前にしたオーレリー・デュポンは、若手の気

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2017/07/10掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:オニール八菜

Hannah O'Neill オニール八菜(プルミエール・ダンスーズ)オペラ・バスチーユでバランシンの『真夏の夜の夢』の主役に配されていて、3月の来日ツアーにはあいにくと不参加だった八菜。オーレリー・デュポン芸術監督による選抜ダンサーの一人として、7月後半東京で開催される「オペラ座&ロイヤル 夢の共演<バレエ・スプリーム>」に参加する彼女の舞台は、日本のバレエ・ファンに大いに待たれているに

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2017/06/12掲載

フォーサイスの2作とデュシャンの作品をモティーフにしたカニンガム作品が踊られた

Ballet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"Walkaround Time" Merce CUNNINGHAM、 "Trio" "Herman Schmerman" William FORSYTHE 『ウォークアラウンド タイム』マース・カニンガム:振付、『トリオ』『ハーマン・シュマーマン』ウイリアム・フォーサイス:振付春のガルニエ宮の公演は、2

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2017/06/12掲載

オニールとマルシャン他が踊ったバランシン『ラ・ヴァルス』他、ラヴェルの音楽よる3曲が上演された

Ballet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"La Valse" George BALANCHINE "En Sol" Jerome ROBBINS "Boléro" Sidi Larbi CHERKAOUI, Damien JALET 『ラ・ヴァルス』ジョージ・バランシン:振付、『アン・ソル』ジェローム・ロビンズ:振付、『ボレロ』シディ=ラルビ・

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2017/06/12掲載

600リットルの水を張った舞台でスイミング・キャップを被って踊られた前代未聞の『白鳥の湖』、A.エクマン振付

Ballet national de Norvège ノルウェー国立バレエ団"A Swan Lake " Alexander EKMAN 『白鳥の湖』(1幕新バージョン)アレクサンダー・エクマン:振付2014年秋に始まったシャンゼリゼ歌劇場のトランサンダンス・シリーズの第1回公演(2014年9月22、23、24日)に招聘され、イリ・キリアン振付の『ベラ・フィギュラ』『神と犬』『詩篇交響曲』で高い評

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2017/05/10掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:フランチェスコ・ムーラ

Francesco Mura:フランチェスコ・ムーラ(コリフェ)昨年の昇級コンコールで課題曲、自由曲ともに群を抜いた出来をみせ、1位でコリフェに上がったフランチェスコ。3月のオペラ座訪日公演で、コール・ド・バレエの中に エレガンスを保ちつつもパワフルに踊る彼の姿を認めた人もいるのではないだろうか。MURAという苗字はフランス語読みだとミュラなのだが、イタリア人の彼なのでイタリア式にムーラと呼ぶこと

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2017/04/10掲載

オニール 八菜とエレオノーラ・アバニャートがタイターニアを競演したバランシンの『真夏の夜の夢』

Ballet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"LE SONGE D'UNE NUIT D'ETE " George BALANCHINE 『真夏の夜の夢』ジョージ・バランシン:振付『真夏の夜の夢』は、1962年にジョージ・バランシン(1904・1983)がニューヨーク・シティ・バレエ団のために振付けた。その初演から実に55年後になって、この3月にパ

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2017/04/10掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:カール・パケット

Karl Paquetteカール・パケット(エトワール)3月9日からオペラ・バスチーユでバランシンの『真夏の夜の夢』が始まった。カールはその中の2役に配役され、さらに3月16日からはオペラ・ガルニエのパブリック・スペースで『ア・ブラ・ル・コール』を4月2日まで踊るという活躍ぶりだ。今月のオペラ座来日ツアーには参加していないカール。パリに残り、2つの作品の稽古のためバスチーユとガルニエを往復する日々

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2017/03/13掲載

プティパ以来のバレエの枠組みを破壊し、驚くべき想像力の連鎖により激烈なスペクタクルを創造したフォーサイス『インプレシング・ザ・ツァー』

Semperoper Ballet, Dresden ドレスデン ゼンパー歌劇場バレエ団(引越公演)"Impressing the Czar" William FORSYTHE 『インプレシング・ザ・ツァー』ウィリアム・フォーサイス:振付パリ・オペラ座恒例の年初招聘公演に、今年は初めてドイツのゼンパー歌劇場バレエ団が招かれた。ザクセン候の宮廷都市だったドレスデンにあるドイツ有数のバレエ団で、200

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2017/03/10掲載

マクレガーのダイナミックなダンスと見事な視覚的装置、ロックミュージックを組み合わせた総合的なスペクタクル

Ballet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"TREE OF CODES" Wayne MCGREGOR 『ツリー・オブ・コーズ』ウェイン・マクレガー:振付2月のパリ・オペラ座は、英国の振付家ウェイン・マクレガー(1970年生)の『ツリー・オブ・コーズ』を上演した。マクレガーは英国ロイヤル・バレエのレジデント・コレオグラファーで、パリ・オペラ座バレ

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2017/03/10掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:レオノール・ボラック

Léonore Baulac レオノール・ボラック(エトワール)12月31日、バスチーユ・オペラ座でマチアス・エイマンをパートナーに『白鳥の湖』を踊って、レオノール・ボーラックがエトワールに任命された。オデット/オディール役の代役だったが、ローラ・エケの降板により、たった一度だけ初役で踊る機会が得られ、その結果のうれしい任命である。昨夏に「エトワール・ガラ」で来日し、ソリストとして素晴らしい舞台を

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2017/02/10掲載

モーツアルトの音楽を刻々とダンサーと歌手の身体によって見事に視覚化したケースマイケルの『コジ・ファン・トゥッテ』

Opéra national de Paris、ROSAS パリ・オペラ座、ローザスMOZART "COSI FAN TUTTE" Anne Teresa De KEERSMAEKER モーツアルト『コジ・ファン・トゥッテ』アンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケル:振付ガルニエ宮でモーツアルト『コジ・ファン・トゥッテ』プルミエ公演の初日を見た。開演前に観客の話題となったのはパリ・オペラ座音楽監督として

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2017/02/10掲載

アバニャート率いるローマ歌劇場バレエ団がパリのシャンゼリゼ歌劇場で『こうもり』を上演

Ballet de l'Opéra de Rome ローマ歌劇場バレエ団『こうもり』ローラン・プティ:振付 " La Chauve-Souris " Roland Petitレオノーラ・アバニャートが2015年から舞踊監督を務めているローマ歌劇場バレエ団がパリのシャンゼリゼ歌劇場に登場した。演目は1979年にこの劇場で初演され、ヒロインをジジ・ジャンメール(1924年生)が踊ったローラン・プティ(

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2017/01/16掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:パブロ・レガサ

Pablo Legasa パブロ・レガサ(コリフェ)2016〜17年期、経験豊かなダンサーたちに混じって、ウィリアム・フォーサイスの『Blake Works』、イリ・キリアンの『ベラ・フィギュラ』と『詩篇交響曲』の舞台にたつ幸運に恵まれたパブロ。11月に開催された昇級コンクールでは課題曲も自由曲も素晴らしい出来栄えだったが、スジェの空きは1席しかなく、二位の彼は昇級を果たせなかったのが、とても残念

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2017/01/10掲載

洗練されたヴィジュアル、繊細な動き、音楽と一体化したダンス、オーレリー・デュポン監督によるキリアンの3作品

Ballet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"Bella Figura" "Tar and Feathers" "Symphony of Psalms" Jiri KYLYAN 『ベラ・フィギュラ』『タールと羽』『詩篇交響曲』 イリ・キリアン振付年末のガルニエ宮の公演は、年間プログラムで発表されていたアントニー・チューダーの作品とバルバラのシャンソ

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2017/01/10掲載

ルーヴェとボーラックが見事な踊りでエトワール昇格を果たした『白鳥の湖』、パリ・オペラ座バレエ団

Ballet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団"Le Lac des cygnes" Rudolf NUREYEV 『白鳥の湖』ルドルフ・ヌレエフ:振付バスチーユ・オペラのクリスマス公演は『白鳥の湖』だった。12月7日のプルミエから12月31日の最終公演まで18公演というロングランだったが、クリスマスを過ぎた28日にジェルマン・ルーヴェ、大晦日の最終

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2017/01/10掲載

オペラ座ダンサー・インタビュー:ジェルマン・ルーヴェ

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURAGermain Louvet ジェルマン・ルーヴェ(スジェ)この夏「エトワール・ガラ」にレオノール・ボーラックと共に参加し、日本のバレエファンにその魅力を知らしめたジェルマン・ルーヴェ。11月4日の昇級コンクールで、プルミエ・ダンスールの1空席を獲得した。来年1月1日から、プルミエ・ダ

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2016/12/12掲載

イダ・ヴィキンコスキ、オニール 八菜、ジェレミー=ルー・ケールなどが印象に残ったバランシン3作品、パリ・オペラ座

ワールドレポート/パリ三光 洋text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団『MOZARTIANA』『BRAHMS-SCHÖNBERG QUARTET』『VIOLON CONCERTO』George BALANCHINE 『モーツアルティアーナ』『ブラームス・シェーンベルク・カルテット』『ヴァイオリン協奏曲』

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2016/12/12掲載

フォンダシオン・ルイ・ヴィトンの「近代美術のアイコン シキューキン・コレクション」展の<バレエ・リュス、絶え間無き革命>公演を見る

ワールドレポート/パリ大村真理子(マダム・フィガロ・ジャポン パリ支局長)text by Mariko OMURA「近代美術のアイコン シキューキン・コレクション」展「バレエ・リュス、絶え間なき革命」パリのブローニュの森の中にたつフォンダシオン・ルイ・ヴィトンでは、10月22日から「近代美術のアイコン シキューキン・コレクション」展が2月22日まで開催中だ。これは「2016-2017仏露文化ツーリ

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2016/11/10掲載

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