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ワールドレポート

2025年9月

2025年9月の記事一覧

舞踏やバレエで特攻隊兵が見た幻影を描く、K-BALLET Opto『踊る。遠野物語』リハーサル・レポート

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazukiダンスを通して社会と心の深層に迫る作品を発信しているBunkamuraとK-BALLET TOKYOによるプロジェクトK-BALLET Opto。第4弾は、森山開次の演出・振付・構成による『踊る。遠野物語』。12月末の東京公演を皮切りに、来年1月には山形、秋田、青森、岩手、北海道と巡演する。8月末にK-BALLET TOKYOスタ

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2025/09/25掲載

高田茜が自身が出演した『フールズ・パラダイス』(「バレエ・トゥ・ブロードウェイ」クリストファー・ウィールドン振付)について語った

ワールドレポート/東京高田茜(英国ロイヤル・バレエ プリンシパル)インタビュー=香月圭「英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ」2024/25シーズンの最後を飾る「バレエ・トゥ・ブロードウェイ」は、バレエ『不思議の国のアリス』やミュージカル『MJ』などを手がけた現代随一のヒットメーカーであるクリストファー・ウィールドンの多彩な4作品を束ねたプログラム。デュエットやトリオなどでダンサーたち(高田

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2025/09/17掲載

東京2020パラリンピックから2025年の東京、そして未来へ繋ぐ『TRAIN TRAIN TRAIN』森山開次インタビュー

ワールドレポート/東京インタビュー=小野寺 悦子デフリンピックが開催される2025年秋、東京2020パラリンピック開会式の芸術パートで中心を担った森山開次と、その仲間たちが再集結。オーディションで選ばれたキャストと共に、障害の有無やジャンルを超えて、一つの物語をつむぎ出す。舞台『TRAIN TRAIN TRAIN』で振付・演出・出演を務める森山開次に話を聞いた。森山開次 © Isamu Uehar

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2025/09/16掲載

日本バレエ発祥の地、と言われる鎌倉で開催された横浜バレエフェスティバル2025 in鎌倉

ワールドレポート/東京香月 圭 text by Kei Kazuki横浜バレエフェスティバル2025 in鎌倉 Aプロ芸術監督:遠藤康行2015年より10年間に渡って開催された横浜バレエフェスティバルは、今年3月の神奈川県民ホールの休館を受けて、鎌倉芸術館に会場を移しての上演となった。ロシアのバレリーナ、エリアナ・パヴロワが故国の革命を逃れて日本に亡命し、鎌倉の七里ヶ浜に居を構え、日本初となるバレ

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2025/09/13掲載

パリ・オペラ座バレエと英国ロイヤル・バレエのスター・ダンサーが共演した豪華版『ラ・バヤデール』、〈バレエ・スプリーム〉公演

ワールドレポート/東京佐々木 三重子 Text by Mieko Sasaki〈バレエ・スプリーム〉Bプロ(オペラ座チーム&ロイヤルチーム合同公演)『ラ・バヤデール』(マリウス・プティパ:振付)よりハイライト、他世界のバレエ界の頂点に立つパリ・オペラ座バレエ団と英国ロイヤル・バレエ団の選りすぐりのダンサーによるガラ公演〈バレエ・スプリーム〉が、8年振りに開催された。2017年に第1回を開催し、20

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2025/09/11掲載

クリストファー・ウィールドンの輝かしい才能を照らす、モダンバレエ3作と『パリのアメリカ人』、英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ2024/25

ワールドレポート/東京関口 紘一 Text by Koichi Sekiguchi「バレエ・トゥ・ブロードウェイ」クリストファー・ウィールドン:振付『フールズ・パラダイス』『トゥー・オブ・アス(二人)』『Us(僕たち)』『パリのアメリカ人』英国ロイヤル・バレエ&オペラ in シネマ2024/25シーズンの最後に登場するのは、今、最も充実した創作活動を展開している、と思われる振付家、クリストファー・

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2025/09/10掲載

パリ・オペラ座バレエ団にホフェッシュ・シェクターが初めて振付けた『レッド・カーペット』、13人のダンサーのエネルギッシュな動き

ワールドレポート/パリ三光 洋 Text by Hiroshi SankoBallet de l'Opéra national de Paris パリ・オペラ座バレエ団Hofesh Shechter ホフェッシュ・シェクター振付 Red Carpet『レッド・カーペット』(世界初演)パリ・オペラ座バレエ団は6月10日から7月14日にかけてガルニエ宮で『レッド・カーペット』を20公演、上演した。振付

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2025/09/10掲載

入団わずか1年でソリストに昇進したアメリカン・バレエ・シアターの三宅啄未インタビュー

ワールドレポート/ニューヨークインタビュー=針山真実2024年7月にアメリカン・バレエ・シアター(ABT)に正式入団し、入団インタビューをさせていただいた三宅啄未が、今年7月、入団後1年にして早くもソリストに昇進されました。今、世界のバレエ界から注目を集める新進気鋭、話題のダンサー、三宅啄未にソリスト昇進直後にインタビューしました。――ソリスト昇進の発表を受けた瞬間の気持ちを教えてください。© G

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2025/09/10掲載

ABTの隅谷健人と渡辺与布、ワシントン・バレエの木村綾乃と飯田慧、マラーホフと針山愛美も登場した「日本国際バレエフェスティバル・ガラコンサート2025」

ワールドレポート/東京針山 真実 Text by MAMI HARIYAMA「日本国際バレエフェスティバル・ガラコンサート2025」「世界で活躍するダンサーと、未来を担う若き才能の共演」として川崎市のカルッツかわさきで日本国際バレエフェスティバル主催のガラコンサートが行われた。日本国際バレエフェスティバルはまず8月11日から16日まで、ジョン・クランコ・スクールなど名のあるバレエ学校から教師を招き

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2025/09/10掲載

今年9月にマリインスキー・バレエに入団が決まったグジェレフ瞭舞にインタビュー

ワールドレポート/東京インタビュー=針山真実2025年9月1日、ロシアのサンクトペテルブルク名門、マリインスキー・バレエ団に入団が決まった直後のグジェレフ瞭舞(東京出身・19歳)に、憧れのバレエ団に入団したことについて聞いた。ーーバレエを始めたきっかけを教えてください。© Carlos Quezadaグジェレフ瞭舞 バレエを始めたきっかけは、両親がバレエスタジオを経営していて、小さい頃からバレエに

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2025/09/10掲載

篠原聖一振付、佐々木夢奈と今井智也が主役を踊った『ロミオとジュリエット』、佐々木須弥奈と北井僚太他による『ESPRIT de corps』──佐々木美智子バレエ団公演

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzuna佐々木美智子バレエ団『ロミオとジュリエット』『ESPRIT de corps』篠原聖一:振付今年の佐々木美智子バレエ団の公演、代表で芸術監督の佐々木美智子の孫にあたる3兄弟が彼、彼女らと同年代の仲間たちとともに活躍する舞台だった。上演された演目は2つで、ともに篠原聖一振付作品。まず、はじめに『ESPRIT de

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2025/09/10掲載

『Ballet suite "Raymonda"』で幕開け、福田圭吾、山本勝利の振付作品、迫力たっぷりの『イーゴリ公』より韃靼人の踊り──Y.S.BALLET COMPANY 17th PERFORMANCE

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko SuzunaY.S.BALLET COMPANY『Ballet suite "Raymonda"』山本庸督:振付、『Search Light』福田圭吾:振付、『I Leave Light On(For You)』山本勝利:振付、『イーゴリ公』より韃靼人の踊り カシアン・ゴレイゾフスキー:原振付それぞれ違ったタイプの4作品を

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2025/09/10掲載

飾らない等身大の『ラ・バヤデール』、ニキヤを岡田倖奈、ソロルを脇塚優が踊った、カンパニーでこぼこ

ワールドレポート/大阪・名古屋すずな あつこ Text by Atsuko Suzunaカンパニーでこぼこ『ラ・バヤデール』脇塚力:振付バレエを観たことのない人にも気負わずに観てもらえる演出を、いつも心がけていることが伝わるカンパニーでこぼこの脇塚力の舞台。今回も幕開けの映像でニキヤの「私はただただ、神に祈りをささげていただけ......」という言葉で始まり、観客を惹き込んでいった。音楽は、守山俊

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2025/09/10掲載

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